【2024年11月最新】ポイントサイトの入会特典ランキング!ここからの登録で最大1万円以上お得!

【改悪】プライオリティパスでレストランやリフレッシュ施設が対象外に!<UFJニコス&JCBカード>

【改悪】プライオリティパスでレストランやリフレッシュ施設が対象外に

【改悪】プライオリティパスでレストランやリフレッシュ施設が対象外に!

プライオリティパスに改悪のニュースが入ってきました。UFJニコスとJCBカードでレストランやリフレッシュ施設が無料サービスの対象外になるというものです。制限されるのはUFJニコスは国内外、JCBカードは国内のみと若干の温度差はあるものの、国内ではラウンジ利用のみに限られる形になります。以下で詳しく確認していきます。

プライオリティパス改悪でレストランやリフレッシュ施設が対象外に

UFJニコスとJCBカードで国内ではラウンジのみ無料サービスの対象に

プライオリティパスで改悪のニュースがあったのはUFJニコスとJCBカードです。

プライオリティパスの券面

プライオリティパスの券面

 

UFJニコスでは、2024年10月1日から国内外で「食事(レストラン)」と「リフレッシュ」「休憩」といったラウンジ以外の施設は無料サービスの対象外となります。

そして、JCBカードでは、2024年10月31日午後8時から国内のみでラウンジ以外の施設が無料サービスの対象外となります。

UFJニコスは国内外、JCBカードは国内のみと若干の温度差はあるものの、国内ではラウンジ利用のみに限られる形になります。

<プライオリティパスの改悪>

  • UFJニコス:
    • 2024年10月1日から
    • 国内外で「食事(レストラン)」と「リフレッシュ」「休憩」といったラウンジ以外の施設は無料サービスの対象外
  • JCBカード:
    • 2024年10月31日午後8時から
    • 国内のみで「食事(レストラン)」と「リフレッシュ」「休憩」といったラウンジ以外の施設は無料サービスの対象外

 

最近、プライオリティパスでは日本国内でも「ぼてぢゅう」などラウンジ以外の施設が増加傾向にあり人気を集めていました。そんな中での突然の改悪は驚くばかりです。

プライオリティパス対象施設「ぼてぢゅう」の外観

プライオリティパス対象施設「ぼてぢゅう」の外観

 

UFJニコス、JCBカードともに急な制度変更というのは、カード会社側の費用負担が耐えられなくなるほど増加していたことを伺えますね。

 

UFJニコスのプライオリティパス改悪内容

国内外でラウンジ以外を無料サービスの対象外に(2024年10月1日から)

UFJニコスでは、2024年10月1日から国内外で「食事(レストラン)」と「リフレッシュ」「休憩」といったラウンジ以外の施設は無料サービスの対象外となります。

発表内容は以下になります。

三菱UFJニコスでは、プラチナ会員さまにフライト前のひとときを空港ラウンジでお過ごしいただくため、プライオリティ・パスを無料でご利用いただいておりますが、昨今、空港における飲食店舗やリフレッシュ施設等でのプライオリティ・パスのご利用が大変増加しております。

それに伴い、本サービスに関連するコストが増加しており、本サービス自体のご提供を続けることができなくなるおそれがございます。

そのため、三菱UFJニコスおよびフランチャイジー各社のプラチナ会員さまがお持ちのプライオリティ・パスは、2024年10月1日より、無料でのサービスのご提供を空港ラウンジのみといたします。

飲食店舗やリフレッシュ施設等でご利用された場合、ご利用料金を負担いただく場合がございますので、あらかじめご留意ください。

何卒、ご理解賜りますようお願い申しあげます。

三菱UFJニコス

 

これに伴い、UFJニコスが発行するクレジットカードに付帯するプライオリティパスで「無料」で利用できるのは、国内外でラウンジ施設のみとなります。

ラウンジ以外の施設を利用した場合は「有料」となりますので注意が必要です。表にまとめると以下のようになります。

<サービス区分>

  国内(日本) 国外(海外)
ラウンジ 無料 無料
食事(レストラン) 有料 有料
リフレッシュ 有料 有料
休憩 有料 有料

 

対象カードは三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードなど

対象となるカードは、三菱UFJニコスおよびフランチャイジー各社が発行するカードのプラチナ会員となります。具体的な例は以下になります。

<対象のクレジットカード(例)>

  • 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
  • JAL アメリカン・エキスプレス・カード プラチナ など

 

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、プライオリティパスを本会員カードと家族カードの両方で発行することができます。

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの券面

三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの券面

 

年会費は22,000円(税込)で家族カードは1枚目は年会費無料、2枚目以降も3,300円(税込)となっています。

プライオリティパスを家族で利用したい方にとっては比較的リーズナブルなコストで維持できることで人気がありました。

この三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードのプライオリティパスで改悪が入ったのは残念すぎますね。

 

JCBカードのプライオリティパス改悪内容

国内のみでラウンジ以外を無料サービスの対象外に(2024年10月31日午後8時から)

