オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)宿泊記!バルコニー付きファミリールームをブログレポート!
「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」は沖縄県名護市に位置するマリオット系列のホテルです。リゾート&スパの名前のとおり、スパに加えてプールやアクティビティも充実しており、全ての客室にオーシャンビューのバルコニーが付いているのが特徴となっています。宿泊記の1回目となる当記事では、チェックインからアップグレード結果、アサインされたお部屋の様子までを詳しくご紹介していきたいと思います。
更新履歴(2021年10月1日):オキナワ マリオット(沖縄マリオット)はマリオットボンヴォイを脱退し「オリエンタルホテル沖縄」にリニューアルオープンしています。
目次
オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)とは
世界的なホテルグループであるマリオット系列のホテル
「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」は世界的なホテルグループであるマリオット系列のホテルです。ブランドはその名前のとおり、プレミアムなホテルを展開する「マリオット(Marriott)」となります。
「オキナワ マリオット リゾート&スパ」はマリオットボンヴォイから脱退し、2021年10月1日からは「オリエンタルホテル沖縄リゾート&スパ」と名称変更して運営されています。そのため、マリオットボンヴォイの特典等は利用できなくなっているためご注意ください。
客室のバルコニーからの雄大なオーシャンビューとスパ&プールが特徴
「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」は、全ての客室にプライベートなバルコニーを備えており、沖縄の雄大なオーシャンビューを楽しむことができるようになっています。
また、リゾート&スパの名前のとおり、スパ施設を備えている他、広大な敷地の中には県内最大級のガーデンプールも用意されています。
敷地内で楽しめるアクティビティも充実しており、カップルからファミリーまで楽しめるリゾートホテルとなっています。
オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄):場所とアクセス
沖縄県の名護市喜瀬の小高い丘の上に位置
「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」は、沖縄県の名護市喜瀬の小高い丘の上に位置しています。
レンタカーなど車でアクセスする場合は、那覇空港から北へ約70キロメートル、沖縄自動車道の利用で約70分ほどの距離となります。
那覇空港からはバスでのアクセスが便利
また、那覇空港からはバスでアクセスすることも可能です。
「空港リムジンバス」を利用すれば、「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」まで1時間40分から、もしくは「沖縄エアポートシャトル」を利用すれば近隣の「かりゆしビーチ」まで2時間ほどの距離となります。
<アクセス方法>
- 車:
- 那覇空港から北へ約70キロメートル、沖縄自動車道の利用で約75分ほど
- バス:
- 「空港リムジンバス」:「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」下車、1時間40分ほど
- 「沖縄エアポートシャトル」:「かりゆしビーチ」下車、2時間ほど
アクセスの詳細については、ホテルの公式サイトをご参照ください。
参考 アクセスオキナワ マリオット リゾート&スパ
また、ホテルの周辺地図は以下になります。
オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)宿泊記:ファミリールームを体験レポート
さて、前置きが長くなりましたが、ここからは「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」の宿泊記を体験レポートとしてお送りしたいと思います。
外観
「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」の外観はこんな感じになります。ピンクがかった外壁の色が印象的な建物です。15階建ての建物で361の客室を備えています。
正面玄関からは反対側となるプール側から見るとこんな感じです。客室にはバルコニーが備っており、オーシャンビューとなっています。
それでは、早速中に入ってみましょう。
ロビー
「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」のロビーはこんな感じです。天井がガラス張りになっており、明るく開放感のある雰囲気となっています。ホテルというよりは、アトリウムといった印象です。
ロビーの中には水槽もあり、熱帯魚が泳いでいる様子を観察することができます。リゾートホテルっぽい雰囲気を高めていますね。
ロビーの中には、こんな感じの写真撮影スポットも用意されています。
