ラグジュアリーカードの空港ラウンジを徹底解説!プライオリティパスとカードラウンジ、ハワイアン航空を利用可能!
ラグジュアリーカードは空港ラウンジサービスが充実しています。海外ではプライオリティパス、国内ではカードラウンジを利用できるため、国内外の空港での待ち時間を快適に過ごすことができます。また、ハワイアン航空のエリート特典でハワイアン航空ラウンジを利用できるのもユニークです。以下で詳しくご紹介していきます。
更新履歴(2024年12月14日):最新情報に更新しました。
目次
ラグジュアリーカードの空港ラウンジサービスとは
空港ラウンジサービスはカードラウンジ、プライオリティパス、ハワイアン航空ラウンジの3種類
空港ラウンジサービスは、ラグジュアリーカードのトラベル系の特典のひとつです。
ラグジュアリーカードと利用当日の搭乗券を提示することで空港ラウンジを利用できるというものです。主に以下3種類のサービスを提供しています。
<空港ラウンジサービス>
- カードラウンジ(日本国内)
- プライオリティパス(主に海外、国内にも対象施設あり)
- ハワイアン航空ラウンジ(ハワイ)
このうち「カードラウンジ」と「プライオリティパス」についてはラグジュアリーカードのグレードによらず利用可能となっています。
一方で「ハワイアン航空ラウンジ」はブラックカード以上のグレードで利用することができます(つまりチタンは対象外)となります。
利用対象を表でまとめると以下のようになります。
<空港ラウンジサービスの利用対象一覧>
チタン | ブラック | ゴールド | |
カードラウンジ | ◯ | ◯ | ◯ |
プライオリティパス | ◯ | ◯ | ◯ |
ハワイアン航空ラウンジ | ◯ | ◯ |
以下では、これら3つの空港ラウンジサービスについて順番に詳しくご紹介していきたいと思います。
ラグジュアリーカードのカードラウンジ
カードラウンジとは
まず最初にご紹介するのは「カードラウンジ」です。
カードラウンジというのははその名前のとおり、各クレジットカード会社が発行しているカードの特典として利用できるラウンジです。
一般的には各クレジットカードが発行する「ゴールドカード」以上のグレードで利用可能となっています。
単一のクレジットカード会社が運営しているわけでなく、複数のクレジットカード会社が共同で運営しています。
そのため、例えば「JCBカード」の対象者と「アメックスカード」の対象者が同じラウンジを利用しているという形になります。
ラグジュアリーカードの場合は日本での発行元である「アプラス」のカードとしてカードラウンジを利用することができます。
利用条件と使用方法
利用するには、ラウンジ受付で本人名義の「ラグジュアリーカード」と当日の「搭乗券」あるいは「航空券」を提示する必要があります。
カード1枚の提示で同伴者1名まで、つまり合計2名まで無料で利用することができます。
<利用条件と利用方法>
- 本人様名義のラグジュアリーカードと当日の搭乗券あるいは航空券を提示
- カード1枚の提示で同伴者1名まで無料
他社クレジットカードの場合、カード1枚の提示で利用できるのは会員本人のみとなっているところが多くあります。その点、同伴者1名まで利用できるラグジュアリーカードは優秀と言えます。
対象施設一覧
対象となるのは、日本国内で約30のカードラウンジです。具体的には以下になります。
全国の地方空港が網羅されているのが確認できますね。人気の観光地であるハワイでもラウンジが利用できるのも嬉しいところです。
<カードラウンジの対象施設>
国内空港ラウンジ
- 新千歳空港 スーパーラウンジ(国内線)
- 新千歳空港 ノースラウンジ(国際線)
- 旭川空港 LOUNGE大雪
- 函館空港 ビジネスラウンジ A Spring.
