ウェスティン都ホテル京都の朝食をブログレポート!レストラン「洛空」で充実ビュッフェを堪能!
「ウェスティン都ホテル京都」の朝食はホテル内のレストラン「洛空(らくう)」でいただきました。ビュッフェ形式となっており、和洋折衷で種類豊富なフードとドリンクを堪能することができました。当記事では、場所と営業時間、価格から、会場の雰囲気、フードやドリンクの品揃えまで、詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
ウェスティン都ホテル京都とは
130年以上の歴史を誇る老舗ホテルで2021年4月にグランドリニューアル
「ウェスティン都ホテル京都」は1890年創業の保養遊園地「吉水園」をルーツに持つホテルです。
1900年に園内にて「都ホテル」を開業し、2002年4月に都ホテルがウェスティンを買収したスターウッド・ホテル&リゾート(現マリオット)と提携したことで現在の名称となりました。
そして、2020年に創業130年の節目を迎えるタイミングに合わせて大規模修繕が実施されており、2021年4月にグランドリニューアルを果たしました。
リニューアルでは、もともとの客室数を499から266へと約半減させることで各客室の広さを拡張し、富裕層への要望に応えるラグジュアリーな空間作りを行っています。
また、このリニューアルのタイミングでは、ホテル敷地内に湧出する天然温泉を利用した京都最大級のスパ施設「華頂」をオープンしており話題を集めています。
マリオットボンヴォイ加盟ホテル
「ウェスティン都ホテル京都」はマリオットとの提携におり、マリオットの会員プログラムである「マリオットボンヴォイ」の加盟ホテルとなっています。
これにより、マリオット公式サイトからの予約で会員特典を利用の他、ポイントを貯めたり利用したりするこもできるようになっています。
「マリオットボンヴォイ」の詳細はこちらの記事をご参照ください。
ウェスティン都ホテル京都の朝食会場の選択肢
朝食を提供しているのはレストラン「洛空」
「ウェスティン都ホテル京都」には以下5つのダイニング施設が用意されています。この内、朝食を提供しているのはレストラン「洛空」になります。
<ダイニング施設一覧>
- オールデイダイニング「洛空(らくう)」<=朝食を提供
- ティーラウンジ「MYFAIR」
- Dominique Bouchet Kyoto 「Le RESTAURANT」(フレンチ)
- Dominique Bouchet Kyoto 「Le Teppanyaki」(鉄板焼き)
- バー「麓座」
朝食料金と営業時間
「ウェスティン都ホテル京都」は、宿泊者は朝食が無料となっています。そのため、宿泊者はレストラン「洛空」で朝食をいただくことができます。
これは、あらかじめ朝食代が宿泊宿泊料金に含まれているとも考えられますが、なかなか太っ腹な対応ですね。
レストラン「洛空」の営業時間は以下になります。朝食は「6:30~10:00」までの提供となります。ちょっと早めの終了となりますので寝坊しないように気をつけたいですね。
<営業時間>
- 朝食:<=今回ご紹介
- 6:30~10:00
- 昼食:
- 11:30~14:30(平日 ブッフェ)
- 11:30~15:00(土日祝 ブッフェ)
- 夕食:
- 17:00~20:00(ブッフェ)
- ※最終入店19:00
ちなみにチェックイン時には「8:30~10:00」の間は特に混雑するという案内がありました。混雑を避けたい場合は早起きして利用するのがオススメです。
ウェスティン都ホテル京都の宿泊記はこちらです。ホテルの外観からロビー、客室、アップグレード結果などをまとめています。合わせてご参照ください。
ウェスティン都ホテル京都の朝食をブログレポート:レストラン「洛空」で充実ビュッフェを堪能
さて、それではここからはレストラン「洛空」でいたただいた朝食の様子をご紹介したいと思います。
私は2021年9月下旬の土日祝に利用しましたが、このタイミングでは「ビュッフェ」を提供していました。コロナ禍ではビュッフェではなくセットメニューの提供のみとなる場合もあるようです。
また、混雑緩和のため「和食セット」をティーラウンジ「MYFAIR」で提供するという対応も行なっていました。
全体像と雰囲気
レストラン「洛空」はホテルの3階に位置しています。外観はこんな感じです。和な趣が素敵なエントランスです。
エントランスの脇にはレセプションが用意されており、こちらで部屋番号と名前を告げることで利用ができます。
