JALマイレージモールが改悪!Amazonギフト券が対象外&積算対象と積算率が月ごとの変動制に!
2021年2月15日発送分から、JALマイレージモールを経由した場合の「マイル積算対象、およ
更新履歴(2021年2月14日):他ポイントモールの状況を追記しました。
目次
JALマイレージモールとは
JALマイレージモールはJAL版のポイントサイト
「JALマイレージモール」は、ショッピングの前に経由することでJALマイルが貯まるWebサイトです。JAL版のポイントサイトのような存在です。
公式HPでは以下のように紹介されています。
ネットショッピングやお店でのカード提示でマイルがたまるJAL提携社が加入しているモールのことをいいます。
「JALマイレージモール」のURLは以下になります。
参考 TopページJALマイレージモール
JALマイレージモールにはAmazonも出店中
「JALマイレージモール」には、人気のシッピングサイトである「Amazon」も出店しています。人気ランキングでは常に「No1」を獲得するような人気店となっています。
「JALマイレージモール」を経由してAmazon(アマゾン)を利用した場合、「200円の利用につき1マイル」を貯めることができます。マイル還元率としては「0.5%」ということになりますね。
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通常のポイントサイトにはAmazonは広告を出していない
ポイントサイトとしては、「ハピタス」や「モッピー」などがメジャーですが、これらのポイントサイトにはAmazonは広告を出していません。
つまり、これらのポイントサイト経由でAmazonを利用してポイントを貯めることができません。
そのため、「JALマイレージモール」は、経由することでマイルを貯められる貴重な存在として、陸マイラーの間で人気を博しています。
JALマイレージモールが改悪!Amazonギフト券が対象外&積算対象と積算率が月ごとの変動制に
JALマイレージモールは「2021年2月15日発送分」から3つのカテゴリー制に変更
さて、そんな人気の「JALマイレージモール」で「マイル積算対象、およ
<変更点>
- 購入商品のカテゴリーによって、マイル積算対象およびマイル積
算数が変わります。 - カテゴリーにより、積算対象外、200円=1マイル、200円
=2マイル以上に分かれます。 - 対象の商品カテゴリーとマイル積算数は月ごとに変わります。
「2021年2月15日発送分」からは、「積算対象外」「200円=1マイル」「200円
対象商品のカテゴリーとマイル積算数
直近で発表になっている、2021年2月15日~2月28日(発送日)の期間における対象商品カテゴリーとマイル積算数は以下のようになっています。
重要なポイントとしては、こちらの表に載っていないものは全て「積算対象外」というところです。今後は、多くの商品カテゴリーが対象外になってしまうということですね。
「Amazonギフト券」もこの表に記載がないため対象外ということになっていまいます。残念・・。
<対象商品カテゴリーとマイル積算数(2月)>
カテゴリー | マイル積算数 | 対象商品詳細 |
---|---|---|
Amazonデバイス |
200円につき1マイル (還元率0.5%) |
Kindle、Fireタブレット、Echo&Alexa、Fire TV、各シリーズにおけるAmazon社製アクセサリー
〔対象外〕 |
Amazon Fashion |
200円につき8マイル (還元率4%) |
Amazon.co.jp上の小カテゴリー「服&ファッション小物」、「ジュエリー」、「シューズ&バッグ」に含まれる商品
〔対象外〕 |
「Amazonデバイス」は200円につき1マイルとなりますが、対象商品はAmazon自社製品のみで、それ以外の他社製デバイスは軒並み対象外となっています。Kindle書籍も対象外なのは痛いですね・・。
「Amazon Fashion」は200円につき8マイルとマイル積算数的には大きくアップしますが、対象となるのは「服&ファッション小物」、「ジュエリー」、「シューズ&バッグ」のみです。
一方で、よく利用されそうな「スポーツ&アウトドア」、「スーツケース・トラベルバッグ」、「腕時計」については、ご丁寧に対象外になっています。こちらも厳しいですね・・。
これらのカテゴリーは月毎に変更になるということなので、利用する都度確認する必要があります。これまでは、基本どの商品を購入しても一律0.5%の還元となっていたことを考えると、大きな改悪と言えますね。
注意書きにも「Amazonギフト券」が対象外の旨が明記に
JALマイレージモールで「Amazon」を利用する場合の注意書きにも「Amazonギフト券」が対象外の旨が明記されることになりました。具体的には以下のようになります(赤字が「2021年2月15日(発送完了日)」から追加)。
<以下はマイル積算の対象外>
- ※マイル積算対象外のカテゴリーの商品を購入された場合。<=追記
- ※Amazonギフト券の購入。<=追記
- ※当ページを経由されずに商品を購入された場合。
- ※本サービスからAmazon.co.jpへ遷移後、購入完了までに外部サイトへ遷移した場合。
- ※Amazonフレッシュ、Amazonプライム・ワードローブ、Amazon Businessでのご購入。
- ※購入商品をキャンセルもしくは返品された場合。
- ※商品価格以外(ギフトラッピング、送料、消費税など)。
- ※本サービスからAmazon.co.jpへ遷移前にカートに入っていた商品(「あとで買う」含)および遷移後24時間を経過してからカートに入れた商品の購入。
- ※本サービスからAmazon.co.jpへ遷移前に、「ほしい物リスト」に入っていた商品の購入。
- ※本サービスからAmazon.co.jpへ遷移後、「注文履歴」または「再び購入」からの商品の再購入。
- ※本サービスからAmazon.co.jpへ遷移し、「購入する」で商品を確定した後の新たな商品購入。
- ※本サービスからAmazon.co.jpへ遷移し、Amazonアカウントを変更(サインアウト)された場合。
対象外に「Amazonギフト券」が明記されたことを考えると、今後カテゴリー変更があっても「Amazonギフト券」が対象に返り咲くことはなさそうですね。
「Amazonギフト券」を購入する予定の方は、早めに(2021年2月14日までに)処理しておくのがオススメです。
JALマイレージモール改悪でJALマイルを貯める裏技の効果も半減に
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JALマイレージモール還元の2重取りでJALマイル還元率2%に
陸マイラーの間では、JALマイレージモールを経由して「Amazonギフト券」を購入することで、AmazonでのショッピングをJALマイル還元率2%に高める裏技が有名です。
具体的には以下のようなステップになります。
「Amazonギフト券」を購入するステップ(1)と、「Amazonギフト券」を利用するステップ(3)の2回でJALマイレージモールを経由することで、0.5%還元を2回ゲットするというスキームになります。
<利用ステップと獲得できるマイル還元率(現状)>
- JALマイレージモール経由でAmazon(アマゾン)にアクセス<=0.5%マイル還元(1回目)
- Amazonでの「Amazonギフト券」の購入を「JALカード(ショッピングプレミアム加入)」で決済<=1.0%マイル還元
- JALマイレージモール経由でAmazon(アマゾン)にアクセス<=0.5%マイル還元(2回目)
- Amazonでのショッピングを「Amazonギフト券」で決済
- 合計:2.0%のマイル還元!
