2019年ゴールデンウィーク(GW)の「ローマ&フィレンツェ&ベネチア旅行」をベースに、ここ3ヶ月ほどに渡って「イタリア旅行記2019」をお送りしてきました。そんな「イタリア旅行記2019」も最後の記事をお届けし、無事に完結することができました。記事数は全体で30ほどとなり、全体像を把握しづらいところもあったと思います。そこで今回は、ローマ、フィレンツェ、ベネチア旅行の記事を時系列で並べることで、目次・記事一覧を作成してみました。「イタリア旅行記2019」のまとめ読みにぜひご利用ください。
目次
イタリア(ローマ&フィレンツェ&ベネチア)旅行のテーマ
今回のイタリア(ローマ&フィレンツェ&ベネチア)旅行のテーマは、「陸マイラー活動で貯めたマイルとポイントで豪華な海外旅行を格安で実現すること」です。
今回のイタリア(ローマ&フィレンツェ&ベネチア)旅行では、ANAマイルを利用して「スターアライアンス加盟航空会社のビジネスクラス」を、SPGアメックスのポイントを利用して「マリオットの最上級カテゴリーのホテル」に連泊する豪華な旅行プランを実現しています。
貯めたマイルやポイントは無料で獲得できるものばかりではありませんが、現金の手出しは「燃油代や諸税」などだけとなり、コストは格安で実現することができました。
「ANAマイルの貯め方」については、こちらの記事をご参照ください。陸マイラー的な大量マイルの貯め方を解説しております。
また、「SPGアメックス」の全体像については、こちらの記事をご参照ください。特典からメリット、デメリットまで網羅的にまとめております。
イタリア(ローマ&フィレンツェ&ベネチア)旅行の準備
フライト計画
前述のとおり、今回のイタリア(ローマ&フィレンツェ&ベネチア)旅行のフライトとしては、貯めたANAマイルを使用して、「スターアライアンス加盟航空会社のビジネスクラス」を利用しました。
ゴールデンウィーク(GW)という日本の航空会社としては「超繁忙期」ということになり、特典航空券を獲得するのは至難の技でしたが、なんとか無事にチケットを確保することができました。
ANA国際線の特典航空券を希望日で獲得するための裏技(テクニック)については、こちらの記事をご参照ください。
具体的なフライトスケジュールは以下のようになります。往路には「ルフトハンザ航空」、復路には「オーストリア航空」と「ANA」を、それぞれ利用しています。
<フライトスケジュール>
- 往路
- 東京(羽田) – フランクフルト(LH717便)、14:05発18:45着
- フランクフルト – ローマ(LH242便)、21:55発23:40着
- 復路
- ヴェネツィア – ウィーン(OS522便)、10:55発12:10着
- ウィーン – 上海(OS075便)、13:50発06:10着(翌日)
- 上海 – 成田(NH922便)、10:15発14:20着
往路、復路ともに経由便となりましたが、それだけたくさんの航空会社や飛行機、空港ラウンジを利用することができ、飛行機好きには楽しいフライトスケジュールとすることができました。
ホテル計画
ホテルについては、「SPGアメックス」で貯めたポイントを使用して、ポイントを利用した無料宿泊として予約しました。特に意図したは訳ではありませんでしたが、結果として、マリオットの最上級カテゴリーである「カテゴリー8」の高級ホテルを巡るホテル計画になりました。
各都市で利用したホテルは以下になります。3都市中2都市で「セントレジス 」を利用していて、ちょっと偏った選択になってしまいましたかね・・。
- ローマ
- セントレジス・ローマ(2泊)
- フィレンツェ
- セントレジス ・フィレンツェ(1泊)
- ベネチア
- ホテル・ダニエリ (2泊)
ただ、個人的に「セントレジス 」は、「ザ・リッツ・カールトン」と並び、マリオットのホテルの中で特に好きなブランドであり、楽しく満足度の高いホテル宿泊を体験することができました。
事前準備
私の場合、日本では格安SIM会社のSIMフリー端末を利用しています。海外旅行に出かける際は、現地でSIMを調達する時間と労力を節約するため、日本でSIMを購入するようにしています。