- 仙台国際空港 ビジネスラウンジ EastSide
- 成田国際空港 IASS Executive Lounge 1
- 成田国際空港 IASS Executive Lounge 2
- 羽田空港 第1旅客ターミナル POWER LOUNGE CENTRAL
- 羽田空港 第1旅客ターミナル POWER LOUNGE NORTH POWER LOUNGE SOUTH
- 羽田空港 第2旅客ターミナル エアポートラウンジ「2階」
- 羽田空港 第2旅客ターミナル POWER LOUNGE CENTRAL POWER LOUNGE NORTH POWER LOUNGE PREMIUM
- 羽田空港 (国際線) TIAT LOUNGE「4F」/TIAT LOUNGE ANNEX「5F」
- 小松空港 スカイラウンジ白山
- 富士山静岡空港 YOUR LOUNGE
- 中部国際空港セントレア 第2プレミアムラウンジ セントレア
- 関西国際空港 KIX エアポート カフェラウンジ NODOKA
- 大阪国際空港[伊丹空港] ラウンジオーサカ
- 神戸空港 ラウンジ神戸
- 岡山空港 ラウンジマスカット
- 出雲空港 出雲縁結び空港エアポートラウンジ
- 広島空港 ビジネスラウンジ「もみじ」
- 松山空港 ビジネスラウンジ
- 松山空港 スカイラウンジ
- 福岡空港 ラウンジTIME/ノース(国内線)
- 福岡空港 ラウンジTIME/サウス(国内線)
- 福岡空港 ラウンジTIME/インターナショナル(国際線)
- 佐賀空港 Premium Lounge さがのがら
- 長崎空港 ビジネスラウンジ アザレア
- 熊本国際空港 ラウンジ「ASO」
- 大分空港 ラウンジ くにさき
- 宮崎空港 宮崎ブーゲンラウンジひなた
- 鹿児島空港 スカイラウンジ菜の花
- 那覇空港 ラウンジ華~hana~
海外空港ラウンジ
注目施設は羽田空港「TIAT LOUNGE」
対象施設の中でも注目なのが羽田空港の国際線にある「TIAT LOUNGE(4F)/TIAT LOUNGE ANNEX(5F)」です。
こちらのラウンジは日本国内の設置ですが、国際線の保安検査後である制限エリアに位置しています。そのため、搭乗開始ギリギリまでゆったりと過ごすことができます。
また、24時間営業となっていますので、深夜便や早朝便でも利用可能なのが嬉しいところです。
そして、こちらのラウンジを利用できるのは、ラグジュアリーカードをはじめ、Porsche Cardや三越伊勢丹グループ MICARDなどごく限られたものとなっています。
<利用可能カード会社>
- Porsche Card、三越伊勢丹グループ MICARD、LUXURY CARD、マンチェスターユナイテッドカード、DRAGONPASS
利用者が限られているため、混雑を回避しつつ快適に利用することができます。
そして、こちらのラウンジは一部エアライン向け(スカイチーム)の航空会社ラウンジとしての役割も担っています。そのため、フードやドリンクの品揃えが充実してます。
<利用可能航空会社>
- チャイナ エアライン、デルタ航空、ガルーダ・インドネシア航空、ハワイアン航空、中国南方航空、上海吉祥航空、天津航空、海南航空、山東航空、エバー航空、フィリピン航空、ベトジェットエア、アエロフロート・ロシア航空
カードラウンジというと用意されているのはソフトドリンクのみというところが多い中、こちら「TIAT LOUNGE」ではアルコールやビュッフェも用意されています。
また、シャワールームも併設していますので、ANAラウンジやJALラウンジのシャワーが混雑していて使えないといった場合の緊急避難用としても活躍します。
「TIAT LOUNGE」を利用できるのはラグジュアリーカードを含む数少ないカードだけで大きなメリットになりますね。
羽田空港「TIAT LOUNGE」の訪問記はこちらにまとめています。合わせてご参照ください。
ラグジュアリーカードのプライオリティパス
プライオリティパスとは
次にご紹介するのは「プライオリティパス」です。
プライオリティパスは、世界148ヶ国、600を超える都市にある1,300ヶ所以上の空港ラウンジを利用できるというサービスです。
日本国内にも対象施設はありますが数は多くありません。海外に圧倒的に強いのが特徴です。