ロビーは広いスペースになっており、ロビーラウンジやビュッフェレストランの他、お土産ショップやコンビニエンスストアなども併設されています。
こちらはロビーラウンジの「海音」。カフェやスイーツ、軽食などをいただくことができます。
こちらはお土産ショップの「KBC SHOP」。22時まで営業しており、ホテル館内で沖縄のお土産を調達することができるのは、なかなか便利です。
こちらはコンビニエンスストアの「KBC STORE」。25時まで営業しており、ドリンクやスナックなどを調達することができます。ホテル館内にコンビニがあるというのはとっても便利ですね。
ちなみに、こちらのコンビニにはアルコールも販売されていますので、客室のバルコニーでちょっとビールが飲みたくなった場合なんかにも活躍しますね。
チェックイン&アップグレード結果
ロビーの一角、エントランス脇のところにはレセプション(フロント)が用意されており、こちらでチェックインを行いました。
私は、マリオットの会員プログラムである「マリオットボンヴォイ」の「プラチナエリート」という上級会員となっています。
プラチナエリートになるとその特典として、当日の空室状況により客室のアップグレードを受けることができます。そのため、チェックインのタイミングは、客室のアップグレードを受けられるかどうかで、いつもドキドキです。
そして、今回の結果はというと、「ファミリールーム」へアップグレードしていただだくことができました。
「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」の客室のグレードを順に並べると以下のようになります。もともとは「スーペリア、ツイン」での予約でしたので、2段階ほどのアップグレードということになりますね。
<「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」の客室のグレード>
- スーペリア、ツイン<=当初の予約
- スーペリア、高層階ツイン
- ファミリールーム<=アップグレード結果
- エグゼクティブ、ツイン
- パノラマオーシャンスイート
- パノラマオーシャンスイートプレミアム
私が宿泊した9月上旬のタイミングでは、コロナ禍で客室の稼働数を抑えているということでした。そんな中、広いお部屋にアップグレードしていただき感謝感謝です。
マリオットのホテルプログラムである「マリオットボンヴォイ」の詳細はこちらの記事をご参照ください。
「マリオットボンヴォイ」には登録料・年会費など無料で利用することができます。まだ入会していない方はこちら公式サイトから新規登録しましょう。
客室(ファミリールーム)
それでは、ここからはアップグレードしていただいた「ファミリールーム」の様子をご紹介していきたいと思います。
ちなみに、今回アサインされたのは「11階」の客室でした。
「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」の場合、5階から9階が「スーペリアフロア」、10階から13階が「ハイフロア」と定義されていますので、ハイフロアにアサインいただけたということになりますね。
全体像と雰囲気
客室の扉を開けるとこんな感じになっています。ファミリールームの広さは約65平米となっており、広々としたスペースに寝室と和室が併設されたデザインになっています。
寝室はこんな感じになっています。ダブルサイズのベッドが2台、ゆとりを持って配置されています。
ベッドサイドからは照明が集中コントロールできるようになっています。通常のコンセントはありますが、USB電源はありません。設備は全体的にちょっとレトロな雰囲気です。
ベッドの正面にはTVが設置されています。TVのサイズは30インチぐらいでしょうか。客室の広さからすると、ちょっと小さく感じます。
和室はこんな感じになっています。畳張りのスペースで、中央には4人掛けの和テーブルも用意されています。ここだけ見ると温泉旅館のような佇まいですね。
こちらの和室にもテレビがありますので、客室全体では2台のテレビが用意されているという形になります。
また、押入れの中には「ふとん」の用意されていました。ふとんは3セット用意されていますので、ベッド2台を含めると、合計5人まで利用できるような感じですね。
ベッドの奥にはサンルームも用意されています。
こちらのサンルームにはソファーが用意されており、一面がガラス張りになっていますので、ゆったりと寛ぎながら沖縄の雄大な自然を鑑賞できるようになっています。なかなか気持ちの良いスペースです。
また、こちらの客室にはバルコニーも用意されており、外に出られるようになっています。
入り口周辺のホワイエはこんな感じになっています。左手はクローゼット、右手はミニバーという配置になっています。
また、さらに奥にはバスルームが配置されています。こちらのバスルームへと続くスペースには、独立型の鏡台とチェストも用意されていました。
眺望
客室からバルコニーに出てみるとこんな感じになっています。バルコニーは和室側まで続いており、寝室と和室の両方から眺望が楽しめるようになっています。また、ベンチも用意されていますので、眺望を楽しみながら「まったり」することもできます。
バルコニーからの眺望はこんな感じです。ビーチ沿いに建つホテルではありませんのでオーシャンフロントというわけではありませんが、高台から臨む名護湾の雄大な景色を楽しむことができます。