JCBカードでは、2024年10月31日午後8時から国内のみで「食事(レストラン)」と「リフレッシュ」「休憩」といったラウンジ以外の施設が無料サービスの対象外となります。

発表内容は以下になります。

JCBカードのザ・クラス会員、プラチナ会員、ゴールド ザ・プレミア会員の付帯サービスである、プライオリティ・パスについて、2024年10月31日(木)よりプライオリティ・パス旅行特典のご利用に関する改定を実施いたします。

2024年10月31日(木)8:00PM以降:

プライオリティ・パス社が提供する国内の「ラウンジ」施設および、日本国外のすべての提携施設が利用対象

※2024年8月時点で国内の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」等に該当する施設は利用対象となりません。

※利用対象とならない施設は、プライオリティ・パス社ウェブサイトのラウンジ情報にて「お食事」「リフレッシュ」「休憩」のカテゴリに表示される施設を指します。詳細はhttps://www.prioritypass.com/ja/をご覧ください。

JCBカード

 

これに伴い、JCBカードが発行するクレジットカードに付帯するプライオリティパスで「無料」で利用できるのは、国内のラウンジ、および国内外のすべての施設となります。

国内でラウンジ以外を利用した場合は「有料」となりますので注意が必要です。表にまとめると以下のようになります。

<サービス区分>

  国内(日本) 国外(海外)
ラウンジ 無料 無料
食事(レストラン) 有料 無料
リフレッシュ 有料 無料
休憩 有料 無料

 

国内外で対象外としていたUFJニコスとは温度差がありますね。国外(海外)ではこれまでどおりラウンジ以外の施設も「無料」で利用できるのはせめてもの救いと言えます。

プライオリティパス対象施設「The Pike」の外観

プライオリティパス対象施設「The Pike」の外観

 

対象カードはJCBザ・クラスやプラチナ、ゴールド ザ・プレミアなど

対象となるカードは、JCBカードのザ・クラス会員、プラチナ会員、ゴールド ザ・プレミア会員となります。

JCBザ・クラスの券面

JCBザ・クラスの券面

 

また、この発表レターだけではわかりずらいですが、発行元がJCBとなっているJALカードなどに付帯するプライオリティパスも同様の扱いとなるようです。

<対象のクレジットカード(例)>

  • JCBザ・クラス
  • JCBプラチナ
  • JCBゴールド ザ・プレミア
  • JAL・JCBカード プラチナ など

 

プライオリティパスのレストラン、リフレッシュ施設(日本国内)

成田、羽田、中部などを中心に充実で国内線でも利用可能

日本国内におけるプライオリティパス提携のレストラン、リフレッシュ施設は以下になります。

日本でもこれらラウンジ以外の施設が充実していることが確認できます。特に「青字」の施設は国際線だけでなく国内線でも利用することができて人気があります。

<プライオリティパス提携のレストラン、リフレッシュ施設(日本国内)>

  • 成田国際空港
    • TATSU
    • 肉料理 やきすき やんま
    • ナインアワーズ
    • 鉄板焼 道頓堀 くり田
    • ぼてぢゅう屋台
  • 羽田国際空港
    • LUCK
    • グランドエール
  • 関西国際空港
    • ぼてぢゅう
  • 伊丹空港
    • 大阪エアポートワイナリー
  • 中部国際空港
    • 海膳空膳
    • くつろぎ処
    • ぼてぢゅう
    • The Pike
  • 鹿児島空港
    • LUCK

 

今回のプライオリティパスの改悪で、UFJニコスおよびJCBカードではこれらラウンジ以外の施設は利用できなくなってしまうということになります。

お得度が高かっただけに、重ね重ね残念ですね。

プライオリティパス対象施設「くつろぎ処」の外観

プライオリティパス対象施設「くつろぎ処」の外観

 

プライオリティパスの動向と今後のおすすめカード

アメリカン・エキスプレス・カードや楽天カードは既に制限を発表済み

プライオリティパスでラウンジ以外の施設をNGにしているのはUFJニコスやJCBカードだけではありません。

アメリカン・エキスプレス・カードでは2019年8月から早々に無料サービスの対象外としています。そういう意味では先見の明があったと言えますね。

アメリカン・エキスプレス・カードのロゴ

アメリカン・エキスプレス・カードのロゴ

 

また、楽天プレミアムカードでは付帯するプライオリティパスの利用回数を「無制限」から「年5回まで」に変更するという発表を2023年11月におこなっています。

楽天プレミアムカードの券面

楽天プレミアムカードの券面

 

適用されるのは2025年1月からです。

 

今回のUFJニコスとJCBカードからの発表はこのプライオリティパス改悪の流れに追随するものと言えますね。

<プライオリティパス改悪の流れ>

  • 2019年8月1月:アメリカン・エキスプレス・カード付帯のプライオリティパスはラウンジ施設以外は無料サービスの対象外(国内外)
  • 2024年10月1月:UFJカード付帯のプライオリティパスはラウンジ施設以外は無料サービスの対象外(国内外)
  • 2024年10月31日:JCBカードプライオリティパスはラウンジ施設以外は無料サービスの対象外(国内のみ)
  • 2024年1月1日:年間利用回数を5回までの制限

