マリオットアメックスを比較!プレミアムカードとノーマルカードはどっちがおすすめかを解説!
マリオットアメックス(Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード)が2022年2月8日に発表になりました。SPGアメックスの後継と位置付けられているものの、ノーマルカードとプレミアムカードの2種類のグレードが用意され、年会費や特典内容に大きな変更が入ることになりました。当記事では、ノーマルカードとプレミアムカードで比較し、どのような方にどちらがおすすめなのか解説していきたいと思います。
目次
マリオットアメックス(Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード)とは
マリオット(Marriott)とアメリカン・エキスプレス・カード(American Express Card)が提携して発行するクレジットカード
マリオットアメックスは、正式名称を「Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード」と言います。
世界最大級のホテルチェーンである「マリオット(Marriott)」が米国のカード会社である「アメリカン・エキスプレス・カード(American Express Card)」と提携して発行するクレジットカードです。
マリオットの会員プログラムの名称が「マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)」であるため、「Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード」という名称となっています。
マリオットアメックスは「SPGアメックス」の後継の位置付け
日本では長らく「SPGアメックス(スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード)」が人気がありました。
このため、旧SPGが旧マリオットに吸収され新マリオットとなった後も、日本では「SPGアメックス」が発行されて続けていました。
海外では既にマリオットアメックスに切り替わっていたことを考えると、日本だけが特殊な状況にあったとも言えます。
それが今回、2022年2月8日になり、遂に「マリオットアメックス」が発表されました。そして、2022年2月24日から新規申込が開始となりました。
マリオットアメックスはSPGアメックスをリブランドしたもので、SPGアメックスの後継カードとの位置付けとなっています。
2022年2月24日から「SPGアメックス」には申し込みできなくなっています。
マリオットアメックスには「ノーマルカード」と「プレミアムカード」の2つのグレードがあり
マリオットアメックスには、「ノーマルカード」と「プレミアムカード」の2種類が用意されています。SPGアメックスが1種類であったことを考えると大きな変化と言えますね。
<マリオットアメックスの2つのグレード>
- ノーマルカード:Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード
- プレミアムカード:Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
ただ、海外で既に発行されているマリオットアメックスも2つのグレードが用意されており、同じホテル提携カードである「ヒルトンアメックス」も2つのグレードが用意されていました。
このことから考えると、概ね予想どおりだったとも言えますね。
以下では、「ノーマルカード」と「プレミアムカード」の特典と年会費やポイント還元率といった基本情報を確認していきたいと思います。
マリオットアメックスの基本情報と主な特典
ノーマルカードの基本情報と主な特典
ノーマルカードである「Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード」の券面はこちらになります。グレーとブルーの中間といった感じでしょうか。
右上には「Marriott Bonvoy」、右下には「AMERICAN EXPRESS」のロゴマークがそれぞれ入っているのが特徴です。
基本情報と主な特典は以下になります。
<特典と基本情報(ノーマルカード)>
- 年会費(基本カード)は23,100円 (税込)
- 家族カードは1枚目無料、2枚目以降は11,550円(税込)
- 日々のカード利用で「100円につき2ポイント」のポイント還元
- マリオットホテルでの利用で「100円につき4ポイント」のポイント還元
- 継続特典(無条件)として5泊分の宿泊実績をプレゼント
- 継続特典(年150万円以上)として無料宿泊特典(1泊35,000ポイントまで)をプレゼント
- エリートステータス(無条件)としてシルバーエリートを付与
- エリートステータス(年100万円以上)としてゴールドエリートを付与
- 「ザ・リッツ・カールトン」または「セントレジス」にて2連泊以上の予約で100米ドルのプロパティクレジットを付与
