「ポーたま」は沖縄県民のソールフードである「ポークたまごおにぎり」の専門店です。「牧志市場店」が発祥でいつも行列が絶えない人気店となっています。そんな「ポーたま」ですが、那覇空港の「国内線」と「国際線」の2箇所に出店しています。有名な「ポーたま」を空港で気軽に味わえるというのは嬉しいですよね。当記事では、那覇空港内の店舗の場所と行き方、テイクアウトでの予約方法に加えて、コロナ禍の現状をレポートしたいと思います。
更新履歴(2023年5月20日):最新情報に更新しました。
目次
「ポーたま」とは
「ポーたま」は沖縄県民のソールフードである「ポークたまごおにぎり」の専門店
「ポーたま」は「ポークたまごおにぎり」の専門店です。
「ポークたまごおにぎり」はスパムとたまごを挟んだおにぎりサンドのことですが、沖縄ではどのコンビニにも、お弁当屋さんにも並ぶソウルフードとなっています。
「ポーたま」の店舗ではオーダーを受けてから手作りすることがコンセプトとなっており、できたてのあつあつ、ふかふかの「ポークたまごおにぎり」を味わうことができるのが特徴となっています。
「ポーたま」の店舗一覧
「ポーたま」は沖縄県を中心に店舗を展開中
「ポーたま」は、沖縄県那覇市の「牧志市場店」が発祥となっています。こちらの「牧志市場店」はいつも行列ができるような人気店になっています。
その後、国内では同じ沖縄県内の「北谷」や「那覇空港」や、福岡県の「櫛田表参道」や「赤坂」にも支店を出店しています。
<「ポーたま」の国内店舗>
- ポーたま 牧志市場店
- ポーたま 北谷 アメリカンビレッジ店
- ポーたま 那覇空港国際線フードコート店
- ポーたま 那覇空港国内線到着ロビー店
- ポーたま 沖縄本部町店
- ポーたま 櫛田表参道店
- ポーたま 福岡赤坂店
- ポーたま 東京ミッドダウン八重洲店<=NEW!
そして、2022年9月にはついに東京進出ということで「東京ミッドダウン八重洲店」もオープンしています。
また、海外では「ホノルル」にも展開しています。
<「ポーたま」の海外店舗>
- ポーたま ホノルル ロイヤルハワイアンセンター店
那覇空港「ポーたま」の営業時間など基本情報
那覇空港内に「国内線」と「国際線」の2箇所に出店
「ポーたま」は、那覇空港内に「国内線」と「国際線」の2箇所に出店しています。国内線の店舗は、国内線の「到着口」から出てすぐのところに位置しており、アクセス抜群の立地となっています。
一方で国際線の店舗は、国際線の「フードコート内」に位置しており、食事スペースが広くとれるのが特徴になっています。営業時間など基本情報はそれぞれ以下になります。
<ポーたま 那覇空港国内線到着ロビー店>
住所 | 〒900-0014 沖縄県那覇市鏡水150 那覇空港国内線ターミナルビル1F |
---|---|
電話 | 098-996-3588 |
営業時間 | 7:00am – 21:00pm |
定休日 | 年中無休 |
その他 | 駐車場有 イートインスペース有 |
<ポーたま 那覇空港国際線フードコート店>
住所 | 〒812-0039 沖縄県那覇市字鏡水150 国際線エリア 4階ノースフードコート内 |
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電話 | 098-996-4351 |
営業時間 | 10:00am-15:00pm |
定休日 | 年中無休 |
その他 | 駐車場有 イートインスペース有 |
以下では、那覇空港内の「ポーたま」の店舗を実際に利用してみた様子をご紹介していきたいと思います。
ポーたま「那覇空港国内線到着ロビー店」をブログレポート
場所と行き方
ポーたま「那覇空港国内線到着ロビー店」は、那覇空港の国内線ターミナルの1階に位置しています。
国内線の「到着口」を出てすぐのところにあるため、飛行機から降りてすぐに「ポーたま」を買うことができるという絶好のロケーションとなっています。
