陸マイラーとは、飛行機に乗らずにマイルを貯めている人たちのことです。
「おかまいらー」とも「りくまいらー」と発音します。
古くは、クレジットカードの決済でマイルを貯めることが主流でしたが、現在は「裏ワザ」とも言える独自の方法で大量マイルを貯められるようになっています。
大量マイルがあれば、ビジネスクラスやファーストクラスを利用した豪華な海外旅行が実現できるため、興味のある方も少なくないのではないでしょうか。
当記事では、これから陸マイラーを始める方に向けて、以下のような疑問に答えていきたいと思います。まさに、陸マイラーの「基礎」ともいえる内容になりますね。ちょっと長めの記事ですが、最後までぜひ読んでみてください。
<当記事が解決する疑問>
- 陸マイラーって何?
- マイルを貯めるとどんな良いことがある?
- 大量にマイルを貯める裏ワザがあるって聞いたけど本当?
- マイルを貯めるならANAとJALどっちが良い?
- 陸マイラーの始め方は?必要なものは何?
- ポイントサイトでポイントを稼ぐコツは?
更新履歴(2024年10月1日):最新情報に更新!
目次
陸マイラー(おかまいらー/りくまりらー)とは
マイラーには空(そら)マイラーと陸(おか)マイラーの2種類がある
マイラーには、「空(そら)マイラー」と「陸(おか)マイラー」の2種類があります。
「空マイラー」は、飛行機に乗ることで、すなわち「空(そら)」でマイルを貯める人たちのことでです。会社の出張などで飛行機に乗っている人や、飛行機が好きで趣味で飛行機に乗っている人などのことを指します。
頻度は多くないものの、海外旅行で飛行機を利用してマイルを貯めている人も、空マイラーに分類ができますね。
一方で、「陸マイラー」は、飛行機に乗らずに、すなわち「陸(おか)」でマイルを貯める人たちのことです。クレジットカードの決済や提携ポイントなどを活用してマイルを貯めています。
<マイラーの種類>
- 空(そら)マイラー:飛行機に乗ってマイルを貯める
- 陸(おか)マイラー:飛行機に乗らずにマイルを貯める
陸マイラー(おかまいらー、りくまいらー)は飛行機に乗らずにマイルを貯める人たちのこと
「陸マイラー」は、飛行機に乗らずにマイルを貯めている人たちのことです。「おかまいらー」もしくは「りくまいらー」と発音します。
どちらの読み方が正しいということはありませんが、年配の方であれば「陸(おか)サーファー」という単語を聞いたことがあると思います。
これは、サーフィンがブームになった際に、モテたいからといって格好だけ「サーファー風」を装い、実際は陸(おか)にばかりいてサーフィンをしない人たちのことを指していました。
私の場合は、この「陸(おか)サーファー」との対比にちなんで、「陸(おか)マイラー」というように呼んでいます。
空(そら)マイラーを装ってマイルをためていても実施は飛行機には乗っていないという感じが似ていますよね。ある意味、陸(おか)マイラーや空(そら)マイラーに対する自虐的な意味合いを含んでいるようにも感じます。
ちなみに、Wikipediaには「マイレージサービス」の中の一節で以下のように説明されています。
航空会社がクレジットカード、ホテル、レンタカー、通信販売など他業種と提携し、提携している店舗等を利用するとマイルが加算されるサービスをしている。これらのサービスを利用し、飛行機には搭乗せずにマイルを貯める人たちは、陸マイラー(りくマイラー、もしくは、おかマイラー)と呼ばれている。
陸マイラーなら飛行機に乗らずに大量マイルを貯めることができる
陸マイラーになり、後でご紹介する「裏ワザ」的なマイルの貯め方を習得すれば、ANAマイルなら年間18万マイル、JALマイルであれば年間12万マイル、これぐらいは簡単に貯められるようになります。
私自身もブログのタイトル通りに陸マイラーを自認しており、2016年に3月から陸マイラー活動をスタートさせました。
その後、着々と陸マイラー活動を継続し、2017年の1年間では以下のマイルを獲得することができました。合計では100万マイルを超えていますね。驚くべきマイル数ですが、これは現実の数字です。
<2017年に獲得したマイル数>
- ANAマイル:22万マイル(夫婦で合計43万マイル!)
