ウィーン・モーツァルト・オーケストラ:チケットと評判、座席、服装を口コミ体験レポート!
「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ(コンサート)」は、音楽の都であるウィーンならではの、観光客向けのアクティビティです。豪華なコスチュームに身を包んだオーケストラの演奏による、モーツァルトの名曲の数々を楽しむことができます。クラシックのコンサートというとハードルが高く感じしますが、有名な楽曲のオンパレードで、素人でも十分に楽しむことができるプログラム内容となっています。当記事では、「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」の会場、価格、座席、服装、プログラム(スケジュール)から、チケットの予約方法、口コミ体験レポートまで、詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
ウィーン・モーツァルト・オーケストラとは
「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」は、クラシックなコスチュームに身を包んだオーケストラの演奏による、モーツァルトの名曲の数々を楽しむことができるアクティビティです。
ウィーンといえば音楽の都として有名であり、オペラやコンサートが毎日のように開演されています。
観光客向けから玄人向けのものまで、様々なものが用意されていますが、「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」は観光客向けの気軽なプログラムとなっています。
ウィーン・モーツァルト・オーケストラの会場
「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」は観光客向けのプログラムですが、会場は豪華なセレクションになっています。
楽友協会やオペラ座など、ウィーンの名高いコンサートホールでの演奏を楽しむことができます。
「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」では主に以下の3つの会場が利用されています。どの会場が利用されるかは日程によって異なりますので、予約時に確認する必要があります。
<コンサート会場>
- 楽友協会(黄金大ホール)
- 楽友協会(ブラームスホール)
- ウィーン国立オペラ座
この3つの会場の中でも特に人気があるのが「楽友協会(黄金大ホール)」です。楽友協会「黄金大ホール」は、世界的に有名な「ウィーン・フィル管弦楽団」の本拠地となっています。
こちらの「黄金大ホール」は、その名前のとおりに、金色に輝く豪華絢爛さと、最高レベルの音響効果で人々を魅了する空間となっています。
年末年始に開演される、世界中に同時中継される「ニューイヤー・コンサート」もこちらの会場で実施されていますので、ご覧になったことがある方も多いのではないかと思います。
私の場合は今回、「楽友協会(黄金大ホール)」がコンサート会場となる日程で参加しました。
ウィーン・モーツァルト・オーケストラのチケット予約方法
「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」のチケットは、インターネットで事前に購入することができます。
また、オペラ座や王宮の前など、ウィーンの有名な観光スポットには、クラシカルなコスチュームに身を包んだ売り子が待機していますので、現地でも購入することもできます。
ただ、当然ながらコンサートの席や条件の良いものから売れていきますので、現地で直前に購入する場合は、希望の日程やグレードのものがなくなっている場合があります。
「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」にご興味の場合は、インターネットで事前に購入するのをオススメします。
私の場合は、オプショナルツアー大手の「kkday」を利用しました。以下は、「kkday」の予約画面のイメージになります。
「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」の詳細については以下をクリックしてご確認ください。
モーツァルト コンサート鑑賞チケット予約(オーストラリア ウィーン)
ウィーン・モーツァルト・オーケストラのチケット価格と座席
「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」のチケット価格は、座席のグレードにより異なります。具体的には以下のようなグレードに分かれています。
大人の場合はC席「50ユーロ」から、スーペリア席「105ユーロ」までということで、予算に合わせてグレードを選択できるようになっているのは嬉しいポイントですね。
<チケット価格>
- 大人(19歳以上)
- スーペリア席:105ユーロ
- A席:85ユーロ
- B席:70ユーロ
- C席:50ユーロ