こちらは、那覇空港の国内線ターミナルの1階のマップです。赤枠で囲ったところに店舗があります。国内線到着口の「B」から出て右手すぐのところに位置しているのが確認できますね。
<ポーたま「那覇空港国内線到着ロビー店」の場所>
こちらの写真は、国内線到着口の「B」からロビーに出たところです。ロビーから外に出てしまう前に右手の方を向きましょう。
するとすぐに、ポーたま「那覇空港国内線到着ロビー店」を見つけることができるはずです。とっても便利ですね。
すぐ近くには、カードラウンジである「ラウンジ華(hana)」もありますので、合わせて利用するのもオススメです。
メニュー
メニューは店舗前に掲示されていますので事前に確認することができます。
ポーたまのメニューは「Special(スペシャル)」と「Standard(スタンダード)」の2種類で構成されています。これに、200円を追加することで、スープやドリンクをセットにできます。
「Standard(スタンダード)」は、海苔とご飯にスパムと玉子をサンドした基本形態をベースに、あぶらみそや高菜、明太マヨなどのトッピングによりバリエーションが設定されています。
沖縄の家庭で昔から食べられていたスタンダードな味を楽しめます。
一方で「Special(スペシャル)」の方はいわゆる豪華版で、天ぷらや厚揚げ、エビフライなど、それだけでもおかずになりそうな具材がメインとして追加になったものです。
具材が豪華な分、価格もスタンダードに比べて100円から200円ほど高くなっています。
メニューを一覧にすると以下のようになります(メニューと価格は2020年9月時点です)。ちなみに「青字」は店舗限定メニューとなっています。
<ポーたま「那覇空港国内線到着ロビー店」のメニュー>
Special(スペシャル) | ゴーヤの天ぷら | 450円 |
島豆腐の厚揚げと自家製油味噌 | 450円 | |
エビタル | 350円 | |
Standard(スタンダード) | ポーたま | 280円 |
あぶらみそ | 300円 | |
高菜 | 300円 | |
明太マヨ | 300円 | |
鰹昆布 | 300円 | |
ねり梅 | 300円 |
体験レポート
それではここからは、ポーたま「那覇空港国内線到着ロビー店」を実際に利用してみた様子をご紹介したいと思います。
ポーたま「那覇空港国内線到着ロビー店」の外観はこんな感じです。黄色の看板と白いのれんが目印です。
私が利用したのは2020年9月上旬の平日の13時ごろでした。ちょうど昼食の時間にあたっていたこともあり、店舗の前には3人から5人程度の列が常にできているような状況でした。
お店の外からは、スタッフの方が「ポーたま」を作成している様子を眺めることができます。オープンキッチンというのは安心感があって良いですね。
私が伺ったタイミングでは、コロナ禍の影響で店内のイートイン席はクローズとなっており、テイクアウトのみでの営業となっていました。
また、営業時間も「8:30 am – 20:30pm」までの短縮営業となっていました。
カウンターでオーダーを済ませると、こんな感じで「ポケベル」を渡されますので店頭でしばし待機します。
待ち時間としては、オーダーするまでが2-3分、オーダーしてから商品が出来るまでが5分ほどといった感じでした。回転はなかなか早いです。
商品のパッケージはこんな感じになります。黄色の見た目がかわいいですね。ちなみに、黄色のビニール袋はオプションとなっており、必要な場合は「一枚5円」が必要となりますのでご注意ください。
商品はこんな感じで、紙のシートで包まれています。とても丁寧な仕上がりですね。
中身はこんな感じになっています。できたてということで、ご飯もスパムも玉子からも、温かさが伝わってきます。ご飯のむすび方はゆるやかで、ふわふわな食感となっています。
この日はスタンダードから「あぶらみそ」をオーダーしたのですが、ちょっと甘めに仕上げられた「あぶらみそ」とスパムの塩気がマッチしており、食欲を誘う最高のフレーバーとなっていました。