国内旅行では先ほどご紹介した「カードラウンジ」をメインで利用ししつ、海外旅行で「プライオリティパス」を活用するというのが王道となっています。
カードラウンジの場合、用意されているのはソフトドリンクが主体ですが、プライオリティパスのラウンジの場合はアルコールを含むドリンクやフードの品揃えも充実しているところも多くなっています。
最近では、成田空港や羽田空港の「ANAラウンジ」がプライオリティパス対象となったことでも話題になりました(現在羽田空港のANAラウンジは対象外)。
プライオリティパスのグレードは3段階になっています。グレードによって年会費と無料で利用できる回数が異なる仕組みになっています。
ラグジュアリーカードに付帯するのは最上級グレードである「プレステージ」相当になります。この年会費は469ドルということで、これだけで「60,970円(1ドル130円)」の価値があります。
ラグジュアリーカードの年会費は最安のチタンで「55,000円(税込)」となっていますので、これだけで年会費の元が回収できるという形になっています。
プレステージの場合、無料でラウンジを利用でき回数制限はありません。そのため、1日に何回でも利用可能となっています。
空港内に多数の対象施設を抱えるシンガポールのチャンギ国際空港などでは、ラウンジのはしごをして楽しむなんてことも可能になります。
<プライオリティパスのグレードと年会費、利用料金>
グレード | 年会費 | 無料利用回数 | 都度利用料金 | 同伴者料金 |
スタンダード | 99ドル | なし | 35ドル | 35ドル |
スタンダード・プラス | 329ドル | 年10回 | 35ドル(11回目以降) | 35ドル |
プレステージ | 469ドル | 無制限 | – | 35ドル |
利用条件と使用方法
ラグジュアリーカードがプライオリティパスの物理カードの役割に
ラグジュアリーカードの場合、対象ラウンジにて本人名義の「ラグジュアリーカード」と当日の「搭乗券」あるいは「航空券」を提示の上、「プライオリティパス利用」と伝えることで利用することができます。
会員本人1名が無料で利用することができます。同伴者は1名32ドルが別途有料で必要となるため注意が必要です。
他社の場合は、プライオリティパスを利用するには専用の会員カード(物理)を発行する必要があります。ラグジュアリーカードの場合は「ラグジュアリーカード」がその役割を果たしているという形になります。
プライオリティパスの会員カード(物理)を忘れで利用できなかったという事態を避けられるのは嬉しいですね。また、会員カード(物理)は申請してから到着まで通常2週間から4週間ほどの時間が必要になります。
その待ち時間を回避できるのもメリットになりますね。
プライオリティパスのWebサイトからデジタル会員証も発行可能
ちなみに、ラグジュアリーカードの場合は、プライオリティパスのWEBサイトからオンラインアカウントを登録をすると、プライオリティパスの「デジタル会員証」を発行することもできます。
「ラグジュアリーカード」は忘れる可能性はあるけど「スマホ」は絶対に忘れないという方は、「デジタル会員証」を発行しておくと良いですね。
追加カードでもプライオリティパスを発行可能
ラグジュアリーカードの場合、追加カードでもプライオリティパスラウンジを利用することができます。
本会員カードでプライオリティパスラウンジを利用できるのは本人のみでしたので、2名以上で利用したい場合は追加カードを検討するのも良いですね。
ただし、追加カードの年会費はカードのグレードが上がるにつれて高くなっていきます。チタンの場合は比較的割安ですが、それ以外の場合は高額なので利用頻度なども考慮してよく検討するようにしましょう。
<ラグジュアリーカードの年会費>
ゴールド | ブラック | チタン | |
年会費(本会員) | 220,000円(税込) | 110,000円(税込) | 55,000円(税込) |
追加カード | 55,000円(税込) | 27,500円(税込) | 16,500円(税込) |
対象施設一覧
対象施設検索
プライオリティパスの対象施設は世界中に1,300ヶ所以上あります。
対象施設は公式サイトやスマホアプリから地域や空港名などを指定して簡単に検索することができます。
