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SPGアメックスのデメリットは?実体験から徹底解説!

SPGアメックスの券面

SPGアメックスのデメリットは?実体験から徹底解説!

SPGアメックスは、ホテル宿泊最強と言われる人気の高いクレジットカードです。旅好き、ホテル好きには、特典豊富で絶大なメリットをもたします。しかしながら、すくなからずデメリットが存在するのも事実です。私はSPGアメックスを保有して、かれこれ3年目になります。そこで、これからSPGアメックスに入会しようとお考えの方向けに、実体験からわかるデメリットをご紹介していきたいと思います。

MEMO

SPGアメックスは「マリオットボンヴォイアメックス」にリニューアルしました。2つのグレードが登場し特典内容も一部変更になっています。

 

また、マリオットアメックスでは大量ポイントを獲得できる入会キャンペーンを実施中です。これは初年度の年会費負担をほぼ相殺可能なお得さとなっています。ぜひこの大チャンスにご検討ください。

SPGアメックスのデメリット

SPGアメックスはデメリットの少ないクレジットカード

結論から申し上げると、SPGアメックスはメリットが絶大な反面、デメリットの少ないクレジットカードです。そのため、以下で列挙するデメリットは「敢えて挙げるならば」というレベルのもので、致命的なものではありません。

しかしながら、これからSPGアメックスに入会をしようか考えている方にとっては、知っておくべき情報も含まれていると思われるため、ここで詳しくご紹介しておきたいと思います。

SPGアメックスのデメリットは全部で7つ

SPGアメックスのデメリットを列挙すると以下になります。SPGアメックス独自のデメリットと、アメックスカード共通デメリットがあることがわかります。

<SPGアメックスのデメリット>

  1. 年会費が高額<=SPGアメックス独自
  2. 家族カードも年会費が必要<=SPGアメックス独自
  3. 家族カードはSPGアメックスならではの特典が受けられない<=SPGアメックス独自
  4. ホテルの選択肢が狭くなる<=SPGアメックス独自
  5. アメックスのカードが弱い地域がある<=アメックスカード共通
  6. キャッシング機能がない<=アメックスカード共通
  7. ポイント加算が対象外もしくは半額となる加盟店がある<=アメックスカード共通

 

私自身は、SPGアメックスを保有して、かれこれ3年目になりますので、この中には、実体験からわかってきたデメリットを含まれています。以下では、これらについて、実体験も踏まえて詳しくご紹介していきたいと思います。

 

デメリット1:年会費が高額

SPGアメックスのデメリットは、やはり年会費が高いことです。クレジットカードの年会費に「31,000円+税」というのは、抵抗感が強い方も多いと思います。実際私も最初はそうでした。

SPGアメックスの年会費

SPGアメックスの年会費

 

ただし、これはについては、以下のような年会費負担軽減策が存在しています。

<年会費負担軽減策>

  • 初年度:入会キャンペーンで最大33,000ポイントを獲得
  • 次年度以降:50,000ポイントまでの1泊1室の無料宿泊特典

 

マリオットの1ポイントは1円以上の価値でホテル宿泊に利用できますので、うまく利用すれば、初年度、次年度以降ともに、SPGアメックスの年会費である「31,000円+税」を相殺することができます。

これにより、年会費無料のような感覚でSPGアメックスを維持することができるというのが、SPGアメックスの人気の秘密にもなっています。

 

ただし、これは「マリオットのホテルに宿泊することに魅力を感じる」ということが前提となっています。マリオットのホテルは高級なところが多いため、概ね3万円以上の宿泊費が必要なことが多くなります。

そのため、例えば、「1泊3万円もするホテルより、1泊1万円のホテルに3泊したい」というような、マリオットのホテル宿泊に価値を見出せない方にとっては、年会費負担がデメリットとなってしまいますね。

 

デメリット2:家族カードも年会費が必要

ゴールドカードやプラチナカードなど、グレードの高いクレジットカードの場合、家族カードを無料で発行することができます。

SPGアメックスと年会費の近い「アメックスゴールド」の場合でも、1枚目の家族カードの発行は無料となっています。

しかしながら、SPGアメックスの場合は、家族カードの発行は1枚目から有料で、しかも年会費は「15,500円+税」となかなかの高額となっています。

SPGアメックスも、1枚目の家族カードぐらいは年会費を無料にして欲しかったところです。旅行保険などの関係で、家族にもSPGアメックスを持たせたい、という方にはデメリットになりますね。