レストランの内観はこんな感じです。広々としたフロアで壁一面が窓になっているのが印象的です。朝は明るい光が差し込み、明るく開放的な雰囲気です。
ところどころに設置された間接照明も良いですね。やわらかく落ち着いた印象を演出しています。全体的には白を基調としたナチュラルモダンな内装となっています。
窓際にはテーブル席がずらずらっと用意されています。窓の外には京都の街並みが広がっています。
3階ということでそれほど高層階というわけではありません。しかしながら、ホテル自体が小高い丘の上に位置しているため、抜けた眺望を楽しむことができます。意外と山並みが近くに見えるのも良いですね。
ドリンクの品揃え
まずはドリンクの品揃えを確認していきたいと思います。コーヒーや紅茶といったホットドリンクについてはテーブルでのオーダー制となっていました。
お代わりも自由でスタッフにオーダーすれば好きなものをいただけるようになっていました。
そして、それ以外のソフトドリンクについてはドリンクカウンターに用意されています。セルフサービスで好きなものをピックアップしてくるシステムになっています。
ドリンクカウンターはこんな感じです。フルーツや野菜といったディスプレイが色鮮やかで楽しくなります。
カウンターの上には、目覚めの一杯ということで「人参ジンジャージュース」が用意されていました。
また、オレンジやグレーフルーツについはフレッシュジュースが用意されていました。写真右手のように果物まるまるが器に利用されているのが印象的です。とても美味しそうですね。
フードの品揃え
続いてはフードの品揃えです。まずこちらは「パン」のコーナーです。朝食の定番であるクロワッサンやデニッシュ、ドーナツなどがずらずらっと並んでいます。
ビニール袋で個包装になっているのも衛生的で好感が持てますね。
惣菜パンやメロンパンなども用意されており、種類豊富で目移りするほどでした。また、トースターも用意されていますので、好みに応じて温めてからいただくこともできます。
パンコーナーの一角はガラス張りになっており、パンが焼き上がる様子が見学できるようになっていました。実際その場で調理されている様子を眺めると、より美味しそうに感じますね。
こちらは、フロア中央に用意されたフードのビュッフェカウンターです。円形になっており、ぐるっと回遊しながらフードをピックアップできるようになっていました。
こちらは「サラダ」のコーナーですね。新鮮そうな野菜の数々に加えて、ドレッシングもたくさんの種類が用意されていました。
続いてこちらは和の「小鉢」のコーナー。煮物や漬物、納豆などがずらずらっと並べられています。
こちらは「ホットミール」のコーナー。フィルムで覆われていてわかりませんが、きのこのステーやグリルトマトなどが用意されています。
ユニークなのがこちらの「五つ星お米マイスター」のコーナーです。こちらには、京都の老舗米問屋の「八代目儀兵衛」が監修しているそうで、美味しいお米と、それに合わせてた味噌汁やカレーなどをいただくことができます。
カウンターの中にはスタッフが常駐しており、できたてをいただけるのも嬉しいところです。
フロアの中にはライブキッチンもいくつか用意されています。こちらは「洋食」のライブキッチンとなっており、玉子料理とグリル料理(ソーセージやベーコンなど)が提供されていました。
玉子料理としてオーダー可能となっていたのはオムレツとスクランブルエッグ、目玉焼きでした。オムレツは目の前の具材から好きなものを指定して調理していただくことができます。卵もピカピカと輝いていて美味しそうです。
続いてこちらは「和食」のライブキッチンです。こちらでは、目の前でにぎる「おむすび」が提供されていました。「たらこ」や「肉そぼろ」といった具材を自分で指定することができるようになっており大人気となっていました。
また、「焼き魚」や「だし巻き卵」といった和のお惣菜もその場で取り分けて提供されていました。
続いてこちらは「デザート」のライブキッチンです。手前のショーケースには「ヨーグルト」や「ハチミツ」など、奥のショーケースには「アイス」が用意されています。
アイスはこんな感じで種類豊富に用意されていました。「ストリベリー」や「マンゴー」「メロン」「抹茶」などなど。どれも美味しそうですね。
そして、カウンターの奥では「フレンチトースト」と「フルーツ」が用意されています。フレンチトーストはオーダーに合わせて調理されており、出来立てがいただけるようになっていました。
いただいたもの
そんなこんなで、最後にいただいたものをご紹介していきたいと思います。