スマホアプリはこちらからダウンロードすることができます。
シンガポール
こちらはスマホアプリからシンガポールのチャンギ国際空港を検索したものです。
2023年4月時点では以下のようなラウンジが対象になっています。一つの空港だけでこれだけのラウンジが利用できるというのは驚異的ですね。
ラグジュアリーカードのプライオリティパスは「プレステージ」相当で利用回数の制限がありません。これら複数のラウンジを1日ではしごするような楽しみ方も可能になっています。
<シンガポール「チャンギ国際空港」の対象施設一覧>
- ジュエル
- Changi Lounge
- 第1ターミナル
- SATS Premier Lounge
- Marhaba Lounge
- 第2ターミナル
- SATS Premier Lounge
- Ambassador Transit Lounge
- 第3ターミナル
- Ambassador Transit Lounge
- SATS Premier Lounge
- Marhaba Lounge
- 第4ターミナル
- Blossom Lounge
チャンギ国際空港「SATS Premier Lounge(第1ターミナル)」の体験レポートはこちらにまとめています。アルコールはもちろんのことドリンクとフードが充実した素晴らしいラウンジでした。
日本
プライオリティパスの対象施設は日本国内にもあります。具体的には以下になります。
日本国内では7つの空港の36箇所の対象施設でプライオリティパスを利用することができます(2024年12月時点)。
プライオリティパスというと国際線のイメージが強くありますがコロナ禍を経て日本国内でも続々と追加になっています。
<プライオリティパスが使える日本国内のラウンジ一覧>
空港名 | ラウンジ名 | 場所 | 国際線 | 国内線 |
成田国際空港 | IASS Superior Lounge -NOA- | 第1ターミナル | ◯ | |
IASS Executive Lounge 1 | 第1ターミナル | ◯ | ◯ | |
Japanese Grill & Craft Beer TATSU※レストラン | 第1ターミナル | ◯ | ||
肉料理 やきすき やんま※レストラン | 第1ターミナル | ◯ | ◯ | |
IASS Executive Lounge 2 | 第2ターミナル | ◯ | ◯ | |
IASS Superior Lounge -KoCoo- | 第2ターミナル | ◯ | ||
9h nine hours Narita Airport※ホテル | 第2ターミナル | ◯ | ◯ | |
鉄板焼 道頓堀 くり田※レストラン | 第2ターミナル | ◯ | ||
ぼてぢゅう屋台※レストラン | 第3ターミナル | ◯ | ◯ | |
羽田国際空港 | Power Lounge Central | 第1ターミナル | ◯ | ◯ |
Power Lounge South | 第1ターミナル | ◯ | ||
Power Lounge North | 第1ターミナル | ◯ | ||
Foot Bath Cafe & Body Care LUCK※マッサージ | 第1ターミナル | ◯ | ◯ | |
Power Lounge Central | 第2ターミナル | ◯ | ◯ | |
Airport Lounge South | 第2ターミナル | ◯ | ||
Power Lounge North | 第2ターミナル | ◯ | ||
Power Lounge Premium | 第2ターミナル | ◯ | ||
TIAT Lounge | 第3ターミナル | ◯ | ||
Sky Lounge South | 第3ターミナル | ◯ | ||
Grand Aile(グランドエール)※レストラン | エアポートガーデン | ◯ | ◯ | |
関西国際空港 | Card Members Lounge Annex Rokko | 第1ターミナル | ◯ | |
Card Members Lounge Rokko | 第1ターミナル | ◯ | ||
Card Members Lounge Kongo | 第1ターミナル | ◯ | ||
