ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパのプラチナ特典とその特典で利用可能であったレストラン「クヒオ・ビーチ・グリル」での無料朝食の様子をご紹介します。無料になるのはコンチネンタル朝食ですが、こちらのホテルでは朝食ブッフェのコールドミールのエリアを自由に利用することができました。そのため品数豊富で満足度の高い内容になりました。以下で詳しくご紹介していきます。
目次
ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパとは
1,300以上の客室を備える大型リゾートホテルで2021年8月に全館フルリノベーションを完了
「ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパ」は、1300室以上もある大型リゾートホテルです。ワイキキビーチ側のケアロヒラニタワーと、ダイヤモンドヘッド側のパオアカラニタワーの2棟で構成されています。
ケアロヒラニタワーからはワイキキビーチを一望するオーシャンビュー、パオアカラニタワーからは雄大なダイヤモンドベッドビューというように、タイプの異なる眺望を楽しめるのが特徴となっています。
また、以前は時代を感じさせるるようなロビーや客室となっていましたが、コロナ禍である2019年に全館フルリノベーションを開始させました。
そして、2021年8月にこの全館フルリノベーションが完了し新しい姿に生まれ変わっています。このリニューアルは全客室およびプールデッキやレストランも対象になっており期待が高まるところです。
世界的なホテルチェーンであるマリオットインターナショナル系列のホテルでブランドは「マリオット」
「ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパ」は、世界的なホテルチェーンである「マリオットインターナショナル」系列のホテルです。
ブランドとしてはその名前のとおり「マリオット」になります。マリオットの中では「プレミアム」というカテゴリーに属しています。
会員プログラムとしては「マリオットボンヴォイ」に参加しています。そのため、こちらのホテルへの宿泊でマリオットボンヴォイの貯めたり、エリート特典を活用したりということが可能になっています。
マリオット公式サイトはこちらからアクセスできます。
ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパのプラチナ特典
プラチナ特典一覧と適用結果
私は「マリオットボンヴォイ」のチタン会員になっていました。そのためプラチナ会員以上が利用できるプラチナ特典を利用することができました。
利用可能だったプラチナ特典とその適用結果は以下になります。
こちらの「ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパ」にはクラブラウンジの用意がないためそもそも適用外ですが、それ以外の特典については利用することができました。
特に、ワイキキのホテルはレイトチェックアウトの厳しいイメージがありましたが、代替部屋を用意してまでレイトチェックアウトを適用いただけたのは意外でした。感謝感謝です。
<プラチナ特典と適用結果>
- ポイントボーナス(50%)
- 客室のアップグレード(スイート含む)
- 今回はSNAを利用しスタンダードである「シティービュー」から「オーシャンフロントジュニアスイート、コーナー」にアップグレード
- レイトチェックアウト(16時)
- アップグレード後の「オーシャンフロントジュニアスイート、コーナー」は通常どおりの11時まで
- 無償で代替ルームを用意いただき16時までレイトチェクアウト
- ウェルカムギフト(1,000ポイント/無料朝食/ローカルギルトから選択)
- 今回はレストランでの「無料朝食」を選択
- レストランでのコンチネンタル朝食が無料
- クラブラウンジへのアクセス
- クラブラウンジがないため対象外
以下では、ウェルカムギフトのチョイス特典として選択した「無料朝食」の様子をご紹介したいと思います。利用したのは2022年10月上旬になります。
ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパの朝食をブログレポート:レストラン「クヒオ・ビーチ・グリル(Kuhio Beach Grill)」
