シンガポールのSIMカードはどこで買う?チャンギ空港でM1 Tourist SIMを購入レポート!
海外で現地SIMカードがあると地図アプリでのルート検索やSNSでの口コミを検索できて便利です。今回のシンガポール旅行ではチャンギ空港で「M1 Tourist SIM」を調達しました。結論としてはデータ容量とスピードは文句なくデザリングも可能と買ってよかったと実感しました。以下で詳しくご紹介していきます。
更新履歴(2024年4月17日):最新情報に更新しました。
シンガポールのSIMカードはどこで買う?
シンガポールのSIMカードの購入方法は大きく以下3つになります。
日本で事前に購入しておくか、現地の空港、もしくは市街で購入するかですね。
<シンガポールSIMカードの購入方法>
- 日本でAmazonなどの通販を利用して購入する
- シンガポールの空港で購入する
- シンガポールの市街で購入する
シンガポール旅行までの日数に余裕があるのであればAmazonで購入も可能
シンガポールのSIMカードは、日本でAmazonなどの通販を利用して購入することができます。
購入してから到着するまで若干の時間が必要になるため注意が必要ですが、旅行までの日数が1週間以上など余裕があるのであれば便利なSIMカードの調達方法です。
例えばAmazonではこちらのような商品が用意されています。
1,200円弱という低価格で5日間はデータ容量無制限で利用できるのがメリットです(価格は2024年4月時点)。
ただし、データ通信専用となっており国内通話も国際通話もできないのがデメリットとなっています。
シンガポールの空港であれば当日でも購入できてすぐに使えるのが便利
シンガポールの空港や市街であればSIMカードを当日でも購入できます。事前準備が苦手な方にはピッタリですね。
特に空港で購入しておけば市街までの移動のルートを検索したり、シェアライドのGrab(グラブ)を呼んだりとすぐに活用することができます。
せっかく現地シンガポールでSIMカードを購入するのであれば空港で調達するのが便利でおすすめです。
eSIMをアプリから購入できる「Airalo」も便利です。データ量は少ないもののSIMカード購入に必要な時間を短縮することができます。
シンガポールのSIMカード「M1 Tourist SIM」とは
シンガポール旅行者用で大容量かつ国内通話と国際通話が可能
「M1 Tourist SIM」というのはその名前のとおり海外からの旅行者用に用意されたシンガポールのSIMカードです。基本的にチャンギ空港で購入することができます。
「M1 Tourist SIM」は以下の2タイプが販売されています。15日間利用できるものが「12シンガポールドル」、30日間利用できるものが「30シンガポールドル」となっています。
主な仕様を表でまとめると以下のようになります。12シンガポールドルと安い方でもデータ容量は100GBと非常に余裕のある数字になっています。
デザリングも可能ですのでモバイルルーターのような使い方もできます。これ1枚あれば家族のスマホもまとめてデータ通信することができますね。
また、国内通話だけでなく国際通話も可能なのが特徴となっています。
<M1 Tourist SIMの主な仕様>
$12 Tourist SIM | $30 Tourist SIM | |
利用期間 | 15日間 | 30日間 |
データ容量 | 100GB | 150GB |
国内通話時間 | 500分 | 3,000分 |
国際通話時間 | 20分 | 50分 |
SMS件数 | 100件 | 1,000件 |
ローミングデータ容量 | なし | 3GB |
KLOOKを経由すれば割引価格&クーポンでお得に購入可能
そんな「M1 Tourist SIM」ですが、せっかく購入するならアクティビティ予約で有名な「KLOOK(クルック)」を経由した方がお得です。
まず、KLOOKでは「M1 Tourist SIM」をいつでも割引価格で販売しています。具体的には以下のようになっています。
どちらも20%から30%ほどの割引率となっています。
<KLOOKでの販売価格>
$12 Tourist SIM | $30 Tourist SIM | |
通常価格 | 12シンガポールドル | 30シンガポールドル |
KLOOKでの販売価格 | 8.4シンガポールドル | 24.8シンガポールドル |
割引額 | 3.6ドル |
5.3ドル |
日本円ですと「$12 Tourist SIM」が約1,000円程度(1SGD=115円時)という計算になりますね。前半でご紹介したAmazonで購入できるSIMカードよりも少しリーズナブルな印象です。
また、KLOOKへの入会がまだの方はこちらのURL経由の新規登録で500円オフのクーポンもゲットできます。
そして、こちらのクーポンコード入力で6%の割引を受けることもできます(1,000円以上の購入で最大1,000円の割引。2回目と3回目は3%割引)。
- PIPINOBUKLOOK
500円オフのクーポンと6%割引のクーポンコードはどちらか一方しか利用できませんが、500円から1,000円ほどの割引を受けらるのはお得ですね。
ぜひご活用いただければと思います。
チャンギ空港での「M1 Tourist SIM」の受取場所
KLOOK経由で「M1 Tourist SIM」を購入すると登録されたメールアドレス宛にバウチャー(引換証)が届きます。