この日はちょっと小雨が降っていたこともあり、雨上がりには「虹」も楽しむこともできました。ラッキーですね。
眼下にはホテルのプールがあり、夜になるとライトアップされた様子を楽しむことができます。
バスルーム
続いては気になるバスルームを確認していきたいと思います。洗面台は2ボウルということで、広々としたスペースになっています。
アメニティーはこんな感じで、歯ブラシ、ひげそり、ブラシ、コットン、などが用意されていました。4人分用意されており、量的にも十分ですね。
ハンドソープには「Orange Rose」と記載がありました。調べてみたところ、国産の業務用ブランドのようです。
バスタブはこんな感じです。フルサイズで大人の男性が足を伸ばしても十分な広さがあります。また、ハンドシャワーも併設されています。
バスアメニティのブランドは「THANN(ターン)」となっていました。エコの流れなのか、はたまた経費削減なのか、ボトルタイプの用意になっていました。
トイレ
トイレは個室として用意されています。中はウォシュレット付きの機能的なタイプです。
トイレの中にも、独立した洗面台が用意されていました。
ミニバー
続いては、ミニバーをご紹介したいと思います。
まず、無料のお水が4本用意されていました。
BOXの中には、コーヒーと紅茶、日本茶が用意されています。コーヒーはハンドドリップするタイプで、カフェイン入りとカフェインレスの2種類が用意されていました。紅茶は「Lipton(リプトン)」、日本茶はノンブランドのもので、この辺りは普通な感じですね。
キャビネットの中には冷蔵庫が用意されています。中はこんな感じで完全に「空」の状態になっています。自分で自由に使えるという観点では使い勝手が良いと言えますね。ロビー階にはコンビニがありますので、必要に応じてそちらでドリンクを調達すると良さそうです。
クローゼット
クローゼットの中はこんな感じです。ハンガーにはバスローブがかけられています。バスローブはふわふわで肌触りの良いタイプでした。
また、金庫や体重計、アイロン&アイロン台の用意もあります。
チェストの中にはパジャマも用意されていました。
パジャマはセパレートタイプ。ワッフル生地で着心地はなかなか良かったですね。
また、使い捨てのスリッパの用意もありました。こちらは、ちょっとペラペラなタイプ。可もなく不可もなくといった感じですね。
ホテルへの移動
ちなみになのですが、「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」への宿泊の前日には、同じマリオット系列の「ザ・リッツ・カールトン沖縄」に宿泊していました。
「ザ・リッツ・カールトン沖縄」でチェックアウトの際に、次は「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」に移動する旨を伝えると、なんと車で送ってくださるとのこと。
利用させていただいた車はこんな感じです。ちゃんと「The Ritz Carlton」のロゴが入っていてかっこいいですね。もちろん無料でラクラクでした。ありがとうございます。
「ザ・リッツ・カールトン沖縄」の宿泊記はこちらをご参照ください。
オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄):予約した部屋とコスト
マリオットのセールを活用してリーズナブルな価格で宿泊
「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」はリーズナブルな価格で宿泊できるのも特徴になっています。1泊2名で15,000円から20,000円ほどの価格で宿泊できる日程を多く見つけることができます。
私の場合は今回、マリオット公式サイトで実施していたセールで「約10,000円」というリーズナブルな価格で宿泊することができました。
マリオットのポイント宿泊もオススメ
もしくは、マリオットのホテルは「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)」という会員プログラムのポイントを貯めることで、ポイントを使った無料宿泊をすることもできます。
「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」はカテゴリー6のホテルになりますので、無料宿泊に必要なポイント数は「50,000ポイント」ということになります(スタンダードシーズンの場合)。
<無料宿泊に必要なポイント数>
カテゴリー | スタンダード | オフピーク | ピーク |
---|---|---|---|
1 | 7,500 | 5,000 | 10,000 |
2 | 12,500 | 10,000 | 15,000 |
3 | 17,500 | 15,000 | 20,000 |
4 | 25,000 | 20,000 | 30,000 |
5 | 35,000 | 30,000 | 40,000 |
6 | 50,000 | 40,000 | 60,000 |
7 | 60,000 | 50,000 | 70,000 |
8 | 85,000 | 70,000 | 100,000 |
マリオットのポイントは「0.8円から1円」の価値となりますので、今回で言えばポイントよりも現金を利用して宿泊した方がかなりお得だったと言えそうです。