玉子もふわふわで、コンビニで購入するようなものとは違う別格のおいしさです。さすが「ポークたまごおにぎり」の専門店といった感じです。
ちなみに、サイズ的には、コンビニで購入するおにぎりの1.5倍から2倍弱ぐらいの大きさがあります。そのため、男性でも1つ食べれば満足感が得られるようなボリューム感と感じました。
ただ、とてもとても美味しいので、空腹であれば2つぐらいはいけそうな気はします(笑)。
こちらの店舗ではテイクアウトアプリである「FastPick(ファストピック)」により予約(事前決済・注文)も可能になっています。行列回避にはとても便利です。予約方法は記事の後半でご紹介します。
ポーたま「那覇空港国際線フードコート店」をブログレポート
場所と行き方
ポーたまの「那覇空港国際線フードコート店」は、那覇空港の国際線ターミナルの4階に位置しています。
国際線というと敷居が高そうなイメージがありますが、那覇空港の場合は、同じビルの中で「国内線エリア」と「国際線エリア」が区切られているだけになります。
エリア間の移動でも5分ほどなため、国内線しか利用しない方でも気軽に訪れることができます。
<那覇空港3階のフロアマップ>
国際線ターミナルの4階のマップは以下のようになります。フードコートは南北で2つに分かれていますが、「那覇空港国際線フードコート店」は、「ノースフードコート」内に位置しています。
<ポーたま「那覇空港国際線フードコート店」の場所>
ちなみに、那覇空港の4階は「国内線エリア」と「国際線エリア」は繋がっていませんので、エリア間の移動は2階もしくは3階を利用すると便利です。
出発時に利用するのであれば、「国内線エリア」の3階で国内線のチェックインを済ませて大きな荷物を預けてから、そのまま3階で「国際線エリア」に移動し、国際線エリア内でエスカレーターで3階から4階にあがるとスムーズです。
メニュー
「ポーたま」の場合、「店舗オリジナルメニュー」が用意されている関係で、店舗によってメニュー構成が若干異なっています。
那覇空港内で言えば、「那覇空港国際線フードコート店」の方がメニューが充実しています。具体的には以下のようになります(メニューと価格は2020年9月時点です)。
「青字」のものが、「那覇空港国際線フードコート店」のオリジナルメニューとなります。店舗のはしごをする場合は、オリジナルメニューを中心に攻めると良いかもしれませんね。
<ポーたま「那覇空港国際線フードコート店」のメニュー>
Standard(スタンダード) | ポーたま |
あぶらみそ | |
高菜 | |
明太マヨ | |
鰹昆布 | |
Special(スペシャル) | ゴーヤの天ぷら |
島豆腐の厚揚げと自家製油味噌 | |
エビタル | |
リミテッド | 沖縄そば |
魯肉飯(ルーローファン) | |
バインミー |
体験レポート
那覇空港を「国内線エリア」側から「国際線エリア」側に移動していくと、「RESTAURANTS & SHOPS」と書かれたエリアに到着します。ここからエスカレーター(もしくはエレベーター)で4階に移動しましょう。
すると、右手方面に「NORTH FOOD COURT」と書かれたエリアを発見できるはずです。「那覇空港国際線フードコート店」は、こちらのエリア内に位置しています。
「那覇空港国際線フードコート店」の外観はこんな感じです。黄色い「pork tamago onigiri」と書かれた看板が目印です。
ただし、私が訪れた2020年9月上旬の段階では、コロナ禍の影響で「臨時休業」しているような状況でした。
臨時休業の期間は「未定」となっていますので、当面はさきほどご紹介した「那覇空港国内線到着ロビー店」を利用することになりそうですね・・。
最新の営業状況については、「ポーたま」の公式HPも合わせてご参照ください(Newsのカテゴリーに休業状況がアップされています)。
参考 Topポーたま