今回は、ヨーロッパ周遊SIMをAmazonで購入しましたが、問題なく快適に利用することができました。詳細は以下の記事をご参照ください。
イタリア(ローマ&フィレンツェ&ベネチア)旅行記2019:目次
さて、それではここからは、今回のイタリア(ローマ&フィレンツェ&ベネチア)旅行の記事を時系列でご紹介していきたいと思います。
1日目:東京(羽田)からイタリア(ローマ)に移動。セントレジス ローマに宿泊
イタリア(フィレンツェ&ベネチア)旅行1日目は、東京(羽田)からイタリア(ローマ)への移動日になります。
今回利用するのは、「スターアライアンス」に加盟しているルフトハンザのビジネスクラスです。ですので、航空会社ラウンジとしては「ANAラウンジ」を利用することができます。
ですが、ポイントサイト案件で「エムアイプラスゴールドカード」を作成していたため、このカードで入館できる「TIAT LOUNGE」にお邪魔してみました。「TIAT LOUNGE」はカードラウンジでありながらフードも用意されており、かつ空いてるという、とても使い勝手の良いラウンジでした。
その後は、通常どおり「ANAラウンジ」にお邪魔してシャワーでリフレッシュした後、ルフトハンザ航空のビジネスクラスに搭乗し、一路ローマへと向かいました。
ただ、今回はローマへの直行便ではなく、フランクフルトの経由便でした。
そこで、ルフトハンザ航空の本拠地であるフランクフルトで、空港ラウンジを利用することにしました。私は「ANA SFC」を保有しているため、「セネターラウンジ」と「ビジネスラウンジ」の両方を楽しむことができました。
その後は、EU域内(シェンゲン協定内)の短距離フライトを利用し、ローマへ向かいました。短距離フライトとしては初のビジネスクラス利用となりましたが、なかなか楽しい体験でした。
ローマの空港(フィウミチーノ空港)に到着したのは深夜だったため、タクシーを利用してホテルに移動しました。深夜のタクシー移動ってちょっと不安ですが、定額制度の利用で安心して利用することができました。
「エムアイプラスゴールドカード」の入会はポイントサイト経由がお得です。高額ポイントを一気に獲得することができます。
羽田空港国際線の「ANAラウンジ」の訪問レポートはこちらをご参照ください。
2日目:ローマ観光。セントレジス ローマに宿泊
イタリア(ローマ&フィレンツェ&ベネチア)旅行の2日目は、ローマでの観光日になります。
イタリア(ローマ&フィレンツェ&ベネチア)旅行の1都市目である「ローマ」での宿泊には、「セントレジス・ローマ」を選択しました。「セントレジス・ローマ」はローマを代表する高級ホテルですが、こちらのホテルでは「スイートルーム」への無償アップグレードを体験することができました。
このアップグレードは、マリオットの会員プログラムである「マリオットボンヴォイ」の「チタンエリート」としての特典になります。プラチナチャレンジをして得ることができたステータスであり、無理してでも獲得して本当に良かったと実感しました。
ホテルにチェックイン後は、地下鉄と徒歩を駆使して、ローマ市内の観光に出かけました。
ローマは観光スポットがぎゅっと凝縮されていますので、うまくルートを設定すれば、有名どころを短時間に回ることができます。
ローマの観光スポットの中でも、一番行列ができるのは「ヴァチカン美術館」です。「ヴァチカン美術館」はネットで簡単に予約できますので、訪問する際は事前予約が絶対にオススメです。長蛇の列の回避して時間と体力の大幅な節約になります。
ローマでのディナーには、ローマでNo1のカルボナーラをいただけるということで有名な「ロショーリ 」を予約しました。「ロショーリ 」のカルボナーラは今では賛美両論あるようですが、一度味わってみると思い出になりますね。
3日目:ローマからフィレンツェに移動。セントレジス フィレンツェに宿泊
イタリア(ローマ&フィレンツェ&ベネチア)旅行の3日目は、ローマからフィレンツェへの移動日になります。
朝食には、「マリオットボンヴォイ」の「チタンエリート」の特典として、レストランでの朝食を無料でいただくことができました。豪華な会場でいただく朝食で朝から優雅な気分に浸ることができました。