- JALマイル:31万マイル
- デルタマイル:20万マイル
- BAマイル:10万マイル
- 合計:104万マイル
その後、2018年、2019年も継続的に大量マイルを貯められています。
私の場合、2017年以降、年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みと、毎年3回はマイルを活用して海外旅行に出かけていますが、それでも以下のような大量ANAマイルを確保できています(2020年4月時点のANAマイル数)。
夫婦合計で100万マイル以上を超えているのがわかりますね。これは、消費してもまた貯められる、すなわち継続的にマイルを貯められているという証拠になります。
陸マイラーが大量マイルを貯める目的
マイルを貯めれば飛行機代を気にせず旅行をすることができる
陸マイラーは大量マイルを貯めて、マイルを特典航空券を発券するのに利用します。こうすることで、国内でも海外でも飛行機代を気にせず旅行をすることができるようになります。
例えばこちらは、国内線の特典航空券の発券に必要なマイル数です。人気の旅行先である「沖縄」の場合、往復で15,000マイル(JAL)から18,000マイル(ANA)が必要になります。
仮に、ANAマイルを18万マイル貯めることができれば、「10往復」できてしまいますね。特典航空券は「2親等以内」であれば家族でも発券できますので、家族揃っての沖縄旅行なんかも実現できます。
<国内線特典航空券の予約に必要となるマイル数(往復)>
出発地
|
目的地
|
ANA(R)
|
JAL(通常)
|
東京
|
大阪、名古屋
|
12,000
|
12,000
|
|
札幌、福岡
|
15,000
|
15,000
|
|
沖縄
|
18,000
|
15,000
|
|
宮古、石垣
|
20,000
|
20,000
|
続いてこちらは、国際線の特典航空券の発券に必要なマイル数です。人気の旅行先である「ホノルル(ハワイ)」の場合、ANAとJALともに往復で40,000マイルが必要になります。
こちらも仮にANAマイルが18万マイルあれば「4往復」以上できてしまいます。また、ニューヨークやパリ、ロンドンなどのヨーロッパにも数回行けてしまいますね。
<国際線特典航空券(エコノミークラス)の予約に必要となるマイル数(往復)>
出発地
|
目的地
|
ANA(R)
|
JAL(通常)
|
東京
|
ソウル
|
15,000
|
15,000
|
|
台北、香港
|
17,000
|
20,000
|
|
シンガポール
|
35,000
|
24,000
|
|
シドニー
|
45,000
|
36,000
|
|
ホノルル
|
40,000
|
40,000
|
|
ニューヨーク
|
50,000
|
50,000
|
|
パリ、ロンドン
|
55,000
|
52,000
|
特典航空券の場合でも、燃油代や空港税は別途必要になるため、完全無料とはいきません。しかしながら、交通費の大多数を占めるチケット代を無料にすることができるため、交通費を大幅に削減することができます。
これにより、大量マイルがあれば、飛行機代を気にすることなく旅行をすることができるようになります。
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大量マイルを貯めることで格安で豪華な海外旅行を実現できる
私の場合は、夫婦でハワイにビジネスクラスで旅行することを目標に2016年に陸マイラー活動を開始しました。
この目標の実現に必要なANAマイル数はひとりあたり68,000マイル(ハイシーズンの場合)、夫婦2人では136,000マイルが必要という計算になります。
この目標は、2017年の夏休みに実現することができました。これまではエコノミークラスしか利用したことがなく、ビジネスクラスの広々としたフルフラットシートに感動したことを、今でも鮮明に覚えています。
その後は、香港&シンガポール、台湾、ニューヨーク、イタリア(ローマ&フィレンツェ &ベネチア )、ハワイというように、毎年3回ペースで格安かつ豪華な海外旅行を実現できています。
<マイルで実現した海外旅行>
- 2018年(年末年始):香港・シンガポール旅行 <=ファーストクラス利用
- 2018年(GW):台湾旅行
- 2018年(夏休み):ニューヨーク旅行 <=ファーストクラス利用