ノーマルカードでも家族カードが1枚目無料というのは嬉しいですね。
無条件で付与されるエリートステータスは「シルバーエリート」で、「ゴールドエリート」を獲得するためには年100万円以上の決済が必要になります。
基本のポイント還元率は「100円につき2ポイント」、宿泊実績は「5泊分」と低めの設定になっています。
マリオットホテルでのポイント還元率は2倍の「100円につき4ポイント」となっています。
また、無料宿泊特典(1泊35,000ポイントまで)を獲得するには年150万円以上の決済が必要となっています。
プレミアムカードの基本情報と主な特典
プレミアムカードである「Marriott Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」の券面はこちらになります。
基本的なデザインはノーマルカードと統一されていますが、マットなブラックという感じで精悍な面構えが特徴となっています。
基本情報と主な特典は以下になります。
<特典と基本情報(プレミアムカード)>
- 年会費(基本カード)は49,500円 (税込)
- 家族カードは1枚目無料、2枚目以降は24,750円(税込)
- 日々のカード利用で「100円につき3ポイント」のポイント還元
- マリオットホテルでの利用で「100円につき6ポイント」のポイント還元
- 継続特典(無条件)として15泊分の宿泊実績をプレゼント
- 継続特典(年150万円以上)として無料宿泊特典(1泊50,000ポイントまで)をプレゼント
- エリートステータス(無条件)としてゴールドーエリートを付与
- エリートステータス(年400万円以上)としてプラチナエリートを付与
- 「ザ・リッツ・カールトン」または「セントレジス」にて2連泊以上の予約で100米ドルのプロパティクレジットを付与
基本カードの年会費は「49,500円 (税込)」とノーマルカードの2倍ほどとなっています。
その分、無条件で付与されるエリートステータスは「ゴールドエリート」で、年400万円以上の決済で「プラチナエリート」を獲得できるのが最大の特徴です。
基本のポイント還元率は「100円につき3ポイント」、宿泊実績は「15泊分」と、ノーマルカードよりもともに高い設定となっています。
マリオットホテルでのポイント還元率は2倍の「100円につき6ポイント」となっています。
ただし、無料宿泊特典(1泊50,000ポイントまで)を獲得するには、ノーマルカードと同じく年150万円以上の決済が必要となっています。
マリオットアメックスの入会キャンペーンを活用すれば初年度の年会費負担を大きく軽減することができます。詳細はこちらの記事をご参照ください。
マリオットアメックスを比較:結果一覧
マリオットアメックスを、「ノーマルカード」と「プレミアムカード」で表にまとめて比較すると以下のようになります。
青字が優れている分、赤字が劣っている部分です。
プレミアムカードは年会費が高い分、ポイント還元率や特典でノーマルカードよりも優れた内容になっているのがわかりますね。
<基本情報と特典の比較>
ノーマルカード | プレミアムカード | |
年会費(基本カード) | 23,100円(税込) | 49,500円(税込) |
年会費(家族カード) | 1枚目無料、2枚目以降11,500円(税込) | 1枚目まで無料、2枚目以降24,750円(税込) |
ポイントプログラム | マリオットポイント | マリオットポイント |
ポイント還元(全般) | 100円=2ポイント | 100円=3ポイント |
ポイント還元(マリオット) | 100円=4ポイント | 100円=6ポイント |
ステータス(無条件) | シルバーエリート | ゴールドエリート |
ステータス(利用条件クリア) | 年100万円以上でゴールドエリート | 年400万円以上でプラチナエリート |
継続特典(無条件) | 5泊分の宿泊実績 | 15泊分の宿泊実績 |
継続特典(条件クリア) | 年150万円以上で無料宿泊特典(35,000ポイントまで) | 年150万円以上で無料宿泊特典(50,000ポイントまで) |
プロパティクレジット | 「ザ・リッツ・カールトン」または「セントレジス」にて2連泊以上の予約で100米ドル | 「ザ・リッツ・カールトン」または「セントレジス」にて2連泊以上の予約で100米ドル |
以下では順番に詳しく見ていきたいと思います。
マリオットアメックスを比較:ノーマルカード vs プレミアムカード
年会費を比較
マリオットアメックスの年会費は、ノーマルカードが「23,100円(税込)」、プレミアムカードが「49,500円(税込)」となっています。
プレミアムカードの方が2倍以上も高額になっています。
ノーマルカード | プレミアムカード | |
年会費(基本カード) | 23,100円(税込) | 49,500円(税込) |
年会費(家族カード) | 1枚目無料、2枚目以降11,500円(税込) | 1枚目まで無料、2枚目以降24,750円(税込) |
