ボンダイビーチ&マンリービーチの行き方とオススメは?<シドニー旅行記>
今回は、シドニー近郊のビーチである、ボンダイビーチ(Bondi Beach)とマンリービーチ(Manly Beach)をご紹介します。日本のガイドブックに載っているのはボンダイビーチが多いのですが、マンリービーチもボンダイビーチに劣らない素敵なビーチです。どちらのビーチもシドニー市街からのアクセスは便利で、観光客でも気軽に訪れることができます。ビーチを訪れると、シドニーが海沿いの街であることを実感でき、シドニーの魅力を再確認することができます。ということで当記事では、ボンダイビーチとマンリービーチの行き方とオススメ、私が実際に訪れたマンリービーチの現地レポートをお送りしたいと思います。
目次
シドニーで有名なビーチといえば、ボンダイビーチとマンリービーチ
シドニーで有名なビーチの2大巨頭といえば、ボンダイビーチとマンリービーチです。
ボンダイビーチはサーフィンの聖地として世界的にも有名です。また、日本のガイドブックにも必ずと言って良いほど掲載されているので日本人にも有名ですね。
一方、マンリービーチは、日本のガイドブックにはほとんど載っていないため、日本人にはあまり有名ではありません。
しかしながら、シドニーの中では、ボンダイビーチに続いて、人気のあるビーチです。
ボンダイビーチとマンリービーチもシドニー市街からのアクセスは便利
ボンダイビーチ、マンリービーチともに、シドニー市街からのアクセスが整備されており、観光客でも気軽に訪れることができます。
ボンダイビーチの場合は、シドニー市街からバスでアクセスします。所要時間としては約40分ほどです。
一方、マンリービーチの場合は、サーキュラキーからフェリーでアクセスします。所要時間はこちらも約40分ほどです。
どちらの手段も公共交通機関を利用できるので、少ないコストで訪れることができます。高額なツアーなどに参加する必要がないのが良いですね。
ボンダイビーチの行き方
ボンダイビーチへのルート
ボンダイビーチに行くには、シドニー市街の「Museum Station(ミュージアム駅)」からバスを利用します。
Museum Station(ミュージアム駅)はシドニーの中心にあるハイドパークの西側にある地下鉄の駅です。シドニー市街からはどこからでもアクセスしやすい場所にあります。
Museum Station(ミュージアム駅)からボンダイビーチまでは、路線番号「333」もしくは「380」を利用すると、乗り換えなく1本で行くことができますので、迷う心配がなくて安心です。
どちらのバスを利用した場合も「Campbell Pde near Hall St」というところで下車します。そこから、ボンダイビーチまでは徒歩3分ほどの距離になります。
ボンダイビーチへの所要時間と料金
バスでの所要時間および料金は、バスに乗車する日程よって変動しますので、実際に利用する日程でGoogleもしくはOpalアプリで検索して確認するようにしましょう
(シドニーの公共交通機関の料金は、曜日や時間帯によって変動します)。
所要時間は約40分、料金は3.58オーストラリアドルほどが目安になります。
OpalカードおよびOpalアプリについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
ボンダイビーチへの行き方まとめ
ボンダイビーチへの行き方をまとめると以下のようになります。
- 「Museum Station(ミュージアム駅)」に移動
- バス「333」もしくは「380」に乗車(所要時間約40分、料金約3.58AUD)
- 「Campbell Pde near Hall St」で下車
- 徒歩でボンダイビーチへ移動(所要時間約3分)
マンリービーチの行き方
マンリービーチへのルート
マンリービーチに行くには、シドニーのフェリーターミナルであるサーキュラキーからフェリーを利用します。
サーキュラーキーからマンリービーチまでは、「F1」のフェリーを利用します。
こちらのフェリーはマンリービーチ最寄りの「Manly Wharf」まで直行なので、迷う心配がなくて安心です。フェリーを降りたところからマンリービーチまでは、徒歩10分ほどの距離になります。
徒歩10分といっても、歩く道はビーチに向かう道にできた商店街なので、退屈することはありません。
マンリービーチへの所要時間と料金
サーキュラーキーからは、「F1」のフェリーの他に、MFF(Manly Fast Ferry)」というフェリーも運行しています。
こちらは、民間のフェリー会社が運行するフェリーで、所要時間が短い(10分ぐらいですけど)代わりに、料金が高く設定されています。
それほど急ぐ理由はないと思いますので、公共交通機関である普通のフェリーを利用しましょう。
フェリーの方も、日程により所要時間や料金が変動しますので、実際に利用する日程でGoogleもしくはOpalアプリで検索して確認するようにしましょう。
「F1」のフェリーを利用した場合の所要時間は約40分、料金は7.35オーストラリアドルほどが目安になります。
マンリービーチへの行き方まとめ
マンリービーチへの行き方をまとめると以下のようになります。
- サーキュラキーに移動
- 「F1」のフェリーに乗船(所要時間約40分、料金約7.35AUD)
- 「Manly Wharf」で下船
- 徒歩でマンリービーチへ移動(所要時間約10分)
ボンダイビーチとマンリービーチ、どちらがオススメ?