2021年2月15日発送分からは多くの商品が積算対象外で魅力が半減に
このうち、「2021年2月15日発送分」からは、「Amzonギフト券」を購入するステップ(1)がマイル積算対象外となります。
また、「Amzonギフト券」で商品を購入するステップ(3)についても、積算対象となるカテゴリーが大きく限定されることになりますね(ただし、運良く「200円につき8マイル」の商品を購入した場合は、その部分は4%という高いマイル還元率になります)。
トータルのJALマイル還元率としては、「積算対象外」の商品購入で1.0%、「200円につき1マイル」の商品購入で1.5%、「200円につき8マイル」の商品購入で5%ということで、3パターンが生じるということになります。
<利用ステップと獲得できるマイル還元率(2021年2月15日発送分から)>
JALマイレージモール経由でAmazon(アマゾン)にアクセス<=0.5%マイル還元- Amazonでの「Amazonギフト券」の購入を「JALカード(ショッピングプレミアム加入)」で決済<=1.0%マイル還元
- JALマイレージモール経由でAmazon(アマゾン)にアクセス<=0% / 0.5% / 4%
- Amazonでのショッピングを「Amazonギフト券」で決済
- 合計:1.0% / 1.5% / 5%のマイル還元!
現状の「2.0%」から比べると還元率が高くなる部分はあるものの、それは限られる範囲となります。基本的には、この裏技を利用する魅力が半減したと言えますね。
上記では「JALカード(ショッピングプレミアム加入)」を例にしていますが、ここはクレジットカード側の還元となるため、別のカードを利用してそのカードのポイントを貯めるということも可能です。
この手法の詳細については以下の記事も合わせてご参照ください。
他ポイントモールでもAmazonは同等のポイント付与条件に改悪
ポイントUPモール、セゾンポイントモール、OkiDokiランド、ECナビでも同じタイミングで条件変更
今回は「JALマイレージモール」を中心にご紹介しましたが、実は、以下のような他ポイントモールおよびポイントサイトでも、同じタイミングで同等のポイント付与条件に改悪されています。
<改悪が行われる他ポイントモール>
これだけ横並びの条件になるということは、広告主であるAmazonの意向が働いていると考えて間違いないですね。今後も、Amazonに関しては横並びの条件になると予想できますね。残念です。
Amazonでのクレジットカード決済はアメックスカードがオススメ
ただし今のところ、アメックスの「メンバーシップ・プラス」ではAmazonのポイント獲得条件が変更になるという連絡(および公式サイト)への記載がありません。
Amazonの利用で3%のポイントを貯められますので、今後の代替としてアメックスカードはかなり有用です。
もしくは、素直に「Amazonゴールドカード」に入会するのも良いですね。
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AmazonでANAマイルを貯めるならANAマイレージモール
ANAマイレージモール経由のAmazonの買い物で「300円ごとに1マイル」を貯められる
ライバルであるANAの場合、ANAが運営する「ANAマイレージモール」がAmazonに対応しています。
「ANAマイレージモール」の場合、マイル積算対象外となる商品カテゴリーは設定されていません。そのため、ほとんどの商品でマイルを貯めることができます(Amazonギフト券は対象外)。
ただし、貯められるのは「300円ごとに1マイル」ということで効率はあまり良くありません。詳細についてはこちらの記事をご参照ください。
まとめ
2021年2月15日発送分から、JALマイレージモールを経由した場合の「マイル積算対象、およ
これまではほとんどの商品で「0.5%」のJALマイル還元を受けられていましたが、これからは「Amazonギフト券」が対象外になることに加えて、一部の商品でしか還元を受けられないことになります。
一部で還元率が上がるカテゴリーは用意されているものの、全体としては大きな改悪と言えますね。
また、これより、「Amazonギフト券」購入するステップと、「Amazonギフト券」を利用して商品を購入するステップの2回でJALマイルを貯めるという裏技が使えなくなってしまいました。
JALマイルを貯めている陸マイラーにとっては、こちらもショックが大きいですね。
「Amazonギフト券」を購入する予定の方は、早めに(2021年2月14日までに)処理しておくようにしましょう。
すごくさらっとご紹介しましたが、ポイントサイトの中でAmazonでポイント還元を受けられるのは「ECナビ」だけです。Amazonの利用でJALマイルではなく、現金化可能なポイントを獲得したい場合は「ECナビ」の利用がオススメです。
それでは、また!
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