国際線は空港に何時間前に到着がオススメ?やることをベースに解説!
海外旅行に行く際、いつも悩むのが「空港には何時間前(何分前)到着すべきか?」という点です。せっかくの海外旅行ですから、到着時間を間違えて「飛行機に乗り遅れた!」なんて事態は避けたいもの。楽しい海外旅行が台無しになってしまいますからね。そこで当記事では、空港に到着後にやる必要があること(=やること)と所要時間を、私自身の実体験をベースにまとめてみました。結果として、国際線利用の際は、何時間前に空港に到着するのがオススメなのかを、空港での過ごし方や海外旅行の経験でのパターン別に、ご紹介したいと思います。
更新履歴(2023年1月9日):最新情報に更新!
目次
国際線は空港に何時間前に到着がオススメ?
多くの方には2時間半前の空港到着がオススメ
まずは、結論からご紹介したいと思います。
私の独断と偏見に基づく、パターン別の空港への到着時間のオススメは以下になります。多くの方に適合するのは「パターンB」で2時間半前の到着をオススメします。
<空港への到着時間:パターン別オススメ>
- パターンA:3時間前
- 海外旅行が初めての方
- 空港内の免税店でゆっくり買い物をしたい方(Bにプラス30分程度)
- 空港内のレストランで食事をしたい方(Bにプラス30分程度)
- 空港ラウンジをホッピングしたい方(Bにプラス30分程度)
- 空港内でシャワーを利用したい方(Bにプラス30分程度)
- 繁忙期に税関手続きを行う必要がある場合(Bにプラス30分程度)
- パターンB:2時間半前(標準)<=多くの方へのオススメ!
- 海外旅行経験がある方
- 空港内のショッピングはそこそこでよい方(30分程度)
- 空港内での食事はカフェでの軽食でよい方(30分程度)
- 空港ラウンジの利用はそこそこで良い方(30分程度)
- パターンC:1時間40分前
- 海外旅行経験が豊富で、万が一の場合はご自身で対応できる方
- 上級会員もしくはビジネスクラス、ファーストクラスのチケット利用で所要時間を短縮できる方
- 利用する空港内の移動に熟知している方(Bからマイナス20分程度)
- 空港内では寄り道しない方(Bからマイナス30分程度)
また、ゴールデンウィークやお盆、年末年始は混雑するため3時間前の到着を心がけましょう。
以下では、この結論に至った理由を順番にご説明していきたいと思います。
大手旅行会社の場合は2時間前集合が一般的
JTBやHISなどの大手旅行会社のツアーを利用すると、概ね、空港への集合時間は利用するフライトの「2時間前」が指定されています。
これは、空港への到着時間ではなく、空港内に用意されている旅行代理店のチェックインカウンターへの集合時間となっているケースがほとんどです。そのため、空港への到着時間には、空港内の移動時間も考慮する必要があります。
空港への到着時間には、空港内の移動時間も考慮する必要があり
国際空港はとても巨大で、電車などのホームから、出発ロビーへの移動にはかなりの時間を要します。特に、初めての空港で不慣れな場合などは要注意です。
こちらは、関東圏の海外旅行者の多くの方が利用する「成田空港」のフロアマップです。鉄道駅は地下1階、バスやタクシー乗り場は1階、出発ロビーは4階となっています。
利用する交通手段にもよりますが、広大な空港内を階をまたがって移動するだけでも、慣れている方で10分程度、その空港利用が初めての方であれば20分程度必要になる場合もあります。
<成田空港:フロアマップ>
空港への到着時間には、一般的なオススメは2時間半前
上記のように、集合時間の「2時間前」という数字と、空港内の移動に必要な時間である「10分から20分」を加えると、空港への到着時間としては、ざっくり「2時間半前」としておけば大丈夫そうです。
<空港への到着時間:一般的なオススメ>
- チェックインカウンターへの集合時間:2時間前
- 空港内の移動にかかる所要時間:10分から20分程度
- 合計としてのオススメ時間:2時間半前