まずビーチの特徴ですが、ボンダイビーチはサーファーの聖地と言われるだけあって、若者に人気があります。
カジュアルで活気のある雰囲気です。一方、マンリービーチの方は、ボンダイビーチに比べて若干落ち着いた雰囲気があり、ビーチでゆったりと過ごすこともできます。
所要時間としては、どちらも約40分ほどで変わりません。料金としては、フェリーを利用するマンリービーチの方が倍ぐらいしますね。ただし、どちらも公共交通機関を利用できますので、それほど高額なわけではありません。
移動手段としては、ボンダイビーチ行きがバス、マンリービーチ行きがフェリーということで、こちらはフェリーの方に軍配があがります。あとで詳しくご紹介しますが、フェリーからのシドニー湾の景色は絶景です。
以上から、「自分はサーフィンがとにかく大好き」「ビーチに行く目的はサーフィン」という方は迷わずボンダイビーチを選択するのが良いと思います。
一方で「ビーチだけでなくフェリーでのクルージングも楽しみたい」「ビーチでは落ち着いて過ごしたい」という方はマンリービーチがオススメになります。
私はというと、訪れたのが5月のGWということで、南半球にあるシドニーでは秋の季節でした。
そのため、海に入れる季節でもありませんでしたので、クルージングを楽しむことを優先し、マンリービーチを訪れてみることにしました。
マンリービーチの現地レポート
ということでここからは、私が実際にマンリービーチに行ってみた様子をレポートしていきたいと思います。
サーキュラキーの様子
朝8時過ぎにシドニーのフェリーターミナルであるサーキュラキーに到着。一路、マンリービーチを目指します。
この日、マンリービーチに向かう「F1」フェリーは、こちら「Wharf 3」からの出航になります。
それぞれの番号のWharfには、こちらの写真のように、次に出航するフェリーの番号と、出航までの時間が表示されていますので、改札をくぐる前に確認しましょう。
我々が利用する「F1」のフェリーは、あと16分で出航するようです。
こちらがフェリーの改札になります。フェリーもシドニーでは公共交通機関の扱いになっていますので「Opalカード」が利用できます。Opalカードを「ピピッ」とかざして入場します。
改札を抜けるとこんな感じです。シドニー湾を眺めながら、出航までの時間を過ごします。
出航時間の5分ぐらい前に、フェリーのゲートがオープンします。フェリーはずっと停留して待っているのですが、ゲートがオープンするのは、結構ギリギリの時間です。
最初は、全然ゲートがオープンしないので、待っている場所が違うのかな、と思っていましたが、そうではありませんでした。あせらず待ちましょう。
フェリーの入り口にはこんな看板が掲示されています。こちらのフェリーはマンリービーチに行く専用のフェリーのようですね。
マンリー行きフェリー船内の様子
フェリーの船内の様子はこんな感じです。 船内は意外と広く、ずらずらっと椅子がならんでいます。この日は、比較的朝早い時間だったためか、船内は空いていました。
船内には、ちゃんとトイレの用意もありますので、なんとなく安心です。
そんなこんなで、しばらく船内を探検していると、フェリーはサーキュラキーを出航しました。
マンリー行きフェリーからのシドニー湾の景色
この日はとても良い天気だったので、我々は屋外の席に陣取ることにしました。屋外の席は、海の風と匂いを感じられて、とても気持ちが良いです。
こちらのフェリーは、シドニー湾を通過していくので、シドニーの観光名所を、船の上から堪能することができます。
こちらは、シドニーのシンボルの一つ、ハーバーブリッジです。船の上から見ても迫力がありますね。
こちらもシドニーのシンボル、オペラハウスです。地上からだと、このアングルではなかなか見れません。海の上では遮るものは何もありませんので、思う存分鑑賞できます。
こちらは、かつては牢獄に使われていたというフォートデニスン(ロッキーアイランド)。シドニー湾の真ん中に、さみしく浮かんでいます。