ぼてぢゅう(Botejyu1946 & Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU)※レストラン | 第1ターミナル | ◯ | ||
NODOKA※カフェ | エアロプラザ | ◯ | ◯ | |
伊丹空港 | 大阪エアポートワイナリー | 中央ブロック | ◯ | ◯ |
中部国際空港 | Centraiar Global Lounge | 第1ターミナル | ◯ | |
KAL Lounge | 第1ターミナル | ◯ | ||
Plaza Premium Lounge | 第1ターミナル | ◯ | ||
海膳空膳(Umizen Sorazen)※レストラン | 第1ターミナル | ◯ | ||
くつろぎ処※レストラン&温浴施設 | 第1ターミナル | ◯ | ◯ | |
ぼてぢゅう※レストラン | 第1ターミナル | ◯ | ◯ | |
The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar※レストラン | フライトオブドリームス | ◯ | ◯ | |
福岡国際空港 | KAL Lounge | 国際線ターミナル | ◯ | |
Lounge Fukuoka | 国際線ターミナル | ◯ | ||
鹿児島空港 | Body Care LUCK※マッサージ | 国内線3階 | ◯ | ◯ |
上記の表で、国際線および国内線のどちらかに「◯」を付けたラウンジについては、それぞれの「制限エリア」に存在しているラウンジになります。
そのため、これらのラウンジは国際線もしくは国内線の搭乗時のみに利用することができます。
一方で、両方に「◯」を付けたラウンジは一般エリアに位置しているため、国際線利用時に加えて、国内線利用時にも利用することができるようになっています。とても便利です。
日本国内におけるプライオリティで利用できるラウンジの詳細はこちらの記事をご参照ください。
この中でも特に注目なのがレストラン特典が利用可能な以下の施設です。
<レストラン特典の対象施設>
- 関西国際空港
- ぼてぢゅう(Botejyu1946 & Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU)
- 中部国際空港
- ぼてぢゅう
- くつろぎ処
- The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar
- 成田国際空港
- ぼてぢゅう屋台
- 鉄板焼 道頓堀 くり田
- Japanese Grill & Craft Beer TATSU
- 肉料理 やきすき やんま
- 伊丹空港
- 大阪エアポートワイナリー
- 羽田国際空港
- Grand Aile(グランドエール)
レストラン特典というには、空港ラウンジではなく通常のレストランをプライオリティパスの施設として利用可能としているものです。
利用条件は施設によって異なりますが、1回の利用ごとに3,400円ほどの割引を受けることができます。
レストランということで、アルコールを含むドリンクとフードを提供しており、フードのクオリティーも良いため利用価値が高くなっています。
対象の空港を利用する際は、ぜひとも利用したいサービスなっています。
ちなみに、アメックス発行のクレジットカードに付帯するプライオリティパスではこのレストラン特典を利用することができません。
この部分はラグジュアリーカードの優位性にも繋がりますね。
プライオリティパスが使える日本国内のラウンジについてはこちらの記事で詳しくまとめています。合わせてご参照ください。
ラグジュアリーカードのハワイアン航空ラウンジ
ハワイアン航空ラウンジとは
最後にご紹介するのは「ハワイアン航空ラウンジ」です。
ハワイアン航空ラウンジは、国内線が「Premier Club(プレミアクラブ)」、国際線が「The Plumeria Lounge(プルメリアラウンジ)」という名前で運営しています。
Premier Club(プレミアクラブ)は、ホノルル、ヒロ、コナ、カフルイ、リフエの国内線に、The Plumeria Lounge(プルメリアラウンジ)はのホノルル空港の国際線にそれぞれ設置されています。
<ハワイアン航空ラウンジの場所>
