【Tポイントルート】TポイントからANAマイルへの交換・移行手順を徹底解説!
陸マイラー御用達のソラチカルートの補助的なルートとして、Tポイントルートがあります。Tポイントルートはソラチカルートに比べて、ANAマイルへの交換レートが悪い(=50%)ため、あまり使っていない方も多いと思います。
私も以前は利用していなかったのですが、最近、ソラチカルートが渋滞しがちなこともあり、TポイントルートでもANAマイルに交換し始めています。
ただ、Tポイントの交換を行うTサイトの作りがややこしくて、どこからANAマイルに交換したらよいのか、最初はよくわからなかったんですよね・・。ですので、私のように、初めてTポイントからANAマイルへの交換を行う方向けに、手順を解説したいと思います。
2019年3月に「Tポイント」から「JRキューポ」にポイント交換可能となったことで、TポイントからANAマイルに「70%」のレートで交換できるようになりました。詳細は以下の記事をご参照ください。
目次
ソラチカルートの優先が大前提
ANAマイルへの交換レート90%を実現する「ソラチカルート」および、その後継となる「新ソラチカルート(LINEポイントルート)」は、改悪によりともに利用できなくなりました。
2020年1月以降は「TOKYUルート」がANA陸マイラーが利用するメインの交換ルートとなっています。ANAマイルへの交換レートは75%です。
そのため、今回ご紹介する「Tポイントルート」は、現在は「TOKYUルート」の補完という役割になっています。
ただ、「TOKYUルート」自体は月当たりの交換上限が100,000ポイント(=75,000ANAマイル)までと余裕があります。そのため、「Tポイントルート」を利用するのは、何らかの理由でTポイントにポイントが貯まった場合ということになります。
ソラチカルートは、各ポイントサイトから、ポイント中継サイトを経て、メトロポイント、ANAマイル、という順番でポイントを交換していきます。
- 各ポイントサイト => ポイント中継サイト => メトロポイント => ANAマイル
各ポイントサイトの円換算のポイントの価値から、交換レート90%でANAマイルに交換できることが特徴です。
一方、TポイントルートのANAマイルへの交換レートは50%です。ソラチカルートの方が圧倒的に有利なため、まずはソラチカルートを優先しましょう。これが大前提です。
ただし、ソラチカルートには制限があります。それは、ひと月あたり、20,000円分のポイント=18,000ANAマイルが、交換上限として設定されていることです。
したがって、この交換上限が、ソラチカルートの弱点になっています。
また、ポイント中継サイトからメトロポイント、メトロポイントからANAマイルへの交換にそれぞれ約1ヶ月必要なため、ANAマイルに交換するまで、全体で約2ヶ月間の期間が必要になります。
<ソラチカルートの特徴>
- 交換レート=各ポイントサイトの円換算のポイントの価値から、交換レート90%でANAマイルに交換可能
- 交換上限=ひと月あたり交換できるのは、20,000円分のポイント=18,000ANAマイルまで
- 必要期間=約2ヶ月必要
ソラチカルートについては、こちらもご参照ください。
Tポイントルートはソラチカルートを補完する
このソラチカルートの制限である交換上限を「補完」するルートとして、Tポイントルートが存在しています。
Tポイントルートは、各ポイントサイトから、ポイント中継サイトを経て、Tポイント、ANAマイル、という順番でポイントを交換していきます。
- 各ポイントサイト => ポイント中継サイト => Tポイント => ANAマイル
Tポイントルートの場合は、各ポイントサイトから直接Tポイントに交換できるものも多いため、その場合はポイント中継サイトを省略することもできますが、基本は上記ルートになります。
ソラチカルートにおける「メトロポイント」が「Tポイント」に置き換わったと考えると、理解しやすいと思います。
各ポイントサイトの円換算のポイントの価値から、交換レート50%でANAマイルに交換することができます。ソラチカルートの90%と比べると、マイナス40%ということで、かなり劣った数字になります。
一方で、ひと月あたりの交換上限は設けられていないため、好きなだけポイントを交換することができるというメリットがあります。
(注:ここで言っている交換上限がないというのは、Tサイト上におけるTポイントからANAマイルへの交換上限のことを言っています。)
TポイントからANAマイルへの交換に関しては、ANA公式HPにも記載があります。
