欣葉 (シンイエ)台北の場所とメニュー、予約方法は?オススメ台湾料理をレポート!
「欣葉 (シンイエ)」は、1977年創業の台湾料理の老舗、有名店です。台北市内に台湾料理だけでも7店舗を展開しています。「欣葉 (シンイエ)」は「ワタリガニのタイワンスタイルおこわ」や「豚バラ肉のやわらか煮」、「シジミのにんにく醤油漬け」などの名物メニューが揃っており、台北旅行中には一度は訪れたい名店です。今回は、そんな「欣葉 (シンイエ)」の場所(店舗一覧)や行き方からオススメのメニュー、予約方法まで、詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
欣葉 (シンイエ)とは
「欣葉 (シンイエ)」は、1977年創業の台湾料理の老舗、有名店です。台北市内に台湾料理だけで7店舗を展開しています。
台湾料理だけで、というのは、台湾料理以外にも、日本料理、しゃぶしゃぶ、カレー、お弁当など、他店舗展開しているからです。それだけ、「欣葉 (シンイエ)」は、台湾で人気のブランドというわけですね。
台湾料理というと、真っ先に思い浮かぶのは「小籠包」かもしれません。
しかしながら、「小籠包」は広東料理であって、実は、伝統的な台湾料理ではありません。ですので、「欣葉 (シンイエ)」には、「小籠包」というメニューはありません(笑)。
「欣葉 (シンイエ)」は、台湾のごく一般的な家庭料理を中国料理の1ジャンルにまで高めた名店です。
地元産の素材をふんだんに用いた、繊細かつ上品な台湾料理を楽しめるお店として、台湾料理の代表的な存在となっています。
欣葉 (シンイエ):場所、台北市内の店舗一覧
「欣葉 (シンイエ)」は前述のとおり、台北市内に台湾料理だけで7店舗を展開しています。
具体的な店舗一覧は以下になります。この中で特に人気なのが、台北市双城街にある「本店」です。平日でも予約するのが困難なほどです。
<欣葉 (シンイエ):台北市内の店舗一覧>
- 台菜-本店
- 住所:台北市双城街34-1号
- 台菜-双城会館
- 住所:台北市双城街21-2号
- 台菜-南西店
- 住所:台北市南京西路12号8F
- 台菜-忠孝店
- 住所:台北市忠孝東路4段112号2F
- 台菜-信義A9店
- 住所:台北市松寿路9号8F(新光三越信義新天地A9館8F)
- 欣葉食芸軒-Taipei 101
- 住所:台北市信義路5段7号85F-1(台北101)
ちなみに、台北のシンボルである「Taipei 101」にある「欣葉食芸軒」は高級店となっており、通常の「欣葉 (シンイエ)」よりも高価格設定となっているため注意が必要です。
欣葉 (シンイエ):今回伺った店舗は「南西店」
「欣葉 (シンイエ)」の上記店舗の中から、我々が今回伺ったのは、「南西店」となります。
実は、台湾旅行の3日目に「信義A9店」に飛び込みで伺ったのですが、予約でいっぱいで入店できず・・。
そこで、その日(つまり3日目)に宿泊してた「ウェスティン台北」のコンシェルジュの方に相談して、翌日のディナーの時間帯にたまたま空きのあった「南西店」に予約を入れていただきました。
ちなみに、駄目元で一番人気の「本店」に空きがあるかも確認してもらったのですが、ディナーの時間帯は予約で既にいっぱいだそうで、予約できませんでした・・。
「欣葉 (シンイエ)」は、観光客だけでなく、地元の方にも人気が高く、本当に混雑しているので、早めの予約が吉です。(本店を狙う場合は特に!)
