ウェスティン都ホテル京都のスパ施設「華頂」と庭園をブログレポート!サウナや半露天風呂で天然温泉を満喫!
「華頂」は「ウェスティン都ホテル京都」に2021年4月にオープンしたスパ施設です。天然温泉を利用しているのが特徴で、半露天風呂や内風呂、ジャクジー、サウナなど充実した設備を備えています。当記事では、施設へのアプローチからロビー、レセプション、ロッカールーム、浴場まで詳しくご紹介していきたいと思います。また、記事の後半ではホテル内の「庭園」の様子も合わせてご紹介したいと思います。
目次
ウェスティン都ホテル京都とは
130年以上の歴史を誇る老舗ホテルで2021年4月にグランドリニューアル
「ウェスティン都ホテル京都」は1890年創業の保養遊園地「吉水園」をルーツに持つホテルです。
1900年に園内にて「都ホテル」を開業し、2002年4月に都ホテルがウェスティンを買収したスターウッド・ホテル&リゾート(現マリオット)と提携したことで現在の名称となりました。
そして、2020年に創業130年の節目を迎えるタイミングに合わせて大規模修繕が実施されており、2021年4月にグランドリニューアルを果たしました。
リニューアルでは、もともとの客室数を499から266へと約半減させることで各客室の広さを拡張し、富裕層への要望に応えるラグジュアリーな空間作りを行っています。
マリオットボンヴォイ加盟ホテル
「ウェスティン都ホテル京都」はマリオットとの提携におり、マリオットの会員プログラムである「マリオットボンヴォイ」の加盟ホテルとなっています。
これにより、マリオット公式サイトからの予約で会員特典を利用の他、ポイントを貯めたり利用したりするこもできるようになっています。
「マリオットボンヴォイ」の詳細はこちらの記事をご参照ください。
マリオット公式サイトはこちらからアクセスできます。
ウェスティン都ホテル京都のスパ施設「華頂」とは
2021年4月オープンの京都最大級の温浴施設
「ウェスティン都ホテル京都」では、2021年4月のグランドリニューアルのタイミングでスパ施設「華頂」をオープンしました。
こちらのスパ施設「華頂」では、ホテル敷地内に湧出する天然温泉を利用しています。
また、男女ともに半露天風呂と内湯、ジャクジー、サウナを備えており、敷地面積2100㎡を誇る京都最大級の規模の温浴施設となっています。
ホテルの公式サイトでは以下のように紹介されています。
130周年を記念に始まった大規模リニューアル工事の締めくくりとして、天然温泉を使用したスパ施設が完成しました。華頂山や琵琶湖疏水との調和をコンセプトに、水路閣をイメージしたデザインをあしらい、華頂山に続く庭園と一体となる半露天風呂を配し自然豊かな寛ぎの空間となりました。ホテルの敷地内から掘削された天然温泉「京都けあげ温泉」は、疲労回復や冷え性等にも効用があり、お風呂は男女ともに半露天風呂と内湯、ジャクジー、サウナもご準備しております。天然温泉のほどよい温かさと自然豊かな環境ならではの心地よさを体験ください。京都最大級の施設規模でゆったりとしたウェルネスの世界へご案内いたします。
温泉概要は以下になります。筋肉痛や関節痛、冷え性などに効果があるようです。
<温泉概要>
- 源泉名
- 京都けあげ温泉
- 泉質
- 単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
- 浴用の適応症
- 筋肉もしくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復、疲労回復、健康増進等
利用料金と営業時間
こちらのスパ施設「華頂」は、ホテルの6階に位置しており、宿泊者であれば「無料」で利用することができます。
営業時間は「6:30~23:00」となっており、朝から夜まで利用することができます。朝食前の朝風呂や、夕食後のリラックスタイムにも利用できるのは嬉しいですね。
<施設概要>
- 料金:
- 無料(ホテル宿泊者)
- 営業時間:
- 6:30~23:00
- 最終入場 22:00
- 受付場所:
- ホテル6階
ちなみに、ホテルのチェックインの際にいただける施設案内には混雑予想時間として以下が記載されています。
<混雑予想時間>
- 20:00-21:00
- 06:30-08:00
客室のTVからは混雑状況が把握できるようになっていますので、利用前には確認するのがオススメです。
コロナ禍では営業時間が短縮される場合があります。詳細はチェックインの際にご確認ください。
ウェスティン都ホテル京都のスパ施設「華頂」をブログレポート
さて、それではここからは、スパ施設「華頂」を実際に利用してみた様子をご紹介したいと思います。利用したのは2021年9月末になります。
施設へのアプローチ