- 2019年(年末年始):ハワイ旅行
- 2019年(GW):ローマ・フィレンツェ・ベネチア旅行
- 2019年(夏休み):ウィーン旅行 <=ファーストクラス利用
- 2020年(年末年始):ハワイ旅行 <=ファーストクラス利用
この中には、ビジネスクラスだけでなく、ファーストクラスを利用した海外旅行も多く含まれています。陸マイラーにならなければ、自分自身がファーストクラスを利用するなど、夢にも思わなかった出来事です。
ちょっと大げさですが、陸マイラーには夢を実現させる大きな力があると感じています。
pipinobu
陸マイラーが大量マイルを貯める方法
マイルを貯める方法は大きく3種類に分けられる
マイルを貯める方法としては、大きく3種類に分けられます。
「1」は空マイラーのマイルの貯め方、「2」は、空マイラーも陸マイラーも補助的に利用しているマイルの貯め方、「3」が陸マイラーがメインで利用する「裏ワザ」的なマイルの貯め方です。
<マイルを貯める方法>
- フライトで貯める<=空マイラーがメインとするマイルの貯め方
- クレジットカード決済で貯める<=補助的なマイルの貯め方
- ポイントサイトで貯める<=陸マイラーがメインとするマイルの貯め方
マイルを貯める方法を表にまとめると以下のようになります(メインが◯、サブが△)。
<マイルを貯める方法の部類>
空マイラー | 陸マイラー | |
1. フライトで貯める | ◯ | |
2. クレジットカード決済で貯める | △ | △ |
3. ポイントサイトで貯める | ◯ |
記事の前半で、ANAマイルであれば年間18万マイル、JALマイルであれば年間12万マイルぐらいは簡単に貯められると説明しましたが、これは「3.ポイントサイトで貯める」の方法を利用した場合です。
「1.フライトで貯める」と「2.クレジットカード決済で貯める」では、大量にマイルを貯めるのはとても大変です。「3」の方法を紹介する前に、なぜ「1」と「2」では大量マイル を貯められないのかを説明したいと思います。
フライトでは大量マイルが貯められない理由
「1.フライトで貯める」というのがマイルを貯める方法としては王道です。ただし、1回あたりのフライトで貯められるマイル数は決して多くないというのが事実です。
ANAのフライトで貯められるマイル数は以下のようになります。
<1回あたりのフライトで貯められるANAマイル数(例)>
- 東京(羽田)-大阪(伊丹):280マイル
- 東京(羽田)-福岡:567マイル
- 東京(羽田)-沖縄(那覇):984マイル
- ※100%積算の場合
18万マイルを貯めようとした場合、大阪(伊丹)の場合で643回のフライト、距離の長い沖縄(那覇)の場合でも183回のフライトが必要になります。かなりの出張族であっても簡単ではありませんよね。
しかも、これは一番マイル積算率(100%)が高い「正規料金」の場合に獲得できるマイル数です。そのため、一般の方が購入する「セール料金」の場合に獲得できるマイル数はもっと少なくなります。
もっと言えば、飛行機に乗るためにはコストが必要になります。チケット代を会社が負担してくれる出張族は別として、マイルを貯めるために飛行機に乗るというのは、本末転倒ともいえます。
クレジットカード決済では大量マイルが貯められない理由
「2.クレジットカード決済で貯める」という方法は、陸マイラーがマイルを貯める方法として、真っ先に思い浮かぶ方法ではないでしょうか?ただし、この方法も大量マイルを貯めるという観点では効率的ではないというのが事実です。
世の中には、「ANAカード」や「JALカード」といった、ANAやJALが発行しているマイルを貯めるクレジットカードがあります。これらのクレジットカードが実現するマイル還元率は、せいぜい「1%」となっています。
これは、100円の決済をすると1マイルを貯められるということです。18万マイルを貯めようとした場合は、なんと1,800万円のクレジットカード決済が必要となってしまいます。
普通のサラリーマンであれば、がんばってもクレジットカード決済できるのは、年間100万円ほどではないでしょうか。1,800万円という決済額は、よほどのお金持ちや個人事業主でない限り、到達不可能な数字です。
陸マイラーが大量マイルを貯めるために利用している秘密がポイントサイト
陸マイラーが大量マイルを貯めるために利用しているのが「3.ポイントサイトで貯める」方法です。
