「JQみずほルート」はポイントサイトで貯めたポイントを70%という高効率でANAマイルに交換するルートです。「TOKYUルート」が2022年3月末で封鎖されたことによって2022年4月からANA陸マイラーが利用する主要なルートになりました。当記事では、「JQみずほルートとは?」という基本から各ポイントサイトからの経路、日数(交換期間)、必要なもの、手順まで各ステップごとにやり方を解説していきます。
更新履歴(2024年7月20日):最新情報に更新しました。
JQみずほルートとは
ポイントサイトで貯めたポイントを70%のレートでANAマイルに交換可能
「JQみずほルート」はポイントサイトで貯めたポイントを高効率でANAマイルに交換するルートです。
各ポイントサイトで貯めたポイントを「新Vポイント(旧Tポイント)」に集約し、「JRキューポ」と「永久不滅ポイント」を経由して、最終的に「ANAマイル」に交換します。
「各ポイントサイト」から「永久不滅ポイント」までは等価交換可能で、「永久不滅ポイント」から「ANAマイル」への交換レートが70%となっています。
そのため、ルート全体のANAマイル交換レートは「70%」なっています。
<JQみずほルートの概要図>
例えば、ポイントサイトで貯めた「10,000円」分のポイントは、「JQみずほルート」を利用することで最終的に7,000マイルに交換できるということになります。
pipinobu
2024年4月22日にTポイントとVポイントは統合し「新Vポイント」となりました。当記事は新Vポイント対応版にアップデートしています。新Vポイントの陸マイラーへの影響はこちらの記事を合わせてご参照ください。
JQみずほルートは2022年4月からANA陸マイラーのメインルートに
ANA陸マイラーが利用するルートとしては「TOKYUルート」がメインとなっていました。
「TOKYUルート」はポイントサイトで貯めたポイントを75%という高レートでANAマイルへの交換を実現するものです。
しかしながら、この「TOKYUルート」は2022年3月末で閉鎖(封鎖)されてしまいました。
そのため、2022年4月からは今回ご紹介する「JQみずほルート」がメインルートとなっています。
「新Vポイント(旧Tポイント)」などから直接ANAマイルに交換した場合の交換レートは50%です。
「JQみずほルート」を利用すればこれが70%に、つまりレートを20%アップできるというのが「JQみずほルート」を利用するメリットになっています。
pipinobu
ニモカルートは九州と函館にアクセスできる方向けの代替ルート
同じくANAマイルへの交換レート70%のルートとしては「ニモカルート」があります。
「ニモカルート」はルートがシンプルですが物理的な交換機(九州と函館のみに設置)を利用する必要があります。
そのためニモカルートは、九州(福岡、大分、熊本、宮崎)や北海道(函館)に居住している方や、年1回程度これらの地域に遠征できる方向けの代替ルートという位置付けになっています。
それ以外の多くの方にとってはWebだけで完結できる「JQみずほルート」の利用がオススメとなります。
その他、ポイント交換ルートの全体像はこちらの記事をご参照ください。
JQみずほルートの特徴とステップ
JQみずほルートの4ステップは全てWebで完結するのが特徴
各ポイントサイトを始点とした場合、「JQみずほルート」は以下の4ステップを実施することにになります。
<JQみずほルートの実施ステップ>
- Step1:ポイントサイトのポイントを「新Vポイント(旧Tポイント)」に集約
- Step2:「新Vポイント(旧Tポイント)」を「JRキューポ」に交換
- Step3:「JRキューポ」を「永久不滅ポイント」に交換
- Step4:「永久不滅ポイント」を「ANAマイル」に交換
ステップが多く複雑に見えますが、どのステップもWebで完結するため見た目ほど難しくありません。一度実施してみればすぐに慣れてしまいますので心配無用です。
ルート的にも「新Vポイント(旧Tポイント)」を始点に「永久不滅ポイント」にポイントを集約しているという意識を持てば意外とシンプルだったりします。
pipinobu
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JQみずほルートの日数(交換期間)と必要なもの
JQみずほルートの日数(交換期間)は全体で4週間から10週間程度
「JQみずほルート」の各ステップごとの日数(交換期間)をまとめると以下のようになります。