レストラン「クヒオ・ビーチ・グリル(Kuhio Beach Grill)」で朝食を提供
プラチナ特典の「無料朝食」はホテル内のレストラン「クヒオ・ビーチ・グリル(Kuhio Beach Grill)」での提供となっていました。
朝食の提供時間は「毎日午前5時~午前11時まで」で、本格的な朝食ブッフェの他、アラカルトメニューも提供しています。
<朝食の提供時間>
- 提供時間:毎日午前5時~午前11時まで
プラチナ特典では「コンチネンタル朝食」が無料
プラチナ特典で無料朝食を選択した場合「コンチネンタル朝食」が無料になるというのがフロントでの説明でした。
そのため、てっきりセットメニューが提供されるのかと思っていたのですが、実際にレストランに行ってみると朝食ビュッフェのコールドミールのエリアが無料で利用できるということでした。
朝食ビュッフェには、エッグステーションとホットミールのエリアもあるのですが、そちらは15ドルの追加料金を払えば利用可能になっていました。
コーヒーとジュースはどちらを選択してもセットで提供されます。
<プラチナ特典での無料朝食>
- コールドミール:コンチネンタル朝食として無料
- サラダ、フルーツ、シリアル、パン、など
- ホットミール:1人15ドルでアップグレード可能
- エッグステーション、パンケーキ、ワッフル、グリル料理、など
アップグレードしようかどうか迷ったのですが、こちらのレストランに伺うのは初めてだったため、まずは無料朝食としては標準的な姿である「コールドミール」エリアだけを利用してみることにしました。
ちなみに、フルビュッフェの料金は「大人43ドル、子供20ドル」となっています。15ドルでアップグレードできることを考えると、プラチナ特典としては「1人28ドル分」がお得という計算になりますね。
レストランの外観と全体像
レストラン「クヒオ・ビーチ・グリル」は、ケアロヒラニタワーの2階に位置しています。
ケアロヒラニタワーのレストランエリアは吹き抜けになっており、おしゃれな中庭を望むことができる気持ちの良い空間になっています。
朝8時ごろにレストランの前に行ってみると、ちょっとした行列ができていました。人気のあるレストランなのかもしれません。
レストランの全体像はこんな感じです。ちょうどビーチ側を向いており明るく開放感の高い雰囲気になっています。リニューアルが行われており新しく清潔感も感じられます。
ちょうど窓際のカウンター席が空いていたためリクエストして案内していただきました。
窓からはクヒオ通りを行き交う人々、そして道路の向こうにはワイキキビーチの姿を望むこともできます。ハワイらしさを感じられる眺望で良いですね。
朝食ビュッフェのコールドミール
こちらの「クヒオ・ビーチ・グリル」はビュッフェレストランになっていて、一角が大きなビュッフェコーナーになっています。
この全体像のうち、中央のエッグステーションを挟んで、左側が「コールドミール」、右側が「ホットミール」のエリアになっています。
繰り返しになりますが、プラチナ特典で無料になるのは左側の「コールドミール」のエリアのみとなります。
コールドミールのエリア中央にはサラダとフルーツが並べられています。
サラダはレタスを中心としたシンプルな品揃えになっています。ドレッシングは「パパイヤシード」が用意されていました。
フルーツは「パパイヤ」「パイナップル」「スイカ」「メロン」と充実した品揃えになっています。どれも新鮮で美味しそうですね。食欲が湧いてきます。
続いてこちらはパンのコーナーです。
こちらはデニッシュやマフィンなど甘めのパン、などなど。
朝食の定番であるクロワッサンの用意もあります。また、写真はありませんが、ベーグルや食パンなどの用意もありました。
トースターも用意されていますので、好みに応じて温めていただくこともできます。
また、パンコーナーの一角にはパンブディングも用意されていました。コールドミールといいつつ温かいものが用意されているのも嬉しいですね。
ジャムやバターなんかも豊富に用意されています。アメリカらしくピーナッツバターも用意されていました。
続いてこちらはシリアルのコーナーです。
ケロッグなどの定番のコーンフレークの他、グラノーラなんかも用意されいてます。
牛乳は全乳(Whole)の他、無脂肪(SKIM)も用意されていますね。ドライフルーツやシナモンパウダー、ハチミツなどトッピングが豊富なのも嬉しいところです。
また、オートミールも用意されていました。
朝食ビュッフェのホットミール
続いてはホットミールのエリアも覗いてみましょう。こちらはプラチナ特典の無料朝食の対象外となっています。
