関西空港「ラウンジKANSAI」をブログレポート!ANAとJALの国内線で利用可能!
関西空港の国内線にはANAとJALの専用ラウンジはありません。代わりに共用となる「ラウンジKANSAI」が用意されています。制限エリアに位置しており搭乗時間ギリギリまでビールなどのアルコールをいただきながら寛ぐことができました。当記事では、場所とアクセス、営業時間から利用条件、実際の体験レポートまで詳しくご紹介していきます。
目次
関西空港「ラウンジKANSAI」とは
ANAとJAL共用の航空会社ラウンジ
「ラウンジKANSAI(Lounge KANSAI)」は関西空港の国内線に位置する航空会社ラウンジです。ANAとJALで共用となっています。
通常、航空会社ラウンジというとANAの「ANAラウンジ」およびJALの「サクララウンジ」というのが思い浮かぶと思います。
しかしながら、関西空港の国内線にはこれら専用ラウンジが存在していません。
その代わりに共同運営の共用ラウンジとして「ラウンジKANSAI」が用意されているという位置付けになります。
関西空港「ラウンジKANSAI」の場所とアクセス
国内線制限エリアの第1ターミナル3階に位置
「ラウンジKANSAI」は、関西空港の国内線のセキュリティチェックを抜けた制限エリア、第1ターミナルの3階に位置しています。
第1ターミナルの中央にあるショッピングエリアのエスカレーターを使って2階から3階に上がった先にあります。
<ラウンジKANSAIの場所>
「ラウンジKANSAI」の基本情報をまとめると以下のようになります。
<ラウンジKANSAIの基本情報>
営業時間 | 5:30~ANA/JAL最終便出発時刻まで |
場所 | 第1ターミナルビル3F |
サービス内容 | ソフトドリンク、アルコール類 |
設備 | 座席数:約140席(全席禁煙)、無線LANサービス、トイレ |
所有者 | 関西エアポート |
関西空港「ラウンジKANSAI」の利用条件
ANA便およびJAL便利用時にそれぞれの利用条件を満たす必要あり
「ラウンジKANSAI」は、ANAとJALの共同運営の航空会社ラウンジです。ANA便およびJAL便利用時に、それぞれの利用条件を満たすことで利用することができます。
<ANAの利用条件>
- ANA国内線プレミアムクラス利用
- AMCダイヤモンド、AMCプラチナ、ANAスーパーフライヤークラブ各会員
- AMCブロンズ会員(会員本人でアップグレードポイント利用時)
- スターアライアンスエリートステイタスの「ゴールド」会員
- 「ANA SUITE LOUNGE利用券」利用時
- ANAミリオンマイラープログラム「Lounge Access Card」提示
- ANAカードプレミアム提示
<JALの利用条件>
- JAL国内線ファーストクラス利用
- JAL国際線ファーストクラス、ビジネスクラス利用
- JMBダイヤモンド、JGCプレミア、JMBサファイア、JALグローバルクラブ各会員
- JMBクリスタル会員(会員本人のラウンジクーポン利用時)
- ワンワールドエリートステイタスの「エメラルド」もしくは「サファイア」会員
「ラウンジKANSAI」は空港ラウンジですのでカードラウンジのようにゴールドカードでは利用できません。また、有料ラウンジのようにお金を払って利用することもできませんのでご注意ください。
今回私はANA便利用で、ANAスーパーフライヤークラブ(SFC)会員として利用しました。
関西空港「ラウンジKANSAI」をブログレポート
それではここからは、関西空港「ラウンジKANSAI」を実際に利用してみた様子をご紹介したいと思います。利用したのは2023年9月になります。
ラウンジKANSAI:場所とアクセス
関西空港「ラウンジKANSAI」は、国内線の第1ターミナルに位置しています。
出発時はセキュリティーチェック後、到着着は到着ゲートから道なりに進んで行くと中央のショッピングエリアに出ます。
ラウンジ(Lounge)と書かれた案内板があるはずのですのでそれに従って進みます。
すると3階に向かうエスカレーターに到達するはずです。
目指す「ラウンジKANSAI」は3階にありますのでエスカレーターで上に上がって行きましょう。
ラウンジKANSAI:ラウンジの外観
3階に上がって奥に進んでいくと「ラウンジKANSAI」があります。「Lounge KANSAI」と壁に書かれていますのですぐにわかりますね。