こちらは、海の上の灯台。船の上からの景色も、いろいろと変化があって飽きません。
こちらは、船の先頭に移動してみた写真。ズンズン進んでいきますよ。
後半、ちょっと小寒くなってきたので、船内に移動しました。こちらの写真は、フェリーの船内の2階席の様子です。船内からの景色もなかなかですね。
そんなこんなで、約40分のクルージングを経て、フェリーはマンリー埠頭に到着しました。
マンリービーチへの移動の様子
フェリーから降りて、港から外に出ます。マンリー埠頭の場合、外に出る時はタップ(tap off)不要となっていました。
港から外に出ると案内板がありますので、そちらに従ってマンリービーチに向かいましょう。基本は、港から外に出て、海の方にまっすぐ進むだけです。
港からマンリービーチへ向かう道はこんな感じです。道の両側が商店街になっています。カフェやレストラン、お土産屋さんや雑貨店などが立ち並んでいました。
そんなこんなで、港から徒歩10分ほどで、マンリービーチに到着です。
マンリービーチの様子
マンリービーチの海沿いには、遊歩道が整備されており、多くの方が、ジョギングや犬の散歩などをして楽しんでいました。
それでは、ビーチ沿いに降りてみましょう。マンリービーチは、遠浅の波の穏やかなビーチです。
かなり遠くまで広がっているのがわかります。
この日は秋の朝方なので、当たり前ですが泳いでいる人はいませんね。サーファーっぽい人もほとんど見当たりません。やはり、サーファーの方は、ボンダイビーチの方に行くのでしょうね。
ビーチ沿いには、ビーチバレーのネットが常設されています。夏場はきっと多くの人で賑わうんでしょうね。楽しそうです。
シドニー旅行2017のスケジュール
今回のシドニー旅行2017のスケジュール概要は以下になります。今回の記事は、シドニー旅行の5日目の様子になります。シドニー旅行もついに現地での最終日になりました。
<シドニー旅行2017のスケジュール概要>
- 1日目:羽田からシドニーへ移動<NH879>、機内泊
- 2日目:シドニー着、オペラハウス、ロックス&サーキュラー・キー観光
- 3日目:ハーバー・ブリッジ、ワイルドライフ・シドニー観光
- 4日目:ブルーマウンテンズ、シドニー・タワー・アイ観光
- 5日目:マンリー・ビーチ、シドニー・フィッシュマーケット、サリー・ヒルズ観光、シドニーから羽田へ移動<NH880>、機内泊 <=今ここ
- 6日目:羽田着
今回のシドニー旅行の計画の経緯についてはこちらにまとめております。
こちらの記事では、今回のシドニー旅行で選択した航空会社、ホテルから、旅の目的、費用、スケジュールまでご紹介しております。合わせてご参照ください。
私は陸マイラー活動を通して貯めたANAマイルやJALマイルとマリオットポイントでほぼ無料で豪華な海外旅行を毎年のように実現しています。
最近でも約182万円が必要となるハワイ旅行を18万円ほどの手出しだけで実現しています。ハワイ旅行の費用はこちらに公開しておりますのでぜひご参照ください。
陸マイラーの基本となるANAマイルの貯め方とJALマイルの貯め方はそれぞれこちらの記事をご参照ください。
まとめ
今回は、ボンダイビーチとマンリービーチをご紹介しました。
ビーチを訪れると、シドニーが海沿いの街であることを実感でき、シドニーの魅力を再確認することができました。
どちらのビーチもシドニー市街からのアクセスは便利で、観光客でも気軽に訪れることができますので、シドニー旅行のプランニングに、ビーチ散策を組み込んではいかがでしょうか?
特にマンリービーチの場合は、フェリーでの移動になりますので、フェリーでのクルージングも同時に満喫することができます。
フェリーでのクルージングは、シドニー湾の絶景を眺めることができ、季節を問わず楽しむことができますよ。
オススメです。
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