ホットミールのエリア中央部分にはエッグステーションが用意されています。こちらではオムレツなど好みの卵料理をオーダーすることができます。
また、カウンターの周辺にはパンケーキやワッフルが用意されています。
イチゴやパイナップル、ホイップクリームなども用意されており、好みに応じてカスタマイズできるようになっています。なかなか美味しそうです。
続いてこちらはグリル料理のコーナー。スクランブルエッグやポテト、ベーコン、ソーセージなど朝食の定番の品々が並べられていました。
カリカリベーコンはつやつやしていて美味しそうですね。
無料朝食としていただいたもの
そんなこんなで、この日いただいたものはこちらになります。
プラチナ特典として無料のコンチネンタル朝食の範囲となりますが、なかなか充実した品揃えになりました。
まずこちらはジュースとコーヒーで、テーブルでのオーダーになります。
ジュースはオレンジやアップル、クランベリーなど数種類から選択可能になっていました。こちらはオレンジジュースですね。
コーヒーはおかわり自由でわんこそば状態でしたが、ジュースは最初の1杯だけの提供のようでした。
こちらはシリアル。グラノーラにドライフルーツなどをトッピングしていただきました。ちょっと甘めでした。
こちらはサラダと甘めのパン。外国に行くと野菜が不足気味になるのでサラダをビュッフェでいただけるのは嬉しいですね。
野菜は新鮮でパパイヤシードドレッシングも美味しかったです。
パンは見た目すごく甘そうですが、実際はそれほど甘くもなくちょうど良い感じでした。これ以外にクロワッサンもいただきましたが、悪くない感じでした。
こちらはヨーグルトとバター、ジャム、などなど。
そしてこちらはフルーツ。もりもりですね。朝から好きなだけフルーツがいただけるというのは幸せです。特にパパイヤがいい感じに熟していて美味しかったです。何個でもいけちゃいそうでした。
無料朝食を利用した感想
プラチナ特典で無料でいただけるのはコンチネンタル朝食ということで、セットメニューでシンプル(簡素)な内容を予想していました。
しかしながら実際にレストランに伺ってみると、朝食ビュッフェのコールドミールのエリアを自由に利用可能ということで嬉しいサプライズとなりました。
コールドミールのみとはいえ、フルーツとパンの品揃えが充実しており味も良く満足度の高い内容になっていました。我々夫婦は、元々朝食ではそれほどたくさん食べられないということもあり、お腹いっぱいになりました。
「どうしてもホットミールを食べたい」という方以外は、コンチネンタル朝食の範囲で十分なのではないかと思います。
いずれにしても、プラチナ特典で1人28ドル相当の朝食を無料でいただくことができるというのは助かりますね。今回は2人で利用したため56ドル分です。
日本円に換算すると8,120円(=56ドルx145円)分がお得になったという計算となります。物価高&円安でダブルパンチ中のハワイ旅行では大きな節約になりました。
マリオットの上級会員(ゴールド&プラチナ)に簡単になる方法
マリオットアメックス(プレミアム)保有でゴールド会員資格をもれなく獲得
マリオットの上級会員資格である「ゴールドエリート」を簡単に獲得する方法があります。それは「マリオットアメックス(プレミアム)」を保有することです。
マリオットアメックス(プレミアム)は、年会費は「49,500円(税込)」と高額ながらも、その費用を上回る豊富な特典によりホテル好き必携のクレジットカードになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)の主な特徴は以下になります。無料宿泊特典(5万円相当)だけでも年会費負担を相殺することができてしまいます。
また、ポイント還元率やマイル還元率の高さから陸マイラーからも絶大な人気を誇っています。
<マリオットアメックス(プレミアム)の主な特長>
- マリオット の「ゴールド会員資格」を自動的に獲得
- カード決済でポイント還元率3%&マイル還元率1.25%を実現
- マリオットのホテル利用でポイント還元率6%を実現
- ポイント有効期限は実質無期限
- 貯めたポイントはホテルの無料宿泊や世界40以上の航空マイルに交換可能
- 年15泊分の宿泊実績を獲得
- 年150万円以上の決済で無料宿泊特典を獲得(5万円相当)
- 年400万円以上の決済で「プラチナ会員資格」を獲得
