オーストラリアの格安SIMはOptus(オプタス)がオススメ!シドニー空港での場所と料金をレポート!
今回は、オーストラリアの通信会社であるOptus(オプタス)で提供しているプリペイドSIMの格安SIMプランをご紹介したいと思います。記事の前半では、格安SIMの料金プランの解説と注意点を、記事の後半では、シドニー空港で体験した実際の手続きの流れに従った買い方と所要時間ご紹介したいと思います。海外旅行時は、GoogleMapや旅行記、レストランの口コミなど、頻繁にWebアクセスを利用したいシーンが発生します。その点、格安SIMであれば、モバイルルータを持ち歩く手間から解放され、日本と同じような使用感でWebアクセスを実現できます。とっても便利でしたよ。
最近ではスマホでeSIMを提供するサービスも登場しています。有名なのが「Airalo」です。私も最近は海外旅行で愛用しています。Airaloの使い方からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事にまとめています。ぜひご参照ください。
目次
- Optus(オプタス)はオーストラリア第2の通信会社
- Optus(オプタス)は格安SIMプランを提供中
- シドニー空港でのOptus(オプタス)のサービスカウンターの場所
- シドニー空港でのOptus(オプタス)のサービスカウンターの営業時間
- シドニー空港でのOptus(オプタス)の格安SIM、購入手続きの方法
- シドニー空港でのOptus(オプタス)の格安SIM、設定方法
- シドニー空港でのOptus(オプタス)の格安SIM、購入手続きの所要時間
- Optus(オプタス)の格安SIMは、データ通信速度も快適
- Optus(オプタス)の格安SIMは、アプリの利用がとっても便利
- シドニー旅行2017のスケジュール
- まとめ
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Optus(オプタス)はオーストラリア第2の通信会社
Optus(オプタス)は、オーストラリア第2の通信会社です。シンガポール最大の通信会社シンガポール・テレコムに所有されています。
Optus(オプタス)は、Optus(オプタス)のブランドの他、Virgin Mobile Australia(携帯電話市場)、ネットワークサービスの Uecomm などを運営しています。
Optus(オプタス)は格安SIMプランを提供中
前述のとおり、Optus(オプタス)はオーストラリアの通信会社であり、携帯電話サービスを提供しています。日本で言えば、ソフトバンクみたいなイメージになると思います。
Optus(オプタス)では、いくつかの通話・通信プランを提供しています。
その中でも、旅行者にとってもお得なのは、「Prepaid Plans」のカテゴリーにある「Daily Plus」というプランです。
Optus(オプタス)の格安SIMプランの料金
こちらの「Daily Plus」というプランは、「1日2ドルで500MBまでのデータ通信と、オーストラリア国内の通話とテキスト通信(SMS/MMS)が使い放題」、というプランです。
2ドルというのは、もちろんオーストラリアドルです。2017年6月時点で、1オーストラリアドル=約82円ですので、2ドルというのは約164円です。
1日あたり約164円というのは驚きの低価格ですよね。
Optus(オプタス)の格安SIMプランの注意点1:データ量
こちらの「Daily Plus」は、1日500MBとかなりの容量があるので、通常であればこれで十分事足りると思いますが、これを超過した場合は、524MBの容量が2ドルで、自動的に容量が追加されていきます。
最初の容量が500MBですので、1日あたり、最大1024MB(=1GB)まで4ドルで利用できるということになりますね。
逆に言えば、1日1GB以上データ通信を使いたい、という方は、別のプランを選ぶ必要がありますので注意が必要です。
Optus(オプタス)の格安SIMプランの注意点2:国際電話
また、こちらのSIMは、オーストラリア国内の通話とテキスト通信(SMS/MMS)が使い放題となっていますが、国際電話には利用できませんので注意が必要です。
国際電話を利用したい場合は、「データ通信環境が整っていれば利用できる通話アプリ」を利用する必要があります(例:LINE通話やSkypeなど)。
もしくは、日本で使っていたSIMで国際電話のローミングをすることになりますが、これは高額なので、今時あまり使う方はいないでしょうね。
(かつ、デュアルSIMタイプでないと、SIMカードの入れ替えが発生してめんどくさい・・)
Optus(オプタス)の格安SIMプランの注意点3:最低利用額