こちら「那覇空港国内線到着ロビー店」は、2022年8月10日から営業再開しています。営業時間は「AM10:00~PM15:00」と短いものの朗報と言えますね。
「ポーたま」の予約方法(テイクアウト)
スマホアプリ「FastPick(ファストピック)」でテイクアウト予約が可能
「ポーたま」は、「FastPick(ファストピック)」というスマホアプリでテイクアウト予約をすることができます。
「FastPick(ファストピック)」は沖縄県を中心に展開しているテイクアウトプラットフォームで、事前にスマホからテイクアウト予約や決済をしておくことで待ち時間を短縮することができるというものです。
「ポーたま」の場合、「那覇空港国内線到着ロビー店」と「福岡赤坂店」で利用することができます(2022年9月29日時点)。
<「ポーたま」の対応店舗>
- 那覇空港国内線到着ロビー店
- 福岡赤坂店
スマホアプリのダウンロードはこちらから行うことができます。
アプリをダウンロード後は事前準備として会員登録をしておきましょう。
会員登録は「Facebook」「LINE」「Yahoo!」といったSNSアカウント、もしくはメールアドレスを利用して行います。とても簡単です。
「ポーたま」のテイクアウト予約方法
「FastPick(ファストピック)」を使った「ポーたま」の予約方法はいたって簡単です。
アプリを起動させたら検索窓に「ポーたま」と入力します。すると利用可能な店舗が一覧表示されますので、利用する店舗をクリックします。
ここでは「那覇空港国内線到着ロビー店」をクリックしています。
すると、メニューが表示されますので、オーダーしたい商品を「注文カード」に追加していきます。
そして、希望の商品を入れ終わったら「注文へすすむ」をクリックします。
すると注文カードの中身が表示されますので「受取り時間」を指定します。受取り時間を指定し注文内容に問題なければ「注文する」をクリックします。
あとは、「お支払い方法」を選択して「決済」します。支払い方法としては「クレジットカード」と「店舗お支払い」を選択することができます。
「店舗お支払い」を選択すると、店舗での商品受け取り時に会計する必要があるため時間がかかります。より時間を節約したい方は「クレジットカード」を選択するのがおすすめです。
「決済」が完了すると、画面にチケットとともに「受取り番号」が表示されます。
あとは受取時間に店頭に向かい「商品受け取りはこちら」と書かれたカウンターでチケット(および受取り番号)を提示するだけです。やってみるととても簡単です。
ちなみに、店舗の方では「受取り時間」に遅れないように商品が用意されます。そのため、「受取り時間」に間に合わないと商品が冷めてしまいます。
そのため、「受取り時間」は空港への到着時間から逆算しつつ余裕を持って設定するのが良いと思います。
行列には並びたくないものの、「ポーたま」はやっぱりできたてが美味しいですからね。
まとめ:人気店の「ポーたま」が那覇空港で買える!行列回避には予約がオススメ!
今回は、「ポーたま」の那覇空港内の店舗の場所と行き方、メニュー、営業時間に加えて、コロナ禍の現状をレポートしました。
いつも行列の絶えない牧志市場の人気店である「ポーたま」の味を、那覇空港内で気軽に味わうことができるというのは嬉しい限りです。
できたてあつあつの「ポークたまごおにぎり」はコンビニなどで購入するものとは違った、別格のおいしさを味わうことができました。
飛行機修行で空港から出る時間がないという方にも、沖縄路線を利用する楽しみがさらに増えたのではないかと思います。
一方で、「ポーたま」は人気店であるが故に店舗前にはいつも行列ができています。少しでも時間を節約したいという方はテイクアウト予約も活用しましょう。
那覇空港内には人気のステーキ店である「ステーキ88」もオープンしています。こちらも大注目ですね。体験レポートはこちらにまとめております。合わせてご参照ください。
それでは、また!