マリオットアメックス(プレミアム)の特典からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事をご参照ください。
プラチナチャレンジでプラチナ会員へのステップアップも容易
私の場合は、マリオットの「ゴールドエリート」となった後に「プラチナチャレンジ」を実施することで、マリオットの「プラチナエリート」も獲得しました。
プラチナチャレンジの詳細はこちらの記事をご参照ください。
また、年400万円以上の決済が可能な方であれば、マリオットアメックス(プレミアム)の特典で「プラチナエリート」を獲得できるのもメリットですね。
プラチナ会員になるとマリオットのホテルでクラブラウンジや無料朝食の特典などが利用できるようになります。
加えて、スイートルームへのアップグレードの可能性も高まりレイチェックアウトも午後4時まで可能になるなど、マリオットのホテル宿泊をより満喫することができます。
ゴールドエリートとプラチナエリートの主なステータス特典は以下になります。
<ステータス特典(ゴールド&プラチナ)>
ゴールド | プラチナ | |
ポイントボーナス | ◯(25%) | ◯(50%) |
レイトチェックアウト | ◯(14時) | ◯(16時) |
ウェルカムギフト | ◯(250 or 500ポイント) | ◯(500 or 1,000ポイント、無料朝食、アメニティから選択) |
客室のアップグレード | ◯ | ◯(スイート含む) |
ラウンジへのアクセス | ◯ |
入会キャンペーンで年会費負担も軽減可能
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初年度の年会費負担を大幅に上回るお得さとなっています。
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マリオットアメックスの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事をご参照ください。
ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパの場所とアクセス
カピオラニ公園の近くに位置しワイキキビーチから至近の好アクセス
「ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパ」は、ワイキキビーチエリア中心部からは南東に少し離れた場所に位置しています。ホテルのすぐ近くには「ホノルル動物園」や「カピオラニ公園」などがあります。
中心部から少し離れているとは言え、ワイキキビーチからはカラカウア通りを挟んで道一本の距離です。ビーチへのアクセスは良好で、ワイキキビーチと公園の自然の両方を楽しめる好立地となっています。
「ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパ」の周辺地図はこちらになります。
まとめ
今回は、ワイキキビーチ・マリオット・リゾート&スパのプラチナ特典とその特典で利用可能であったレストランでの無料朝食の様子をご紹介しました。
まずプラチナ特典としては、レイトチェックアウトを16時まで利用することができました。
ワイキキのホテルはレイトチェックアウトの厳しいイメージがありましたが、代替部屋を用意してまでレイトチェックアウトを適用いただけたのは意外でした。感謝感謝です。
続いてプラチナ特典で利用したレストランでの無料朝食は、コンチネンタル朝食ということで最初はあまり期待していませんでした。
しかしながら実際にレストランに伺ってみると、朝食ブッフェのコールドミールのエリアを自由に利用することができるということで嬉しいサプライズになりました。
フルーツやパンを中心に品数豊富で味も良く、満足度の高い内容でした。物価高&円安でダブルパンチ中のハワイ旅行では大きな節約になりました。ありがとうございました。
今回のハワイ旅行の費用はこちらで公開しています。マイルとポイントを活用して豪華な旅行プランの大幅節約に成功しています。ぜひ併せてご参照ください。
それでは、また!
ワイキキビーチマリオット関連記事
ワイキキビーチマリオットの宿泊記はこちらの記事でまとめています。ホテルの外観からロビー、アップグレード結果、客室(ジュニアスイート)までご紹介しています。
また、ワイキキビーチマリオットのプールとジムの様子はこちらの記事でご紹介しています。全面リニューアルでおしゃれで快適な空間に生まれ変わっていました。こちらも必見です。