パークホテル東京は、東京・汐留エリアにあるシティーホテルです。汐留メディアタワーの25階から34階に入居しており高層階ならではの眺望を楽しむことができます。また「アートホテル」をテーマにしており館内にはアート作品が数多く展示されています。美術館のような空間でアートに浸りながら滞在するというユニークな体験をすることができました。当記事はブログ宿泊記として、ホテルの外観からロビー、客室(アーティストルーム)、宿泊者専用ラウンジまで詳しくご紹介していきます。
目次
パークホテル東京とは
「アートホテル」がテーマのユニークなホテル
パークホテル東京は、東京・汐留エリアにある高層ホテルです。高層階となる25階以上に位置しており、ロビーや客室から都心を一望する眺望が楽しめるのが特徴となっています。
こちらのホテルは「アートホテル」をテーマにしています。日本の四季を表す展示や、国内外アーティストの作品の展示など、ロビーや客室フロアに計400点以上の作品が飾られています。
外出することなく、美術館のような館内で芸術鑑賞が可能で、チェックインからチェックアウトまでアート尽くしの、ユニークな宿泊体験を楽しむことができます。
また、ホテルの31階には「アーティストフロア」が設定されており、アーティストが壁に直接絵を描いた「アーティストルーム」が用意されています。客室そのものが作品空間となっていて、アートともに一夜を過ごすことができます。
こちらパークホテル東京は、以前宿泊した「芝パークホテル」と姉妹ホテルになっています。芝パークホテルは「ライブラリーホテル」をテーマにしています。
パークホテル東京の基本情報
東京・汐留エリア「汐留メディアタワー」の高層階に入居
パークホテル東京の基本情報は以下になります。
ホテルのフロントは25階に用意されています。25階にはレストランやバーのほか、宿泊者専用ラウンジも配置されています。また、客室数は270で、全て26階から34階という高層階に配置されています。
<ホテルの基本情報>
ホテル名 | パークホテル東京 |
住所 | 〒105-7227 東京都港区東新橋1-7-1汐留メディアタワー(フロント25F) |
電話 | 03-6252-1111 |
チェックイン時間 | 15:00 |
チェックアウト時間 | 11:00 |
客室数 | 270室 |
施設 | レストラン、バー、スパ、プライベートサロン、カフェ |
公式サイト | https://parkhoteltokyo.com/ja/ |
パークホテル東京の場所とアクセス
地下鉄「汐留駅」から地下通路で直結でJR「新橋駅」からも徒歩圏内
パークホテル東京は、東京・汐留エリアの「汐留メディアタワー」という高層ビルに入居しています。
こちらの汐留メディアタワーは、都営地下鉄大江戸線「汐留駅」から地下通路で直結しています。雨など悪天候でも濡れずにホテルにアクセスできるのは嬉しいところです。
また、新交通ゆりかもめ「汐留駅」やJR、東京メトロ・都営地下鉄「新橋駅」からも徒歩圏内となっており、ビジネスにも観光にも便利な立地となっています。
<鉄道でのアクセス>
- 都営地下鉄大江戸線「汐留駅」:7、8番出口から直結
- 新交通ゆりかもめ「汐留駅」:改札口を出て左へ徒歩1分
- JR、東京メトロ・都営地下鉄「新橋駅」:徒歩約7分
パークホテル東京の周辺地図はこちらになります。
パークホテル東京 ブログ宿泊記:眺望良好のアーティストルームをレポート
さて、それではここからは「パークホテル東京」に実際に宿泊してみた様子をご紹介したいと思います。利用したのは2023年2月上旬になります。
外観
パークホテル東京は、こちら「汐留メディアタワー」の25階から34階に入居しています。近代的でスタイリッシュな高層ビルです。
1階部分には正面エントランスがあります。回転扉の上には「PARK HOTEL TOKYO」のサインもありますね。
回転扉を抜けるとホールになっており、その一角にはパークホテル東京の専用エントランスが用意されています。
専用エントランスの奥にはエレベーターが用意されています。
こちらのエレベーターもホテル専用となっており、25階のフロント・ロビーまで直通となっています。早速25階へと上がっていきましょう。
ロビー
25階でエレベーターを降りるとそこはロビースペースになっています。フロアの中央部分にはソファーがずらずらっと並べられており、広々としたゆとりのあるスペースになってます。
天井は最上階である34階まで10階分が吹き抜けになっています。開放感抜群です。
ソファースペースの合間にはアート作品も展示されています。アートホテルの片鱗を伺うことができますね。内装もシックで照明も控えめで、上質で落ち着いた雰囲気にまとめられています。
どこか美術館にやってきたような錯覚を覚えますね。
チェックイン
