セントレジス ・シンガポール ブログ宿泊記!プラチナ特典のアップグレード結果とお部屋をレポート!
今回は「セントレジス ・シンガポール」の宿泊記をお送りします。「セントレジス 」はスターウッド(SPG)の中でも高級ホテルに位置付けられているブランドです。今回我々は「SPGアメックス(現マリオットアメックス)」の継続時に得られる「無料宿泊特典」を利用して宿泊してきました。「セントレジス 」のブランドのホテルの利用は、今回が初めての経験となりましたが、予想以上に素晴らしいホテルで、すっかりファンになってしまいました。「セントレジス ・シンガポール」宿泊記の初回となる今回は、チェックインからアップグレードの結果、お部屋の様子までを詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
セントレジス ・シンガポールとは
セントレジス ・シンガポールの基本情報
「セントレジス」はホテルグループである「スターウッド(SPG)」のホテルブランドの1つです。
スターウッドの中でも高級ホテルのブランドとして位置付けられています。「セントレジス」は「バトラーサービス」が有名です。客室に専属のスタッフが配置され、いつでも客室でコーヒーや紅茶をいただくことができます。
「セントレジス ・シンガポール」はその名前のとおり、シンガポールに位置するセントレジスブランドのホテルです。スターウッドのホテルはカテゴリーによってそのホテルを格付けしていますが、「セントレジス ・シンガポール」は、上から2つ目の「カテゴリー6」に位置付けられています。
「セントレジス ・シンガポール」の基本情報は以下になります。
<セントレジス ・シンガポールの基本情報>
- チェックイン: 午後3時
- チェックアウト: 正午12時
- SPGカテゴリー:カテゴリー6
また、「セントレジス ・シンガポール」の公式HPはこちらになります。
SPGはマリオットと統合しました。マリオットのホテルプログラムである「マリオットボンヴォイ」の詳細はこちらの記事をご参照ください。
セントレジス ・シンガポールへのアクセス
「セントレジス ・シンガポール」は、シンガポールの高級ショッピング街である「オーチャードエリア」に位置しています。
ただ、「オーチャードロード」からは坂を登った丘の上に位置しているため、徒歩でアクセスする場合は10分程度必要になります。
そのため、スーツケースなど荷物が多い場合はタクシーでのアクセスが無難です。シンガポールはタクシー代が安いため、日本に比べて気軽に利用することができます。
<セントレジス ・シンガポールへのアクセス>
- 徒歩:オーチャードロードから徒歩10分程度、タクシー利用がオススメ
「セントレジス ・シンガポール」の周辺地図はこちらになります。
セントレジス ・シンガポールで予約したお部屋と費用(コスト)
今回、こちらの「セントレジス ・シンガポール」には、SPGアメックスの2年目以降の更新時に得られる無料宿泊特典を利用しました。
予約可能であった客室のカテゴリーは「エグゼクティブデラックス」でした。
SPGアメックスの2年目以降の更新時に得られる無料宿泊特典を利用した場合、税金等はかかりません。完全無料で宿泊できてしまいます。とってもお得です。
<予約したお部屋と費用(コスト)>
- 宿泊したお部屋:エグゼクティブデラックス
- 費用(コスト):SPGアメックスの2年目以降の更新時に得られる無料宿泊特典を利用したため無料!