あと注意点としては、こちらの「Dilay Plus」の最低利用額は10ドルとなっています。初回契約時に、10ドルをチャージする必要があります。
自分は1日しか使わないから、2ドルだけチャージしたい、というわがままは通用しません(笑)。
私の場合は、シドニーにまるまる4日滞在しましたので、2ドル x 4日 = 8ドル、ということで、最初にチャージした10ドル分を、ほぼほぼ消費できました。
チャージした金額は、186日間は有効ですので、その間にまた、オーストラリアを訪れることがあれば、再度利用することができます。ですが、それを超過してしまうと、ボッシュートですね(笑)。
ですので、滞在期間が1日や2日など短い方は、チャージ残が多くなってしまいますので、相対的にお得度が下がってしまいます。
ただ、たとえ1日や2日の利用にとどまったとしても、日本からモバイルルーターを持ち込むよりは、こちらの格安SIMを利用した方が、価格的にも、利便性的にも優位だとは思います。
シドニー空港でのOptus(オプタス)のサービスカウンターの場所
シドニー空港には、Optus(オプタス)のサービスカウンター(ショップ)が2箇所あります。
シドニー空港の国際ターミナルには、到着出口が2箇所あるのですが、その到着出口をマークするかのように、それぞれの出口を出たすぐのところにあります。ですので、よく探さなくても、すぐに発見することができます(笑)。
<Optus(オプタス)のサービスカウンターの場所>
- シドニー空港には2箇所あり
- 2箇所ある到着出口のすぐ横
こちらは、ANAの公式HPからお借りした、シドニー空港の国際線ターミナルのマップです。
Optus(オプタス)のサービスカウンターは、以下のマップの「赤い丸印」あたりにあります。到着出口の、すぐ横にあります。
シドニー空港でのOptus(オプタス)のサービスカウンターの営業時間
シドニー空港の、Optus(オプタス)のサービスカウンター(ショップ)の営業時間は、朝6時から夜10時までです。
これは、2箇所あるサービスカウンターともに、同じ営業時間となっています。
<Optus(オプタス)のサービスカウンターの営業時間>
- 朝6時から夜10時まで
シドニー空港でのOptus(オプタス)の格安SIM、購入手続きの方法
ここからは、実際に私が体験した、シドニー空港でのOptus(オプタス)の格安SIM、購入手続きの方法をレポートしていきます。
こちらが、Optus(オプタス)のサービスカウンターの様子です。前述のとおり、シドニー空港の国際ターミナルの到着出口のすぐ脇にあります。
看板もカラフルなので、すぐに発見できると思います。
ちなみに、Vodafoneのサービスカウンターもすぐ隣にあります。Vodafoneのプランも気になる方は、サービスプランを比較できて便利です。
Optus(オプタス)のカウンターについたら、まずは料金プランが書かれている冊子をゲットしましょう。カウンターの前に置かれています。こちらで、自分にあったプランを再度確認しておきます。
その後、カウンターに並び、自分の番になったら、係の方に「これこれ」と希望のプランを指差せば、基本はOKです。
あとは、ちょっとしたプランの説明(これはもちろん英語です)の後、OKであれば契約に移ります。
契約といっても、プリペイドのSIMなので、なにか難しい書類を記入する必要はなく、クレジットカードを提示するだけでOKです。
ただし、契約の際にはパスポートが必要です。空港の中なので、パスポートを持っていないということはないでしょうが、あらかじめ準備しておきましょう。
契約については、基本、これでOKです。
シドニー空港でのOptus(オプタス)の格安SIM、設定方法
その後は、格安SIMを利用するスマートフォンを、係の方に渡せば、係の方が全部やってくれます(笑)。
この際、係の方は、当然英語しかわかりませんので、スマートフォンの言語設定を英語にしておくことが重要です。あらかじめ、英語設定に変更しておきましょう。
何事も、思いやりが大切です。
そんなこんなで、しばらくすると、設定完了済みのスマートフォンが返ってきます。
シングルSIMタイプのスマホの場合は、自分が持ち込んだ日本のSIMの受け取りを忘れないように注意しましょうね。
戻ってきたスマートフォンは、すぐには使えません。係の方が言うには、「アクティベーションされるまで、15分ぐらいかかるのでちょっと待ってね」ということでした。
しばらく待っていると、Optus(オプタス)からSMSが届きます。どうやら、準備OKになったようです。また、自分自身の電話番号も確認することができますね。
実際に、スマートフォンのステータスを確認してみると、以下のように、通信サービスとして「Optus」、データ通信速度としては「4G」で通信可能となっていました。これで準備OKです!