まずこちらはドリンクカウンターでいただいてきたドリンクの数々です。やはりフルーツをまるごと使ったオレンジとグレープフルーツの「フレッシュジュース」が印象的ですね。
見ただけで楽しくなりますね。フルーツをそのまま利用しているため味も抜群でした。ただ、見かけによらず量はちょっと少ないです(笑)。
こちらはパンやジャムなどなど。パンはレストラン内で焼き上げられているということで、焼きたてでとても美味しいです。
ジャムは自家製と思われるものに加えて「ST.DALFOUR(サンダルフォー)」のものが用意されていました。なかなか良いものを揃えていますね。
こちらはサラダ。野菜が新鮮で良いですね。
こちらはエッグステーションでいただいてきた「オムレツ」と「ハム」「ベーコン」などなど。オムレツは具材ミックスにしたためなかなかボリューミーですね。
中はトロッとしていて絶妙な火加減で仕上げられており、とても美味しくいただきました。また、ケチャップとマスタードは「BEERENBERG(ビアレンバーグ)」となっていました。こちらも良いものを揃えていますね。
こちらはカレー。見た目ではわかりませんが、やわらかく煮込まれた牛肉が入っておりトロトロで絶品でした。小盛りで提供されるのも、これだけでお腹いっぱいにならないような配慮がなされており素敵です。
こちらは和のお惣菜の数々。お惣菜はどれも上質で美味しいのですが、特に絶品なのが「おにぎり」です。ふわっと握られており、お米本来の美味しさを楽しむことができました。必食レベルのオススメです。
こちらはデザート(その1)。フレンチトーストとアイスクリームですね。やはりできたてのフレンチトーストはふわっとしていて最高です。バニラのアイスなんかと合わせても良いですね。
こちらもデザート(その2)。ドーナツとマフィン、フルーツです。ドーナツとマフィンはかなり甘めだったので注意。子供向けにしているのかもしれません。
フルーツは新鮮でとても美味しくいただきました。
本当はもっといろいろい頂きたいところでしたが、このあたりでお腹いっぱいになっていました。
和食も洋食もどちらも美味しいので、どうしても食べすぎてしまいますね。もっと大きな胃袋が欲しいところです(笑)。
無料の朝食とは思えない品数の豊富さと品質の高さで、大満足の朝食となりました。ごちそうさまでした!
ウェスティン都ホテル京都の宿泊料金
マリオットボンヴォイのポイントを利用して無料宿泊
今回こちらの「ウェスティン都ホテル京都」には、マリオットボンヴォイのポイントを利用して無料宿泊しました。
こちらのホテルはマリオットボンヴォイのグレードで「カテゴリー6」に位置付けられています。
そのため、ポイントを利用した宿泊の場合に必要なポイント数は「40,000ポイントから60,000ポイント」となっています。
<ポイント宿泊に必要なポイント数>
カテゴリー
|
スタンダード
|
オフピーク
|
ピーク
|
1
|
7,500
|
5,000
|
10,000
|
2
|
12,500
|
10,000
|
15,000
|
3
|
17,500
|
15,000
|
20,000
|
4
|
25,000
|
20,000
|
30,000
|
5
|
35,000
|
30,000
|
40,000
|
6
|
50,000
|
40,000
|
60,000
|
7
|
60,000
|
50,000
|
70,000
|
8
|
85,000
|
70,000
|
100,000
|
私が利用したタイミングは「スタンダード」シーズンに設定されており、50,000ポイントで宿泊することができました。
宿泊料金は1泊50,000円前後から
私が宿泊したタイミングでは、一番スタンダードな「デラックスルーム」で1泊60,000円前後から、今回宿泊した「ジュニアスイート」で1泊100,000円前後からとなっていました(ともに税サ込の価格)。
シルバーウィーク期間中ということで普段よりも高めの価格設定となっていたかもしれませんが、実際に宿泊してみるとその価値が十分にある素晴らしいホテルと感じました。
宿泊料金の最新情報はこちらマリオット公式サイトからご確認ください。
マリオットの上級会員(ゴールド&プラチナ)に簡単になる方法
マリオットアメックス(プレミアム)保有でゴールド会員資格をもれなく獲得
マリオットの上級会員資格である「ゴールドエリート」を簡単に獲得する方法があります。それは「マリオットアメックス(プレミアム)」を保有することです。