一方で、ノーマルカードとプレミアムカードともに、家族カードが1枚無料で発行できます。
特に年会費の安いノーマルカードでも1枚無料で発行できるというのは、家族でカードを利用したい方にとっては嬉しいポイントですね。
プレミアムカードはSPGアメックスに比べて年会費が高くなったと考えられがちです。しかしながら、家族カード1枚分を加えるとSPGアメックスよりも年会費が安くなったとも言えますね。
<基本カード+家族カード1枚を加えた年会費>
- SPGアメックス:51,150円
- 基本カード(34,100円)+家族カード1枚(17,050円)
- マリオットアメックス(プレミアムカード):49,050円
- 基本カード(49,500円)+家族カード1枚(0円)
ポイント還元率を比較
マリオットアメックスの基本的なポイント還元率は、ノーマルカードで2%、プレミアムカードで3%となっています(マリオットポイントの価値を1ポイント=1円とした場合)。
ポイント還元率が高いと人気の「楽天カード」や「ペイペイカード」でも1%、「リクルートカード」で1.2%です。
マリオットアメックスの最大3%というポイント還元率は破格の高さというのがわかりますね。
ノーマルカード | プレミアムカード | |
ポイントプログラム | マリオットポイント | マリオットポイント |
ポイント還元(全般) | 100円=2ポイント | 100円=3ポイント |
ポイント還元(マリオット) | 100円=4ポイント | 100円=6ポイント |
しかも、マリオットのホテルで利用した場合のポイント還元率はそれぞれ2倍にアップします。さらに、ステータス特典である「ポイントボーナス」も加算されます。
例えば、マリオットのホテル宿泊代金3万円を、プレミアムカード(ゴールドエリート)で決済した場合に貯められるポイント数は以下になります。
<3万円のホテル宿泊で獲得できるポイント数(例)>
- 滞在ポイント:約3,410ポイント(25%ボーナス加算)
- 決済ポイント:1,800ポイント(2倍ポイント)
- 合計:約5,210ポイント
これは、ポイント還元率としては17.3%にもなります。驚異的な数字ですよね。ゴールドエリートであればウェルカムギフトの500ポイントも選択可能でさらに上乗せも可能です。
マリオットアメックスがあればマリオットのホテル宿泊でザクザクとポイントと貯められますね。
マイル還元率を比較
マリオットポイントからマイルへの交換レートは基本的には「3マリオットポイント:1マイル」ですが、60,000ポイントをまとめて交換することで5,000マイルのボーナスが加算されます(=25,000マイルに交換可能)。
そのため、60,000ポイントをまとめて交換した場合の交換レートは「3マリオットポイント:1.25マイル」となります。
これを考慮すると、マリオットアメックスのマイル還元率は以下のようになります。
プレミアムカードでショッピング決済で最大1.25%、マリオットホテルでの決済で最大2.5%という数字になります。
ノーマルカード | プレミアムカード | |
マイル還元(全般) | 100円=最大0.83マイル | 100円=最大1.25マイル |
マイル還元(マリオット) | 100円=最大1.67マイル | 100円=最大2.5マイル |
ANAカードやJALカードといった、マイルを貯めることに特化したクレジットカードのマイル還元率は「1.0%」というのが平均的な値になっています。
そのため、マリオットアメックスのマイル還元率が最大1.25%というのは、マイルを貯めるクレジットカードとしても非常に優秀であることがわかりますね。
エリートステータス(無条件)を比較
マリオットアメックスは、入会でもれなくエリートステータスを獲得できるところです。
獲得できるのは、ノーマルカードで「シルバーステータス」、プレミアムカードで「ゴールドステータス」となっています。
ノーマルカード | プレミアムカード | |
ステータス(無条件) | シルバーエリート | ゴールドエリート |
マリオットボンヴォイのステータス獲得基準は以下なります。一般であればシルバーエリートは「年間10泊」、ゴールドエリートで「年間25泊分」の宿泊実績が必要となっています。
これらの特典がそれぞれのカードを保有するだけでプレゼントされるというわけですね。
<マリオットボンヴォイのステータス獲得基準>
ステータス | 達成基準 |
会員 | なし |
シルバー<=ノーマルカード | 年間10泊 |
ゴールド<=プレミアムカード | 年間25泊 |
プラチナ | 年間50泊 |
チタン | 年間75泊 |
アンバサダー | 年間100泊+20,000米ドル |
ゴールドエリートの主な特典は以下になります。このうち、青字にした上5つの特典が特に重要なものになります。
<ゴールドエリートの主な特典>
- より望ましい客室へのアップグレード
- 午後2時までのレイトチェックアウト
- ウェルカムギフトとしてポイントを進呈(500もしくは250ポイント)