ロビーフロアの一角にはフロント(レセプション)が用意されており、こちらでチェックインやチェックアウトといった手続きを行います。
今回は予約サイトを利用してアーティストフロアのアーティストルームを予約していました。予約時は客室指定などはできないのですが、チェックインのタイミングでは客室を選ぶことができました。
カタログを使って、各部屋のテーマと方角の説明があってとても親切でした。方角は「東京タワー方面」「お台場方面」「新橋駅方面」など3パターンほどありました。
どれにしようか迷いましたが、今回は「東京タワー方面」」の「天女(Japanese Angel)」というテーマの客室を選択することにしました。
ちなみに、チェックイン時のアップグレードなどは特にありませんでした。
客室フロア
さて、チェックイン後はアサインされた客室へと向かいます。
こちらのホテルでは客室は26階から34階に配置されています。アーティストルームのあるアーティストフロアは31階に設定されています。
31階でエレベーターを降りるとこんな感じになっています。中央部分はロビーから続く吹き抜けになっており、それを周回するように廊下が設置されています。
そして廊下にもアート作品が並べられています。各フロアごとにテーマが設定されており、そのテーマに沿った形での展示になっているようです。
廊下の窓からは25階のロビーを見下ろすこともできます。高さに足がすくみます。
客室:アーティストルーム
アーティストルームには、客室扉にテーマと作者名が掲示されています。客室自体がアート作品という訳ですね。期待が高まりますね。早速中に入ってみましょう。
全体像と雰囲気
客室扉を開けるとこんな感じになっています。壁が赤くペイントされていて入口から別世界に誘われるような雰囲気です。
右手がクローゼットとバスルーム、正面奥が寝室という配置になっています。
寝室はこんな感じになっています。窓が大きくとられており明るい雰囲気です。
ベッドはクイーンサイズということで二人で利用するにはちょっと狭めかもしれません。1人で利用するには十分な大きさですね。
窓側からみるとベッド脇の壁に大きな「天女」が現れます。こちらは壁紙ではなく、壁に直接ペイントが施されています。アート作品ならではの迫力を感じます。
ベッドの正面にはビジネスデスクとTVが配置されていますが、そちらの壁にも大きなペイントがあります。こちらはオオカミやライオンでしょうか。圧倒されますね。
眺望
続いては眺望を確認したいと思います。
今回の客室は「東京タワー側」ということで、シェードを開けると東京の高層ビル群と東京タワーの姿を捉えることができます。
目の前には同じぐらいの高さの建物がないため、抜けるような眺望を楽しめるのはポイントが高いですね。
この日はとても晴れており、東京タワーのさらにその先には「富士山」の姿を捉えることもできました。東京タワーと富士山という2大シンボルを同時に鑑賞することができて、ちょっと得した気分です。
夜になると東京タワーもライトアップされて美しさが増していました。日中だけでなく夜景も楽しめるのは嬉しいですね。
窓際にはリラックスできようなソファーとテーブルも用意されています。
外の景色を楽しみながらお茶などいただい寛ぐことができます。なんだか優雅な気分です。
ミニバー
ベッドサイドの脇にはミニバーが用意されています。棚の上にはコップとグラス、アイスペールが用意されています。
また、カウンターの上にはポットとカップ、ティーセットなどが用意されています。
ティーセットはこちらになります。紅茶と日本茶のティーバッグに加えてコーヒーも用意されていました。
下段の扉の中には冷蔵庫が収納されています。冷蔵庫の中には「水」のボトルが2本用意されていました。
こちらの水は無料でいただくことができます。アルミボトルになっていてエコに配慮されているのを感じますね。
バスルーム
続いては気になるバスルームをご紹介したいと思います。
バスルームの中はこんな感じで、洗面台、バスタブ、トイレが1室の中に集約されてます。いわゆるユニットバスなタイプですが、それほど窮屈さは感じません。
洗面台はこんな感じです。シングルボウルでシンプルな仕様です。
カウンターの上にはアメニティーが用意されています。歯ブラシ、髭剃り、コットン、ボディータオルなど必要なものは一通り用意されていました。
そして、バスアメニティーは「THANN(ターン)」が用意されていました。最近は高級ホテルでも備え付けのフルボトルでの用意が増えている中、ミニボトルでの提供は嬉しいところです。
シャンプー、コンディショナー、ボディーウォッシュ、ボディーミルクの4点セットとなっていました。
ドライヤーは安心安全の「Panasonic」が用意されていました。
バスタブはこんな感じです。深さもあってお湯をはってゆったりすることができます。シャワーは可動式ですね。
クローゼット