 

デメリット3:家族カードはSPGアメックスならではの特典が受けられない

SPGアメックス の「家族カード」の場合は、SPGアメックスならではの特典を受けることができません。

<家族カード会員が受けられない特典>

  1. マリオットの「ゴールド会員資格」を獲得
  2. 次年度以降に50,000ポイントまでの1泊1室の「無料宿泊特典」を獲得

 

これらの特典は、SPGアメックスの特徴となるものです。年会費の高い「家族カード」で、これらの特典を受けられないというのは、ちょっといけていませんよね。

SPGアメックス の「家族カード」は、年会費が高いこともあり、作る意味はほとんどありませんのでご注意いただければと思います。

 

MEMO

「家族カード」を作るぐらいであれば、家族にも「本会員カード」を作る方が有用です。我が家の場合は、「無料宿泊特典」目当てで、夫婦でSPGアメックスの本会員になっています。このようにすれば、夫婦それぞれのカードで「無料宿泊特典」を獲得することができます。

 

 

デメリット4:ホテルの選択肢が狭くなる

SPGアメックスを保有すると、ゴールド会員の特典を満喫したくなり、どうしてもマリオット系列のホテルばかりを利用するようになってしまいます。

一般的に、マリオットのホテルはグレードの高いホテルが多いため、宿泊費が高くなってしまいがちです。ホテル宿泊における満足度は高くなっても、場合によっては、家計を圧迫する結果になるかもしれません。

マリオットのホテルのイメージ

 

また、世界にはマリオット以外にも、「ヒルトン(Hilton)」や「インターコンチネンタル(IHG)」などのホテルグループも存在しますし、独立系でも良いホテルはたくさんあります。

SPGアメックスを保有するようになると、これらマリオット以外のホテルに目が向きにくくなってしまいます。私の場合も、過去3年間で数十泊していますが、全てマリオット系列のホテルになっています。

リーズナブルでいろいろなホテルに泊まりたい、という方にとってはデメリットになってしまうかもしれません。

 

デメリット5:アメックスのカードが弱い地域がある

これは、SPGアメックスだけでなく、アメックスカード全体に言えることです。ですので、アメックスカードのデメリットと言えるかもしれません。

アメックスカードが強いのは「米国圏」です。また、日本では「JCB」と提携していますので、JCBが使えるお店であればアメックスカードで決済することができます。そのため、米国圏と日本国内では、それほど困ることはありません

アメックス カードとJCBカードの提携のイメージ

 

しかしながら、日本以外のアジア圏や、ヨーロッパ圏では、アメックスカードが弱い地域があります。特に、高級店以外の庶民点なお店では、アメックスカードが使えない場合がしばしばあります。

そのため、海外旅行の際には、SPGアメックスに加えて、「VISA」や「Mastercard」など他のブランドのものを合わせて持っていく必要があります。

海外旅行にたくさんのクレジットカードを持って行きたくない、という方にはデメリットになってしまうかもしれません。

 

MEMO

セキュリティの観点では、海外旅行に予備のクレジットカードを持っていくことは常識ですし、旅行保険を充実させる上でも、複数のクレジットカードを保有していた方が安心です。詳細については以下の記事もご参照ください。

 

デメリット6:キャッシング機能がない

これも、SPGアメックスだけでなく、アメックスカード全体のデメリットとなります。SPGアメックスを含むアメックスカードには「キャッシング」の機能が付いていません

海外旅行の際のお得な両替方法として、クレジットカードでキャッシングして現地通貨を引き出す、というテクニックがあります。ですが、SPGアメックスの場合には、これを活用することができないということになります。

そのため、クレジットカードで現地通貨でキャッシングしたいという場合には、海外キャッシングに対応したクレジットカード(JCBやVISA、Mastercardなど)を持っていく必要があるということになります。

 

デメリット7:公共料金や税金の支払いではポイント加算が半額になる

これも、SPGアメックスだけでなく、アメックスカード全体のデメリットとなります。SPGアメックスを含むアメックスカードの場合、公共料金の支払いではポイント加算が半額になります。

具体的には、以下のような電力会社、ガス会社、水道局、公金・税金などが該当します。これらの加盟店の支払い時には、加算されるポイントは半分の「100円=1.5ポイント」となります。

<ポイント加算が半分となる加盟店>

ポイント加算が「半分」になる加盟店

ポイント加算が「半分」になる加盟店

 

