今回は「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク(JW Marriott Essex House New York)」の宿泊記をお送りします。2018年夏休みのニューヨーク旅行の3泊目のホテルとし選択しました。「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」はマリオット&SPG系列のホテルです。「SPGアメックス」のポイントを利用して、ポイントでの無料宿泊としてこちらのホテルを利用しました。マリオット&SPGの「プラチナ会員」としての宿泊になりますので、アップグレードに期待が高まるところです。当記事では、チェックインからアップグレードの結果、お部屋の様子まで、詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨークとは
「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク(JW Marriott Essex House New York)」は世界的なホテルグループである「マリオット&SPG」系列のホテルです。
ブランドとしては、マリオットの中でも高級ブランドに位置づけされている「JWマリオット」となります。
私自身、「JWマリオット」のホテルを利用するのは、香港に続く2回目となります。「JWマリオット香港」が、なかなか良いホテルでしたので、今回のニューヨーク旅行でも選択することにしました。
マリオット&SPGグループでは、ホテルのグレードをカテゴリーで表しています。
「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」は、カテゴリー7のホテルとなります。カテゴリー8が最上位ですので、最上位に続くラグジュアリーなホテルということになります。
マリオットのホテルプログラムである「マリオットボンヴォイ」の詳細はこちらの記事をご参照ください。
JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク:場所とアクセス
「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」は、ニューヨーク市民憩いの場である「セントラルパーク」の南側に隣接しているホテルです。
セントラルパークから道を挟んで一本のところに位置しています。
また、ニューヨークの観光名所である「タイムズスクエア」も徒歩圏内(徒歩7-8分程度)となっています。ニューヨーク観光の拠点としても便利なホテルです。
最寄り駅は地下鉄の「57th Street-Seventh Ave」もしくは「59 St – Columbus Circle」となります。それぞれの駅からの所要時間は以下のようになります。
<アクセス(地下鉄)>
- 地下鉄「57th Street-Seventh Ave」:徒歩3分程度
- 地下鉄「59 St – Columbus Circle」:徒歩5分程度
我々は、前日に「ザ・リッツ・カールトン ニューヨーク セントラルパーク」に宿泊しており、ホッピングでこちらのホテルを利用しました。
「ザ・リッツ・カールトン ニューヨーク セントラルパーク」からは、徒歩5分ほどの距離になります。
JFK国際空港からタクシーを利用してアクセスする場合は、以下の記事もご参照ください。
「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」の周辺地図はこちらになります。
JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク:予約したお部屋とコスト
JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク:利用したポイント数
今回、こちらの「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」には、SPGアメックスのポイントを利用して無料宿泊しました。
「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」は、前述のとおり、マリオット&SPGのカテゴリーでは「カテゴリー7」のホテルになります。
「カテゴリー7」の場合、無料宿泊に必要なポイント数は60,000マリオットポイント(スタンダードシーズン)ということになっています。
ただし、我々が予約した時点では、マリオット&SPGがプログラム統合する前で、旧「マリオット」の「カテゴリー9(ハイシーズン)」として予約しました。この当時で無料宿泊に必要なポイント数は15,000スターポイント(=45,000マリオットポイント)となっていました。
宿泊料金の最新情報はこちらマリオット公式サイトからご確認ください。
JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク:予約した客室のカテゴリーとコスト(費用)
さて、今回予約した客室のカテゴリーは、「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」の中で一番スタンダードである「エセックスルーム」というものでした。
