リーダーズクラブの年会費が無料に!特典とメリット、入会方法を解説!
有料の会員プログラムとして運営されていた「リーダーズクラブ」の年会費が撤廃され無料で利用できるようになりました。リーダーズクラブに入会すると、世界中のLHW加盟ホテルで「無料朝食」や「客室のアップグレード」など有用な特典を受けることができます。当記事では、特典とメリットから入会方法、注意点まで詳しく解説していきたいと思います。
目次
リーダーズクラブとは
リーダーズクラブは、ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド(LHW)のロイヤルティプログラム
「リーダーズクラブ」は、世界各国400軒以上の個性豊かなホテルが加盟する「ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド(LHW)」のロイヤルティプログラムです。
日本では以下の6軒のホテルが加盟しています。どれも個性的な魅力を持った高級なホテルばかりですね。
<日本の加盟ホテル>
- 帝国ホテル
- パレスホテル東京
- The Okura Tokyo
- ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜
- フォションホテル京都
- ハレクラニ沖縄
ハワイでは以下の2軒のホテルが加盟しています。ホノルルの本家「ハレクラニ」は憧れですね。全体的には北米やヨーロッパで特に加盟ホテルが多くなっています。
<ハワイの加盟ホテル>
- ザ・カハラ・ホテル
- ハレクラニ
リーダーズクラブ会員はこれら加盟ホテルでの利用時に、会員限定の特典やキャンペーン、会員限定の割引料金を利用することができます。
リーダーズクラブの年会費が無料に
かつては年会費「175米ドル」の有料プログラム
リーダーズクラブは、かつては有料のプログラムとして運営されていました。その年会費は「175米ドル」に設定されていました。
突如として年会費が撤廃され無料に
それが、2021年6月22日に年会費が廃止され「無料」になることが突如として発表されました。
これにより、これからリーダーズクラブに入会する方は無料で利用することができます。
有料で運営されていた特典豊富なプログラムが無料で利用できるというのは利用者にとっては間違いなく「朗報」と言えますね。早速私もこのタイミングで入会しました。
リーダーズクラブの特典とメリット
リーダーズクラブの主な4つの特典
リーダーズクラブの主な特典は以下の4つになります。この中でも特に有用なのが「ホテル内特典」です。
<リーダーズクラブの4つの特典>
- ホテル内特典
- リーダーズクラブ ポイント
- 到着前のアップグレード
- 会員限定割引
リーダーズクラブのメリットは、LHW加盟ホテルでこれらの特典を利用できるというところにあります。
ホテル内特典
ホテル内特典は、加盟ホテルでの宿泊時に受けられる特典です。具体的には以下になります。
<ホテル内特典>
- チェックイン時の優先アップグレード
- 毎日無料のコンチネンタル朝食(2名分)
- アーリーチェックインとレイトチェックアウト(空室状況により)
- 室内無料WiFi
毎日無料のコンチネンタル朝食(2名分)が特に魅力的
この中でも特に魅力的なのは「毎日無料のコンチネンタル朝食(2名分)」ですね。
LHWに加盟のホテルは高級なところばかりですので、朝食料金も高額になりがちです。これが毎日2名分まで無料で朝食がいただけるというのはかなりのお得度となっています。
また、「チェックイン時の優先アップグレード」と「アーリーチェックインとレイトチェックアウト」は確約ではないものの、それら特典を受けられるチャンスがあるというのは嬉しいところです。
閑散期に宿泊できる機会の多い方であれば大きな威力を発揮できそうです。
特典で指定されているのは「コンチネンタル朝食」です。豪華な「アメリカン朝食」に比べてコンチネンタル朝食は簡素な場合があります。
リーダーズクラブ ポイント
リーダーズクラブでは、加盟ホテルでの客室料金(税金および手数料は除く)に対して「1米ドルあたり1ポイント」の「リーダーズクラブポイント」を貯めることができます。
このポイントは、ホテルのチェックアウト後にアカウントに加算されます。そして、このポイントは1泊4,000ポイントを目安に特典宿泊に交換することができます。
リーダーズクラブに入会すれば、ホテル宿泊でポイントを貯めて、またそれを利用して特典宿泊に利用するというサイクルを確立できるということですね。
リーダーズクラブポイントは客室料金に対してのみ加算されます。滞在中であってもレストランなどそれ以外の支払いは対象外となります。
到着前のアップグレード
リーダーズクラブ会員として「有償」の宿泊を1回完了すると、次回以降の滞在で利用できる「到着前の客室アップグレード」を毎年1回分獲得できます。
この、到着前の客室アップグレードは、予約時にリクエストすることで、予約の客室タイプから1カテゴリー上の部屋にアップグレードできる特典となっています。
1カテゴリー上の部屋に空室がある場合、ホテルへのご到着前にアップグレードが確定できるというのが特徴です。