欣葉 (シンイエ):「南西店」の場所と行き方、営業時間
さて、今回我々が伺った、「欣葉 (シンイエ)」の「南西店」は、「新光三越台北南西店」というデパートの中のテナントとなっています。「新光三越台北南西店」の8階に位置しています。
「新光三越台北南西店」には、「欣葉 (シンイエ)」の他にも、小籠包の名店である「鼎泰豊(ディンタイフォン)」も入店しており、使い勝手の良いデパートです。
「欣葉 (シンイエ)」の「南西店」の基本情報は以下となります。最寄駅はMRTの「中山駅」で、駅からは徒歩2-3分の距離にあります。
<欣葉 (シンイエ)「南西店」の基本情報>
- 住所:台北市南京西路12号8F
- 電話番号:02-2523-6757
- 座席数:280席、個室:6室
- 營業時間:
- <月曜-金曜>11:30-16:00(ラストオーダー16:00)、17:00-21:30(ラストオーダー20:50)
- <土曜-日曜)>11:00-16:00(ラストオーダー16:00)、17:00-21:30(ラストオーダー20:50)
- 最寄駅:MRT「中山駅」
「欣葉 (シンイエ)」の「南西店」の周辺地図は以下になります。
欣葉 (シンイエ):「南西店」のお店の雰囲気
「欣葉 (シンイエ)」の「南西店」のお店の外観はこんな感じです。老舗だけあって、堂々とした門構えです。我々は、午後6時半に予約して伺いました。
店内の様子はこんな感じです。全体的に高級感のある雰囲気になっています。こちらの写真ですと、まばらに空席がありますが、この後すぐに満席になりました。人気のほどが伺えます。
テーブルの上には、食器が綺麗に並べられています。準備万端ですね。
欣葉 (シンイエ):メニューと値段
さて、続いては、「欣葉 (シンイエ)」のメニューと値段を確認していきたいと思います。ただし、「欣葉 (シンイエ)」には、ものすごくたくさんのメニューが存在しており、全部は紹介しきれません。
そこでここでは、我々がオーダーしたものを中心にご紹介していきたいと思います。
ちなみに、「欣葉 (シンイエ)」のメニューは、以下でご紹介するように、写真付き、かつ、中国語と英語、日本語が併記されているため、とてもわかりやすいです。
まずオーダーしたのは、こちらの「ワタリガニのタイワンスタイルおこわ」。「欣葉 (シンイエ)」の名物とも言われる代表的なメニューで、ガイドブックやTVの旅行番組などで頻繁に紹介されています。
値段は830TWD(=約3,071円、1TWD=3.7円で計算。以下同様)となっています。少々お高めですが、「欣葉 (シンイエ)」を訪れたのであれば、まずはオーダーしたいメニューですね。
続いてはこちらの「シンイエ名物 豚バラ肉のやわらか煮」。こちらも、「欣葉 (シンイエ)」の名物とも言われる代表的なメニューです。
サイズが2タイプあり、小が160TWD(=約592円)、大が240TWD(=約888円)となっています。我々は2名で伺ったので、小をオーダーしました。
続いてはこちらの「シジミのにんにく醤油漬け」。お酒好きにはたまらない一品です。こちらも、「欣葉 (シンイエ)」の有名なメニューです。お値段は180TWD(=約666円)。
あとは、バランス的に野菜も必要でしょうということで「旬の青菜の強火炒め」をオーダー。お値段はこちらも180TWD(=約666円)。
最後に、デザートということで「手打杏仁豆腐」。こちらは楽しみにしていたメニューの一つで、手作りのモチモチした食感を楽しめる一品です。お値段は80TWD(=約296円)。
以上、メニューを見ていただくとわかりますが、「欣葉 (シンイエ)」は台湾を代表する老舗、有名店ですが、非常に良心的な価格設定になっていることがわかります。
(「ワタリガニのタイワンスタイルおこわ」はそこそこのお値段しますが・・)
欣葉 (シンイエ):おすすめ台湾料理のレポート
そんなこんなで、オーダーを済ませてからしばらくすると、お待ちかねの料理の数々がやってきました。
シジミのにんにく醤油漬け
まずやってきたのは、こちらの「シジミのにんにく醤油漬け」。
殻を開けるとこんな感じ。半生状態のシジミのプリプリとした食感が楽しめます。一瞬、生なのかな、と錯覚するほどのプリプリさ加減です。
かなり濃い目の味付けになっているので、紹興酒など、強めのお酒とベストマッチします。下処理も完璧で、砂がジャリジャリするなんてことは一切ありませんでした。さすが「欣葉 (シンイエ)」と感じさせる一品です。
豚バラ肉のやわらか煮
続いてやってきたのは、こちらの「シンイエ名物 豚バラ肉のやわらか煮」。小をオーダーしましたが、かなりボリュームがあります。
トロトロまで煮込まれており、箸で簡単に分けることができます。中華独特の八角の匂いはせず、家庭料理のようなやさしい味付けになっているのが特徴です。
当然ながら脂身が多いのですが、すでにコラーゲン状になっており、かつ、旨味が凝縮されているため、不思議と、スルスルと食べられてしまいます。噂に違わぬ絶品でした。
旬の青菜の強火炒め
続いては、こちらの「旬の青菜の強火炒め」。メニューの名前のとおり、強火で調理されているのか、シャキシャキとした食感が楽しめる一品です。
塩とにんにくのシンプルな味付けで、「シジミのにんにく醤油漬け」や、「シンイエ名物 豚バラ肉のやわらか煮」などの濃い味付けのものとの相性抜群でした。
