スポンティーニ:ミラノで食べたい名物ピザ!<イタリア旅行記>
「スポンティーニ」のピザをご紹介したいと思います。スポンティーニはミラノに本店があるピザの老舗。世界的な有名店です。最近は日本にも進出しており、行列ができる人気店のようですね。私は残念ながら日本のお店には伺ったことはないのですが、本場ミラノの「スポンティーニ」を体験してきましたので、そのレポートをお送りしたいと思います。普通のピザとはちょっと違う、ふわふわでチーズがいっぱい、ボリューミーなピザが楽しめますよ。
目次
スポンティーニ(ミラノ)とは
1953年から60年以上続く、ミラノ発祥のピザの老舗です。老舗といっても、テイクアウトも可能なB級グルメのお店です。世界的に有名なお店で、お店の中は地元の人から観光客まで、いつも多くの人で混雑しています。
ミラノの市内には8店舗あります。最近は日本にも進出しており、現在は原宿と渋谷の2店舗があります。
メニューは、切り売りのピザと簡単なドリンクが中心で、イタリアでは珍しい、ふわふわのピザが特徴です。ふわふわのパン生地に、あつあつでとろとろのチーズがたっぶり載っています。
さっと食べて、さっと出かける、そんな感じのカジュアルなお店です。
スポンティーニ(ミラノ)の基本情報とアクセス
さきほどご説明したとおり、スポンティーニにはミラノ市内に8店舗あります。
この中で観光客が利用しやすいのは、ミラノのど真ん中、ドゥオーモおよびガレリアの近くにある「DUOMO」店です。
場所はこちらで、ガレリア内の有名店「サヴィーニ」側の出口を出たところの目の前です。
営業時間は以下になります。
- 朝11:00から深夜1:00まで
スポンティーニ(ミラノ)のピザをレポート
スポンティーニ(ミラノ)のお店の外観
それでは早速、スポンティーニのピザをご紹介していきたいと思います。
「DUOMO」店のお店の外観はこんな感じです。老舗ということで、もっと重厚な外観をイメージしていたのですが、黒をベースとした、スタイリッシュで新しい外観です。
こちらの「DUOMO」店は、スタンディングとテイクアウトだけのお店です。残念ながら、座って食べることはできません。(^_^;)
写真右側の入り口から中に入ると、注文待ちの行列があるので、まずそれに参加します。行列といっても、スタンティングとテイクアウトのお店なので、回転も早く、するすると進んでいきます。
スポンティーニ(ミラノ)のメニュー
お店の中には、メニューが貼ってあるので、これをベースに注文します。
ピザは3種類ありますが、多くの方は、一番有名で基本な「マルゲリータ」を注文しています。マリナーラはチーズなしのトマトソースのみ、マルゲリータはチーズとトマト、プロシュートはチーズとトマトとハム、という感じになります。
- マリナーラ:3ユーロ
- マルゲリータ:3.5ユーロ
- プロシュート:4ユーロ
写真の一番端にあるように、マルゲリータとドリンクのセットメニューも用意されています。こちらが注文も一番簡単でお得だと思います。どれも良心的な値段設定です。
- スポンティーニ1:マルゲリータ+水:4.3ユーロ
- スポンティーニ2:マルゲリータ+ペブシ:5.5ユーロ
- スポンティーニ3:マルゲリータ+ビール:6ユーロ
ペプシとビールの差が0.5ユーロしかないのが若干気になりますよね。それなら、ビールいっちゃいそうです。(^_^;)
注意点としては、「スポンティーニ2」で付いてくるペプシは普通のペプシでダイエットペプシは注文できません。ダイエットペプシが飲みたい場合は、セットメニューでなく、ピザとドリンクを別々で注文する必要があります。
ピピノブはスポンティーニ2を頼んだ後、ダイエットペプシをお願いしたら却下されました・・。
あと、お昼のみ、ラザニア(5ユーロ)が提供されていました。地元の人と思われる方の多くは、ラザニアをテイクアウトしていたので、おいしいのかもしれません。
スポンティーニ(ミラノ)のピザ作りの様子
スポンティーニのピザ作りの様子は、並びながらチラ見することができます。お店の奥の方に釜があって、そこでピザを焼いていますね。
焼きあがると、一旦テーブルに乗せられます。
そしてこちらの「ピザを均等にカットするマシーン」に入れます。この後、レバーを上から下に降ろして、「ジャキーン」とピザをカット。
すると、こんな感じに、綺麗にカットされて提供されます。スポンティーニは大人気店で行列が絶えないので、次から次にピザが売れていきます。なので、基本、焼きたての熱々をいただくことができます。
スポンティーニ(ミラノ)のピザを食す
こちらのお店はスタンディングでセルフサービスなので、焼きたてのピザとドリンクを自分でもらって、席まで運んでいきます。
そしてこちらが、スポンティーニのピザです!
