大韓航空ビジネラスクラス搭乗記:機内食から座席、アメニティーまでブログレポート!羽田-金浦(KE2102便)
秋の3連休を利用して韓国旅行に行ってきました。フライト時間は2時間ちょっとですが奮発して大韓航空のビジネスクラスを利用しました。羽田-金浦線ということでどちらも都心部からのアクセスが便利。座席も広々でストレスフリーな快適な旅になりました。当記事では、機内食から座席、アメニティーまで詳しくレポートしていきたいと思います。
目次
大韓航空ビジネラスクラス:フライトスケジュールと費用
フライトスケジュール
今回の韓国旅行で利用したフライトスケジュールは以下になります。往復ともに大韓航空のビジネスクラスを利用しました。
<フライトスケジュール>
- 往路(KE2102便)
- 羽田発(12:25pm)=>金浦着(2:45pm )<=当記事で紹介
- 復路(KE2103便)
- 金浦発(4:15pm)=>羽田着(6:30pm)
今回は、都心部からのアクセスが便利な「羽田-金浦線」を選択しました。全体では2泊3日の旅程でしたが、国内旅行と同じぐらいの所要時間と労力で海外気分を満喫できるのが良いですね。
当記事では往路である「KE2102便」の様子をご紹介したいと思います。
費用(使用したマイルと現金)
今回はデルタ航空マイルを利用して特典航空券を発券しました。大韓航空はデルタ航空と同じアライアンスである「スカイチーム」に所属しているため、このようなことが可能となっています。
使用したのは1人あたり往復で30,000マイル、諸税は7,320円でした。
<使用したマイルと現金>
- 1人あたり(往復):30,000マイル+7,320円
デルタ航空マイルの場合、燃油代がかからないのが魅力ですね。欧米路線は必要マイル数が多くなりますが、アジア路線であれば比較的リーズナブルで穴場です。
マイルの原資としては、過去に「デルタアメックスゴールド」を発行した際にいただいた入会特典と、アメックスポイントからの移行でまかないました。
大韓航空ビジネラスクラス搭乗記:空港サービス
さて、それではここからは、私が実際に「大韓航空ビジネスクラス」を利用して経験したことをレポートとして順番にご紹介していきたいと思います。
前半で「空港サービス」を、後半で「機内サービス」をご紹介します。
優先チェックイン
3連休初日ということで混雑しているかと思い約3時間前に羽田空港第3ターミナルに到着しました。
意気揚々と大韓航空のチェックインカウンターに向かったところ、カウンターのオープンは2時間半前からとなっていました。あまり早く到着しすぎるのも注意ですね。
そのため、まずは現地通貨への両替などを先に済ませ、ちょっと空港内をぶらぶらしてからカウンターへ戻ってきました。
すると、カウンターがオープンになりチェックインをすることができました。
ビジネスクラスの場合、「SKY PRIORITY」として優先チェックインを受けることができます。誰も並んでいないレーンから颯爽とチェックインを済ませることができました。
優先保安検査場
チェックインを済ませてチケットを発行してもらった後は保安検査へと進みます。
羽田空港第3ターミナルには、ファーストクラスとビジネスクラス専用の出発口が用意されています。大韓航空のビジネスクラスでもこちらを利用できました。
長い行列を回避できるのは嬉しいですね。
空港ラウンジ
保安検査と出国審査を経た後は制限エリアに進みます。制限エリアでは空港ラウンジを利用します。
大韓航空ビジネスクラスの場合は、同じスカイチームの「デルタスカイクラブ」が指定ラウンジになっていました。
こちらの「デルタスカイクラブ」は2022年7月にオープンしたばかりの新しいラウンジです。ドリンクとフードのクオリティが高いことで評判になっています。
実際利用してみると、予想以上に素晴らしいラウンジで満足度の高いものでした。
「デルタスカイクラブ」の詳細はこちらの記事でレポートしています。ぜひ合わせてご参照ください。
優先搭乗
空港ラウンジでギリギリまで過ごした後は搭乗ゲートに向かいます。大韓航空ビジネスクラスの場合は、再び「SKY PRIORITY」として優先搭乗を利用することができます。
早く搭乗しても出発時刻は変わりませんが、なんとなく優越感がありますね。
大韓航空はスカイブルーの機体カラーが特徴です。早速中に入ってみましょう。
大韓航空ビジネラスクラス搭乗記:機内サービス
続いては飛行機に搭乗後の「機内サービス」をご紹介していきます。
座席シート
今回の機体は「A330-300」でした。大韓航空では新型機として成田線には「B787-10」が導入されています。そのため、今となっては旧型機という感じになりますね。
こちら「A330-300」にはファーストクラスの設定はありません。そのため、機体の最前部がビジネスクラスとなっています。
ビジネスクラスの席数は「24」で「2-2-2」が4列という構成です。
大韓航空ビジネスクラスでは、全席通路アクセスが特徴となっています。こちらは窓側の2席ですが、横の位置がちょっとずれていることがわかりますね。
一番窓側の席はこちらの写真のように専用通路を設けることで、全席通路アクセスを実現しています。隣の方を気にすることなく通路に出られるのは便利ですね。
一番窓側の席を上から見てみるとこんな感じになっています。独立性が高く個室感覚です。隣席とのパーティーションを上げればさらにプライバシーが守られます。
こちらの機材(A330-300)では一番窓側の席が特等席と言えますね。
席に座ってみるとこんな感じになっています。正面にはほど良い大きさの液晶モニターが用意されていて機内エンターテイメントを楽しむことができます。
足元もゆったりです。