- アジア太平洋の直営レストラン&バーで15%割引
- 滞在ごとに25%のボーナスポイント
- 無料の客室内高速インターネット
- エリート専用予約ライン
- 会員限定料金の適用
- 完全予約保証
客室のアップグレードやレイトチェックアウトが適用されると、ホテル滞在がより快適で楽しいものになります。
エリートステータス(利用条件クリア)を比較
マリオットアメックスは、年間の決済額をクリアすることでもう一つ上のステータスを獲得することもできます。
特に、プレミアムカードの場合、年400万円と非常に高いハードルとなってはいるものの「プラチナエリート」を獲得できるというのは、年間の決済額が多い方にはとても大きなメリットです。
ノーマルカード | プレミアムカード | |
ステータス(利用条件クリア) | 年100万円以上でゴールドエリート | 年400万円以上でプラチナエリート |
マリオットボンヴォイにおける主なエリート特典を表でまとめると以下のようになります。ここではシルバーエリートからプラチナエリートまでを抜粋しています。
プラチナエリートになると「ラウンジへのアクセス」が可能になり、ウェルカムギフトから「無料朝食」が選択できるようになります。
また、客室アップグレードも「スイート」までが視野に入ます。
「ポイントボーナス(50%)」「レイトチェックアウト(16時)」「ポイントボーナス(50%)」も優遇幅がそれぞれ大きくなっています。
<主なエリート特典(シルバーからプラチナまで)>
シルバー | ゴールド | プラチナ | |
客室での無料のインターネットアクセス | ◯ | ◯ | ◯ |
会員料金 | ◯ | ◯ | ◯ |
モバイル チェックイン/サービス | ◯ | ◯ | ◯ |
完全予約保証 | ◯ | ◯ | ◯ |
ポイントボーナス | ◯(10%) | ◯(25%) | ◯(50%) |
レイトチェックアウト | ◯ | ◯(14時) | ◯(16時) |
エリート専用予約ライン | ◯ | ◯ | ◯ |
レストラン割引 | ◯(10%) | ◯(15%) | ◯(20%) |
ウェルカムギフト | ◯(250 or 500ポイント) | ◯(500 or 1,000ポイント、無料朝食、アメニティから選択) | |
客室のアップグレード | ◯ | ◯(スイート含む) | |
ラウンジへのアクセス | ◯ | ||
ルームタイプの保証 | ◯ |
「マリオットボンヴォイ」のエリートステータスの到達基準や特典の詳細はこちらの記事をご参照ください。
継続特典(無条件)を比較
マリオットアメックスは、継続特典として宿泊実績が加算されます。ノーマルカードで「5泊」、プレミアムカードで「15泊」となっています。
ノーマルカード | プレミアムカード | |
継続特典(無条件) | 5泊分の宿泊実績 | 15泊分の宿泊実績 |
特に、プレミアムカードの場合は「15泊」加算されますので、プラチナステータス獲得まではあと「35泊(50泊-15泊)」でOKということになります。
年400万円の決済条件をクリアするのが難しい場合も、正攻法で残り35泊をクリアすることでプラチナステータスを獲得することができますね。
マリオットの場合、年初にダブルナイト(宿泊実績が2倍になるキャンペーン)を実施することも多いため、これと組み合わせればより容易にプラチナステータスを獲得することができます。
継続特典(条件クリア)を比較
マリオットアメックスでは、継続特典として無料宿泊特典を獲得することができます。
年150万円という決済条件をクリアする必要はありますが、ノーマルカードで「1泊35,000ポイントまで」、プレミアムカードで「1泊50,000ポイントまで」となっています。
ノーマルカード | プレミアムカード | |
継続特典(条件クリア) | 年150万円以上で無料宿泊特典(35,000ポイントまで) | 年150万円以上で無料宿泊特典(50,000ポイントまで) |
無料宿泊に必要なポイント数は以下になります。
1泊35,000ポイントでは「カテゴリー5(スタンダード&オフピーク)」まで、1泊50,000ポイントでは「カテゴリー6(スタンダード&オフピーク)」に加えて、「カテゴリー7(オフピーク)」までがそれぞれ対象となります。
<無料宿泊に必要なポイント数>
カテゴリー | スタンダード | オフピーク | ピーク |
---|---|---|---|
1 | 7,500 | 5,000 | 10,000 |
2 | 12,500 | 10,000 | 15,000 |
3 | 17,500 | 15,000 | 20,000 |
4 | 25,000 | 20,000 | 30,000 |
5 | 35,000 | 30,000 | 40,000 |
6 | 50,000 | 40,000 | 60,000 |
7 | 60,000 | 50,000 | 70,000 |
8 | 85,000 | 70,000 | 100,000 |