その後はチェックアウトし、ローマからフィレンツェへと移動しました。
イタリア内の都市間移動には、イタリア高速鉄道である「イタロ」を利用しました。「イタロ」は鉄道界のフェラーリと言われており、高級なイメージがあります。しかしながら、事前予約やクーポンを利用することで、驚くほどお得に利用することができました。
「イタロ」の乗車クラスとして「クラブ・エグゼクティブ」を選択していましたので、駅でクラブラウンジを利用することもできました。座席(シート)もおしゃれ、かつ快適で、国鉄と比べるとサービスが充実していることを実感できました。さすが「イタロ」です。
イタリア(ローマ&フィレンツェ&ベネチア)旅行の2都市目である「フィレンツェ」での宿泊には、「セントレジス・フィレンツェ」を選択しました。
こちらでは、スイートルームとはなりませんがでしたが、「アルノリバービュー」の素晴らしいお部屋へのアップグレードをしていただきました。
ホテルにチェックイン後は、フィレンツェの市内観光に出かけました。
まずは、フィレンツェのシンボルとも言える「ドゥオーモ」のクーポラに登り、聖堂の頂上からの眺望を楽しみました。クーポラへ登るには時間指定の予約が必要になります。こちらもネットで行うことができますので、事前に確認しておきましょう。
続いては、フィレンツェのNo1人気観光スポットとも言える「ウフィツィ美術館」です。ルネッサンスの有名な芸術家たちの名画の数々を堪能することができます。こちらもネットで予約することができますので、事前予約がオススメです。
夕方には、フィレンツェの街並みを一望できる絶景スポットである「ミケランジェロ広場」に出かけました。行き(登り)はバスかタクシーがオススメですが、帰りは下りになりますので、ゆっくりと徒歩で散策するのがオススメです。運が良ければ、素晴らしい夕日でに出会えるかもしれません。
そして、ディナーには、フィレンツェの老舗かつ有名店である「4 Leoni」を選択しました。こちらのレストランは我が家のお気に入りで、フィレンツェ旅行の際には、毎度お伺いしています。比較的リーズナブルな価格でありながら、どの料理もハズレがなく、いつも美味しい料理をいただくことができます。
4日目:フィレンツェからヴェネツィアに移動。ダニエリ(ヴェネツィア)に宿泊
イタリア(ローマ&フィレンツェ&ベネチア)旅行の4日目は、フィレンツェからベネチアへの移動日になります。
朝食では、「マリオットボンヴォイ」の「チタンエリート」としての特典で、レストランでの朝食をいただくことができました。お城の舞踏会会場のような素晴らしい場所での朝食は、思い出深いものになりました。
その後、午前中にはフィレンツェのアウトレットモールである「The Mall(ザ・モール)」に出かけました。フィレンツェ市内からは直行の市バスが出ていますで、低料金でありながらアクセス抜群です。割引価格でブランド品が手に入りますから、ショッピング好きの方にオススメです。
フィレンツェからベネチアへの移動には、再び「イタロ」を利用しました。その後、ベネチアの駅からホテルまでの移動には、ちょっと奮発して「水上タクシー」を利用しました。
ヴァポレット(水上バス)に比べる値は張りますが、ベネチアの運河をモーターボートで駆け抜けるという体験はとても気持ちよく、思い出に残るものでした。
イタリア(ローマ&フィレンツェ&ベネチア)旅行の3都市目である「ベネチア」での宿泊には、「ホテル・ダニエリ 」を選択しました。
「ホテル・ダニエリ 」は、ベネチアを代表する高級ホテルです。私自身、ずっと憧れていたホテルですが、念願かなって今回やっと宿泊することができました。
せっかく「ホテル・ダニエリ 」に宿泊するならばと、1泊目は奮発して、「ラグーンビュー」のお部屋を予約していました。ラグーンの目の前という絶好のロケーションからの眺望は、絶景そのもの、素晴らしいものでした。
5日目:ヴェネツィア観光。ダニエリ(ヴェネツィア)に宿泊
イタリア(ローマ&フィレンツェ&ベネチア)旅行の5日目は、ベネチア観光の日になります。
