京鼎樓(ジンディンロウ)台北 本店の場所と行き方、メニューは?人気の烏龍茶小籠包をレポート!
「京鼎樓(ジンディンロウ)」は小籠包の老舗、有名店です。日本のテレビ、雑誌などのメディアでも幾度となく取り上げられており、観光客に人気があります。また、その知名度故に、日本への進出を果たしており、日本でも数店舗を展開しています。今回旅行で訪れた台湾には、台北にその本店があるため、今回伺ってみることにしました。当記事では、そんな「京鼎樓(ジンディンロウ)」台北本店の場所と行き方から、メニュー、看板商品である烏龍茶小籠包まで、詳しくレポートしていきたいと思います。
目次
京鼎樓(ジンディンロウ)とは
「京鼎樓(ジンディンロウ)」は小籠包の有名店です。
1997年に、当時台湾で世界的に認められた点心専門店のトップ点心師をしていた陳兄弟が独立し、 台北市敦化北路に「京鼎小館」を開店したのが始まりです。
その味の良さと丁寧な仕事が評判を呼び、その後2002年に台北市長春路に2号店となる「京鼎樓」をオープンしました。
「京鼎樓」は、日本のテレビ、雑誌などのメディアでも幾度となく取り上げられており、観光客にも人気があるお店です。
また、「京鼎樓」は、その知名度故に、日本に進出を果たしており、日本では恵比寿店を初めとして、14店舗を展開しています(2018年6月、公式HP調べ)。
台湾には、「京鼎小館」を含めて3店舗しかありませんので、日本での方が店舗展開としては成功しているのかもしれません。
「京鼎樓」の公式HPはこちらになります。
京鼎樓(ジンディンロウ)台北 本店:場所と行き方、営業時間
前述の、台北市長春路にある「京鼎樓」が、「京鼎樓」としての本店となります。私は、恵比寿にある「京鼎樓」には何回が伺ったことがあり、今回せっかくなのでということで、本店に伺ってみることにしました。
「京鼎樓」の台北本店の最寄駅は、「MRT中山駅」となります。公式HPには徒歩約5分と記載されていますが、これは直線距離的な話と思われ、「MRT中山駅」から徒歩で向かう場合は10分弱必要になります。
特に初めての場合は思ったより時間が必要になると思います。
営業時間としては、開店から閉店までの通し営業ではなく、ランチタイムとディナータイムの間の15時から17時は休憩時間になりますので注意が必要です。
<京鼎樓:台北本店の基本情報>
- 住所:台北市長春路47号
- アクセス:MRT中山駅から徒歩約5分
- 営業時間:火曜日〜土曜日
- LUNCH:11:00〜15:00(LO 14:30)
- DINNER:17:00〜24:00(LO 23:00)
- 休日:無休(旧正月期間)
- 客席:地下1階(50席)、1階(12席)、2階(60席)
「京鼎樓(ジンディンロウ)台北 本店」の周辺地図はこちらになります。
京鼎樓(ジンディンロウ)台北 本店:お店の外観と待ち時間
「京鼎樓(ジンディンロウ)」台北本店の外観はこんな感じになります。ビルの地下1階から2階までの3フロアで営業しています。
ビルの1階の入り口横にはガラスで仕切られた厨房があり、小籠包を作っている様子を鑑賞することができます。シェフが実際に小籠包を目の前で手作りしている様子を眺めると、期待がより一層高まりますね。
京鼎樓(ジンディンロウ)台北 本店:お店の雰囲気
入り口のところのスタッフの方に人数を告げると、席に案内されます。この日は2階のフロアに案内されました。2階まではエレベーターがありますので、それを利用することもできます。
2階のフロアの様子はこんな感じです。4人掛けのテーブル席がずらずらっと並べられています。内装としては中国風となっていますが、シンプルで質素な感じです。親しみやすさがあります。
我々が訪れたのは、日本のGW期間中である平日の午後1時半過ぎでした。お店の混雑具合としては3割ほどで、お昼の混雑がちょうど終了したあたりではないかと思います。
京鼎樓(ジンディンロウ)台北 本店:メニューと値段