また、ポイントの加算自体が行われない加盟店も存在します。ただ、電子マネーは現金と同等の価値があるため、他のクレジットカードでもポイント加算の対象外となっていることが一般的です。

<ポイント加算対象外の加盟店>

ポイント加算が「対象外」の加盟店

ポイント加算が「対象外」の加盟店

 

ただし、SPGアメックスの通常のポイント還元率は「3%」です(100円の決済で3ポイントを獲得できる)。ポイント加算が仮に半額になっても、ポイント還元率は「1.5%」です。

一般的にポイント還元率が良いとされる以下のようなクレジットカードでも、ポイント還元率は「1.0%から1.25%」です。

<ポイント還元率が高いクレジットカード例>

  • 楽天カード:1.0%
  • リクルートカード:1.2%
  • REXカード:1.25%

 

これらに比べてもSPGアメックスの方がまだまだ還元率は高くなりますので、大きなデメリットにはならないのではないかと個人的には感じています。

 

SPGアメックスの特典とメリット

SPGアメックスはデメリットを上回る豊富な特典とメリットを備えたクレジットカード

今回は、SPGアメックスのデメリットを中心にご紹介しましたが、SPGアメックスは、そのデメリットを大きく上回る豊富な特典とメリットを備えたクレジットカードです。

SPGアメックスの特典の中でも、特に重要なものは以下になります。

世界最大のホテルグループであるマリオットの「ゴールド会員」資格を得ることができることに加え、カード継続で毎年「無料宿泊得点」を獲得できること、マイルを「高還元率」で貯めて「柔軟に」使える点などが特徴となっています。

<SPGアメックスの独自の特典>

  1. マリオット の「ゴールド会員資格」を、自動的に獲得
  2. カード継続で毎年、無料宿泊特典を獲得
  3. クレジットカード決済で、ポイント還元率3%&マイル還元率1.25%を実現
  4. 世界40以上の航空会社のマイルに交換可能
  5. 実質無期限のポイント有効期限

 

また、マリオットの「ゴールド会員資格」を得ることで、ホテル宿泊時には以下のような特典を受けることができます。マリオットのような高級ホテルで、しかも世界の至るところで特別待遇を受けられるというのは、本当に幸せなことです。

<マリオットのゴールド会員特典>

  1. より望ましい客室へのアップグレード
  2. 午後2時までのレイトチェックアウト
  3. ウェルカムギフトとしてポイントを進呈(500もしくは250ポイント)
  4. アジア太平洋の直営レストラン&バーで15%割引
  5. 滞在ごとに25%のボーナスポイント
  6. 無料の客室内高速インターネット
  7. エリート専用予約ライン
  8. 会員限定料金の適用
  9. 完全予約保証

 

加えて、SPGアメックスの年会費の年会費は「31,000円+消費税」と高額設定にはなっていますが、以下のような年会費負担軽減策が存在するため、初年度・次年度以降ともに、年会費以上の価値を得ることができます。

<年会費負担軽減策>

  • 初年度:入会キャンペーンで最大33,000ポイントを獲得
  • 次年度以降:50,000ポイントまでの1泊1室の無料宿泊特典

 

旅好き、ホテル好きな方にとっては、年会費無料のような感覚でハイスペックなクレジットカードを維持することができるということで、とてもお得度の高いクレジットカードとなっています。

ホテル宿泊最強のクレジットカードと言われ、近年、急速に人気を高めているのも納得ですね。

 

SPGアメックスの特典とメリットの詳細はこちらの記事で解説しております。合わせてご参照ください。

 

入会キャンペーンで大量ポイントも獲得可能

SPGアメックスでは最大39,000ポイント(=39,000円相当)を獲得できる入会キャンペーンを実施中です。

初年度の年会費負担を相殺して特典をお試しする大チャンスです。詳細はこちらの記事をご参照ください。

 

まとめ:SPGアメックスはデメリットの少ないクレジットカード!入会の際は、特典やメリットと合わせて検討しましょう!

今回は、SPGアメックスのデメリットをご紹介させていただきました。

SPGアメックスは、特典豊富で絶大なメリットをもたらすクレジットカードです。ホテル宿泊最強のクレジットカードと言われており、ホテル好きのみならず、旅好き陸マイラーにも絶大な人気を誇っています。

しかしながら、当記事でご紹介させていただいたとおり、デメリットが存在するのも事実です。

それからSPGアメックスに入会しよういう方は、特典やメリットだけでなく、デメリットも考慮してご検討いただければと思います。

 

それでは、また!

 

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