客室内には、「湯あみ着」が用意されており、スパ施設「華頂」にはこちら(およびスリッパ)を着用してホテル内を移動することができます。
自分の私服よりも「湯あみ着」を着用して利用した方がよりリラックスできて良いですね。汗をかいても気になりません。
客室風呂には、スパ施設「華頂」やフットネス施設に利用するための専用エレベーターが用意されています。
こちらを利用すれば宿泊外のゲストと顔を合わせることがありませんので「湯あみ着」でも恥ずかしくありません。
スパ施設「華頂」は6階に位置しています。エレベーターで直結となっています。
エレベーターを降りて道なりに進むとスパ施設「華頂」に到着します。モダンでおしゃれなエントランスですね。2021年4月にオープンしたばかりということで、どこもピカピカと輝いています。
レセプションとロビー
エントランスを抜けるとロビースペースがあります。こちらにはソファー席がいくつか用意されています。また、冷蔵庫も用意されており、自由に「水」をいただけるようになっています。
温浴施設利用前後の待ち合わせに便利なスペースです。
ロビーの一角にはレセプションが用意されており、こちらで利用申請をします。前半でご紹介したとおり宿泊者は「無料」で利用することができます。
部屋番号を告げるとロッカーの鍵が提供されます。また、レセプションの一角には、パウチ状の化粧水や乳液といったアメニティーが用意されています。
コロナ対策としてロッカー内にはこれらのアメニティーの用意はありませんので、必要に応じてピックアップするようにしましょう。
利用申請を済ませた後はロッカーに移動しましょう。
ロッカールーム
ロッカールームおよび浴場は男女別々の施設になっています。ロッカールームの中には、鍵のかかるロッカーの他、洗面台やドライヤーを備えたグルーミングスペースも用意されています。
また、ロッカーの中にはバスタオルとフェイスタオルが用意されていますので、客室から手ぶらで利用することができて安心です。
浴場(半露天風呂、内湯、ジャグジー、サウナ)
浴場は非常に広いスペースが確保されており、中には半露天風呂の他、内湯、ジャクジー、サウナなどが用意されています。
こちらの写真は「半露天風呂」です。湯船に浸かりながら「坪庭」の景色を楽しむことができるようになっています。
また、半露天風呂に用いられた特徴的なアーチは、ホテル近くに位置する琵琶湖疏水の「水路閣」をモチーフにしているそうです。優雅で洗練された内装ですね。
夜になると坪庭にライトアップがされます。坪庭にも水盤が張られており、間接照明が水に反射して幻想的な雰囲気となります。
また、半露天風呂近くのスペースにはゆっくりと横たわることができる「チェア」も用意されており、サウナ後のクールダウンにも利用することができます。
こちらの写真は内風呂です。大きなスペースが確保されており、大きな窓から外の光を受けて明るく開放感の高いスペースとなっています。
また、一角にはゆったりと寝そべって利用できるジャクジーも用意されています。水圧も強く凝りかたまった筋肉をほぐすことができます。
こちらは男性サウナです。男湯は「ドライサウナ」になっています。6人ほどで利用しても十分なゆとりのスペースになっています。木の香りがとても気持ち良いです。
サウナの外には「水風呂」も用意されていますので、サウナ好きも満足できる施設になっています。
こちらは女性サウナです。女湯は「ミストサウナ」になっています。こちらも広々としたスペースになっていますね。
ちなみに、浴場の中にはシャワーを備えた洗い場もたくさん用意されています。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープといったバスアメニティーは「SOTHYS(ソティス)」のものが用意されていました。
とても良い香りでそれだけでもとても幸せな気分になりました。
利用した感想
こちらのスパ施設「華頂」は、2021年4月にオープンしたばかりということで、どこもピカピカで快適でした。
施設全体がモダンでおしゃれな空間となっているのも良いですね。リラックス感がより高まります。
半露天風呂、内湯、ジャグジー、サウナと充実した設備となっているのが特徴ですが、中でも坪庭の景色を堪能できる「半露天風呂」が最高でした。
周辺にはチェアも用意されており、サウナ後のクールダウンにも最適です。水風呂も備えており、気持ちよく「ととのう」ことができました。
温泉好きな方だけでなく、サウナ好きな方でも十分に満足できる設備になっているのではないかと思います。
ウェスティン都ホテル京都の「庭園」をブログレポート
「ウェスティン都ホテル京都」は広大な敷地を誇っており、ホテル内にはいくつかの「庭園」が用意されています。