「京鼎樓(ジンディンロウ)」台北本店のメニューはこんな感じになります。
メニューを開けると、点心メニューがずらずらっと並んでいます。写真付きになっていて、とてもわかりやすいです。また、中国語に加え、日本語や英語も併記されており、とても親切です。
メニューの並び順で、そのお店のオススメがわかりますが、「京鼎樓(ジンディンロウ)」台北本店では、「烏龍茶小籠包」がメニューの一番上に来ています。どうも「烏龍茶小籠包」が一番のオススメのようですね。
定番である普通の「小籠包」は上から4番目になります。意外ですね・・。
京鼎樓(ジンディンロウ)台北 本店:オーダー方法
「京鼎樓(ジンディンロウ)」台北本店のオーダーは、伝票の記載方式です。台湾(台北)では、だいたいこの方式です。
伝票には、メニューに記載の番号と同じものが振られていますので、それを頼りに、必要数量を記入してきます。料金も明記されているので、明朗会計です(笑)。
今回我々は、「京鼎樓(ジンディンロウ)」台北本店の名物である「烏龍茶小籠包」と、定番である普通の「小籠包」の2品を食べ比べようと、この2品のみをオーダーしました。
どちらも10個入りになります。ハーフサイズがあるかスタッフの方に聞いてみたのですが、10個入りしかないそうです。5個入りがあれば、何種類かオーダーできて良いんですけどね・・。
ライバルの鼎泰豊(ディンタイフォン )は、ちゃんとハーフサイズ(5個入り)があります。
我々は2名だったので、10個入りだと、それだけでお腹いっぱいになってしまうので、麺料理やご飯物など、他のものをオーダーできなくなってしまうのが残念です。
京鼎樓(ジンディンロウ)台北 本店:烏龍茶小籠包のレポート
オーダーをしたあとは、しばし料理がやってくるのを待ちます。
待っている間は、生姜が小皿にのってやってきますので、醤油とお酢を使って、小籠包のたれを作っておきます。準備バッチリですね。
そんなこんなで、やってきた料理はこちらになります。まずは、普通の「小籠包」。10個入りでどどーんとやってきます。とても美しい見た目ですね。
味の方は、見た目通りの絶品です。基本的には、鼎泰豊(ディンタイフォン )の小籠包と同じお味ですが、若干ですが、京鼎樓(ジンディンロウ)の方が味が濃いめに感じます。
鼎泰豊ディンタイフォン )はあくまで基本に忠実で上品、京鼎樓(ジンディンロウ)の方が若干ワイルドといった感じですね。
どちらが美味しく感じるかは、完全に好みの問題になるかと思いますが、私は鼎泰豊(ディンタイフォン )の方が、妻は京鼎樓(ジンディンロウ)の方が好みということで、我が家では真っ二つに分かれていました(笑)。
続いてこちらは、京鼎樓(ジンディンロウ)台北本店の名物である「烏龍茶小籠包」です。「烏龍茶小籠包」には、お茶のエキスが練りこまれているということで、表面の皮が若干緑色っぽくなっています。
皮を割ってみると、中の肉汁も、若干緑がかっているのがわかりますね。
味の方も、お茶の渋みが出ており、全体的にコクを感じる仕上がりになっています。どちらかと言うと、大人向きの味わいになっています。
子供はきっと、普通の「小籠包」の方が美味しく感じると思います。大人の場合は、食べ比べに「烏龍茶小籠包」もオーダーすると、なかなか面白いと思いますね。
どちらも、とても美味しいです。さすが、看板メニューといった感じです。
京鼎樓(ジンディンロウ)台北 本店:お会計
今回我々は、普通の「小籠包」と「烏龍茶小籠包」をそれぞれ1品ずつ注文しました。合計では、430TWD(=約1,640円)となりました(1TWD=3.8円で計算)。なかなかリーズナブルです。
<お会計>
- 小籠包:200TWD
- 烏龍茶小籠包:230TWD
- 合計:430TWD(=約1,640円)
台湾では、点心だけを、ささっと食べるというような使い方をしても、ぜんぜん嫌な顔をされないところが嬉しいところです。