宿泊料金の最新情報はこちらマリオット公式サイトからご確認ください。
セントレジス ・シンガポール宿泊記:外観とロビーの様子
そんなこんなで前置きが長くなりましたが、ここからは、「セントレジス ・シンガポール」の宿泊記をお送りしていきます。まずは、ホテルの外観とロビーの様子です。
セントレジス ・シンガポール:ホテルの外観
「セントレジス ・シンガポール」のホテルの外観はこんな感じです。ちょっと近すぎてわかりづらいですが、モダンで高級感のある雰囲気です。
ホテルの正面玄関はこんな感じ。玄関周辺は天井の高いホールになっており、頭上のシャンデリアがとても眩しいです。高級感をひしひしと感じます。
セントレジス ・シンガポール:ロビーの様子
「セントレジス ・シンガポール」のロビーの様子はこんな感じです。全体的に内装は白でまとめられており、至る所に美術品が飾られています。
天井には、ずらずらっとシャンデリアも並んでいます。さすが「セントレジス」といったラグジュアリーな空間です。
我々が宿泊したのは年始のタイミングだったため、まだクリスマスの飾り付けも残っていました。巨大なクリスマスツリーが印象的です。
セントレジス ・シンガポール宿泊記:チェックインの様子とアップグレード結果
セントレジス ・シンガポール:チェックインの様子
「セントレジス ・シンガポール」には、チェックインカウンターやレセプションのようなものは見当たらず、入り口付近には、こちらの写真のような「コンシェルジュデスク」が並んでいます。
チェックインもこちらの「コンシェルジュデスク」でお願いすることになります。座りながらチェックインできるので良いですね。
セントレジス ・シンガポール:客室のアップグレード結果
私は「SPGアメックスカード」をメインカードとして利用しており、その特典としてスターウッド(SPG)の「ゴールド会員資格」を獲得しました。
また、その後「プラチナチャレンジ」を実施して「プラチナ会員資格」も取得しています。
スターウッド(SPG)の場合、ゴールド会員以上の資格を保有していると、当日の空室状況によって客室のアップグレードを受けることができます。
ですので、チェックインの時はいつも、アップグレードが受けられるかどうか、ドキドキです。
結果としては、もともとの予約であった「エグゼクティブデラックス」から「グランドデラックスルーム」への大幅アップグレードに成功しました。
セントレジス (シンガポール)は、アップグレードに関してなかなか厳しいという噂を聞いていましたが、2段階ほどアップグレードしていただくことができました。
ちょっといやらしいですが、私が宿泊した日付で「グランドデラックスルーム」のお部屋を現金で予約しようとした場合、税込で「580SGD」となっていました。日本円では「約49,300円」です。
<全額現金で支払った場合>
- 客室のカテゴリー:グランドデラックスルーム
- 必要な現金(税込):580SGD(=約49,300円)
今回、SPGアメックスの2年目以降の無料宿泊特典を利用しましたので「約49,300円」の価値がある素晴らしいお部屋に完全無料で宿泊できたということになります。
SPGアメックスの年会費は、33,480円(税込)と高額ですが、今回のような無料宿泊特典の使い方をすれば、年会費の元は余裕でとることができますね。
セントレジス ・シンガポール宿泊記:お部屋の様子
さて、そんなこんなで「グランドデラックスルーム」へのアップグレードに成功し、ウキウキでお部屋に向かいました。
グランドデラックスルーム:お部屋の全体像
今回アサインされたのは15階のお部屋でした。15階はSPG会員用のフロアになっているようです。
お部屋の入り口はこちら。今回アサインされたのは、なんと角部屋でした。「グランドデラックスルーム」の中でもより条件の良いお部屋なのではないかと思います。
入り口の扉を開けるとこんな感じです。部屋の中に若干のアプローチがあり、右手がバスルーム、奥がメインルーム、左手がミニバーとなっていました。
メインルームである寝室はこんな感じです。ホテル全体の雰囲気に合わせて、全体的に白をベースとした内装になっています。ヨーロピアンでクラシックな雰囲気が良いですね。
ベッドもキンズサイズで広さ十分です。また、壁一面が窓になっていて、とても明るい空間になっています。コーナールームの為、窓がさらにワイドになっていて素敵です。
ベッドの向かい側には、テレビとデスク、ソファーセットなどなど。部屋全体の広さも、かなりのゆとりを感じます。
グランドデラックスルーム:お部屋からの眺望
「セントレジス ・シンガポール」は丘の上に位置してるため、客室からの眺望もなかなかです。
湾岸側とは反対方向のオーチャードエリアのホテルになるためオーシャンビューとはいきませんが、見晴らしは抜群。これはこれで気持ちの良い景色です。
右手側には「オーチャードロード」周辺の高層ビル群も見えます。
グランドデラックスルーム:お部屋の設備
こちらは、窓側からお部屋の奥側を向いたものです。奥側の壁一面は収納になっています。
扉をあけてみると、中にはバスローブやスリッパ、傘などが用意されています。
こちらバスローブ。ふかふかなタイプです。
こちらはスリッパです。使い捨てのスリッパですが、「ST REGIS」のマークが入っていてカッコ良いですね。