また、各ポイントサイト(もしくはポイント中継サイト)からTポイントへの交換に約1週間、TポイントまらANAマイルへの交換に約1週間、全体で約2週間でANAマイルへ交換可能になります。
ソラチカルートの約2ヶ月に比べると、かなり短い期間になります。
<Tポイントルートの特徴>
- 交換レート=各ポイントサイトの円換算のポイントの価値から、交換レート50%でANAマイルに交換可能
- 交換上限=交換上限の設定なし
- 必要期間=約2週間
従いまして、大前提としては、ANAマイルへの交換レートの良い、ソラチカルートを優先することになります。
その上で、Tポイントルートの使い道としては、ソラチカルートが渋滞しており、かつ、ひと月あたり18,000ANAマイル以上のマイルを獲得したい場合になります。
もしくは、特典航空券を発券するのに、あとちょっとマイルが足りない、など、短期間でANAマイルを補填したい場合に有効に機能します。
<Tポイントルートの使い道>
- ソラチカルートが渋滞しており、かつ、ひと月あたり18,000ANAマイル以上のマイルを獲得したい場合
- 特典航空券を発券するのにあとちょっとマイルが足りない等、短期間にANAマイルを補填したい場合
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TポイントからANAマイルへの交換・移行手順
交換・移行手順1:まずはTサイト登録が必要
それでは、TポイントからANAマイルへの移行・交換手順を見ていきましょう。
TポイントからANAマイルへの交換は、Tポイントカード/Tカードの会員サイトである「Tサイト」上で行う必要があります。
また、TポイントからANAマイルへの交換は、Tサイトの会員機能となりますので、Tサイト上で会員登録(Tサイト登録)を行う必要があります。
ということで、事前準備として、まずは以下の公式サイトからTサイト登録を行いましょう。
交換・移行手順2:ANAマイルへの交換申請のページに移動
TポイントからANAマイルへ交換するには、Tサイトにログイン後、Tサイト上で交換申請を実施します。
ただ、Tサイトは情報が盛りだくさんで、ANAマイルへの交換申請のページを発見するのは困難です(笑)。
以下のリンクをクリックして、直接交換申請のページに移動しましょう。
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交換・移行手順3:ANAマイルへの交換申請を実施
ANAマイルへの交換申請のページに移動できれば、作業は8割方終了しています(笑)。そんなに難しい手順ではありません。
以下のように「Tポイント交換」のページが表示されますので、「ANAマイルに交換する」をクリックします。
ちなみに、交換レートは以下になりますので、最後確認しましょう。
交換レートは50%、最低交換単位は、500Tポイントからになります。また、嬉しいことに、交換手数料は無料です。
<TポイントからANAマイルへの交換レート>
- 交換レート:500ポイント以上 => ANA250マイル
- 交換単位:500ポイント以上、500ポイント単位
- 交換手数料:無料
Step1:入力
「ANAのマイルに交換する」画面が表示されます。
ここでは、「交換するTポイント数」と、ANAマイレージクラブの「お客様番号」を入れて、「確認する」をクリックします。
Step2:確認
続いて、確認たのめ「T会員番号」と「文字認証」を入力して、「交換する」をクリックします。
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Step3:完了
以上で作業は終了です。ANAマイルへは、2-3日後に移行されます。
交換・移行手順4:ANAマイルへ移行後の確認
TポイントからANAマイルへ移行後はこちらのように、ANAマイレージクラブのマイル獲得実績から確認できます。Tポイントの10,000ポイントが、ANAマイルの5,000マイルに交換されました。
まとめ
今回は、TポイントからANAマイルへの交換・移行手順をご紹介させていただきました。
手順自体は簡単なので、TポイントからANAマイルへの交換用ページを見つけられるか、というところと、事前にTサイトでの会員登録をしておく、というところが山場になるのではないかと思います。
当記事の内容が少しでもお役に立てると嬉しいです。
ソラチカルートだけでなく、TポイントルートでもANAマイルを加算していくと、大量マイルを貯めている実感が湧いてきて、なんとなく、陸マイラーとして一歩成長したように感じます。
私だけしょうかね(笑)。
それでは、また!