「ホテル・ダニエリ 」でも、「マリオットボンヴォイ」の「チタンエリート」としての特典で、レストランでの朝食もいただくことができました。ラグーンビューの素晴らしい会場での朝食は、豪華で優雅な体験でした。
そして、2泊目には、なんと「シグネチャー・スイート」にアップグレードしていただきました。いろいろな偶然が重なってのアップグレードでしたが、「ホテル・ダニエリ 」の中でも最も良いお部屋のひとつに宿泊できたというのは、夢のような体験でした。
ベネチア観光としては、いろいろなところに出かけたのですが、記事としてはゴンドラの乗船体験を取り上げました。ゴンドラはベネチアの代表的なアクティビティですので、一度体験されることをオススメします。
6&7日目:イタリア(ヴェネツィア)から東京(成田)に移動&東京(成田)に帰国
イタリア(ローマ&フィレンツェ&ベネチア)旅行の6日目、7日目は、東京(成田)への帰路になります。
ベネチア空港(マルコポーロ空港)では、免税品のタックスフリー申請を行いました。イタリアでは、税関のスタンプが免除されているため(条件あり)、スムーズに手続きを行うことができました。
その後は、ベネチア空港内の空港ラウンジである「マルコポーロラウンジ」で、搭乗時間ギリギリまでくつろぎました。「マルコポーロラウンジ」にはバリスタが常駐しているため、本格的なコーヒーが楽しめるのが特徴になっています。
帰路で利用したのは「オーストリア航空」のビジネスクラスです。まずは、ベネチアから経由地であるウィーンまで利用しました。EU域内(シェンゲン協定内)の短距離フライトでしたが、美味しいホットミールの提供があり、満足度の高いものでした。
ウィーン空港へ到着後は、ウィーンがお膝元であるオーストリア航空の「セネターラウンジ」を利用しました。本拠地ということで高い期待を持っていましたが、実際利用してみるとそれほどでもなく・・。ただ、空港ラウンジを利用できるというのはビジネスクラスの特権ですね。
ウィーンからは、上海に移動しました。ウィーンから上海へは、シェンゲン協定外の長距離フライトになります。オーストリア航空の長距離ビジネスクラスには、「空飛ぶシェフ(フライングシェフ)」が同行しており、料理の仕上げを機内で実施してくれます。また、充実したコーヒーサービスも特徴になっています。
上海からは、ANAを利用して成田までのフライトとなります。ANAビジネスクラスとなりますが、上海にはANAラウンジがないため、同じ「スターアライアンス」に加盟している「エアチャイナ(中国国際航空)」のラウンジを利用させていただきました。
今回のイタリア(フィレンツェ&ベネチア)旅行で最後のフライトは、ANAのビジネスクラスになりました。約4時間のフライトとなりましたが、安心・安全のANAのサービスで、日本に帰って着た感を、いち早く味わうことができました。
まとめ
今回は、「ローマ&フィレンツェ&ベネチア旅行」の記事を時系列で並べることで、目次・記事一覧を作成しました。
旅行終了後の5月中旬からスタートし、完成することができたのは、8月中旬ということで、全体で約3ヶ月ほど必要になりましたが、今回も無事に最後まで完成させることができました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
こうやってまとめ直してみると、我ながら盛りだくさんのイタリア(ローマ&フィレンツェ&ベネチア)旅行だったなあ、と思います。楽しかった思い出が蘇ってきます。
私が、こんなに豪華で快適な海外旅行ができるようになったのは、陸マイラーになってマイルやホテルのポイントを貯めることができるようになったからです。
陸マイラーの基本となる「ANAマイルの貯め方」「JALマイルの貯め方」については以下の記事でまとめております。
また、ホテルのポイントを貯める基本となる「SPGアメックス」についてはこちらの記事でまとめております。合わせてご参照ください。
それでは、また!
海外旅行記の目次、記事一覧
マイルとホテルのポイントを利用して実現した、海外旅行記の目次、記事一覧は以下になります。合わせてご参照ください。