こちらは入り口付近に用意されていたミニバーです。棚の上には、コーヒーや紅茶のセットが用意されています。紅茶は「TWG」の用意です。これらは無料で利用できます。
ただ、「セントレジス 」には後述するバトラーサービスもあるので、こちらを利用する機会はあまりなさそうです。
ミニバーの引き出しの中には、アルコールやスナックの用意もあります。これらは、当然ながら有料ですので、利用の際は気をつけましょう。
ミニバーの一番下の段には、冷蔵庫があります。ただ、この冷蔵庫は有料のアルコールでいっぱいになっています。自分で持ってきたドリンクなどを入れることができないのは、ちょっと残念・・。
セーフティーボックス(金庫)の用意もあります。利用はもちろん無料です。
グランドデラックスルーム:バスルームの様子
続いては、気になるバスルームの様子をご紹介します。こちらはバスルームの全体像。全体的に大理石でまとめられており、とても豪華な作りですね。シンクはダブルボールです。
こちらはバスタブ。独立型のバスになっていて、とてもおしゃれです。
写真では見切れてしまっていますが、テレビも備え付けられています。バスの上には簡易テーブルもあり、リモコンや石鹸、バスソルト、ボディスポンジなどが用意されています。
アメニティーは「REMEDE(ルメードゥ)」のものでした。ボディミルクなどなど。
実は、こちらの「セントレジス ・シンガポール」内には、この「REMEDE(ルメードゥ)」のスパがあるんですよね。お膝元のスパのアメニティーという感じでしょうか。
バスルーム内のバスタブとは反対側には、トイレとシャワーブースが用意されています。それぞれがガラスの扉で仕切られており、独立型となっています。
こちらはトイレ。まあ、いたって普通。
こちらはシャワーブース。シャワーはハンドシャワーとレインシャワーの両方が用意されています。また、ボディーマッサージ用のジェット吹き出しも用意されており、なかなか面白かったです。
ちなみに、シャワーブース内にも「REMEDE(ルメードゥ)」のアメニティーが用意されています。シャンプーとコンディショナー、ボディソープですね。
細かいですが、ドライヤーの用意もちゃんとありますのでご安心を。
グランドデラックスルーム:バトラーサービスの様子
さて、そんなこんなでお部屋の物色が一通り終わった後は、バトラーサービスを利用してみます。客室内の内線には、専用のボタンがあるので、そちらを押すとバトラーさんに連絡が行く仕組みとなっています。
この時は、とりあえず紅茶をお願いしてみました。すると、こんな感じのトレイに載ってティーセットがやってきます。ちゃんと、テーブルの上にセッティングまでしていただけて、至れり尽くせりです。
アールグレイやダージリンなど、茶葉の指定もできます。ちなみに、ブランドは客室に用意してあったのと同じ「TWG」のものでした。カップにはクッキーも添えられていて嬉しいですね。
冒頭でも書きましたが、バトラーサービスは無料で利用できます。さすがは「セントレジス 」といったところ。嬉しいサービスです。
セントレジス ・シンガポール宿泊記:クラブラウンジの様子
我々はスターウッド(SPG)のプラチナ会員ですので、その特典として、宿泊した客室のカテゴリーに関わらず、クラブラウンジを利用することができます。
ただし、「セントレジス ・シンガポール」にはクラブラウンジの用意がありません。残念・・。
その代わり、プラチナ会員の場合は、ホテル内の「Astor Bar」というバーで、ドリンク1杯を無料でいただけるサービスが用意されています。イメージはこんな感じです。
詳細については、こちらの記事をご参照ください。
セントレジス ・シンガポール宿泊記:朝食の様子
スターウッド(SPG)のプラチナ会員の場合、その特典として、朝食を無料でいただくことができます。
前述のとおり「セントレジス ・シンガポール」にはクラブラウンジの用意がありませんので、ホテル内の「LES SAVEURS」というフレンチで朝食をいただくことができます。
こちらの「LES SAVEURS」は、かなりの高級レストランなので、お得度はかなり高いです。イメージはこんな感じです。
詳細については、こちらの記事をご参照ください。
セントレジス ・シンガポール宿泊記:プール&フィットネスとスパ施設
「セントレジス ・シンガポール」では、宿泊者はプール&フィットネス、および、スパ施設を無料で利用することができます。
どの施設も平均以上に良いものですが、中でも、スパ施設の豪華さは特筆すべきものです。
ローマ風呂を思わせるヨーロピアンで豪華な内装に、大浴場からドライサウナ、スチームサウナまでフル装備が揃っています。いろいろなホテルでスパ施設を利用してきましたが、トップレベルと言えるものです。
詳細についてはこちらの記事をご参照ください。
マリオットの上級会員(ゴールド&プラチナ)に簡単になる方法
マリオットアメックス(プレミアム)保有でゴールド会員資格をもれなく獲得
マリオットの上級会員資格である「ゴールドエリート」を簡単に獲得する方法があります。それは「マリオットアメックス(プレミアム)」を保有することです。
マリオットアメックス(プレミアム)は、年会費は「49,500円(税込)」と高額ながらも、その費用を上回る豊富な特典によりホテル好き必携のクレジットカードになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)の主な特徴は以下になります。無料宿泊特典(5万円相当)だけでも年会費負担を相殺することができてしまいます。