- 学生(19歳から27歳)
- スーペリア席:52.5ユーロ
- A席:42.5ユーロ
- B席:35ユーロ
- C席:25ユーロ
- 子供(5歳から18歳)
- スーペリア席:52.5ユーロ
- A席:42.5ユーロ
- B席:35ユーロ
- C席:25ユーロ
私の場合は今回、真ん中よりもちょっと良い感じの「A席」を指定して参加しました。
ウィーン・モーツァルト・オーケストラのプログラム(スケジュール)
「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」のプログラム(スケジュール)は以下のようになっています。
「ベルトラ 」で予約した場合、電子クーポンが発行されますので、それを「20:00」までに会場のボックスオフィスでチケットと交換します。
その後、「20:15」開演、「22:00」終演となります。「21:00」ごろに「幕間」として20分ほどの休憩時間が設けられています。
<プログラム(スケジュール)>
- 19:15-20:00:チケット交換
- 20:15:開演
- 22:00:終演
ウィーン・モーツァルト・オーケストラの服装
クラシックのコンサートというと「正装が必要なのかな?」とご心配の方もいらっしゃるかもしれませんが、「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」は観光客向けの気楽なアクティビティです。
カジュアルな服装で参加OKとなっています。
私が今回参加したのは「8月頭」という夏場であったこともあり、男性でジャケットを着用していた方はほんの少数で、ほとんどの方がポロシャツやボタンシャツなど、軽装での参加でした。
私の独断と偏見では、ヨーロッパ系の方は比較的ちゃんとした格好を、アジア系の方はラフな格好を、アメリカ系の方は半々、といったような感じに見えました。
一方で女性の方は、ワンピースなど、比較的ちゃんとした格好の方が多かったように思います。女性の方がTPOに敏感な方が多いのかもしれませんね。
いずれにしても、コンサートだからといって特別な服装を用意する必要はなく、観光の流れで参加するという感じで問題ないようでした。
ウィーン・モーツァルト・オーケストラの口コミ体験レポート
それでは、前置きが長くなりましたが、ここからは「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」の体験レポートをお送りしたいと思います。
ボックスオフィスでのチケット交換
今回のコンサート会場となる「楽友協会」の外観はこんな感じです。歴史を感じさせるとても立派な建物です。
我々は、開演である「20:15」の30分ぐらい前に到着しましたが、建物の周りには、開演を待つ人や記念写真を撮影する人でごった返していました。
入り口から入ると、特設の「ボックスオフィス」が用意されています。こちらでバウチャーを提示してチケットと交換してもらいましょう。
黄金大ホールに移動
チケットに交換後は座席(黄金大ホール)に移動します。
ただ、決まった時間(たぶん、開演の15分ぐらい前)にならないと座席に移動できないため、それまではちょっと手持ち無沙汰かもしれません。
「黄金大ホール」の中はこんな感じです。想像していた以上に金ピカで圧倒されます。大げさではなく、目が眩むほどきらびやかです。
特に、シャンデリアと天井画に彩られた天井が素晴らしく、感動を覚えます。この会場で音楽を聞けるというだけで、チケット代の価値はあるのではないかと思うぐらいです。
座席の確認
チケットを確認すると、今回アサインされたのは「前から3列目」で、通路から2つ並びの席となっていました。座席自体は木製にクッションをつけられたような仕様になっています。
今回アサインされた座席を、座席表で確認すると以下のようになります。「黄色」がB席、オレンジが「A席」、グリーンが「スーペリア席」となっており、「赤枠」が今回アサインされた座席になります。
オーケストラの後ろにも席があるのが面白いですよね。最前列を含め、オーケストラに近すぎる席は音響が良くなく見にくいため「B席」になっています。
一方で4列目からは「スーペリア席」となっています。我々がアサインされた3列目は、「A席」と「スーペリア席」の境目となっていますので、「A席」としてはなかなか良い席をアサインいただいたのではないかと思います。
3列目に座った状態で舞台の方を眺めるとこんな感じになります。ほとんど丸かじり状態です(笑)。1列目には人がおらず、2列目はお子さんだったので、ずっとこんな感じで鑑賞することができました。
開演
コンサートが始まると写真撮影は禁止になりますので、ここからは写真がありません。演目(プログラム)としては、「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」の名前どおり、モーツァルトの楽曲が中心となります。
アイネ・クライネ・ナハトムジークや交響曲40番、41番などの管弦楽曲や、オペラ歌手によるフィガロの結婚、魔笛など、誰もが知っているような有名なプログラムが続々と演奏されます。