シドニー空港でのOptus(オプタス)の格安SIM、購入手続きの所要時間
前述のとおり、手続きから設定までの必要な作業は、基本は係の方が全部やってくれます。
逆に言えば、手続きにかかる所要時間は、係の方の空き次第ということになります。
私の場合は、手続き開始から設定終了までの所要時間は、約15分ほどでした。
ただ、私の前には一人の方が待っていたので、結局は合計で30分ほどの所要時間となりました。
ですので、サービスカウンターが混雑していて、行列ができている場合は、(待っている人数+自分) x 15分、ぐらいが全体の待ち時間になると考えると、だいたいの目安になるのではないかと思います。
Optus(オプタス)の格安SIMは、データ通信速度も快適
我々は夫婦2人でこちらの格安SIMを申し込みましたので、ことあと、お互いの番号に電話して通話テストしてみましたが、クリアな音声でまったく問題ありませんでした。
それら、Optus(オプタス)への相互通話は、国内通話になるので、別途通話料金が請求されることはありませんでした。
また、データ通信速度は快適で、旅行中、ストレスに思うことは一度もありませんでしたね。
格安SIMの場合、モバイルルーターを持ち歩く手間もありませんので、とっても便利で快適でした。
Optus(オプタス)の格安SIMは、アプリの利用がとっても便利
Optus(オプタス)は、「My Optus」という、スマートフォンのアプリを提供していて、これがとっても便利です。
データ通信量とチャージしてある金額を逐次確認できます。また、チャージしてある金額が足りなくなった場合は、リチャージすることもできます。
こちらが、アプリを起動したトップ画面です。初回起動時には、Optus(オプタス)の通信回線とSIMを自動認識します。逆に、Optus(オプタス)の通信回線がないと利用できません。
こちらは、上記トップ画面から「Usage」を選択した画面です。「Daily Plus」のプランでは、1日あたりのデータ量は500MBですが、まだ、378.10MBが残っていることがわかりますね。
この「Usage」画面を下の方にスクロールすると、あと、どれくらいチャージ金額が残っているかも確認できます。
この画面は、シドニー旅行初日に取得したので、初日分の2ドルのみ消費されており、8ドル分が残っていることがわかります。
また、チャージしたクレジット(チャージ残高)が、あと186日で失効するという状況も確認できますね。
シドニー旅行2017のスケジュール
今回のシドニー旅行2017のスケジュール概要は以下になります。今回の記事は、シドニー空港到着後の、シドニー空港での様子になります。
<シドニー旅行2017のスケジュール概要>
- 1日目:羽田からシドニーへ移動<NH879>、機内泊
- 2日目:シドニー着、オペラハウス、ロックス&サーキュラー・キー観光 <=今ここ
- 3日目:ハーバー・ブリッジ、ワイルドライフ・シドニー観光
- 4日目:ブルーマウンテンズ、シドニー・タワー・アイ観光
- 5日目:マンリー・ビーチ、シドニー・フィッシュマーケット、サリー・ヒルズ観光、シドニーから羽田へ移動<NH880>、機内泊
- 6日目:羽田着
今回のシドニー旅行の計画の経緯についてはこちらにまとめております。
こちらの記事では、今回のシドニー旅行で選択した航空会社、ホテルから、旅の目的、費用、スケジュールまでご紹介しております。合わせてご参照ください。
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最近でも約182万円が必要となるハワイ旅行を18万円ほどの手出しだけで実現しています。ハワイ旅行の費用はこちらに公開しておりますのでぜひご参照ください。
陸マイラーの基本となるANAマイルの貯め方とJALマイルの貯め方はそれぞれこちらの記事をご参照ください。
まとめ
今回は、オーストラリアの通信会社であるOptus(オプタス)で提供しているプリペイドSIMの格安プランをご紹介しました。
最低10ドルからという縛りはありますが、1日あたり2ドルで利用できるというのは、短期滞在の旅行者にはピッタリのお得プランです。
データ通信量も1日500MBと、格安プランとしては余裕のある設定で、データ通信速度も満足できるものでした。利用してみた感想としては、「これは利用しないと損」、とも思えるほどでしたね。
海外旅行時は、GoogleMapや旅行記、レストランの口コミなど、頻繁にWebアクセスを利用したいシーンが発生します。
その点、格安SIMであれば、モバイルルータを持ち歩く手間から解放され、日本と同じような使用感でWebアクセスを実現できます。
海外旅行中も、ノーストレスでWebアクセスできるというのは、海外旅行自体をとても快適にします。
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それでは、また!
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