ルート全体では最短で4週間、最長で10週間程度が必要という形になります。
ただし、前半部分は数日で完了します。最後の「永久不滅ポイント」から「ANAマイル」の交換部分に一番時間を要しますので、時間に余裕を持って準備を進めておくことが重要になります。
<JQみずほルートの日数(交換期間)>
「永久不滅ポイント」はその名前どおり有効期限がありませんので、普段からポイントを集約しておくのが良いですね。
pipinobu
JQみずほルートの実現には2枚のクレジットカードが必要
「JQみずほルート」の実現には、「JQ CARDセゾン」と「みずほマイレージクラブカード/ANA」という2枚のクレジットカードが必要になります。
<JQみずほルートの実現に必要なクレジットカード>
- ①JQ CARDセゾン
- 「JRキューポ」から「永久不滅ポイント」への交換に必要
- ②みずほマイレージクラブカード/ANA
- 「永久不滅ポイント」から「ANAマイル」へ交換レート70%の実現に必要
pipinobu
JQみずほルートのやり方(手順)
ここからは、「JQみずほルート」の各ステップにそって、経路と日数(交換期間)、必要なもの、実施手順を詳しく解説していきたいと思います。
ステップ1:ポイントサイトのポイントを「新Vポイント(旧Tポイント)」に集約
経路
「JQみずほルート」の最初のステップでは、ポイントサイトで貯めたポイントを「新Vポイント(旧Tポイント)」に集約します。
<JQみずほルートのステップ1>
「新Vポイント(旧Tポイント)」に集約ルートはポイントサイトによって若干異なります。具体的には以下のようになります。
交換レート100%で手数料が「無料」のルートのみを記載しています。
<ポイントサイトから「新Vポイント(旧Tポイント)」への経路>
ポイントサイトから「新Vポイント(旧Tポイント)」へは直接交換できるところもありますが、手数料が必要な場合が多くなっています。
一方で、ポイントサイトから「ドットマネー」、および「ドットマネー」から「新Vポイント(旧Tポイント)」への交換は手数料が無料となっています。
そのため、「ドットマネー」経由で「新Vポイント(旧Tポイント)」へ交換するという形になります。
一方で、「ECナビ」はどちらにも直接交換できないため「PeX」経由で「新Vポイント(旧Tポイント)」に交換することになります。
「ECナビ」だけちょっと特殊と覚えておきましょう。
日数(交換期間)と手数料
各ポイントサイトから「ドットマネー」への日数(交換期間)と手数料は以下になります。
日数(交換期間)にばらつきはあるものの手数料は「無料」となっているのが確認できますね。新Vポイント(旧Tポイント)に交換する場合は「ドットマネー」への集約がわかりやすくてお得ですね。
<各ポイントサイトから「ドットマネー」への日数(交換期間)と手数料>
日数(交換期間) | 手数料 | |
ハピタス | 3営業日以内 | 無料 |
ちょびリッチ | リアルタイム | 無料 |
ゲットマネー | 4営業日 | 無料 |
ポイントタウン | リアルタイム | 無料 |
ポイントインカム | 翌営業日 | 無料 |
モッピー | リアルタイム | 無料 |
ニフティポイントクラブ | 翌営業日中 | 無料 |
ちなみに、「ECナビ」から「PeX」へはリアルタイムに、「PeX」から「新Vポイント(旧Tポイント)」へは2日程度で交換できます。
「PeX」から「新Vポイント(旧Tポイント)」への交換は50円分のポイントが必要になりますが、月に1回は「無料」です。月1回まとめて交換すれば問題ありませんね。
必要なもの
このステップ1で必要なものは各ポイントサイトと「PeX」「ドットマネー」といったポイント中継サイト、および「新Vポイント(旧Tポイント)」のアカウントです。
各ポイントサイトでは入会キャンペーンを実施しており、それを利用することでお得に新規登録できます。詳細はこちらの記事でまとめております。合わせてご参照ください。
「PeX」「ドットマネー」「新Vポイント(旧Tポイント)」はそれぞれ以下の公式サイトからアカウントを作成することができます。あらかじめ準備しておきましょう。
実施手順
ステップ1の実施手順は以下になります。普段からポイントサイトを使い慣れている方であれば躓くポイントはないはずです。
<実施手順>
- 各ポイントサイトにログイン
- メニューから「ポイント交換」を選択