日本国内におけるマリオットホテルをカテゴリーごとにまとめたものが以下になります。カテゴリー5およびカテゴリー6までを対象としても、かなり多くのホテルが存在することがわかりますね。
<日本におけるマリオットのホテル一覧(2022年1月1日時点)>
- カテゴリー3
- フォーポイントバイシェラトン函館
- フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上
- フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜清流里山公園
- フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜美濃
- フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜高山荘川
- フェアフィールド・バイ・マリオット・京都宮津
- フェアフィールド・バイ・マリオット・京都京丹波
- フェアフィールド・バイ・マリオット・京都天橋立
- フェアフィールド・バイ・マリオット・京都みなみやましろ
- フェアフィールド・バイ・マリオット・三重御浜
- フェアフィールド・バイ・マリオット・三重おおだい
- フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎ
- フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮
- フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光
- フェアフィールド・バイ・マリオット札幌
- フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波
- フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山串本
- フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ
- カテゴリー4
- コートヤード・バイ・マリオット白馬
- シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート
- フォーポイントバイシェラトン名古屋 中部国際空港
- モクシー大阪本町
- 神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ
- モクシー大阪新梅田
- カテゴリー5
- シェラトン都ホテル東京
- モクシー東京錦糸町
- コートヤード銀座東武ホテル
- 横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ
- ACホテル東京銀座
- アロフト東京銀座
- コートヤード新大阪ステーション
- コートヤード ・バイ・マリオット 大阪本町
- 神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ
- 富士マリオットホテル山中湖
- 伊豆マリオットホテル修善寺
- 琵琶湖マリオットホテル
- 名古屋マリオットアソシエホテル
- 南紀白浜マリオットホテル
- ルネッサンス鳴門リゾート
- シェラトン都ホテル大阪
- ウェスティンホテル仙台
- モクシー京都二条
- カテゴリー6
- コートヤード東京ステーション
- ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフコレクション
- 東京マリオットホテル
- 大阪マリオット都ホテル
- ウェスティン都ホテル京都
- 軽井沢マリオットホテル
- JWマリオット・ホテル奈良
- W大阪
- シェラトングランドホテル広島
- シェラトン北海道キロロリゾート
- キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道
- HIYORIチャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル
- ウェスティンホテル大阪
- カテゴリー7
- メズム東京、オートグラフ コレクション
- シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
- ウェスティンホテル東京
- ルネッサンス沖縄リゾート
- ザ・リッツ・カールトン大阪
- セントレジス 大阪
- ザ・リッツ・カールトン日光
- ウェスティン ルスツリゾート
- シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
- カテゴリー8
マリオットのポイントは無料宿泊特典に利用することで、「1ポイント=1円」以上の価値で利用することも難しくありません。
そう考えると、年150万円という決済条件をクリアできれば、二年目以降の年会費負担を相殺できるとも考えられます。