- Premier Club(プレミアクラブ)
- 国内線:ホノルル、ヒロ、コナ、カフルイ、リフエ
- The Plumeria Lounge(プルメリアラウンジ)
- 国際線:ホノルル
利用条件と使用方法
ハワイアン航空のエリート会員なるとその特典としてこれらラウンジを利用できるようになります。具体的には以下「青字」部分がラウンジ利用特典になります。
ゴールド会員(Pualani Gold)の場合は国内線のラウンジ、プラチナ会員(Pualani Platinum)の場合は国内線に加えて国際線のラウンジも利用できるようになります。
<主なPualaniエリート会員特典>
Pualani Platinum | Pualani Gold | |
プリファード・シートへの無料アップグレード(予約時) | ◯ | ◯ |
Premier Club/ファーストクラス優先チェックインサービス | ◯ | ◯ |
Premier Clubラウンジの利用 – ホノルル、ヒロ、コナ、カフルイ、リフエ | ◯ | ◯ |
優先TSAセキュリティチェック | ◯ | ◯ |
手荷物の優先取り扱い | ◯ | |
国際線利用時のプルメリアラウンジ | ◯ | |
提携航空会社の国際線ラウンジ | ◯ | |
受託手荷物数 | 3個 | 2個 |
優先搭乗 | ◯ | ◯ |
無料アップグレード(ハワイ諸島間、エクストラコンフォート) | ◯ | ◯ |
無料アップグレード(ハワイ諸島間、ファーストクラス) | ◯ | |
無料アップグレード(国際線、エクストラコンフォート) | ◯ | ◯ |
そして、ラグジュアリーカードの場合、ブラックカードで「Pualani Gold」、ゴールドカードで「Pualani Platinum」のステータスがそれぞれ付与されます。
これによって、ハワイアン航空利用時に、ブラックカードなら国内線ラウンジを、ゴールドカードなら国内線に加えて国際線のラウンジをできるという形になります。
<ラグジュアリーカードのハワイアン航空ステータス特典>
- ゴールドカード:Pualani Platinum
- ブラックカード:Pualani Gold
- チタンカード:なし
ちなみに、このハワイアン航空のエリート会員特典でラウンジを利用する場合、チケットはハワイアン航空のものである必要があります。
プライオリティパスの場合はどの航空会社でもOKですのでこのあたりは混同しないように注意が必要です。
The Plumeria Lounge(プルメリアラウンジ)はプライオリティパスでも利用可能
ちなみに、ホノルル空港国際線の「The Plumeria Lounge(プルメリアラウンジ)」はプライオリティパスの対象施設になっています。
そのため、ハワイアン航空ステータス特典のない「チタンカード」でもプライオリティパスと当日の航空券(これはハワイアン航空でなくてもOK)があれば利用可能です。
場所はちょっと遠いのですが、同じくホノルル空港でプライオリティパス対象の「IASS Hawaii Lounge」と違いアルコールの用意もあって軽食も美味しいのでオススメです。
プルメリアラウンジ(ホノルル国際空港)の体験レポートはこちらをご参照ください。
ラグジュアリーカードとは
ラグジュアリーカードはMastercardの最上位カード
ラグジュアリーカードは2008年にアメリカで設立されました。設立以来、世界クラスのプレミアムクレジットカードを提供しています。
2016年から日本でも発行を開始しており、日本初のMastercard最上位カードとなっています。そして、カード保有でもれなく「World Elite(ワールドエリート)」のステータスを獲得できます。
クラフトマンシップにこだわり抜いた⾦属製の縦型クレジットカードが特徴で、表⾯はステンレス、裏⾯はカーボン素材となっています。
プラスチック不使⽤のカードは圧倒的な耐久性と存在感が魅力で、世界中のセレブリティに愛用されています。
ラグジュアリーカードの年会費と還元率
ラグジュアリーカードのカード券面と年会費、ポイント還元率など基本情報を表でまとめると以下のようになります。
ラグジュアリーカードの場合はゴールドカードが最上位となっているのが特徴です。ゴールドカードには本物の「金」が使われていることもこの並びに影響していそうですね。