<客室のカテゴリーと無料宿泊に必要なポイント数>
- エセックスルーム:15,000スターポイント(=45,000マリオットポイント)
スターポイントを利用した無料宿泊の場合は、税金等はかかりません。
ただし、「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」の場合は「ディスティネーションフィー」を設定しており、1室あたり25ドルの支払いが必要となりました。
<必要なコスト(費用)>
- ディスティネーションフィー:25ドル
JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク ブログ宿泊記:ホテルの外観とロビーの様子
さて、前置きが長くなりましたが、ここからは「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」の宿泊記をお送りしていきます。
まずは、ホテルの外観とロビーの様子です。
JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク:ホテルの外観
「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」のホテルの外観はこんな感じです。
40階建の高層ホテルです。セントラルパークから道を挟んで一本のところに位置しています。一部足場が組まれており、改装中のようでした。
ホテルの入り口はこんな感じです。至るところに「ゴールド」の装飾が散りばめられており、非常に豪華な雰囲気です。
こちらの「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」は、1931年から存在している歴史のある建物でもあり、「HISTORIC HOTELS of AMERICA」にも指定されています。
JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク:ロビーの様子
「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」のロビーの様子はこんな感じです。
シャンデリアと絵画がずらずらっと並んでおり、とってもきらびやかです。外観に負けず劣らず、豪華な雰囲気です。全体的には、アール・デコ調の内装でまとめられています。
JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク ブログ宿泊記:チェックインの様子とアップグレードの結果
JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク:チェックインの様子
ロビーの一角にはレセプションがあり、こちらでチェックインを行います。
我々は、プラチナ会員だったためか、コンシェルジュデスクの方に案内いただき、そちらで座りながらチェックインを行うことができました。
JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク:アップグレードの結果
我々はマリオット&SPGにおけるプラチナ会員としてこちらのホテルに宿泊しました。
上級会員になるとアップグレードの特典を受けられるため、チェックインの際は、いつもドキドキです。
そして、気になるアップグレードの結果はというと、
「エセックスルーム」から「エセックスルーム(デラックス)」へのアップグレードとなりました。
これは、プラチナ会員の特典としてのアップグレードですので、当然、コストは発生していません。無料でのサービスということになります。
ちょっといやらしいですが、我々が宿泊した日付で「エセックスルーム(デラックス)」の料金を調べてみました。
私が宿泊した日付で「エセックスルーム(デラックス)」のお部屋を現金で予約しようとした場合、税込で「629USD」となっていました。日本円では「約69,190円(1USD=110円で計算、以下同様)」です。
<全額現金で支払った場合のコスト>
- 客室のカテゴリー:エセックスルーム(デラックス)
- 必要な現金(税込):629USD(=約69,190円)
「約69,190円」の価値があるお部屋に無料で宿泊できたということになります。アップグレードの幅としては小さなものですが、ニューヨークのようなホテル代の高い地域で、条件の良いお部屋をアサインいただき、感無量です。
JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク ブログ宿泊記:お部屋レポート
それではここからは、アップグレードしていただいた「エセックスルーム(デラックス)」のお部屋の様子をご紹介していきたいと思います。
アサインいただいたお部屋は23階で、通常のデラックスルームよりも広めで50m2はあるとのことで期待が高まります。
ちなみに、「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」のエレベーターはこんな感じです。クラシカルでめちゃくちゃカッコ良いです。
こちらは、23階のエレベーターを降りたところです。各階のフロアにもシャンデリアが配置されてゴージャスです。
今回アサインいたたいたお部屋は、23階の角部屋になっていました。お部屋の扉の前に、もう一枚扉があり、なんとなく高級感がありますね。
お部屋レポート:全体像