マリオットアメックス(プレミアム)は、年会費は「49,500円(税込)」と高額ながらも、その費用を上回る豊富な特典によりホテル好き必携のクレジットカードになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)の主な特徴は以下になります。無料宿泊特典(5万円相当)だけでも年会費負担を相殺することができてしまいます。
また、ポイント還元率やマイル還元率の高さから陸マイラーからも絶大な人気を誇っています。
<マリオットアメックス(プレミアム)の主な特長>
- マリオット の「ゴールド会員資格」を自動的に獲得
- カード決済でポイント還元率3%&マイル還元率1.25%を実現
- マリオットのホテル利用でポイント還元率6%を実現
- ポイント有効期限は実質無期限
- 貯めたポイントはホテルの無料宿泊や世界40以上の航空マイルに交換可能
- 年15泊分の宿泊実績を獲得
- 年150万円以上の決済で無料宿泊特典を獲得(5万円相当)
- 年400万円以上の決済で「プラチナ会員資格」を獲得
マリオットアメックス(プレミアム)の特典からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事をご参照ください。
プラチナチャレンジでプラチナ会員へのステップアップも容易
私の場合は、マリオットの「ゴールドエリート」となった後に「プラチナチャレンジ」を実施することで、マリオットの「プラチナエリート」も獲得しました。
また、年400万円以上の決済が可能な方であれば、マリオットアメックス(プレミアム)の特典で「プラチナエリート」を獲得できるのもメリットですね。
プラチナ会員になるとマリオットのホテルでクラブラウンジや無料朝食の特典などが利用できるようになります。
加えて、スイートルームへのアップグレードの可能性も高まりレイチェックアウトも午後4時まで可能になるなど、マリオットのホテル宿泊を最大限に満喫することができます。
ゴールドエリートとプラチナエリートの主なステータス特典は以下になります。
<ステータス特典(ゴールド&プラチナ)>
ゴールド | プラチナ | |
ポイントボーナス | ◯(25%) | ◯(50%) |
レイトチェックアウト | ◯(14時) | ◯(16時) |
ウェルカムギフト | ◯(250 or 500ポイント) | ◯(500 or 1,000ポイント、無料朝食、アメニティから選択) |
客室のアップグレード | ◯ | ◯(スイート含む) |
ラウンジへのアクセス | ◯ |
入会キャンペーンで年会費負担も軽減可能
マリオットアメックス(プレミアム)では、条件クリアで大量ポイントを獲得できる入会キャンペーンを実施中です。
初年度の年会費負担をほぼ相殺できるというお得さになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)に興味のある方にとっては大チャンスと言えますね。
マリオットアメックスの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事をご参照ください。
まとめ
今回は、「ウェスティン都ホテル京都」の朝食をレポートしました。
レストラン「洛空」の朝食ビュッフェは和洋折衷の種類豊富で充実した内容となっていました。
特に洋食、和食、デザートというように専門のライブキッチンがそれぞれ用意されているのが良いですね。目の前で調理いただく料理は見た目も楽しめますし、味的にもやはり一段上となっていました。
中でも「おにぎり」と「カレー」は絶品となっていました。こちらのビュッフェを利用したらぜひ味わっていただきたい程のオススメです。
パンやデザート、ドリンクも美味しくて朝からお腹いっぱいになっていしまいました。食べ過ぎ注意ですね(笑)。
いずれにしても、これだけ充実した内容の朝食ビュッフェを宿泊者に無料で提供しているのは素晴らしいですね。次にまた利用させていただくのが楽しみです。
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マリオットのベストレート保証のやり方の詳細はこちらの記事をご参照ください。
次の記事では、こちらのホテルの特徴のひとつともなっているスパ施設「華頂」と「日本庭園」の様子をご紹介したいと思います。
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それでは、また!
京都のホテル宿泊記