- ポイント交換先として「新Vポイント(旧Tポイント)」もしくは「ドットマネー」を選択
- ポイント交換を実施
ステップ2:「新Vポイント(旧Tポイント)」を「JRキューポ」に交換
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経路
「JQみずほルート」のステップ2では、「新Vポイント(旧Tポイント)」から「JRキューポ」に交換します。
「JRキューポ」は「JR九州」のサービス利用で貯めることができるポイントです。関東圏の方にとってはあまり聞きなれないポイントですね。
ただし、この「JQみずほルート」ではほぼ中間に位置しており、重要なポジションを担っています。
<JQみずほルートのステップ2>
日数(交換期間)と手数料
「新Vポイント(旧Tポイント)」と「JRキューポ」間は等価かつ相互交換が可能となっています。「JRキューポ1ポイント<=>新Vポイント(旧Tポイント)1ポイント」いう具合ですね。
「新Vポイント(旧Tポイント)」から「JRキューポ」へは交換手数料が「無料」となっています。また、日数(交換期間)は「約3日」となっています。
まとめると以下のようになります。
<「新Vポイント(旧Tポイント)」から「JRキューポ」への日数(交換期間)と手数料>
日数(交換期間) | 手数料 | |
新Vポイント(旧Tポイント) | 約3日後 | 無料 |
必要なもの
ステップ2で追加で必要になるのは「JRキューポ」を貯めるための「JR九州Web会員」のアカウントになります。
この「JR九州Web会員」のアカウントは事前に作成しておくこともできますし、後でご紹介する「JQ CARDセゾン」の申し込みのタイミングでもOKです。
「JR九州Web会員」のアカウントのアカウントは「JRキューポ」の公式サイトから作成することができます。
実施手順
ステップ2については、「Tサイト」からポイント交換を実施することになりますが、トップメニューからでは場所が見つけづらくなっています。以下のリンクから直接アクセスすることをオススメします。
<実施手順(新Vポイント(旧Tポイント)の場合)>
- Vポイントサイトの「JRキューポ」のページにアクセス:URLは「こちら」
- 新Vポイント(旧Tポイント)をJRキューポへ交換するから「申請はこちら」をクリックしてログイン
- 交換数量を入力
- ポイント交換を実施
ステップ3:「JRキューポ」を「永久不滅ポイント」に交換
経路
「JQみずほルート」のステップ3では、「JRキューポ」から「永久不滅ポイント」に交換します。
<JQみずほルートのステップ3>
日数(交換期間)と手数料
「JRキューポ」から「永久不滅ポイント」への交換は等価交換で手数料は「無料」となっています。また、日数(交換期間)は「1日〜2日」となっています。
意外とスピーディーですね。
まとめると以下のようになります。
<「永久不滅ポイント」への日数(交換期間)と手数料>
日数(交換期間) | 手数料 | |
永久不滅ポイント | 1日〜2日 | 無料 |
必要なもの
「JRキューポ」から「永久不滅ポイント」への交換には「JQ CARDセゾン」が必要になります。
「JQ CARDセゾン」は、JR九州とクレディセゾンが提携して発行しているクレジットカードです。利用することで「JRキューポ」のポイントを貯められます。
貯めた「JRキューポ」は、「永久不滅ポイント」と相互に交換ができます。交換レートは以下のようになっています。相互に等価交換できるというのが、この「JQ CARDセゾン」の最大の特徴となっています。
<「JRキューポ」と「永久不滅ポイント」の交換レート>
- 永久不滅 200ポイント=>JRキューポ 1,000ポイント
- JRキューポ 1,000ポイント=>永久不滅 200ポイント
そして、この「JRキューポ」から「永久不滅ポイント」への交換を実現できるのは「JQ CARDセゾン」のみとなっているため、このカードは「JQみずほルート」に必須となっています。
「JQ CARDセゾン」の基本情報は以下になります。年会費は初年度無料で、かつ、年1回のショッピング利用があれば次年度の年会費も無料となります。
これにより、維持費を抑えた運用が可能になっているのは嬉しいところです。
<「JQ CARDセゾン」の基本情報>
年会費 | 1,375円(税込) 初年度無料。年1回のシッピング利用で次年度も無料 |
国際ブランド | VISA/Mastercard/JCB/AMEX |