ワタリガニのタイワンスタイルおこわ
そして、後半になりやってきたのが、おまちかねの「ワタリガニのタイワンスタイルおこわ」です。ワタリガニがまるごと一匹、贅沢に使用されています。
写真が取りやすいように、こんな感じでセットアップしてくれます。とても豪華な見た目ですね。本当に熱々の状態でやってきますので、やけど注意です(笑)。
その後、スタッフさんが、小皿に取り分けてくださいます。カニ酢(写真左)もセットでついてきますので、カニはこれにつけながらいただくこともできます。
お味の方は、いわずもがなの絶品!全体的にシンプルな味付けですが、カニの旨味がおこわ全体に染み渡っています。さすが「欣葉 (シンイエ)」の看板メニューといった感じです。
また、後半は、かにみそをご飯にかけたり、「シンイエ名物 豚バラ肉のやわらか煮」のタレをかけて、変化を楽しむこともできます。
ただ、量がとても多いので、とても2人では食べきれませんでした・・。3人から4人ぐらいでちょうど良い量かもしれませんね。
手打杏仁豆腐
そして、最後はデザートです。こちらは、楽しみにしていた「手打杏仁豆腐」。
普通の杏仁豆腐の食感って、ゼリーやプリンに近い、やわらかい感じだと思いますが、こちらの杏仁豆腐は一味違います。食感は完全に「お餅」です(笑)。
モチモチの意外な食感を楽しむことができます。
お腹いっぱいの場合は要注意です。デザートと思って甘くみていると、痛い目を見ます(笑)。
きなこ餅
そして、最後の最後には「きなこ餅」が提供されます。こらは、無料のデザートとなっています。とてもやわらかい、ふわふわの食感です。こちらは、かわいいボリュームなので、ペロリといただけます。
欣葉 (シンイエ):お会計
そんなこんなで、「欣葉 (シンイエ)」での食事を楽しんだ後は、お会計です。料理代にお茶代の50TWD(=約185円)、サービス料の10%が加算され、合計では1,716TWD(=約6,350円)となりました。
台湾を代表するような老舗、有名店で、これだけ食べて約6,350円というのは、なかなかリーズナブルではないかと思います。半分は「ワタリガニのタイワンスタイルおこわ」代なので、これを頼まなければ、なおさら安く抑えることもできますね。
ただ、「ワタリガニのタイワンスタイルおこわ」は「欣葉 (シンイエ)」の名物であり、看板メニューなので、最初はどうしても頼みたくなってしまいますけどね。
台湾旅行でオススメの観光ツアー
台湾旅行では「九份」観光ツアーが一番人気です。個人ではちょっと行きにくい場所でもツアーならバスに乗っているだけで連れていってもらうことができます。
おすすめはこちらの「九份」を散策した後に「夜市」を堪能するツアーです。台湾の見どころを効率良く巡ることができます。
九份に向かうツアーにはいくつかバリエーションがあります。十分「天燈上げ体験」をするツアーも人気がありますね。
予算と内容を比較しながら好みのものをぜひ見つけてみてください。
台湾「九份」観光ツアーに参加してみた体験レポートはこちらにまとめています。ぜひ合わせてご参照ください。
台湾旅行2018のスケジュール
今回のゴールデンウィークの台湾旅行のスケジュールは以下になります。全体としては、4泊5日のスケジュールとなります。
今回の記事は、台湾旅行4日目の夕食の様子になります。
<スケジュール概要>
- 1日目:羽田から台北(松山)に移動(JL97便)、ル・メリディアン台北宿泊
- 2日目:龍山寺観光、W台北宿泊
- 3日目:九份観光、ウェスティン台北宿泊
- 4日目:101観光、シェラトン・グランド台北宿泊 <=今ココ
- 5日目:台北(桃園)から成田に移動(CI104便)
今回の台湾旅行は、陸マイラー活動で貯めたマイルとSPGアメックスのポイントを駆使して、ほぼほぼ無料で豪華な旅を実現しています。詳細はこちらの記事をご参照ください。
最近では2022年にもANAマイルとマリオットポイントを駆使してほぼ無料のハワイ旅行を実現しました。約182万円のプランを18万円ほどまで節約できています。ハワイ旅行の費用はこちらに公開しておりますのでぜひご参照ください。
まとめ
今回は、台湾料理の老舗、有名店である「欣葉 (シンイエ)」をご紹介しました。
「欣葉 (シンイエ)」は見た目こそ豪華な雰囲気ですが、提供されているメニューには意外とリーズナブルなものが多く、気軽に楽しむことができます。
旅行者だけでなく、地元の人にも人気があるのは納得です。
「欣葉 (シンイエ)」には、「ワタリガニのタイワンスタイルおこわ」や「豚バラ肉のやわらか煮」、「シジミのにんにく醤油漬け」などの名物メニューが揃っており、どれも絶品ですので、台北旅行中には一度は訪れたいところです。
「欣葉 (シンイエ)」は人気が故に、訪れる際は予約が必須です。特に「本店」は人気が高いため、スケジュールが決まったら、早めに予約しておきましょう。
私も次回台湾(台北)を訪れる機会がありましたら、「本店」の方に伺ってみたいと思います。
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それでは、また!
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