シンガポール旅行当日はこのバウチャーを受取場所に提示するという流れになります。
受取場所は購入時に以下の4つから選択することができます。
<受取場所>
- チャンギ空港
- M1ショップ:プラナカンプレイス店
- M1ショップ:ブギスジャンクション店
- その他シンガポール内の店舗
海外からの旅行者の場合は「チャンギ空港」での受取がやっぱり便利ですね。チャンギ空港では、第1ターミナルから第4ターミナルまで、各ターミナルに受取場所が用意されています。
どのカウンターも預け荷物のピックアップエリアの周辺にあり便利です。また、24時間営業のカウンターも深夜や早朝に到着する場合も安心です。
<第1ターミナルの受取場所>
<第2ターミナルの受取場所>
<第2ターミナル(乗継エリア)の受取場所>
<第3ターミナルの受取場所>
<第4ターミナルの受取場所>
チャンギ空港でSIMカードを受取した体験レポート
今回のシンガポール旅行ではKLOOKで「M1 Tourist SIM」を購入してチャンギ空港でピックアップしました。ここではその様子をご紹介したいと思います。
羽田初SQ635便でチャンギ空港の第2ターミナルに到着
今回はシンガポール航空の羽田初SQ635便を利用しました。チャンギ空港の第2ターミナルに午前5時ごろに到着しました。
第2ターミナルの場合、手荷物のピックアップカウンターを出てすぐのところに受取場所があります。
羽田発SQ635便「シンガポール航空 ビジネスクラス搭乗記」はこちらです。ぜひ合わせてご参照ください。
第2ターミナルの「CHANGI RECOMMENDATIONS」でSIMカードを受取
具体的にはこちら「CHANGI RECOMMENDATIONS」のカウンターになります。
一種の観光案内所で「M1 Tourist SIM」のほか、ツーリストパスの購入やオプショナルツアーの手配なんかをすることができます。
こちらのカウンターにKLOOKから送られてきたバウチャー(引換証)を提示することでSIMカードを受け取ることができます。
この際、パスポートの提示が必要になりますので注意しましょう(空港の中なので普通持っていると思いますが)。
スタッフは非常に手慣れており申し込み情報とパスポートを確認しながらテキパキと設定を行なってくれます。体感時間で2-3分ほどでSIMカードを受け取ることができました。
SIMカードの現物はこちらになります。購入したのは「$12 Tourist SIM」の方になります。今回は3泊6日の旅程でしたのでこちらで十分ですね。
裏面はこんな感じになっています。
写真ではモザイクで消していますが、実際には「Mobile Phone No.」のところにこのSIMカードの電話番号が書かれています。確認しておきましょう。
マルチカットのSIMカードになっていますので、手持ちのスマホのスロットに合わせて自分でカットして利用します。
スタッフがSIMカードのアクティベーションまでやってくれていますで、SIMカードを入れてスマホを再起動するだけですぐに利用可能になりました。
「M1 Tourist SIM」を使ってみた感想
こちらの「M1 Tourist SIM」は4Gに対応していてスピードも問題なく快適でした。
今回のシンガポール旅行では、シンガポールの中心部に加えて、シンガポール動物園の方にも向かいましたが圏外になるようなこともありませんでした。
また、データ容量が100GBもありデザリングも可能となっています。夫婦でデザリングしながら2台の端末で利用しましたが、3泊6日の日程では利用したのは5GBほどでした。
余裕がありすぎるほどですね。
良かった点をまとめると以下のようになります。
<良かった点>
- 1枚1,000円前後とリーズナブル
- データ容量が100GBと余裕あり
- デザリングも複数人で家族で共有できる
- 4G対応でスピードも問題なし
- 音声通話も可能
音声通話は必要ないかと思ったのですが、ホテルへの連絡やレストラン予約に使えるため意外と便利です。
日本から海外ローミング可能はSIMをセットしていたたのですが、データ通信はできるもののなぜが通話はうまくいかなったので、バックアップ回線としても重宝しました。
悪かった点は特にありませんでしたが、強いてあげるとすれば、利用期間が15日でデータ容量100GBというのがオーバースペックなところです。
可能であれば半分ぐらの日数とデータ容量でさらに安くしてもらえると嬉しいですね。
まとめ
今回は、シンガポールのチャンギ空港で「M1 Tourist SIM」を調達してみた体験レポートをご紹介しました。
記事の中でご紹介させていただいたとおり、「M1 Tourist SIM」は1,000円前後とリーズナブルな価格にも関わらず、データ容量がたっぷりで通信速度も問題なく、デザリングも可能な優れものでした。
海外で現地SIMカードがあると地図アプリでのルート検索やSNSでの口コミを検索できてやっぱり便利ですね。
今回のシンガポール旅行ではシェアライドの「Grab(グラブ)」も頻繁に利用しましたのでその観点でも役立ちました。
「M1 Tourist SIM」は空港でも直接購入できますが、せっかくなら割引価格で購入できてクーポンも使えるKLOOKを経由するのがオススメです。
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それでは、また!