ポイントサイトで貯めたポイントは、ANAマイルであれば「70%」、JALマイルであれば「50%(キャンペーン適用で80%)」のレートでマイルに交換ができるのです。
クレジットカードが実現するマイル還元率「1%」と比べると、比べられないぐらいの高効率であることがわかりますよね。
そのため、陸マイラーは、マイルを貯める「裏ワザ」的な方法としてポイントサイトでポイントを貯め、それをマイルへ交換する作業を日頃から実践しています。
陸マイラーの大量マイルの貯め方は簡単3ステップ
陸マイラー活動を始めるにあたって必要なのは「メールアドレス」と「スマホ(もしくはPC)」、および、マイルを貯める先の航空会社の「マイレージ会員番号」のみです。
ANAであれば「ANAマイレージクラブ(AMC)」、JALであれば「JALマイレージバンク(JMB)」の会員番号といった感じですね。特別なものは何も必要ありません。今すぐにでもスタートすることができます。
<陸マイラーの活動に必要なもの>
- メールアドレス
- スマホ(もしくはPC)
- マイレージ会員番号
準備ができたら、あとは以下の3ステップを実施するのみです。とってもシンプルですよね。この場合に利用するポイントサイトとポイントの貯め方については、記事の後半でご紹介していきます。
<大量マイルを貯める3ステップ>
- ポイントサイトに登録する
- ポイントサイトでポイントを貯める
- 貯めたポイントをマイルに交換する
「3.貯めたポイントをマイルに交換する」については、ANAとJALで利用するルートに違いがあります。そのため、ここではまずは、「3」について詳しくご説明したいと思います。
陸マイラーがANAマイルを貯める方法(JQみずほルート)
陸マイラーがポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに交換するルートを「JQみずほルート」と呼んでいます。図にすると、下のようになります。
<JQみずほルート概要図>
各ポイントサイトで貯めたポイントを、まず「Tポイント」に集約します。その後、「JRキューポ」と「永久不滅ポイント」を経由して、最終的にANAマイルに交換するという流れになります。
各ポイントサイトから「永久不滅ポイント」までは「等価交換」が可能です。
そして、永久不滅ポイントからANAマイルへの交換レートは「みずほマイレージクラブカード/ANA」を保有することで「70%」となります。
そのため、ルート全体では70%という高い交換レートを実現できるというわけです。
<JQみずほルートのルートと交換レート>
- ルート:各ポイントサイト => Tポイント => JRキューポ => 永久不滅ポイント => ANAマイル
- ANAマイルへの交換レート:70%
例えば、ポイントサイトでひと月に21,000円分のポイントを稼ぐことができれば、14,700ANAマイルに交換することができます。
これを、1年間継続できれば、176,400ANAマイル(=14,700マイルx12ヶ月)を獲得できるという計算になります。これが、陸マイラーが年18万マイルを稼ぐことができるという「カラクリ」になります。
陸マイラーがJALマイルを貯める方法(ドットマネールート/モッピールート)
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ドットマネールート
陸マイラーがポイントサイトで貯めたポイントをJALマイルに交換するルートを「ドットマネールート」と呼んでいます。具体的には以下のようになります。
<ドットマネールートの概要図>
さきほどご紹介した「JQみずほルート」の短縮版のような感じですね。ポイントサイトからドットマネーに交換したポイントを、直接JALマイルに交換しています。
ポイントサイトからドットマネーへは等価交換(交換レート100%)可能で、ドットマネーからJALマイルへ交換する際のレートが50%となります。
そのため、ルート全体では50%という交換レートになります。「JQみずほルート」よりも簡単な分、交換レートは低くなっていますね。
<ドットマネールートのルートと交換レート>
- ルート:各ポイントサイト => ドットマネー => JALマイル
- JALマイルへの交換レート:50%
例えば、ポイントサイトでひと月に20,000円分のポイントを稼ぐことができれば、10,000JALマイルに交換することができます。