入口のところには利用条件が掲示されていますので入室前に確認しておきましょう。
ラウンジKANSAI:ラウンジの内観
エントランスから中に入るとレセプションがあります。レセプションにはANAおよびJALの航空券のQRコードを読み取る端末が用意されています。
端末に航空券を読み取らせる、もしくはその他利用条件を満たすものを提示してから入室します。
ラウンジを入ってすぐのところにはお土産が販売されています。時間がない場合はこちらでササっと購入するのも良いですね。
「ラウンジKANSAI」の内観はこんな感じになっています。長方形の広いスペースが確保されています。2面が大きな窓になっていて明るく開放的な雰囲気です。
テーブルやチェアなどの設備は簡易的なものが多く、会社の会議室や食堂のように似た印象も受けます。
入口近くの窓際には外を向くように背もたれの大きなチェアが用意されています。1人でまったりするのに良さそうです。
ラウンジの中央部分にはソファー席が並べられています。スマホは雑誌などを見ながらゆったりとくつろげそうです。
一番奥のエリアにはカウンター席が用意されています。
カウンター席には、スペースごとにプラグ電源とUSB電源が用意されています。PC作業しながらスマホも充電することができます。機能的でビジネスマンには嬉しい仕様になっています。
昼間は日差しが強いからなのかブラインドで外はあまり見えなくなっています。
ブラインドの隙間から外を覗いてみると空港を発着する飛行機の姿を捉えることができました。夜景なんかも綺麗そうですね。
ラウンジKANSAI:ラウンジの設備
ラウンジ内にはトイレが用意されていますが、残念ながらシャワーはありません。また、複合機や電話スペースも用意されています。
ラウンジ内には飛行機の発着時間や搭乗開始を確認できるディスプレイが用意されています。ラウンジでくつろぐながら都度確認できて便利ですね。
ただし、専用の航空会社ラウンジのように、放送による搭乗案内はないため注意が必要です。自己責任で時間管理するようにしましょう。
ラウンジKANSAI:ドリンクとフードの品揃え
続いては気になるドリンクとフードの品揃えを確認したいと思います。ドリンクとフードはこんな感じでカウンターの上に用意されています。
配膳はセルフサービスになっています。
こちらはビールのサーバー。「キリン一番搾り」と「ハイネケン」の2種類が用意されていました。ボタン一つで綺麗な泡入りのビールを作成してくれてとても便利です。
アルコールとしてはウィスキーのボトルも用意されていました。アイスや炭酸水を使って水割りやハイボールを自作することができますね。
こちらはコーヒーメーカーです。ボタンひとつで美味しいコーヒーを淹れることができます。ホットだけでなくアイスにも対応していて便利です。
紅茶と緑茶はティーバッグでの用意となっていました。
その他ソフトドリンクはベンディングマシンが用意されています。また、冷蔵庫の中には牛乳とトマトジュースも用意されていました。
フードについては基本的には用意はなく「柿の種」だけ置かれていました。国内線の航空会社ラウンジではスナックオンリーというのが通例なので標準的な内容と言えますね。
ラウンジKANSAI:利用した感想
そんなこんなで、この日はビールとスナックをいただきました。それほど混雑もなくラウンジ内も静かだったためPC作業が捗りました。
関西空港の国内線はスペースもコンパクトで搭乗ゲートもすぐ近くにあります。搭乗時間ギリギリまで寛ぐことができてとても便利でした。
ちなみに、同じ関西空港の国内線にはプライオリティパスで利用可能な「ぼてぢゅう」があります。こちらはフードが充実していますのではしごして利用するのがオススメです。
まとめ
今回は「ラウンジKANSAI」の体験レポートとして、場所とアクセス、営業時間から利用条件、実際に利用してみた様子までご紹介しました。
関西空港の国内線にはANAとJALの専用ラウンジはありませんが、代わりに共用となる「ラウンジKANSAI」が用意されています。
制限エリアに位置しており搭乗時間ギリギリまでビールなどのアルコールをいただきながら寛ぐことができて便利でした。
カウンター席は電源周りが充実していてPC作業に集中できたのも良かったです。関西空港の国際線利用時にはまた活用させていただきたいと思います。
それでは、また!
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