<ラグジュアリーカードの基本情報>
ゴールド | ブラック | チタン | |
年会費(本会員) | 220,000円(税込) | 110,000円(税込) | 55,000円(税込) |
追加カード | 55,000円(税込) | 27,500円(税込) | 16,500円(税込) |
券面 | 24金仕上げのイエローゴールド / 個性と品位を表す魅力的なローズゴールド | マットブラック金属製カード | ブラッシュド加工金属製カード |
ポイント還元率 | 1.5% | 1.25% | 1.00% |
マイル還元率 | 0.9% | 0.75% | 0.6% |
厳密にはゴールドよりもさらに上位にあたる「ブラックダイヤモンド(Black Diamond)」も存在しますが招待制になっているためここでは割愛しています。
券種(グレード)によってポイント還元率が異なっており、最上位のゴールドの場合1.5%という非常に高いポイント還元率を実現できます。
これは、モバイルSuicaやQUICPay、経費や税金の支払いでも変わらない還元率となっています。
他社の場合、還元率が下がることの多いこれらの決済で高いポイント還元率を維持しているのは大きな特徴と言えます。
(注:2024年4月6日から税金払いのポイント付与は条件制に移行しました。詳細はこちら)
ラグジュアリーカードの特典一覧
ラグジュアリーカードには、非常に多くの特典が用意されています。
ラグジュアリーカードには3つの券種(グレード)がありますが、特典内容に若干の違いがあります。表でまとめると以下のようになります。
「青字」は券種(グレード)によらず特典内容が基本的に同じものです。共通の特典も非常に充実していることがわかりますね。
<ラグジュアリーカードの特典一覧>
ゴールド | ブラック | チタン | |
コンシェルジュ | メール・電話・LINEチャット | メール・電話・LINEチャット | メール・電話 |
全国映画館優待 | 毎月最大3回 | 毎月最大2回 | 毎月最大1回 |
カフェ優待(ストリーマーコーヒーカンパニー) | いつでも(1日1回無料) | 月1回無料 | 四半期に1回無料 |
カフェ優待(VILLA FOCH GINZA) | 月2回無料 | 月1回無料 | 期間中1回無料 |
国立美術館(所蔵作品展) | 同伴者1名様まで何度でも無料鑑賞可能 | 同伴者1名様まで何度でも無料鑑賞可能 | 同伴者1名様まで何度でも無料鑑賞可能 |
国立美術館(企画展) | 会期中いつでも同伴者1名様まで無料 | 会期中の金曜日限定で同伴者1名様まで無料 | – |
ホテル優待 | ◯ | ◯ | ◯ |
東急ホテルズ ステータスマッチ |
ダイヤモンド | プラチナ | プラチナ |
アイプリファー ステータスマッチ | タイタニウム | タイタニウム | タイタニウム |
SLHステータスマッチ | インダルジッド | インスパイアッド | インスパイアッド |
MSCクルーズステータスマッチ | ゴールド | シルバー | クラシック |
空港ラウンジ(国内) | ◯ | ◯ | ◯ |
プライオリティパス | ◯ | ◯ | ◯ |
国際線手荷物宅配無料 | ◯ | ◯ | ◯ |
ハワイアン航空 | Pualani Platinum | Pualani Gold | – |
ラウンジアワー | サービス対象の毎日(ドリンクやフードを選択可) | サービス対象の毎日 | 利用日制限あり |
ラグジュアリーダイニング | ◯ | ◯ | ◯ |
ラグジュアリーリムジン | 往路、復路いずれか片道送迎 | 往路の片道送迎 | – |
ラグジュアリーアップグレード | ◯ | ◯ | ◯ |
ラグジュアリーデリバリー | ◯ | ◯ | ◯ |
ラグジュアリーアイコン | 優先予約 | – | – |
旅行傷害保険(国内) | 最高1億円 | 最高1億円 | 最高1億円 |
旅行傷害保険(海外) | 最高1.2億円 | 最高1.2億円 | 最高1.2億円 |
航空機遅延費⽤(国内) | ◯ | ◯ | ◯ |
航空機遅延費⽤(海外) | ◯ | ◯ | ◯ |
個人賠償責任保険 | 最大1億円 | – | – |