クローゼットはバスルームの入り口脇に用意されています。縦長で非常にコンパクトなサイズになっています。
上段にはハンガーに加えて衣類スプレーが用意されていました。
下段には金庫も用意されています。
また、使い捨てのスリッパも用意されていました。ペラペラすぎない一般的な仕様のものでした。
その他設備
最後に気になるその他設備をご紹介したいと思います。
こちらはビジネスデスクとTVです。ビジネスデスクには十分な広さが確保されていますのでPC作業など問題なく行うことができます。
TVの大きさは32インチほどと思いますが、最新のホテル設備から比べるとちょっと小さめと言えますね。
ビジネスデスクの上には、マルチアダプターを兼ねた電源が用意されています。海外からゲストには便利ですね。
客室内には加湿空気清浄機があらかじめ用意されていました。やさしい心遣いです。
また、ビジネスデスク下の引き出しの中にはパジャマも用意されていました。ワンピースタイプのものですが着心地は良かったです。
ルームサービス(メニュー)
こちらパークホテル東京の客室ではルームサービスをオーダーすることもできます。メニューは朝食とランチ&ディナーで分けられています。
価格はリーズナブルなわけではありませんが、部屋から出たくないようなお篭りステイの際には便利ですね。
こちらは朝食メニューです。
こちらはランチ&ディナーメニューです。
こちらはドリンクメニューです。ご参考にしていただければと思います。
ギャラリールーム
ここはらは客室を離れてホテル内の施設についてご紹介していきたいと思います。
客室フロアには「ギャラリールーム」が用意されています。
こちらのギャラリールームはパーティールームのような個室空間になっており、アート作品が展示されています。
アート作品はこちらのようにガラスケースの中に展示されています。値段も掲示されていて、購入することもできるようです。
手頃な価格のものもありますので、お土産を探すのにも便利ですね。
また、こちらギャラリールームは窓が大きくとられており、外の景色も楽しむことができます。こちらはお台場方面の景色になります。客室とはまた違った方角を確認できるのは嬉しいですね。
宿泊者専用ラウンジ
ホテルのロビーフロアである25階には「宿泊者専用ラウンジ」が用意されています。宿泊者であれば無料で自由に利用することができます。
窓が大きくとられた開放的でスタイリッシュな空間になっており、ソファー席がずらずらっと並べられています。
こちら宿泊者専用ラウンジは東京タワー方面を向いており、東京都心のパノラマを楽しむことができます。
また、無料でお茶とお水が用意されており、こちらも自由にいただくことができます。この日は冷えた「ほうじ茶」が用意されていました。
コインランドリー、製氷機と自動販売機、電子レンジ
こちらのホテルの客室フロアには、コインランドリーや製氷機、自動販売機、電子レンジなどが用意されています。用意されている設備はフロアによって異なります。
こちらはコインランドーです。コンパクトなスペースながら、アイロンも用意されています。
こちらは製氷機と自動販売機です。自動販売機の価格は市街に設置されているものと変わらず良心的でした。
こちらは電子レンジです。ちょっとした食事の温め直しに便利です。
ちなみに、ホテルの地下にはコンビニ(ファミリーマート)も用意されています。悪天候でも外に出ることなくアクセスできるのは便利でした。
パークホテル東京の宿泊料金
私が宿泊したタイミングでは、こちらパークホテル東京の「アーティストルーム(クイーン)」の客室は1室2名で20,000円ほどでした。
高層階に位置するこのグレードのシティーホテルとしてはリーズナブルな価格設定と言えますね。
パークホテル東京の最新の宿泊料金はこちら各予約サイトからご確認ください。
まとめ
今回はパークホテル東京のブログ宿泊記として、ホテルの外観からロビー、客室(アーティストルーム)、宿泊者専用ラウンジまで詳しくご紹介していきました。
こちらパークホテル東京は、東京・汐留エリアにあるシティーホテルです。汐留メディアタワーの25階から34階に入居しており高層階ならではの眺望を楽しむことができます。
また「アートホテル」をテーマにしており館内にはアート作品が数多く展示されています。美術館のような空間でアートに浸りながら滞在できるのが特徴となっています。
利用する前はカジュアルなイメージを持っていたのですが、実際に宿泊してみると上質で落ち着いた雰囲気の規模が大きなホテルでした。
アート作品とともに滞在できるという「アーティストルーム」も斬新なアイデアで良いですね。ペインが賑やかすぎて夜はちょっと落ち着きませんでしたが、ユニークな体験でリフレッシュすることができました。
アクセスが便利でビジネスや観光はもちろんのこと、デートや女子会といった用途にも向いているのではないかと感じました。
それでは、また!