JALモバイルが爆誕!マイルやLife Statusポイントが貯まって「どこかにマイル」の割引特典もあり!
JALモバイル(JAL MOBILE)が2025年4月9日からサービス開始となりました。リーズナブルな料金ながらマイルやLife Statusポイントが毎月コツコツと貯ためられるのが特徴です。また「どこかにマイル」を1,500マイル(5,500マイル割引)で利用できるというJALならではのユニークな特典も用意されています。結論として、JALユーザーにはかなり魅力的な内容となっています。以下で詳しくご紹介していきます。
目次
JALモバイル(JAL MOBILE)とは
JALとIIJが競合して提供するモバイル通信サービス
「JALモバイル(JAL MOBILE)」は、航空会社のJALと通信事業者のIIJが協業して提供するモバイル通信サービスです。
2025年4月9日(水)から提供開始しました。
JALマイレージバンク 会員(JMB会員)向けのサービスで、JALマイルやLife Statusポイントなどが貯まる特典を用意しているのが特徴になります。
MVMO事業者として格安SIMを提供
JALモバイルは「MVMO(Mobile Virtual Network Operator)」事業者で、大手キャリアの通信回線を借りてサービスを提供します。
いわゆる格安SIMと呼ばれるサービスです。
auおよびdocomoのエリアを利用することができ、SIMカードを入れ替えることで今のスマホをそのまま利用できます。
JALモバイルの料金プラン
3つの料金プランを提供
JALモバイルでは「音声SIM(音声eSIM)」「データSIM/SMS SIM」「データeSIM」という大きく3つのプランを提供しています。
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音声SIM(音声eSIM)の料金プラン
こちらが一般的な「音声SIM(音声eSIM)」の料金プランです。
データ容量ごとに月額料金が異なるシステムで、データ容量2GBなら月額「850円」となっています。思ったよりリーズナブルな価格設定ですね。
また、表の右側に記載があるように、新規契約と毎月でマイルをもらうことができます。毎月コツコツとマイルを貯められるのは嬉しいですね。
<音声SIM(音声eSIM)の料金プラン>
データSIM/SMS SIMの料金プラン
続いてこちらが「データSIM/SMS SIM」の料金プランです。
先ほどご紹介した「音声SIM(音声eSIM)」と料金があまりかわりませんね。これであれば「音声SIM(音声eSIM)」の方が良さそうです。
<データSIM/SMS SIMの料金プラン>
データeSIMの料金プラン
最後にこちらが「データeSIM」の料金プランです。
「音声SIM(音声eSIM)」に比べてかなり割安な設定になっています。メインで別会社の音声SIMを使っている方なら、この「データeSIM」をサブにするのはありですね。
<データeSIMの料金プラン>
音声通話と通話定額プラン
JALモバイルの音声通話料金は以下になっています。
<音声通話料金>
- 通常発信利用時: 11円/30秒
また、以下3種類の通話定額プランが用意されています。
<通話定額プラン>
- 通話定額5分:500円(1回5分以内の国内通話無料)
- 通話定額10分:700円(1回10分以内の国内通話無料)
- かけ放題:1,400円(無制限で国内通話無料)
ギガの翌月繰越とデータシェア可能
JALモバイルでは、ギガの翌月繰り越しとデータシェアが可能になっています。データ容量を無駄しない機能のは嬉しいですね。
JALモバイルの特典
さて、ここからは気になるJALモバイルの特典を確認していきたいと思います。
新規契約と毎月利用でマイルが貯まる
さきほども少しご紹介しましたが、JALモバイルでは新規契約と毎月でマイルを貯めることができます。貯まるマイル数は料金表の右側に記載されています。
「音声SIM(音声eSIM)」の料金プランを再掲します。
例えば、おすすめとなっているデータ容量「10GB」のプランでは「新規契約で500マイル」「毎月50マイル」が貯まります。
仮に1年継続すれば600マイルが貯まるという計算ですね。新規契約分も合わせると初年度は1,100マイルを貯められます。
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毎月利用でLife Statusポイントが貯まる
JALモバイルでは毎月でLife Statusポイントを貯めることができます。貯められるのは料金プランによらず「毎月1Life Status ポイント」となっています。
1年間継続すれば12Life Status ポイントを貯められるという計算になりますね。
全料金プランが対象ということで、Life Status ポイントを貯める上では安い料金プランの方が効率が良いと言えます。
例えば、料金が最安となるのは「データeSIM」のデータ容量が「2GB」のプランですが、これの月額料金は「440円」です。
Life Status ポイント単価としてはかなり良いと言えますね。
JAL Life StatusプログラムでのステータスアップやJGC入会を目指している方には嬉しい特典です。
JAL Life Statusプログラムの詳細はこちらの記事をご参照ください。
2024年からJGC入会のためにはJAL新ステイタスプログラムでLife Statusポイントを貯める必要があります。
フライトでボーナスマイルが貯まる
JALモバイルの会員は、フライトでボーナスマイルを貯めることができます。
貯まるのは国内線1区画で50マイル、国際線1区画で100マイルとなっています。こちらも全料金プランが対象となっています。
フライトマイル積算運賃が対象なので特典航空券は対象外のようですが、フライト機会の多い方には嬉しい特典ですね。
毎月1回シークレットマイルが貯まる
JALモバイルでは月に1度100マイルがもらえるシークレットマイルという特典があります。
JMBアプリに月1回不定期で数日間限定で表示されるシークレットマイルの案内から所定の操作を行うことが条件となっています。
何らかの広告を見たりする必要があるのかもしれませんが、それでも毎月100マイルを貰えるのは魅力的ですね。