京鼎樓(ジンディンロウ)台北 本店:利用した感想
小籠包としては「鼎泰豊(ディンタイフォン)」が有名なので、どうしてもそちらとの比較になってしまいますが、味としては、正直遜色のない美味しさです。
どちらが美味しいと感じるかは好みの問題で、完全に誤差の範囲だと思います。
値段としても、標準的な小籠包(10個入り)の値段は、「鼎泰豊(ディンタイフォン)」の210TWDに比べて、「京鼎樓(ジンディンロウ)」は200TWDということで、若干ですが、京鼎樓の方が安くなっています。
ただ、こちらも日本円にして40円ほどなので、誤差の範囲ですね。
一番の違いは、予約ができるかどうかでしょうか。
「鼎泰豊(ディンタイフォン)」は予約を受け付けておらず、お店の前にはどの時間帯でも長蛇の列ができています。
一方で、「京鼎樓(ジンディンロウ)」は予約可となっていますので、混雑しそうな時間帯には、予約しておくと安心です。特に、仕事関係の集まりなどの際には安心ですね。
また、「京鼎樓(ジンディンロウ)」には「烏龍茶小籠包」という、ちょっと変化球のメニューがありますので、これと普通の「小籠包」の食べ比べが楽しめるのが良いと思います。
「鼎泰豊(ディンタイフォン)」については、こちらで詳しくレポートしておりますので、合わせてご参照ください。
台湾旅行でオススメの観光ツアー
台湾旅行では「九份」観光ツアーが一番人気です。個人ではちょっと行きにくい場所でもツアーならバスに乗っているだけで連れていってもらうことができます。
おすすめはこちらの「九份」を散策した後に「夜市」を堪能するツアーです。台湾の見どころを効率良く巡ることができます。
九份に向かうツアーにはいくつかバリエーションがあります。十分「天燈上げ体験」をするツアーも人気がありますね。
予算と内容を比較しながら好みのものをぜひ見つけてみてください。
台湾「九份」観光ツアーに参加してみた体験レポートはこちらにまとめています。ぜひ合わせてご参照ください。
台湾旅行2018のスケジュール
今回のゴールデンウィークの台湾旅行のスケジュールは以下になります。全体としては、4泊5日のスケジュールとなります。
今回の記事は、台湾旅行2日目の昼食の様子になります。
<スケジュール概要>
- 1日目:羽田から台北(松山)に移動(JL97便)、ル・メリディアン台北宿泊
- 2日目:龍山寺観光、W台北宿泊 <=今ココ
- 3日目:九份観光、ウェスティン台北宿泊
- 4日目:101観光、シェラトン・グランド台北宿泊
- 5日目:台北(桃園)から成田に移動(CI104便)
今回の台湾旅行は、陸マイラー活動で貯めたマイルとSPGアメックスのポイントを駆使して、ほぼほぼ無料で豪華な旅を実現しています。詳細はこちらの記事をご参照ください。
最近では2022年にもANAマイルとマリオットポイントを駆使してほぼ無料のハワイ旅行を実現しました。約182万円のプランを18万円ほどまで節約できています。ハワイ旅行の費用はこちらに公開しておりますのでぜひご参照ください。
まとめ
今回は、「京鼎樓(ジンディンロウ)」台北本店の場所と行き方から、メニュー、看板商品である烏龍茶小籠包まで、詳しくレポートさせていただきました。
小籠包のお店として、一番の有名店は「鼎泰豊(ディンタイフォン)」ですので、台湾旅行としては、やはり「鼎泰豊(ディンタイフォン)」に一番に伺うのが王道ではないかと思います。
一方で、「京鼎樓(ジンディンロウ)」には予約ができるという安心感がありますし、ちょっと変化球メニューである「烏龍茶小籠包」もあります。
「鼎泰豊(ディンタイフォン)」との食べ比べや、普通の「小籠包」の食べ比べに、ぜひ利用したいお店です。
台湾(台北)の「小籠包」おすすめランキングはこちらでまとめております。合わせてご参照ください。
==>次の記事
<==前の記事
<<台湾(台北)旅行記2018の目次、記事一覧>>
それでは、また!
関連記事