そして最後は、ヨハン・シュトラウスのラデツキー行進曲で盛り上げるというような構成となっていました。
3列目ということで、最初は近すぎるかな、と思ったのですが、オペラ歌手の方の表情や息遣いを間近で鑑賞することができ、本当に大迫力でした。
幕間
幕間にはケータリングが提供され、軽食をいただくことができます。
カウンターではアルコールの他、カナッペなどのオードブルを購入することができます。
ケータリングを提供しているのは、高級食材店の「ゲルストナー」ですので、味は保証付きです。コンサートの合間にアルコールとオードブルを楽しめるというのは優雅ですよね。
写真が小さくて恐縮ですが、ソフトドリンク、アルコール、カナッペともに、3ユーロ前後から用意がありました。意外とリーズナブルな価格設定も嬉しいポイントです。
閉幕
そんなこんなで大満足の中、「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」は「22:00」頃に閉幕しました。外に出てみると、空はすっかり暗くなっていました。「楽友協会」の建物もライトアップされており、とても綺麗ですね。
利用した感想
私は音楽のことはまったくの素人ですので、オーケストラの演奏レベルがどれぐらいのものなのかは良くわかりません。
しかしながら、コンサートは大きく盛り上がっており、多国籍の観客をあれだけ楽しませることができるテクニックは素晴らしいものがあると思いました。
私自身も、黄金に輝く空間で、クラシカルな衣装をまとった演奏者やオペラ歌手のパフォーマンスを目の当たりにし、タイムスリップしたような不思議な感覚を味わいました。
全体的に、事前に期待していたよりも、とても満足することができました。また機会があれば、ぜひ参加したいですね。
「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」の詳細については以下をクリックしてください。
モーツァルト コンサート鑑賞チケット予約(オーストラリア ウィーン)
ウィーン旅行で人気のオプショナルツアー
ウィーン旅行で人気のオプショナルツアーはこちらになります。
ツアーを利用すれば時間と体力を節約しながら、個人では難しいような場所にもアクセスできるのがメリットになりますね。
<人気のオプショナルツアー>
- ウィーン シェーンブルン宮殿コンサート・チケット予約 音声ガイド付き見学ツアー選択可(オーストリア)
- オーストリア・ウィーン発|世界遺産ヴァッハウ渓谷|日帰り観光ツアー予約|1日ツアー
- ベルヴェデーレ宮殿 上宮 / 下宮が選べるチケット予約(オーストリア ウィーン)
- ウィーンパス(Vienna Pass)予約(オーストリア・観光施設)
- ウィーン国際空港(VIE)~ウィーン市内ホテルまで移動 チャーター車空港送迎サービス予約
ウィーン旅行2019のスケジュール
今回の記事は、2019年夏休みの「ウィーン旅行」の一部としてご紹介しました。「ウィーン旅行2019」全体のスケジュールは以下のようになっています。
<ウィーン旅行2019のスケジュール>
- 1日目:東京(成田)からドバイに移動
- 2日目:ドバイからウィーンに移動、ル・メリディアンに宿泊
- 3日目:ウィーン観光、ザ・リッツ・カールトンに宿泊
- 4日目:ウィーン観光、インペリアルに宿泊 <=今ココ!
- 5日目:ウィーン観光、ブリストルに宿泊
- 6日目:ウィーンからドバイに移動
- 7日目:ドバイから東京(成田)に移動
今回のウィーン旅行はエミレーツ航空のファーストクラスと高級ホテルを利用した豪華なものですが、
貯めたJALマイルとSPGアメックスのポイントで、ほぼ無料で実現しています。
陸マイラー的なJALマイルの貯め方と、JALマイルでエミレーツ航空のファーストクラスを発券した経緯、SPGアメックスの特典とメリット・デメリットは以下の記事をそれぞれご参照ください。
最近でも約182万円が必要となるハワイ旅行を18万円ほどの手出しだけで実現しています。ハワイ旅行の費用はこちらに公開しておりますのでぜひご参照ください。
まとめ
今回は、「ウィーン・モーツァルト・オーケストラ」の会場、価格、座席、服装、プログラム(スケジュール)から、チケットの予約方法、体験レポートまで、詳しくご紹介していきました。
私自身、音楽(特にクラシック)については完全に素人ですので、クラシックのコンサートに参加して楽しむことができるのか、非常に不安でした。
しかしながら、有名な楽曲のオンパレードで、かつ、オペラも含まれているため、素人でも十分に楽しむことができました。
また、楽友協会の「黄金大ホール」は圧倒されるような豪華さで、その素晴らしい会場で音楽を聴くことができるというだけで感動ものでした。
全体的に、非常に満足できる内容で、機会があれば、またぜひ参加したいですね。
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