 

セゾンカードやダイナースカード、エポスカード、アポロステーションなどはプライオリティパスに関する制度変更を発表していません。

しかしながら、今後はこれらのカード会社も「対象施設の利用制限」もしくは「利用回数の制限」という形で追随している可能性は少なくないと思われます。

これからプライオリティパス付帯のクレジットカードを発行する場合は、改悪があることを前提に、もしあってもあわてない心づもりが重要ですね。

 

利用制限をしていないプライオリティパスが付帯するクレジットカード

当記事を執筆時点の2024年9月3日時点で、対象施設や利用回数などの制限をしていないプライオリティパスが付帯するクレジットカードには以下のようなものがあります。

ここでは、年会費が比較的リーズナブルなものをピックアップしています。

<利用制限のないプライオリティパス(例)>

  • セゾンプラチナビジネス:
    • 年会費22,000円(初年度無料
    • 追加カード(3,300円)でのPP発行不可
    • 海外旅行保険「利用付帯」
  • アポロステーションプラチナ:
    • 年会費22,000円
    • 家族カード(3,300円)でもPP発行可能
    • 年300万円以上の決済で家族カード含めて翌年の年会費無料
    • 海外旅行保険「自動付帯」
  • エポスプラチナ:
    • 年会費30,000円、インビテーション経由なら20,000円
    • 家族カード(無料)でのPP発行不可
    • 年100万円利用で20,000ポイント、年200万円で30,000ポイント還元
    • 海外旅行保険「自動付帯」

 

将来改悪があるかどうかわからい状況でプライオリティパスを体験するなら「セゾンプラチナビジネス」がオススメです。

セゾンプラチナビジネスの券面

セゾンプラチナビジネスの券面

 

初年度年会費無料のためコスト負担なくサービスを体験することができます。しかも入会キャンペーンを利用すれば条件クリアで12,000円分のAmzonギフト券まで貰うことができます。

セゾンプラチナビジネスの入会キャンペーン

 

セゾンプラチナビジネスの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事にまとめています。

 

家族でプライオリティパスを利用したいなら「アポロステーションプラチナ」がオススメです。家族カード(3,300円)でもプライオリティパスを発行することができます。

アポロステーションプラチナの券面

アポロステーションプラチナの券面

 

しかも、年300万円以上の決済で家族カードを含めて翌年の年会費が無料になります。

年会費は22,000円と比較的高額ですが、ポイントサイト経由なら22,000円分のポイント還元を受けられます。相殺すれば実質無料とも考えられますね。

モッピー「アポロステーションプラチナ」案件概要

モッピー「アポロステーションプラチナ」案件概要

 

ポイント獲得条件などの詳細はこちらモッピーの公式サイトをご参照ください。

モッピー「アポロステーションプラチナ」

 

利用するのが自分一人だけなら「エポスプラチナ」もおすすめです。年会費は30,000円とこの中で一番高額ですが、インビテーションからの入会なら20,000円となります。

エポスプラチナの券面

エポスプラチナの券面

 

しかも、年100万円の利用で20,000円分のポイント還元を受けられるため、相殺すれば実質無料で維持することができます。

エポスプラチナのメリットとデメリットの詳細はこちらにまとめています。ぜひ合わせてご参照ください。

 

まとめ

今回はプライオリティパス改悪のニュースをご紹介しました。UFJニコスとJCBカードでラウンジ以外の施設に利用制限が入るというものです。

UFJニコスは国内外で、JCBカードは国内のみで無料サービスの対象外となります。

<プライオリティパスの改悪>

  • UFJニコス:
    • 2024年10月1日から
    • 国内外でラウンジ以外の施設は無料サービスの対象外
  • JCBカード:
    • 2024年10月31日午後8時から
    • 国内のみでラウンジ以外の施設は無料サービスの対象外

 

この対象施設の利用制限についてはアメリカン・エキスプレス・カードで以前から実施していました。また、楽天プレミアムカードでは年間の利用回数の制限を2025年1月から実施予定となっています。

そいういう意味では、他のカード会社も「対象施設の制限」もしくは「利用回数の制限」という形で追随している可能性が少なくないと思われます。

もともと、プライオリティパスは海外を中心とした空港ラウンジでの利用を目的としたものでした(国内の空港ラウンジはカードラウンジでカバー)。

レストランやリフレッシュ施設は利用できればもちろん嬉しいですが、本来はプラスアルファの「おまけ」であったはずです。

国内線で利用できたのはボーナスタイムと考えるべきですね。

今後は、海外での空港ラウンジ利用を目的とした場合にプライオリティパスが必要かどうかで、保有の要否を判断していくのが良いのではないかと思います。

MEMO

航空会社のステータスを獲得すれば空港ラウンジを利用できます。これを機に目指すのも良いですね。ANA SFC修行、およびJGC入会の詳細はこちらの記事をご参照ください。

 

それでは、また!

 

プライオリティパス関連記事

プライオリティパスで人気のレストランやリフレッシュ施設の体験レポートはそれぞれこちらをご参照ください。