これを、1年間継続できれば、120,000JALマイル(=10,000マイルx12ヶ月)を獲得できるという計算になります。
モッピールート
JALマイルを貯める場合、標準的なルートは「ドットマネールート」ですが、もう一つ魅力的なルートが用意されています。それは「モッピールート」です。
「モッピールート」はその名前のとおり、ポイントサイトの「モッピー」で利用可能なJALマイルへの交換ルートです。モッピーで貯めたポイントを80%という高レートでJALマイルに交換ができます。
<モッピールートの概要図>
80%という数字はANAマイルで利用している「JQみずほルート」の70%を超える、非常に高い数字です。魅力的である反面、以下のような制約があります。
<モッピールートの制約>
- モッピーでしか利用できない
- キャンペーン適用条件をクリアする必要がある
- ひと月に獲得できるマイル数は6,000マイルまで
そのため、JALマイルを貯める際は、メインは「ドットマネールート」を利用し、モッピーで良い案件を実施してモッピーのキャンペーン適用条件をクリアした場合に「モッピールート」を利用する、という補助的な利用方法が現実的になります。
「モッピールート」を実現する「JALマイルドリームキャンペーン」の詳細については、こちらの記事も合わせてご参照ください。
期間限定交換ルート(Pontaポイント/dポイント/永久不滅ポイント)
「Pontaポイント」「永久不滅ポイント」「dポイント」という3つのポイントでは、期間限定でJALマイルへの交換レートを60%にアップするキャンペーンを実施しています。
このレートアップのキャンペーンは年1回から3回程度、毎年恒例のように実施されています。
期間限定かつ今後も定期的に実施される保証はありませんが、タイミングにうまく乗れば「ドットマネールート」よりも高いレートでJALマイルへの交換を実現することができます。
詳細はそれぞれ以下の記事をご参照ください。
陸マイラーとしてマイルを貯めるならANAとJALどちらが良い
ここまででご説明させていただいたとおり、ポイントサイトのポイントをマイルに交換する際、ANAマイルで利用するのは「JQみずほルート」、JALマイルで利用するのは「ドットマネールート」と「モッピールート」「期間限定ルート」でした。
<マイルに交換するルート>
- ANAマイル
- JQみずほルート
- JALマイル
- ドットマネールート
- モッピールート
- 期間限定ルート(Pontaポイント/dポイント/永久不滅ポイント)
それぞれの交換レートを比較すると、「JQみずほルート」の70%の方が、「ドットマネールート」の50%を上回っています。「モッピールート」は80%と一番良いものの、制限があるため毎月は利用しずらくなっています。
このことから考えると、陸マイラーとしてマイルを貯めやすいのはANAという結論になります。
一方で、ANAの方がマイルを貯めやすいため、特典航空券を取る際にはライバルが増えます。そのため、特典航空券の取りやすさ、すなわち、使いやすさとしてはJALに軍配があがります。まとめると以下のようになります。
<マイルの貯めやすさと使いやすさ:ANAとJALの比較>
ANA | JAL | |
貯めやすさ | ◯ JQみずほルート:70% |
△ ドットマネールート:50% モッピー ルート:80%(制限あり) 期間限定ルート:60%(制限あり) |
使いやすさ | △ 特典航空券が取りにくい |
◯ 特典航空券が取りやすい |
陸マイラー活動を始める際には、まずは貯めやすさを重視して、ANAマイルから貯め始めることをオススメしています。
その後、陸マイラーであればマイルがザクザク貯まるという効果を実感してから、段階的にJALマイルを貯めることも考えていただければと思っています。
pipinobu
陸マイラーがポイントサイトでポイントを貯める方法
ポイントサイトとは
大量マイルを稼ぐには、ANAであってもJALであっても、ポイントサイトが欠かせないということはご説明したとおりです。
ただし、ポイントサイトというと「なんか怪しい」「危険なのでは?」とお考えの方も多いと思います。
そこでここでは、「ポイントサイトとは何か」という点を簡単にご説明しておきたいと思います。
ポイントサイトとは、企業(広告主)から広告費を受け取り、その企業の提供するサービスもしくは商品を紹介することで手数料を得ているウェブサービスです。