ポイント | JRキューポ:200円につき1ポイント 永久不滅ポイントに等価交換可能 |
提携会社 | JR九州 |
発行会社 | クレディセゾン |
申し込み条件 | 高校生を除く18歳以上で連絡可能な方 |
「JQ CARDセゾン」の詳細は、JR九州の公式ウェブサイトもご参照ください。
参考 JQ CARDセゾンJR九州
また、「JQ CARDセゾン」にはゴールドカードである「JQ CARDセゾンGOLD」も存在します。インビテーションを受けて発行すると年会費が永年無料になります。
特典も充実しているのでインビテーションを狙うのもオススメです。
国際ブランドは「AMEX」がオススメです。AMEXはキャンペーンに積極的です。実質年会費無料の「AMEX」としてルート維持するだけでなく、キャンペーン参加要員としても有用です。
実施手順
ステップ3については、「JQ九州Web会員サービス」のサイトから実施します。
最初は手間取ることもあるかもしれませんが「JQ九州Web会員サービス」のサイトの作りはわかりやすいため、一度実施すればすぐに慣れてしまうと思います。
実施手順は以下になります。
<実施手順>
- 「JR九州Web会員サービス」のサイトにアクセス:URLは「こちら」
- Topメニューから「JRキューポ」をクリックしてログイン
- ポイントメニューから「提携ポイントに交換」をクリック
- 「永久不滅ポイントに交換する」を選択
- 「ポイント交換申し込み」をクリック
- 交換数量を入力
- ポイント交換を実施
ステップ4:「永久不滅ポイント」を「ANAマイル」に交換
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経路
「JQみずほルート」のステップ4では、「永久不滅ポイント」から「ANAマイル」に交換します。
「永久不滅ポイント」から「ANAマイル」への交換レートは通常は「60%」となっています。
ただし、次にご紹介する「みずほマイレージクラブ/ANA」を保有することで交換レートが「70%」とアップさせることができます。
そのため、JQみずほルート」の実現には「JQ CARDセゾン」に加えて「みずほマイレージクラブ/ANA」も必須となっています。
<JQみずほルートのステップ4>
日数(交換期間)と手数料
交換手数料は「無料」で日数(交換期間)は「3~8週間」となっています。 毎月月末までの申込み分が翌月20日頃に反映されます。
まとめると以下のようになります。
<「ANAマイル」への日数(交換期間)と手数料>
交換先 | 日数(交換期間) | 手数料 |
ANAマイル | 3~8週間 | 無料 |
必要なもの
「みずほマイレージクラブ/ANA」は、UCカードとみずほ銀行が提携して発行しているクレジットカードです。
「ANAマイレージクラブカード」と「みずほマイレージクラブカード」の機能が1枚のカードに合体したものになります。
「みずほマイレージクラブ/ANA」は、利用することで「永久不滅ポイント」を貯めることができますが、その永久不滅ポイントを高レートでANAマイルに交換できるのが特徴となっています。
通常であれば「永久不滅200ポイント=>600ANAマイル」となるところ、「みずほマイレージクラブ/ANA」では特別な優遇レートである、「永久不滅100ポイント=>350ANAマイル」で交換することができます。
交換レートに換算すると、通常の60%から70%というように、10%アップとなっています。
<「永久不滅ポイント」からANAマイルへの交換レート>
- 通常:永久不滅 100ポイント=>ANA 300マイル
- みずほマイレージクラブ/ANA:永久不滅 100ポイント=>ANA 350マイル
「みずほマイレージクラブ/ANA」の基本情報は以下になります。年会費は無料となっており、維持費を抑えた運用が可能になっています。
申し込むためには、みずほ銀行に普通預金口座を持っている必要があるため注意が必要です。みずほ銀行の口座開設は、「みずほマイレージクラブ/ANA」の申し込みと同時に行うこともできます。
<「みずほマイレージクラブ/ANA」の基本情報>
年会費 | 無料 |
国際ブランド | Mastercard |
ポイント | 永久不滅ポイント:1,000円につき1ポイント 優遇レートでANAマイルに交換可能 |
提携会社 | みずほ銀行 |
発行会社 | UCカード |
申し込み条件 | みずほ銀行に普通預金口座をお持ちの方 |