お部屋の扉を開けるとこんな感じです。こちらのお部屋は横に長い角部屋になっており、窓がたくさん配置されています。非常に明るい雰囲気です。
部屋の中央には、とても寝心地が良さそうなキングベッドが1台用意されています。ベッドの横には、スーツケース置き場もありますね。
見ていただくとわかりますが、スペースにはかなりのゆとりがあります。最初はジュニアスイートかと思ってしまいました。
ベッドの正面には、壁掛けの大型液晶テレビがあります。テレビ台の下は、ミニバーや冷蔵庫があります。
テレビの脇は、ちょっとした廊下のようになっており、正面がクローゼット、左側がバスルームという配置になっています。
お部屋レポート:眺望
続いては、お部屋からの眺望をご紹介します。
今回は、満室ということで残念ながらセントラルパークビューのお部屋ではなく、シティービューとなりました。
23階ということで、そこそこの高層階で眼前が開けており、明るくてなかなか良い眺望でした。遠くにハドソン川もちらりと見えます。
お部屋レポート:バスルームとアメニティ
続いては、バスルームとアメニティをご紹介します。こちらのお部屋は、バスルームの広さもゆとりがありました。
残念ながらバスタブはありませんでしたが、かなり広めのシャワールームです。ハンドシャワーとレインシャワー、両方が用意されています。
シンクはシングルボールですが、こちらも広々ですね。
アメニティーは「アロマセロピーアソシエイツ」のものでした。コンラッドホテルでは御用達のブランドですね。マリオット&SPG系のホテルで用意されているのを初めて見ました。
「アロマセロピーアソシエイツ」が用意されているのは、「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」で共通なのか、デラックスルームだからなのかは、ちょっと謎です。
こちらはトイレ。まあ、普通といえば普通ですが、こちらも余裕のある造りとなっていました。
お部屋レポート:その他設備
続いては、その他設備をご紹介していきたいと思います。こちらは、窓側に用意されていたビジネスデスク。日当たりがとても良いです。
こちらはクローゼット。セーフティーボックス(金庫)が用意されていますが、上の棚に置かれているのがちょっと使いづらい感じです。
また、クローゼットの中には、バスローブの用意もあります。バスローブはずっしりとかなり重量のあるタイプ。使い心地はとても良いです。
部屋に用意されていた使い捨てのスリッパはこんな感じです。「JW MARRIOTT」のロゴが輝いていますね。使い捨てするのが勿体無いレベルのものでした。
続いてこちらはミニバーです。瓶入りのスナックが数種類用意されており、なんとなくオシャレですね。
こちらは冷蔵庫の中。これでもかというほど、中身はぎっしり。自分のものは入らなそうです。当然ながら、これらの利用は有料になります。
テーブルの引き出しの中には、レターセットと各種変換プラグなどが用意されていました。至れり尽くせりです。グリフォンマークがかっこいいですね。
お部屋レポート:ターンダウン
最後は、ターンダウンの様子をご紹介します。夕食から帰ると、タオル交換などの通常のターンダウンの他、チョコレートとワインが用意されていました。
実はこれ、ホテルからのプレゼント、というか、お詫びの品でした。
チェックインの際に、バスタブ付きのお部屋をリクエストしていて、こちらのお部屋をアサインしていただいたのですが、実際のお部屋を確認してみると、バスタブがない、という不手際がありまして・・。
それをチェックインを担当いただいたコンシェルジュさんに問い合わせたら、ごめんなさいということで、このワインとチョコのプレゼントということになりました。
そんなに大きなミスではなかったのに、こんなに素晴らしいプレゼントをいただいてしまい、逆に申し訳ない気分です(もちろん、美味しくいただきましたが)。
お部屋レポート:利用した感想
今回ご紹介した「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」ですが、Webで宿泊記を検索してもほとんど事例がヒットしないような状態でした。
そのため、ホテルの客室やサービスの内容がよくわからない中での、不安な宿泊になりました。
ですが、実際に現地に赴いてみると、そんな不安は嘘のように消え去り、非常に満足度の高い宿泊となりました。
ハード面では、外観からロビーなどの共用施設は、きらびやかかつとても豪華で高級感があります。客室も、改装後間もないと思えるようなモダンで清潔感のある仕上がりになっていました。
ソフト面でも、スタッフの方はみなさんフレンドリーで親切でしたし、ちょっとしたミスの後のフォローも完璧でした。
ニューヨーク旅行のホテルのとして、「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」を選択したことは、間違いではなかったと思います。
マリオットの上級会員(ゴールド&プラチナ)に簡単になる方法
マリオットアメックス(プレミアム)保有でゴールド会員資格をもれなく獲得
マリオットの上級会員資格である「ゴールドエリート」を簡単に獲得する方法があります。それは「マリオットアメックス(プレミアム)」を保有することです。