ここでは「おまけ」として以下3つの「庭園」の様子をご紹介したいと思います。朝の散策などにオススメです。
葵殿庭園
「葵殿庭園」は、三段の滝で構成された雄大な回遊式庭園です。ホテルの3階に入り口があり、そこから自由にアクセスすることができます。
庭園はこんな感じで、多くの木々が植えられた緑豊かなとても気持ちのよい空間となっています。
庭園の中央にはシンボルにもなっている「滝」が位置してます。水の流れる音を聞きながら新鮮な空気を吸って気分をリフレッシュすることができました。
屋上庭園
「屋上庭園」はホテルの7階からアクセスすることができます。フロアの一角には案内版がありますのでそちらの指示に沿って進んでいきます。
しばらく進むと、こちらの写真のようなテラスへの入り口が用意されています。
奥へと進んでいくと「屋上庭園」に到着します。屋上庭園は円形の舞台のような広々とした空間になっています。
一角には展望台が用意されており、こちらからは京都の街並みを一望することができます。クラブラウンジのあった3階よりも視線が高くなっていますので、より遠くまで見通すことができますね。
野鳥の森・探鳥路
「屋上庭園」と同じくホテルの7階からは「野鳥の森・探鳥路」にアクセスすることができます。
こちらが「野鳥の森・探鳥路」の入り口です。この上には「稲荷神社」が鎮座しており、それへの参道を巡っていくという形になっています。
こちらの参道は若干足場の悪いところもあるため、入り口のところに置かれている「杖」をお借りするのがオススメです。
参道を進んでいくと、こちらのように観察できる「鳥類」を紹介した看板があります。季節によっても異なりますが「ヒヨドリ」や「メジロ」「ウグイス」などが観察できるようです。
注意しながら進んでいくと、確かに周辺からいくつかの鳥の声を捉えることができました。
参道を中腹まで進んでいくと目指す「稲荷神社」に到着します。所要時間は早足で5分、ゆっくり進んで10分ぐらいの道のりです。それほど体力を消費せずとも到達できます。
そして、こちらの「稲荷神社」からはさらに奥へと進むことができます。
こちらは山道となっており意外と道のりは険しいです。道も狭くて坂が急な部分もありますので体力に自信のある方だけがトライするようにしましょう。
「稲荷神社」からさらに7-8分進むと頂上に到達します。こちらには展望台が用意されており、京都の街並みを楽しむことができます。がんばったご褒美ですね。
ウェスティン都ホテル京都の宿泊料金
マリオットボンヴォイのポイントを利用して無料宿泊
今回こちらの「ウェスティン都ホテル京都」には、マリオットボンヴォイのポイントを利用して無料宿泊しました。
こちらのホテルはマリオットボンヴォイのグレードで「カテゴリー6」に位置付けられています。
そのため、ポイントを利用した宿泊の場合に必要なポイント数は「40,000ポイントから60,000ポイント」となっています。
<ポイント宿泊に必要なポイント数>
カテゴリー
|
スタンダード
|
オフピーク
|
ピーク
|
1
|
7,500
|
5,000
|
10,000
|
2
|
12,500
|
10,000
|
15,000
|
3
|
17,500
|
15,000
|
20,000
|
4
|
25,000
|
20,000
|
30,000
|
5
|
35,000
|
30,000
|
40,000
|
6
|
50,000
|
40,000
|
60,000
|
7
|
60,000
|
50,000
|
70,000
|
8
|
85,000
|
70,000
|
100,000
|
私が利用したタイミングは「スタンダード」シーズンに設定されており、50,000ポイントで宿泊することができました。
宿泊料金は1泊50,000円前後から
私が宿泊したタイミングでは、一番スタンダードな「デラックスルーム」で1泊60,000円前後から、今回宿泊した「ジュニアスイート」で1泊100,000円前後からとなっていました(ともに税サ込の価格)。
シルバーウィーク期間中ということで普段よりも高めの価格設定となっていたかもしれませんが、実際に宿泊してみるとその価値が十分にある素晴らしいホテルと感じました。
宿泊料金の最新情報はこちらマリオット公式サイトからご確認ください。
マリオットの上級会員(ゴールド&プラチナ)に簡単になる方法
マリオットアメックス(プレミアム)保有でゴールド会員資格をもれなく獲得
マリオットの上級会員資格である「ゴールドエリート」を簡単に獲得する方法があります。それは「マリオットアメックス(プレミアム)」を保有することです。