無料宿泊特典では、自腹の最大15,000ポイントを加えて合算ポイントで利用できる機能が追加されました。
ノーマルカードで最大50,000ポイント(=35,000ポイント+15,000ポイント)、プレミアムカードで最大65,000ポイント(=50,000ポイント+15,000ポイント)までのホテルで利用できるという計算になります。
無料宿泊特典の利用の幅が広がるのは嬉しいですね。
トラベルサービスの比較
マリオットアメックスでは、空港ラウンジや手荷物無料宅配を利用できます。
トラベルサービスはノーマルカードとプレミアムカードでほぼ同等の内容(手荷物無料宅配の対象空港が一部異なる)となっています。
<トラベルサービスの比較>
ノーマルカード | プレミアムカード | |
空港ラウンジ | ◯(国内28・海外1) | ◯(国内28・海外1) |
手荷物無料宅配 | ◯(国内3) | ◯(国内4) |
空港ラウンジとしては、国内28・海外1の空港ラウンジを利用することができます。アメックスカードの場合、カード1枚で同伴者1名まで無料で利用できるのがメリットです。
手荷物無料宅配としては、帰国時に空港から自宅まで1人様につきスーツケース1個を無料配送してもらうことができます。
対象は、ノーマルカードが成田国際空港・中部国際空港・関西国際空港の3空港、プレミアムカードは羽田空港を追加した4空港となっています。
各種プロテクションの比較
マリオットアメックスは、アメックスカードならではのプロテクションが充実しています。
まず、旅行保険は国内も海外もどちらも「利用付帯」となっています。補償を受けるためには旅行代金をカード決済する必要があるため注意が必要です。これはノーマルカードとプレミアムカードで共通です。
その上で、補償額についてはプレミアムカードの方が充実した内容となっています。ここはさすがプレミアムカードといったところですね。
<各種プロテクションの比較>
ノーマルカード | プレミアムカード | |
旅行保険(国内) | 最高2,000万円 | 最高5,000万円 |
旅行保険(海外) | 最高3,000万円 | 最高1億円 |
ショッピング・プロテクション | ◯(年間200万円まで) | ◯(年間500万円まで) |
オンライン・プロテクション | ◯ | ◯ |
キャンセル・プロテクション | – | ◯(年間10万円まで) |
リターン・プロテクション | – | ◯(1商品最高3万円まで) |
スマートフォン・プロテクション | – | ◯(最大3万円まで) |
また、「キャンセル・プロテクション」「リターン・プロテクション」「スマートフォン・プロテクション」については、付帯するのはプレミアムカードのみとなっています。
新しい特典である「スマートフォン・プロテクション」では、画面割れや水濡れを含む最大3万円まで補償してもらえます。なかなか魅力的な補償ですね。
レストラン&バー割引特典を比較
こちらの特典は2022年12月31日で終了になりました。また同様のキャンペーンの再開を期待したいところです。
マリオットアメックスには、2022年7月1日から「レストラン&バー割引特典」が追加になりました。
これは、日本国内のマリオットボンヴォイ加盟ホテルの対象施設で割引を受けられるというものです。
割引率はノーマルカードで10%、プレミアムカードで15%となっています。
<レストラン&バー割引特典の比較>
ノーマルカード | プレミアムカード | |
レストラン&バー割引特典 | 10%割引 | 15%割引 |
ホテルでのレストランやバーの利用代金は高額になることもありますから嬉しい特典ですね。マリオットアメックスの価値をますます高めるものになりました。
レストラン&バー割引特典の対象施設一覧等の詳細はこちらの記事でまとめています。
マリオットアメックスはどっちがおすすめ?
最後に、マリオットアメックスのノーマルカードとプレミアムカードは、どのような方にどちらがオススメなのかをまとめたいと思います。
前述のとおり、マリオットアメックスは年間の決済金額によって得られる特典が変化します。
そのため、ここでのケース分けも決済額がポイントになります。
年間の決済額が150万円以下の方の場合
年間の決済額が150万円以下の場合、ノーマルカードでもプレミアムカードでも継続での「無料宿泊特典」を獲得することができない、ということになります。
また、ノーマルカードの場合、年100万円で「ゴールドステータス」を獲得するという条件もクリアできずエリートステータスは「シルバーステータス」どまりとなる可能性が高まります。
これでは、マリオットアメックスの特典を十分に活用することはできません。
この場合は、決済額によらずゴールドステータスを獲得できる「ヒルトンアメックス(ノーマルカード)」がオススメです。
ヒルトンの場合はゴールドステータスでも「客室アップグレード」や「レイトチェックアウト」に加えて「朝食無料」の特典があるためメリットが大きくなります。年会費もノーマルカードで「16,500円(税込)」と割安です。