マリオットの上級会員(ゴールド&プラチナ)に簡単になる方法
マリオットアメックス(プレミアム)保有でゴールド会員資格をもれなく獲得
マリオットの上級会員資格である「ゴールドエリート」を簡単に獲得する方法があります。それは「マリオットアメックス(プレミアム)」を保有することです。
マリオットアメックス(プレミアム)は、年会費は「49,500円(税込)」と高額ながらも、その費用を上回る豊富な特典によりホテル好き必携のクレジットカードになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)の主な特徴は以下になります。無料宿泊特典(5万円相当)だけでも年会費負担を相殺することができてしまいます。
また、ポイント還元率やマイル還元率の高さから陸マイラーからも絶大な人気を誇っています。
<マリオットアメックス(プレミアム)の主な特長>
- マリオット の「ゴールド会員資格」を自動的に獲得
- カード決済でポイント還元率3%&マイル還元率1.25%を実現
- マリオットのホテル利用でポイント還元率6%を実現
- ポイント有効期限は実質無期限
- 貯めたポイントはホテルの無料宿泊や世界40以上の航空マイルに交換可能
- 年15泊分の宿泊実績を獲得
- 年150万円以上の決済で無料宿泊特典を獲得(5万円相当)
- 年400万円以上の決済で「プラチナ会員資格」を獲得
マリオットアメックス(プレミアム)の特典からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事をご参照ください。
プラチナチャレンジでプラチナ会員へのステップアップも容易
私の場合は、マリオットの「ゴールドエリート」となった後に「プラチナチャレンジ」を実施することで、マリオットの「プラチナエリート」も獲得しました。
また、年400万円以上の決済が可能な方であれば、マリオットアメックス(プレミアム)の特典で「プラチナエリート」を獲得できるのもメリットですね。
プラチナ会員になるとマリオットのホテルでクラブラウンジや無料朝食の特典などが利用できるようになります。
加えて、スイートルームへのアップグレードの可能性も高まりレイチェックアウトも午後4時まで可能になるなど、マリオットのホテル宿泊を最大限に満喫することができます。
ゴールドエリートとプラチナエリートの主なステータス特典は以下になります。
<ステータス特典(ゴールド&プラチナ)>
ゴールド | プラチナ | |
ポイントボーナス | ◯(25%) | ◯(50%) |
レイトチェックアウト | ◯(14時) | ◯(16時) |
ウェルカムギフト | ◯(250 or 500ポイント) | ◯(500 or 1,000ポイント、無料朝食、アメニティから選択) |
客室のアップグレード | ◯ | ◯(スイート含む) |
ラウンジへのアクセス | ◯ |
入会キャンペーンで年会費負担も軽減可能
マリオットアメックス(プレミアム)では、条件クリアで大量ポイントを獲得できる入会キャンペーンを実施中です。
初年度の年会費負担をほぼ相殺できるというお得さになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)に興味のある方にとっては大チャンスと言えますね。
マリオットアメックスの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事をご参照ください。
オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)の宿泊記はYouTubdeでも公開中!
「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」の宿泊記は動画にまとめてYouTubeでも公開しています。ホテルの空気感は動画の方が伝わりやすいと思いますので、ぜひこちらも合わせてご参照ください。
まとめ
今回は、「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」の宿泊記として、チェックインからアップグレード結果、アサインされたお部屋の様子までを詳しくご紹介していきました。
「オキナワ マリオット(オリエンタルホテル沖縄)」の建物や館内、客室などの設備に関しては、正直古さが感じられ、傷みとみられるような場所も散見されます。
ただ、プールを中心とするアクティビティは充実しており、スタッフの方のサービスも親身かつフレンドリーで好感の持てるものでした。
宿泊料金から考えると、全体としてのコストパフォーマンスはわるくないかな、という印象でした。
特に、ファミリーでプールを中心にリーズナブルな価格で楽しみたいといった用途にはぴったりなのではないかと思います。
逆に、カップルや夫婦でラグジュアリーかつ静かな休暇を過ごしたいという方には、同じマリオット系列でも、近隣の「ザ・リッツ・カールトン沖縄」がオススメです。
次回は、コロナ禍での「エグゼクティブラウンジ(クラブラウンジ)」の現状をお伝えしたいと思います。
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それでは、また!
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