ちなみに、こちらのシークレットマイルは「データeSIM」のデータ容量が「2GB」および「5GB」の料金プランは対象外となっています。
ここは注意が必要ですね。
「どこかにマイル」が1,500マイルで利用できる
JALには「どこかにマイル」という通常よりも少ないマイル数で国内線特典航空券を利用できるサービスがあります。
行き先がランダムに指定される(=自由に選べない)代わりに往復7,000マイルで利用することができるというものです。
JALモバイルの会員は、この「どこかにマイル」を1,500マイルで利用することができます(年1回)。通常よりも5,500マイルが割引されるという計算ですね。
1マイルの価値を2円と仮置きすると、この特典だけで11,000円ほどの価値があるとも考えることができます。JALモバイルの特典の中でもメリットの大きなものと言えますね。
全料金プランが対象となっているのも嬉しいポイントです。
ちなみに、この必要となる1,500マイルについては、JALモバイルのサービスで貯めたもの以外でも利用可能となっています。
JALモバイルのお得度(獲得できるマイルとLife Statusポイント)
音声SIM(音声eSIM)データ容量2GBの場合
例えば、「音声SIM(音声eSIM)」の中で最もリーズナブルなデータ容量「2GB」プランの場合、1年間で獲得できるマイルとLife Statusポイントは以下になります。
<音声SIM(音声eSIM)2GB>
- マイル
- 年間:300マイル(=25×12ヶ月)
- Life Statusポイント
- 年間:12ポイント(1ポイントx12ヶ月)
- シークレットマイル
- 年間:1,200マイル(100マイルx12ヶ月)
- その他特典
- 搭乗マイル(国内線50マイル/区画、国際線100マイル/区画)
- どこかにマイル参加券(1回/年)
毎年1,500マイルを貯められますのでこれを使って「どこかにマイル」を年1回引くことができますね(1回1,500マイル/年)。
加えて、毎年12Life Statusポイントも貯めることができます。また、有償でのフライト機会が多い方であれば搭乗マイルも上乗せできます。
年間10,200円(=850円x12月)が必要になりますが十分に元を回収できそうです。
データeSIMデータ容量2GBの場合
続いて、最安となっている「データeSIM」のデータ容量「2GB」プランの場合、1年間で獲得できるマイルとLife Statusポイントは以下になります。
<データeSIMデータ容量2GB>
- マイル
- 年間:60マイル(=5×12ヶ月)
- Life Statusポイント
- 年間:12ポイント(1ポイントx12ヶ月)
- シークレットマイル
- (対象外)
- その他特典
- 搭乗マイル(国内線50マイル/区画、国際線100マイル/区画)
- どこかにマイル参加券(1回/年)
こちらのケースでは毎年60マイルしか貯まりません。かなり寂しい数字です。しかしながら、Life Stausポイントは他プラインと同じく毎年12ポイントを貯められます。
年間5,280円(=440円x12月)が必要になりますが、LifeStatusポイントが欲しい場合は全然高くないですね。
また、どこかにマイル参加券(1回/年)ももらえますので、他で貯めたマイルを使って活用できます。搭乗マイルを上乗せできるのも嬉しいポイントです。
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個人的な選択肢
私自身は現在楽天モバイルをメインとして利用しています。これは海外ローミング可能かつデータ通信2GBまで無料で利用できるところにメリットを感じています。
都市部でもドコモよりもパケット詰まりが少なく快適に使えますので今のところ変更する予定はありません。
そのため、個人的にはJALモバイルの最安プランである「データeSIMデータ容量2GB」をサブとして試してみたいと考えています。
やはり、毎年12Life Statusポイントを自動で貰えるのは大きいですね。どこかにマイル参加券(1回/年)ももらえるので損はしなそうです。
私は「JAL NEOBANKプレミアム」に口座開設しており、こちらから毎年20LifeStatusポイントが貰える予定です。合計すると年32LifeStatusポイントですね。
自動でコツコツとLifeStatusポイントを貯めていけるのは助かります。
ちなみに、JALモバイルで誕生記念として新規契約マイルが500マイルから2倍の1,000マイルになるキャンペーンを実施しています。
キャンペーン期間は2025年5月31日まで(6月末までの開通が必要)となっています。
「データeSIMデータ容量2GB」のプランは新規契約マイルの対象外なので、最初だけ10GBにしておいて後から2GBにする方がお得になりそうです。
JALモバイルの注意点
初期費用として3,300円が必要
JALモバイルでは、初期費用として1プラン毎に「3,300円」が必要になります。また、SIMカード発行手数料として、以下が必要になります。
<SIMカード発行手数料>
- タイプD 433.4円、eSIM 220円
- タイプA 446.6円、 音声eSIM 220円
海外ローミング不可
公式サイトを見る限り海外ローミングは不可なようです(MVMOはできないところ多いです)。海外で利用する機会が多い方は、やはりシームレスにつながる「ahamo」や「楽天モバイル」が強いですね。
まとめ
今回は、2025年4月9日からサービスを開始したJALモバイルをご紹介しました。メリットとデメリットをまとめると以下のようになります。
<メリット>
- リーズナブルな料金ながらマイルやLife Statusポイントが毎月コツコツと貯ためられる
- 搭乗マイルやシークレットマイルでマイルを積み上げられる
- 「どこかにマイル」を1,500マイル(5,500マイル割引)で利用できる
<メリット>
- 海外ローミングに非対応(たぶん)
楽天モバイルやahamoのように海外データ通信をシームレスに利用できるようになると最強なんですけどね。JALユーザーは海外に行く頻度も多いでしょうから、ぜひ対応していただきたいところです。
現状ではメインにするのは難しいのでサブとして試していきたいと思います。
それでは、また!
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