年会費は高くてもいいから利用条件がないカードが欲しいという方には「アメックスプラチナ」もオススメです。マリオットとヒルトンの両方でゴールドステータスを獲得できることに加えて、系列によらず上級会員級の特典を享受可能な「FHR(ファインホテルリゾート)」を利用可能です。
年間の決済額が150万円以上、400万円未満の方
年間の決済額が150万円以上の場合、二年目以降の年会費は「無料宿泊特典」の価値で相殺できるはずです(これは年1回以上マリオットホテルでの宿泊を楽しめる方という条件付き)。
その場合、将来的にプラチナステータスを目指す方は「プレミアムカード」、ゴールドステータスのままで良いという方は「ノーマルカード」がオススメです。
前述のとおり、プレミアムカードであれば継続で宿泊実績が「15泊分」加算されますので、自力でのプラチナステータス獲得が容易になるというのもメリットです。
自力で宿泊実績50泊を達成できれば、年間チョイス特典を獲得できるのも良いですね。
年間の決済額が400万円以上の方
年間の決済額が400万円以上の場合、決済条件クリアでプラチナステータスを獲得できる「プレミアムカード」が圧倒的にオススメです。
ホテル修行みたいな面倒なことはしたくないけど決済額には自信があるというような方とプレミアムカードは相性抜群ですね。
また、このレベルの決済額がある方であれば、チタンエリート、もしくはアンバサダーエリートを目指す方も多いと思います。その場合にも継続で獲得できる15泊分の宿泊実績は助かります。
ノーマルカードとの年会費との差額(=26,400円)で10泊分の宿泊実績を買っていると考えれば安いものかもしれません。
加えて、ポイント還元率の高さも決済額が多いと有利に働きますので、そういう意味でも「プレミアムカード」が良いですね。
年400万円は無理だけど年200万円なら可能という方は「ヒルトンアメックスプレミアム」に乗り換えるという選択も良いですね。年200万円の決済でダイヤモンドステータスを獲得できますので「ラウンジアクセス」も可能になります。
マリオットアメックスの入会キャンペーン
公式サイトとポイントサイトの入会キャンペーンを比較
マリオットアメックスでは入会キャンペーンを実施しています。
メジャーな入会経路である公式サイトとポイントサイトの比較結果を表でまとめると以下のようになります。
マリオットアメックスには「ノーマルカード」と「プレミアムカード」の2種類の券種がありますので、それぞれについて記載しています。
<入会特典の比較>
ノーマルカード | プレミアムカード | |
公式サイト | 最大16,000ポイント | 最大39,000ポイント |
ポイントサイト | 公式サイト+1,000円分のポイント | 公式サイト+2,000円分のポイント |
まず公式サイトを利用すると、ノーマルカードでは最大16,000ポイント、プレミアムカードで最大39,000ポイントをそれぞれ獲得することができます。
そして、ポイントサイトを経由することでそこからさらにノーマルカードで1,000円分、プレミアムカードで2,000円分上乗せすることができます。
この2つの入会方法の比較結果ではポイントサイトの方がお得と言えますね。
ただし、アメックスカードにはもう一つお得な入会方法が用意されています。実はこの方法が最もお得だったりします。
実際、私自身はこの方法を利用しました。
ただし、この入会方法についてはブログやSNSなどに具体的な内容を記載することが規約で禁止されています。
ご興味の方はこちらのリンクからお問い合わせください。詳しい内容をご紹介します。
マリオットボンヴォイの友達紹介キャンペーンで最大20,000ポイントの上乗せも
マリオットアメックスの入会の際にはマリオットボンヴォイの会員番号が必要となります。
そのため、マリオットアメックスへの入会を検討されている方は、まずは「マリオットボンヴォイ」に入会する必要があります。
そして、このマリオットボンヴォイでは友達紹介キャンペーンを実施中です。
既存会員からの紹介で入会し条件をクリアすることで、紹介者と被紹介者の両方に10,000ポイントずつ、合計で20,000ポイントが貰えるというものです。
この友達紹介は家族間でも可能となっています。
これからマリオットボンヴォイに入会する方は家族や友達と協力することで合計20,000ポイントを獲得することができるというわけです。
利用しなければ損とも言えるお得さです。
マリオットボンヴォイの友達紹介キャンペーンで最大20,000ポイントを獲得する方法はこちらの記事で解説しています。ぜひ合わせてご参照ください。
まとめ
当記事では、マリオットアメックスをノーマルカードとプレミアムカードで比較し、どのような方にどちらがおすすめなのか解説していきました。
マリオットアメックスは年間の決済額によって特典が変わってきます。ご自身の決済額や目指すステータスに応じてグレードを選択していただければと思います。
それでは、また!
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