先ほどご紹介した「ホテル内特典」にも「チェックイン時の優先アップグレード」というのがありましたが、そちらは確約ではないため、この部分が違いとなりますね。
一度条件をクリアすれば「毎年1回」もらえるというのは嬉しいところです。
会員限定割引
リーダーズクラブ会員になると、期間限定セールや会員限定割引などを利用できるようになります。また、最新の加盟ホテルをいち早く体験できるプランなど、会員用の特別宿泊プランも用意されています。
また、リーダーズクラブは「ベストレート保証」を提供していますので、安心して予約することができます。
予約後24時間以内により低い料金でのご予約を見つけた場合は、それに合わせて対応がされます。ベストレート保証の詳細はこちらをご確認ください。
リーダーズクラブの入会方法
リーダーズクラブは公式HPから入会可能
リーダーズクラブへの入会は、公式HPの「入会ページ」から行うことができます。
URLは以下になります。
参考 入会ページリーダーズクラブ
リーダーズクラブの入会手順
上記入会ページにアクセス後は、必要事項を順番に入力していきます。必要事項は「半角アルファベット」もしくは「数字」で記入する必要があります。日本語で入力しないように気をつけましょう。
必要事項は以下になります。
<必要事項>
- 敬称(選択)
- 名
- 姓
- Eメールアドレス
- 電話番号(自宅/携帯/会社)
- 希望の連絡手段(選択)
- 郵送先住所
- パスワード
登録が完了すると以下のような画面が表示され、正常に処理されたことが確認できます。合わせてプロフィール記入なども行っておきましょう。
リーダーズクラブのステータス(クラブ vs スターリング)
条件を満たすことで「クラブ」から「スターリング」にステータスアップ
リーダーズクラブに入会すると最初は「クラブ」というステータスになります。
その後、1年間(1月~12月)に客室料金として5,000米ドル(または他の通貨で相当額)以上を利用することで「スターリング」という上級ステータスに到達します。
このスターリングのステータスの有効期限は、ステータスを獲得した日から翌暦年の12月31日までとなっています。たとえば、2021年4月に獲得した場合は、2022年12月31日まで有効です。
「クラブ」と「スターリング」の特典の比較
「スターリング」になると、到着前の客室アップグレード特典を利用できる回数が年1回から「年5回」に増加します。また、直前の暦年で利用した客室料金の5%相当のボーナスポイントを獲得することができます。
利用金額が多くなると利用できる特典内容が充実するというのは嬉しいですね。特典内容を表でまとめると以下のようになります。
<ホテル内特典>
クラブ | スターリング | |
チェックイン時の優先アップグレード | ◯ | ◯ |
毎日無料のコンチネンタル朝食(2名分) | ◯ | ◯ |
アーリーチェックインとレイト | ◯ | ◯ |
チェックアウト(空室状況により) | ◯ | ◯ |
室内無料WiFi | ◯ | ◯ |
<プログラムリワード>
クラブ | スターリング | |
到着前の客室アップグレード | 年1回 | 年5回 |
リーダーズクラブポイント | 1米ドルあたり1ポイント | 1米ドルあたり1ポイント |
更新時のボーナスポイント | なし | 5% |
<会員限定割引>
クラブ | スターリング | |
会員限定セール | ◯ | ◯ |
最もお得な料金 | ◯ | ◯ |
会員用特別体験プラン | ◯ | ◯ |
会員用新規ホテルプラン | ◯ | ◯ |
リーダーズクラブ利用上の注意点
リーダーズクラブの公式HPもしくはサービスセンター経由で予約する必要あり
リーダーズクラブで会員特典を利用したり、ポイントを獲得するためには、リーダーズクラブの公式HPもしくはサービスセンター経由で予約をする必要があります。
<リーダーズクラブの特典対象となる予約チャネル>
- 世界各地のLHW予約・サービスセンター
- LHW.com上のリーダーズクラブのオンラインアカウント
- グローバル ディストリビューション システムまたはLHWの予約システムを使用する旅行代理店(予約時に代理店の担当者様から、お客様のリーダーズクラブ会員番号を提供いただく必要があります)
加盟ホテルであってもホテルに直接予約を入れた場合は対象外になってしまいますので注意しましょう。
まとめ
当記事では、リーダーズクラブの特典とメリットから入会方法まで詳しくご紹介していきました。
リーダーズクラブに入会すると、世界中のLHW加盟ホテルで「無料朝食」や「客室のアップグレード」など有用な特典を受けることができます。
これまでは有料の会員プログラムとして年175米ドルが必要であったものが、年会費が撤廃され無料で利用できるようになったというのは利用者にとっては間違いなく朗報ですね。
世界中でワクチン接種が進み、秋以降は旅行需要が次第に回復してくるのではないかと思います。今回の年会費撤廃という判断は、この回復期にできるだけ多くの利用者を取り込みたいという施策と予想できます。
せっかくのチャンスですからうまく活用していきたいですね。
それでは、また!
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