また、ポイント還元率やマイル還元率の高さから陸マイラーからも絶大な人気を誇っています。
<マリオットアメックス(プレミアム)の主な特長>
- マリオット の「ゴールド会員資格」を自動的に獲得
- カード決済でポイント還元率3%&マイル還元率1.25%を実現
- マリオットのホテル利用でポイント還元率6%を実現
- ポイント有効期限は実質無期限
- 貯めたポイントはホテルの無料宿泊や世界40以上の航空マイルに交換可能
- 年15泊分の宿泊実績を獲得
- 年150万円以上の決済で無料宿泊特典を獲得(5万円相当)
- 年400万円以上の決済で「プラチナ会員資格」を獲得
マリオットアメックス(プレミアム)の特典からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事をご参照ください。
プラチナチャレンジでプラチナ会員へのステップアップも容易
私の場合は、マリオットの「ゴールドエリート」となった後に「プラチナチャレンジ」を実施することで、マリオットの「プラチナエリート」も獲得しました。
また、年400万円以上の決済が可能な方であれば、マリオットアメックス(プレミアム)の特典で「プラチナエリート」を獲得できるのもメリットですね。
プラチナ会員になるとマリオットのホテルでクラブラウンジや無料朝食の特典などが利用できるようになります。
加えて、スイートルームへのアップグレードの可能性も高まりレイチェックアウトも午後4時まで可能になるなど、マリオットのホテル宿泊を最大限に満喫することができます。
ゴールドエリートとプラチナエリートの主なステータス特典は以下になります。
<ステータス特典(ゴールド&プラチナ)>
ゴールド | プラチナ | |
ポイントボーナス | ◯(25%) | ◯(50%) |
レイトチェックアウト | ◯(14時) | ◯(16時) |
ウェルカムギフト | ◯(250 or 500ポイント) | ◯(500 or 1,000ポイント、無料朝食、アメニティから選択) |
客室のアップグレード | ◯ | ◯(スイート含む) |
ラウンジへのアクセス | ◯ |
入会キャンペーンで年会費負担も軽減可能
マリオットアメックス(プレミアム)では、条件クリアで大量ポイントを獲得できる入会キャンペーンを実施中です。
初年度の年会費負担をほぼ相殺できるというお得さになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)に興味のある方にとっては大チャンスと言えますね。
マリオットアメックスの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事をご参照ください。
香港・シンガポール旅行2018のスケジュール
今回の香港・シンガポール旅行のスケジュールは以下になります。全体としては、5泊6日のスケジュールで、香港に2泊、シンガポールに3泊というスケジュールになります。
今回の記事は、旅行4日目、シンガポール滞在の2日目の「セントレジス ・シンガポール」宿泊の様子になります。
<スケジュール概要>
- 1日目:羽田から香港に移動(MU576、MU503便)、JWマリオット(香港)宿泊
- 2日目:ザ・リッツカールトン(香港)宿泊
- 3日目:香港からシンガポールに移動(SQ863)、コンラッド(シンガポール)宿泊
- 4日目:セントレジス(シンガポール)宿泊 <=今ココ
- 5日目:シェラトン・タワーズ(シンガポール)宿泊
- 6日目:シンガポールから成田に移動(DL166)
今回の、香港・シンガポール旅行の全体的な計画についてはこちらをご参照ください。
SPGアメックスと陸マイラー活動で貯めたマイルで、高級ホテルのスイートやビジネスクラスを利用した豪華な海外旅行を低コストで実現しています。
最近でも約182万円が必要となるハワイ旅行を18万円ほどの手出しだけで実現しています。ハワイ旅行の費用はこちらに公開しておりますのでぜひご参照ください。
まとめ
今回は「セントレジス ・シンガポール」の宿泊記として、チェックインからアップグレードの結果、お部屋の様子までを詳しくご紹介しました。
「セントレジス・シンガポール 」の利用は、今回が初めてでしたが、予想以上に素晴らしいホテルで、すっかりファンになってしまいました。今後のシンガポール旅行では、必ず選択することになりそうです。
マリオットのホテル予約はベストレート保証の受けられる公式サイトからがオススメです。最安値から最大25%の割引を受けられます。
マリオットのベストレート保証のやり方の詳細はこちらの記事をご参照ください。
次回の記事では「セントレジス ・シンガポール」のプラチナ会員特典のまとめと、バーでのドリンクサービスについてご紹介したいと思います。
==>次の記事
セントレジス ・シンガポール:プラチナ会員特典とカクテルタイムの様子をレポート!
<==前の記事
コンラッド シンガポール:朝食は「オスカーズ」で充実ビュッフェを堪能!
<香港・シンガポール旅行記の目次>
香港・シンガポール旅行記2018:全体の目次、記事一覧はこちら!
それでは、また!
シンガポール旅行 関連記事