肘掛け部分には座席のコントロールボタンがあります。こちらのシートはフルフラットにすることも可能です。電動になっていてボタンひとつでセットアップできます。
同じく肘掛け部分の小物入れはこんな感じです。電源やヘッドフォンのプラグはこちらにあります。この部分はちょっと手狭で古さを感じさせますね。
ちなみに、中央の2席はこんな感じです。こちらどちらも通路アクセスできますから普通の横並びになっています。
アメニティー
座席シートの上には枕と毛布があらかじめ用意されています。
毛布にはこんな感じで「KOREAN AIR」の刺繍が施されています。
また、使い捨てのスリッパとヘッドフォンも用意されていました。
国際線ビジネスクラスというとアメニティーポーチが定番ですが、残念ながらありませんでした。短距離線では用意がないのかもしれませんね。
ウェルカムドリンク
着席してしばらくするとウエルカムドリンクの提供がありました。こんな感じでジュースが2種類とお水、スナックが用意されていました。
機内食メニュー
飛行機が離陸して安定航行に移行すると機内食の提供がスタートします。
まずメニューはこちらになります。
ページをめくるとまずはドリンクメニューとなっています。ワイン、カクテル、スピリッツ&ブランデー、リカー、ビールというカテゴリーで整理されています。
それぞれ数種類ずつ用意されていて意外と種類豊富ですね。
コーヒーのブランドが「スターバックス」になっているのは嬉しいポイントです。
続いてこちらがフードメニューです。左面が「ブランチ」、右面が「昼食」となっています。
フライトスケジュールは「羽田発(12:25pm)」でしたので、今回は「昼食」が提供されるということでした。
昼食のメニューは以下になります。メインを韓国料理「ビビンバ」と和食「チキンの串焼き」から選択する形になっていました。
<昼食メニュー>
- サラダ
- 新鮮な野菜サラダ
- メインコース
- 季節野菜のナムルと牛肉のビビンパにごま油とコチュジャンを添えて
- チキンとシーフードの串焼きを照り焼きチリソースで仕上げました ご飯と野菜を添えて
- 新鮮な季節のフルーツ
- 各種ロール
- ドリンク
- コーヒー/カフェインレスコーヒー/ホットチョコレート
- ダージリン/アールグレイ
- ペパーミントティー/カモミールティー/ルイボスバニラ
- 緑茶/紅参茶
機内食(ドリンク&フード)
今回はせっかくなのでということで「ビビンバ」を選択しました。
実物はこんな感じです。メインの「ビビンバ」の具材に加えてレンチン仕様の「ライス」と「韓国海苔」、副菜として漬物などが用意されています。
付け合わせとして「コチュジャン」と「ごま油」が用意されていますので、こちらで辛味を調整しながら自分で仕上げていく形になっています。
ご飯を混ぜ終わるぐらいのタイミングでは「魚介のスープ」も提供されました。こちらは海老の出汁が効いています。
そして最後にはデザートとしてフルーツも提供されました。
全体的に薄味ヘルシーで美味しくいただきました。
エンターテイメント
昼食後は機内エンターテイメントを楽しみます。日本では配信がスタートしてないような新作があるなど充実していました。
ただ、飛行時間が短い(2時間20分ほど)ので短めの作品を選ばないと最後まで鑑賞できないのが悲しいところです。
トイレ
トイレはこんな感じです。残念ながらウォシュレットは付いていませんでした。
アメニティーとしては、歯ブラシとマウスウォッシュの他、乳液も用意されていました。食事の後は歯磨きしたくなるため助かります。
金浦に到着
そんなこんなで食事や機内エンターテイメントを楽しんでいるとあっという間に金浦に到着しました。
ビジネスクラスのゆったりとした座席シートで寛ぐことができたため、体力をロスすることなく観光をスタートすることができました。
飛行時間2時間20分のフライトでビジネスクラスはちょっと贅沢ですが、1人往復30,000マイル(+諸税)なら悪くない使い方と言えますね。
韓国旅行はマイルとポイントで格安で実現
今回の韓国旅行のスケジュールは以下になります。
2泊3日の旅程ですがフライトはマイルで、ホテルはポイントを使ってほぼ無料で実現することができました。
<韓国旅行のスケジュール>
- 1日目:大韓航空ビジネスクラスで羽田からソウル(金浦)に移動。ル・メリディアン明洞に宿泊
- 2日目:終日観光。ル・メリディアン明洞に宿泊
- 3日目:大韓航空ビジネスクラスでソウル(金浦)から羽田に移動
陸マイラーとしての基礎である「ANAマイルの貯め方」はこちら。
「JALマイルの貯め方」はこちら。
私がマリオットポイントを貯めるためにメインに使っている「マリオットアメックス」はこちらをそれぞれご参照ください。
まとめ
今回は大韓航空ビジネラスクラス搭乗記として、羽田-金浦のKE2102便での体験をベースに、機内食から座席、アメニティーまで詳しくご紹介しました。
飛行時間は2時間ちょっとということで、国内旅行と変わらない時間と労力で異国情緒が味わえるのが韓国旅行の醍醐味です。
今回はちょっと奮発してビジネスクラスを利用したことで空港でも機内でも快適なサービスを満喫でき、体力を温存することができました。
贅沢と思われがちなビジネスクラスも、マイルを利用した特典航空券であればリーズナブルに楽しめるのは嬉しいですね。
次の記事では韓国旅行のホテルとして宿泊した「ル・メリディアン明洞」の様子をご紹介したいと思います。
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それでは、また!
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