新生プラチナ | ◯ | ◯ | ◯ |
LUXURY MAGAZINE | ◯ | ◯ | ◯ |
MastercardのWorld Elite特典 | ◯ | ◯ | ◯ |
ラグジュアリーカードの特典からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事も併せてご参照ください。
ラグジュアリーカードの入会キャンペーン
アンバサダーからの紹介で最大50,000円分のポイント獲得
さて、そんなラグジュアリーカード(LUXURY CARD)では、「ラグジュアリーカードアンバサダー」限定で紹介プログラムを提供しています。
アンバサダーからの紹介でラグジュアリーカードに入会し、利用条件をクリアいただくことで最大50,000円分のポイントを獲得できるというものです。
入会キャンペーンは法人用ラグジュアリーカードも対象
こちらの入会キャンペーンは個人用でも法人用でも利用可能となっています。
獲得できるポイント数は券種(グレード)によって異なります。ゴールドカードで50,000円相当、ブラックカードで30,000円相当、チタニウムカードで15,000円相当のポイントとなっています。
券種と年会費、入会キャンペーンの特典の関係を表でまとめると以下のようになります。
<入会キャンペーンの特典>
券種 | 年会費(税込) | 入会特典 |
ゴールドカード | 220,000円 | 50,000ポイント(=50,000円相当) |
ブラックカード | 110,000円 | 30,000ポイント(=30,000円相当) |
チタニウムカード | 55,000円 | 15,000ポイント(=15,000円相当) |
ラグジュアリーカードは特典が非常に充実している代わりに、それに比例するように年会費も高額設定になっています。しかながら、
入会キャンペーンを利用すれば年会費負担を大幅に軽減することができますね。
最大50,000円分もの特典を獲得できるというのは驚異的なお得さです!
利用条件は共通で「入会後カード入会月を含む4ヶ月間に合計30万円(税込)以上のカードショッピング」となっています。
この条件をクリアしないと入会特典は獲得できませんのでご注意いただければと思います。
<入会キャンペーンの利用条件>
- 入会後カード入会月を含む4ヶ月間に合計30万円(税込)以上のカードショッピング
- ポイント進呈は入会月の6ヶ月後を予定。ポイント進呈時期は予告なく変更となる場合あり。
入会キャンペーンの適用には紹介コードの入力が必要
入会キャンペーンの適用方法は以下になります。シンプルな簡単2ステップになっています。
<入会キャンペーンの適用方法>
- ステップ1:「キャンペーンページ」にアクセス
- ステップ2:紹介コード「LCAMBJA001」を入力して申し込み
ちなみに、本キャンペーンページは「ラグジュアリーカード(LUXURY CARD)」にご用意いただいているものです。安心してご利用いただければと思います。
ラグジュアリーカードの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事も併せてご参照ください。
まとめ
今回はラグジュアリーカードは空港ラウンジサービスをご紹介しました。
海外ではプライオリティパス、国内ではカードラウンジを利用することができるため、国内外の空港での待ち時間を快適に過ごすことができます。
また、プライオリティパスのラウンジは日本国内にもありレストラン特典を利用できるところもあります。お得度が高くなっていますので、国内線と合わせてうまく活用していきたいですね。
加えて、ラグジュありカードの場合は、ハワイアン航空のエリート特典でハワイアン航空ラウンジも利用できます。利用できる機会は少ないかもしれませんが人気の観光先であるハワイで活躍するのは嬉しいですね。
それでは、また!
ラグジュアリーカード関連記事
ラグジュアリーカードの人気の特典に「ホテル優待」と「ラウンジアワー」「カフェ優待」があります。どれもラグジュアリーカードならではのものでライフスタイルを豊かにしてくれます。
また、ラグジュアリーカードは税金払いでも高いポイント還元率が維持されるため法人カードとしての相性が良くなっています。
詳細はそれぞれの記事をぜひご参照ください。