重要なのは、ユーザーの方からポイントサイトに足を運んでくれたお礼として、広告費の一部をポイントとしてユーザーに還元してくれているところです。
<ポイントサイトの仕組み>
我々が広告を利用することで得られるポイントは、元々は企業(広告主)から支払われた広告費の一部ですので、決して怪しいものではありません。
逆に、ユーザーに対して利益を還元を行っているということで、良心的とも言えるビジネスモデルになっています。
陸マイラー活動にオススメするポイントサイト
ポイントサイトには、それぞれに強い分野、弱い分野などの特徴があります。
また同じ案件でも時期によってポ獲得できるポイント数は大きく変動します。
例えば、以下の画像は「三井住友VISAカード」案件で獲得できるポイントの例です。1位から6位までの間でも9,000円の違いがあることわかりますね。
基本、1券種で1度しか実施できないクレジットカード案件で、この差はとても大きなものです。
このタイミングでは「モッピー」が1位ですが、時期によって「ハピタス」が1位になったり、「ポイントタウン」が1位になったり、順位は常に変動します。
そのため、ポイントサイトで効率よくポイントを稼いでいくには、複数のポイントサイトに登録して、使い分けることが重要となってきます。
以上のことから、当ブログでは複数のポイントサイトに登録して案件を比較することをオススメしています。
ただし、初心者の方は多すぎると逆に混乱することもあるため、上3つを登録必須として特にオススメしています。
<当ブログおすすめのポイントサイト>
- ハピタス <=登録必須
- モッピー (moppy) <=登録必須
- ポイントタウン <=登録必須
- ECナビ
- ポイントインカム
- ちょびリッチ
その他のポイントサイトについては、ポイントサイトの使い方に慣れてから、状況に応じて使い分けていきましょう。当ブログでもお得案件は随時ご紹介していきたいと思います。
以下では、各ポイントサイトの入会方法をご紹介していきます。当ブログは、複数のポイントサイトと協業関係にあり、公式サイトから直接入会するよりも、1,000円以上もお得になるものがたくさんあります。ぜひ、見逃さないように活用いただければと思います。
pipinobu
ハピタス<登録必須>
当ブログは「ハピタスと協業関係」となっています。
これを記念して、当ブログ経由でハピタスにご入会いただくと、通常特典+100円分のポイントを獲得できます。
さらに、ハピタスでは2024年10月31日までの期間限定で、最大1,000円相当の特典を獲得できる入会キャンペーンを実施しています。
当ブログ限定の100円分と合わせると最大1,100円分になるという計算です。
詳細は以下の記事をご参照ください。
モッピー(moppy)<登録必須>
当ブログは「モッピーと協業関係」となっています。
これを記念して、当ブログ経由でモッピーに入会後、条件クリアで2,000円分のポイントを獲得することができます。
モッピーの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事をご参照ください。
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ポイントタウン<登録必須>
当ブログは「ポイントタウンと協業関係」となっています。
これを記念して、当ブログ経由でポイントタウンにご入会いただくと、特別に400円分のポイントを獲得できます。
こちらのポイントは「もれなく」ということで、登録いただくだけで獲得できますので、とってもお得です。
さらに、2024年10月31日までの期間限定で、この特典が最大2,400円分に大幅ポイントアップ中です。詳細はこちらの記事をご参照ください。
ECナビ
当ブログは「ECナビと協業関係」となっています。
これを記念して、当ブログ経由でECナビにご入会いただくと、特別に350円分のポイントを獲得できます。
さらに、2024年10月31日までの期間限定で、この特典が最大2,350円分に大幅ポイントアップ中です。詳細はこちらの記事をご参照ください。
ポイントインカム
当ブログは「ポイントインカムと協業関係」となっています。
これを記念して、当ブログ経由でポイントインカムにご入会いただくと、特別に300円分のポイントを獲得(条件クリアでさらに100円分!)できます。