マリオットアメックス(プレミアム)は、年会費は「49,500円(税込)」と高額ながらも、その費用を上回る豊富な特典によりホテル好き必携のクレジットカードになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)の主な特徴は以下になります。無料宿泊特典(5万円相当)だけでも年会費負担を相殺することができてしまいます。
また、ポイント還元率やマイル還元率の高さから陸マイラーからも絶大な人気を誇っています。
<マリオットアメックス(プレミアム)の主な特長>
- マリオット の「ゴールド会員資格」を自動的に獲得
- カード決済でポイント還元率3%&マイル還元率1.25%を実現
- マリオットのホテル利用でポイント還元率6%を実現
- ポイント有効期限は実質無期限
- 貯めたポイントはホテルの無料宿泊や世界40以上の航空マイルに交換可能
- 年15泊分の宿泊実績を獲得
- 年150万円以上の決済で無料宿泊特典を獲得(5万円相当)
- 年400万円以上の決済で「プラチナ会員資格」を獲得
マリオットアメックス(プレミアム)の特典からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事をご参照ください。
プラチナチャレンジでプラチナ会員へのステップアップも容易
私の場合は、マリオットの「ゴールドエリート」となった後に「プラチナチャレンジ」を実施することで、マリオットの「プラチナエリート」も獲得しました。
また、年400万円以上の決済が可能な方であれば、マリオットアメックス(プレミアム)の特典で「プラチナエリート」を獲得できるのもメリットですね。
プラチナ会員になるとマリオットのホテルでクラブラウンジや無料朝食の特典などが利用できるようになります。
加えて、スイートルームへのアップグレードの可能性も高まりレイチェックアウトも午後4時まで可能になるなど、マリオットのホテル宿泊を最大限に満喫することができます。
ゴールドエリートとプラチナエリートの主なステータス特典は以下になります。
<ステータス特典(ゴールド&プラチナ)>
ゴールド | プラチナ | |
ポイントボーナス | ◯(25%) | ◯(50%) |
レイトチェックアウト | ◯(14時) | ◯(16時) |
ウェルカムギフト | ◯(250 or 500ポイント) | ◯(500 or 1,000ポイント、無料朝食、アメニティから選択) |
客室のアップグレード | ◯ | ◯(スイート含む) |
ラウンジへのアクセス | ◯ |
入会キャンペーンで年会費負担も軽減可能
マリオットアメックス(プレミアム)では、条件クリアで大量ポイントを獲得できる入会キャンペーンを実施中です。
初年度の年会費負担をほぼ相殺できるというお得さになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)に興味のある方にとっては大チャンスと言えますね。
マリオットアメックスの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事をご参照ください。
まとめ
今回は、「ウェスティン都ホテル京都」のスパ施設である「華頂」とホテル内の「庭園」の様子をご紹介しました。
どちらも素晴らしい施設で、こちらのホテルの魅力を大きく高めることに貢献しているように感じました。
特に、スパ施設「華頂」は、京都最大級の規模を誇っており、温泉好きもサウナ好きも満足できる施設になっているのではないかと思います。
宿泊者は無料で利用できるというのも良いですね。私も滞在中、朝晩と2回利用してじっくりと堪能させていただきました。
ちょうどこちらのホテルの前には「HOTEL THE MITSUI KYOTO」に滞在しており、そちらの「サーマルスプリングSPA」を利用させていただきました。
どちらも天然温泉という共通点がありますが、温浴施設の充実度という観点では、今回ご紹介したスパ施設「華頂」に軍配が上がります。
純粋に温泉を楽しみたいという方には、「ウェスティン都ホテル京都」の方が満足度が高くなるのではないかと思います。
マリオットのホテル予約はベストレート保証の受けられる公式サイトからがオススメです。最安値から最大25%の割引を受けられます。
マリオットのベストレート保証のやり方の詳細はこちらの記事をご参照ください。
それでは、また!
ウェスティン都ホテル京都 関連記事
「ウェスティン都ホテル京都」の宿泊記は全部で4部構成になっています。
たくさんの写真を用いて詳しくご紹介させていただいております。ぜひ他の記事も合わせてご参照ください。
<宿泊記の構成>
- ホテルの外観からロビー、客室(ジュニアスイート)
- クラブラウンジでのティータイム、カクテルタイムとプラチナ特典
- レストラン「洛空」での朝食ビュッフェ
- スパ施設「華頂」と庭園<=当記事
京都のホテル宿泊記