二人とも、基本のマルゲリータを注文しました。ドリンクは水とペプシ。セットメニューである、「スポンティーニ1」と「スポンティーニ2」を一つずつ注文した形ですね。
ピザにフォークが刺してありますが、これをやったのはお店の人です。(^_^;)
ピザのアップはこんな感じです。
大量のチーズがトロトロの状態に成っています。写真でわかりづらいですが、生地の部分は3cmほどの暑さがあり、ふわふわのパン生地になています。
これを、大量のオリーブオイルで揚げ焼きにしているので、ピザの底の部分はカリっと揚がっていて、パリパリの状態になっています。
そして、食べてみた感想は、
「ちょっと豪華なピザパン」
といった感じでした。(^_^;)
最初の1口目は大量のチーズのインパクトでとても美味しく感じるのですが、2口、3口と進んでいくにつれ、ふわふわのパン生地のボリュームが勝ってきます。
そして、食べ進むにつれて、「なんだ、これピザパンじゃん」感が強くなってくるんですよね。私は最後までおいしく完食しましたが、妻は半分ぐらい残してしまいました。
値段もお手ごろですし、確かに前半は美味しいので、ミラノの代表的なB級グルメとして、一度は味わってみる価値はあると思いますが、2度目はないかなあ・・。
スポンティーニさん、ちょっと辛口でごめんなさい。
実は、ピピノブはピザ好きで、都内の有名店を食べ歩きしているぐらいなんです。
なので、イタリア旅行前から、こちら「スポンティーニ」のピザをとっても楽しみにしており、滞在中毎日行こうかと考えていたぐらいでした。
なので、期待を高めすぎたのがよくなかったのかもしれません・・。
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イタリア旅行のスケジュールのおさらい
今回のイタリア旅行は5泊7日の日程になります。旅行日程は以下になります。
- 1日目:成田からミラノへ移動<AZ787>、ミラノ着(ウェスティン・パレス・ミラノ泊)
- 2日目:ミラノの観光Day①(ウェスティン・パレス・ミラノ泊)<== 今ココ
- 3日目:アウトレットショッピングDay(ヒルトン・ミラノ泊)
- 4日目:ヴェローナ観光Day(ヒルトン・ミラノ泊)
- 5日目:ミラノ観光Day②(ヒルトン・ミラノ泊)
- 6日目:ミラノから成田へ移動<AZ786>
- 7日目:成田着
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まとめ
今回は「スポンティーニ」のピザをご紹介させていただきました。
スポンティーニにはミラノに本店があるピザの老舗で、世界的にも有名なお店です。期待して伺ったのですが、感想はちょっと辛口になってしまいました。
ですが、ミラノを代表するB級グルメであることには間違いありませんので、ミラノを訪れた際には、ぜひ一度体験されることをお勧めします。
豪華なピザパンと感じるか、絶品ピザと感じるかは、あなた次第です。(^_^)
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それでは、また!