マリオットアメックス(プレミアム)は、年会費は「49,500円(税込)」と高額ながらも、その費用を上回る豊富な特典によりホテル好き必携のクレジットカードになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)の主な特徴は以下になります。無料宿泊特典(5万円相当)だけでも年会費負担を相殺することができてしまいます。
また、ポイント還元率やマイル還元率の高さから陸マイラーからも絶大な人気を誇っています。
<マリオットアメックス(プレミアム)の主な特長>
- マリオット の「ゴールド会員資格」を自動的に獲得
- カード決済でポイント還元率3%&マイル還元率1.25%を実現
- マリオットのホテル利用でポイント還元率6%を実現
- ポイント有効期限は実質無期限
- 貯めたポイントはホテルの無料宿泊や世界40以上の航空マイルに交換可能
- 年15泊分の宿泊実績を獲得
- 年150万円以上の決済で無料宿泊特典を獲得(5万円相当)
- 年400万円以上の決済で「プラチナ会員資格」を獲得
マリオットアメックス(プレミアム)の特典からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事をご参照ください。
プラチナチャレンジでプラチナ会員へのステップアップも容易
私の場合は、マリオットの「ゴールドエリート」となった後に「プラチナチャレンジ」を実施することで、マリオットの「プラチナエリート」も獲得しました。
また、年400万円以上の決済が可能な方であれば、マリオットアメックス(プレミアム)の特典で「プラチナエリート」を獲得できるのもメリットですね。
プラチナ会員になるとマリオットのホテルでクラブラウンジや無料朝食の特典などが利用できるようになります。
加えて、スイートルームへのアップグレードの可能性も高まりレイチェックアウトも午後4時まで可能になるなど、マリオットのホテル宿泊を最大限に満喫することができます。
ゴールドエリートとプラチナエリートの主なステータス特典は以下になります。
<ステータス特典(ゴールド&プラチナ)>
ゴールド | プラチナ | |
ポイントボーナス | ◯(25%) | ◯(50%) |
レイトチェックアウト | ◯(14時) | ◯(16時) |
ウェルカムギフト | ◯(250 or 500ポイント) | ◯(500 or 1,000ポイント、無料朝食、アメニティから選択) |
客室のアップグレード | ◯ | ◯(スイート含む) |
ラウンジへのアクセス | ◯ |
入会キャンペーンで年会費負担も軽減可能
マリオットアメックス(プレミアム)では、条件クリアで大量ポイントを獲得できる入会キャンペーンを実施中です。
初年度の年会費負担をほぼ相殺できるというお得さになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)に興味のある方にとっては大チャンスと言えますね。
マリオットアメックスの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事をご参照ください。
ニューヨーク旅行2018のスケジュール
今回の記事は、2018年夏休みのニューヨーク旅行の一部としてご紹介しました。今回のニューヨーク旅行のスケジュールは以下になります。全体としては、5泊6日のスケジュールとなります。
<スケジュール概要>
- 1日目:東京(成田)からニューヨーク(JFK)に移動(JL4便)、シェラトン・ニューヨーク・タイムズスクエア宿泊
- 2日目:ザ・リッツ・カールトン セントラルパーク宿泊
- 3日目:JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク宿泊 <=今ここ
- 4日目:セントレジス・ニューヨーク宿泊
- 5日目:ウェスティン・ニューヨーク・タイムズスクエア宿泊
- 6日目:ニューヨーク(JFK)から東京(羽田)に移動(JL5便)
今回のニューヨーク旅行は、陸マイラー活動で貯めたマイルとSPGアメックスのポイントを駆使して、ほぼほぼ無料で豪華な旅を実現しています。詳細はこちらの記事をご参照ください。
最近でも約182万円が必要となるハワイ旅行を18万円ほどの手出しだけで実現しています。ハワイ旅行の費用はこちらに公開しておりますのでぜひご参照ください。
まとめ
今回は、「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」の宿泊記をお送りしました。
「JWマリオット・エセックス・ハウス・ニューヨーク」は事前情報があまりなく、現地到着前は不安な面もありましたが、実際に宿泊してみると、ハード面もソフト面も素晴らしく、満足の非常に高い宿泊になりました。
マリオットの中でも高級ブランドに位置付けられる「JWマリオット」を冠しているホテルだけあるなあ、と関心しました。
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マリオットのベストレート保証のやり方の詳細はこちらの記事をご参照ください。
次回は、クラブラウンジで体験した朝食の様子などをご紹介したいと思います。
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それでは、また!
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