また、「みずほマイレージクラブ/ANA」を保有していると、みずほ銀行で各種の優遇を受けられるなど、特典もあります。
みずほ銀行に口座を持っている方は保有していて損のないカードとなっています。
<みずほ銀行で受けられる優遇>
- みずほ銀行のATM時間外手数料が無料
- コンビニATM(イーネット・ローソン・セブン銀行)ご利用手数料・時間外手数料も無料
- みずほ銀行ATM・コンビニATM(イーネット・ローソン)・みずほダイレクトご利用時のみずほ銀行本支店宛振込手数料が無料 他行宛の振込手数料も割引)など
「みずほマイレージクラブ/ANA」の詳細は、みずほ銀行の公式ウェブサイトもご参照ください。
参考 みずほマイレージクラブ/ANAみずほ銀行
実施手順
ステップ4については、セゾンカードの会員ポータルである「Netアンサー」から実施します(注:UCカードの会員ポータルである「ネットアンサー」からでも実施できます。手順や注意点は同じです)。
「永久不滅ポイント」から「ANAマイル」への交換レート70%を実現できるのは「みずほマイレージクラブカード/ANA」だけです。
そのため、ログイン後のカード選択で「みずほマイレージクラブカード/ANA」をセットすることが重要になります。そうしないと、交換レートは60%になっていまいますので注意が必要です。
実施手順は以下になります。
<実施手順>
- 「セゾンカード」のサイトにアクセス:URLは「こちら」
- Topメニューから「Netアンサー」をクリックしてログイン
- カード選択で「みずほマイレージクラブカード/ANA」をセット
- メニューから「ポイントを使う」をクリック
- カード限定アイテムから「ANAマイレージクラブ」をクリック
- 交換数量を入力(1口100ポイント、口数を入力)
- ポイント交換を実施
事前準備として、「JQ CARDセゾン」を「ネットアンサー」に、「みずほマイレージクラブカード/ANA」を「アットユーネット」に登録して、どちらかのサイトから「IDおまとめ設定」を実施しておきましょう。そうすることでお互いの「永久不滅ポイント」を紐づけることができます。
家族で陸マイラーする場合のJQみずほルートの活用例
夫婦で協力すれば2倍速でマイルを貯められる
陸マイラーとしてANAマイルを貯めるなら家族で協力する方が効率的です。
なぜなら、ポイントサイトで高額案件として代表的なクレジットカードや証券口座の開設案件は1人1回までしか参加できないからですね。
例えば夫婦で協力するだけでも2倍速でポイントを貯めることができます。
そこで悩むのが「JQみずほルートは家族の分も開通しないとけいないのか?」という点です。結論から申し上げると必ずしもその必要はありませんが開通しておいた方が便利です。
例えば、ポイントサイトのハピタスにはポイント交換先として「ドットマネーギフトコード」が用意されています。これを利用すれば、貯めたポイントを別の方のドットマネー口座に統合できます。
一方で、全てのポイントサイトのポイント交換先に「ドットマネーギフトコード」が用意されているわけではありません。このような場合はそれぞれのルートを利用する必要があります。
それぞれのルートを利用するとANAマイルも別々の口座に貯まる形になります。これについては「ANAカードファミリーマイル」という仕組みを利用することで統合できるため安心です。
<家族で陸マイラーする場合のイメージ>
「ANAカードファミリーマイル」についてはこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ合わせてご参照ください。
まとめ
今回は、「JQみずほルートとは?」という基本から各ポイントサイトからの経路、日数(交換期間)、必要なもの、実施手順を各ステップごとに解説していきました。
「JQみずほルート」はステップ数が多いため最初は複雑に見えると思います。しかしながら、「永久不滅ポイント」にポイントを集約するという意識を持って実施すれば意外とシンプルです。
各ステップの操作もそれほど難しくないため、一度実施すればすぐに慣れてしまうと思います。
「JQみずほルート」は「TOKYUルート」が2022年3月末で封鎖されたことによって、2022年4月からANA陸マイラーが利用する主要なルートになっています。
早めに必要なクレジットカードである「JQ CARDセゾン」と「みずほマイレージクラブカード/ANA」を入手して準備を進めておきましょう。
それでは、また!