さらに、2024年10月31日までの期間限定で、この特典が最大2,970円分に大幅ポイントアップ中です。詳細はこちらの記事をご参照ください。
ちょびリッチ
当ブログは「ちょびリッチと協業関係」となっています。
これを記念して、当ブログ経由でちょびリッチにご入会いただくと、特別に最大450円分のポイントを獲得できます。
さらに、2024年10月31日までの期間限定で、この特典が最大2,450円分に大幅ポイントアップ中です。ちょびリッチの入会がまだの方は、お得なこのタイミングでぜひご検討ください。
継続的にポイントサイトでポイントを稼ぐ方法
大量マイルを稼ぐためには、継続的にポイントポイントサイトでポイントを稼いでいく必要があります。ポイントサイトで代表的な案件としては以下のようなものがあります。
<ポイントサイトの代表的な案件>
- クレジットカード案件
- FX案件
- 外食モニター案件
- 店舗購入モニター案件
- Webショッピング案件
継続的にポイントを稼ぐためには、クレジットカード案件やFX案件のように一撃必殺の高額案件と、繰り返し(継続的に)実施できるモニター案件を組み合わせて、バランス良く実施していくことが重要です。
例えば、ひと月に2万円分のポイントを獲得するためのモデルケースは以下になります。私もこのモデルケースをベースにポイントサイトでポイントを貯めています。
<ひと月に2万円分のポイントを獲得するためのモデルケース>
- クレジットカード案件:10,000円(=10,000円 x1件)
- モニター案件:9,000円(=3,000円 x3件)
- その他案件:1,000円(=500円 x2件)
- 合計:20,000円相当
ポイントサイトでポイントを貯め始めると、一気にたくさんのポイントを稼ぎたくなって、ひと月に大量のクレジットカードに申し込みたくなります。
しかしながら、クレジットカード案件は審査落ちのリスクがあります。同時期に2枚申し込むと重複申し込みとして審査落ちしますので、最大でもひと月に1枚までに抑えるのが重要です。
クレジットカード案件やFX案件で良いものがない月は、モニター案件の数を増やしたり、その他案件で良いものがないか探すなどして調整していくようにしましょう。
こちらの記事では「ポイ活」初心者の方が毎月1万円を継続的に稼ぐ方法をご紹介しています。各案件ごとに注意点や具体例をご紹介しています。合わせてご参照ください。
まとめ:陸マイラーを始めて格安で豪華な海外旅行を実現しよう!
当記事では、これから陸マイラーを始める方に向けて、以下のような疑問に答えていきました。
<当記事が解決した疑問>
- 陸マイラーって何?
- 飛行機に乗らずにマイルを貯めている人たちのこと
- 「おかまいらー」もしくは「りくまいらー」と呼ぶ
- マイルを貯めるとどんな良いことがある?
- 飛行機代を節約して旅行ができる
- ビジネスクラスやファーストクラスも利用可能
- 大量にマイルを貯める裏技があるって聞いたけど本当?
- ポイントサイトを活用することで大量マイルを貯めている
- ANAやJALでポイントをマイルに交換するルートがある
- マイルを貯めるならANAとJALどっちが良い?
- 最初は貯めやすいANAから始めるのがオススメ
- 陸マイラーの始め方は?必要なものは何?
- メールアドレスとマイレージ会員番号があれば誰でも始められる
- まずは、オススメのポイントサイトに登録することからスタート
- ポイントサイトでポイントを稼ぐコツは?
- クレジットカード案件はひと月に1件まで
- モニター案件などバランスよく案件を実施していくことが重要
最後まで読んでいただいた方なら、きっと、陸マイラーの魅力を理解し、その可能性を感じていただけたのではないかと思います。
ぜひここから陸マイラー活動をスタートし、格安で豪華な海外旅行を実現していただければと思います。
pipinobu
それでは、また!
陸マイラー関連記事
今回の記事では、陸マイラーの「基礎」を解説させていただきました。より実践的な内容については、以下の記事をそれぞれご参照ください。
ANAマイルの貯め方はこちら。
JALマイルの貯め方はこちら。
陸マイラーおよび旅行好き必携のクレジットカードである「SPGアメックス」はこちら。
ANAカードの選び方とオススメはこちら。
JALカードの選び方とオススメはこちら。
陸マイラーオススメのクレジットカード編成はこちら。