2時間半前であれば、30分程度のショッピングの時間や休憩時間も確保することができる余裕がありますので、多くの方にとって、ちょうど良い到着時間になると思います。
ただ、これは一般的な数字ですので、空港での過ごし方や海外旅行の経験によって、空港内での必要時間は異なってきます。以下では、パターン別にオススメ時間を考えて見たいと思います。
空港内での過ごし方や海外旅行経験によって到着時間は見直す必要あり
例えば、私は「陸マイラー」という特殊な趣味を持っており、海外旅行はもとより、飛行機に乗ったり、空港ラウンジに行ったりすること自体が楽しみになっています。
そのような場合、空港ラウンジを何軒も「はしご」するようなことがあります。
空港ラウンジではシャワーも利用できるため、夜発便の場合などスッキリした気分でフライトしたい時に、利用したりもします。
また、一般の方でも「空港の免税店でゆっくり買い物したい」「空港内のグルメストリートやお土産ショップに行きたい」、という方もいらっしゃると思います。
そうすると、空港で過ごす時間が長くなっていきますので、空港に2時間半前に到着しても、時間が足りなかった、ということもあります。
一方で、海外旅行に精通されている方で「空港内ではまったく寄り道をしない」、という方もいらっしゃると思います。
そのような方の場合、空港に2時間半前到着では、時間が余ってしまいます。(まあ、そのような方は、この記事をそもそも参照しないという話はありますが・・。)
パターン別の空港への到着時間のオススメ(結論)
ここまでの議論から、パターン別の空港への到着時間のオススメは以下になります。もちろん、空港の混雑度合いによって、ショッピングやラウンジの利用時間は前後することはご了承ください。
<空港への到着時間:パターン別オススメ>
- パターンA:3時間前
- 海外旅行が初めての方
- 空港内の免税店でゆっくり買い物をしたい方(Bにプラス30分程度)
- 空港内のレストランで食事をしたい方(Bにプラス30分程度)
- 空港ラウンジをホッピングしたい方(Bにプラス30分程度)
- 空港内でシャワーを利用したい方(Bにプラス30分程度)
- 繁忙期に税関手続きを行う必要がある場合(Bにプラス30分程度)
- パターンB:2時間半前(標準)<=多くの方へのオススメ!
- 海外旅行経験がある方
- 空港内のショッピングはそこそこでよい方(30分程度)
- 空港内での食事はカフェでの軽食でよい方(30分程度)
- 空港ラウンジの利用はそこそこで良い方(30分程度)
- パターンC:1時間40分前
- 海外旅行経験が豊富で、万が一の場合はご自身で対応できる方
- 上級会員もしくはビジネスクラス、ファーストクラスのチケット利用で所要時間を短縮できる方
- 利用する空港内の移動に熟知している方(Bからマイナス20分程度)
- 空港内では寄り道しない方(Bからマイナス30分程度)
前述のとおり、多くの方(=普通の方)へのオススメは「2時間半前」となる「パターンB」です。「パターンB」であれば、30分程度のショッピングの時間や休憩時間も確保する余裕がありますので、多くの方にとって、ちょうど良い到着時間になると思います。
一方、私の場合は前述のとおり、空港内で空港ラウンジをホッピングしたり、シャワーを利用したりしますので、「パターンA」に該当します。そのため、私自身は海外旅行経験が豊富な方ですが、いつも3時間前には空港に到着するようにしています(笑)。
「パターンC」の「1時間40分前」というのは、結構ギリギリです。本当に旅慣れた、自信のある方のみ選択してください。私は自信がありません・・。
いずれにしても、せっかくの海外旅行なわけですから、遅刻しないように余裕をもって行動しましょう!これが一番大切です。
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国際線利用の際に空港でやることと所要時間
国際線利用の際に空港でやること一覧
ここでは、国際線利用の際に、空港到着後に行う必要がある手順(=やること)と、それぞれの所要時間を、順を追って確認してきたいと思います。
事前にこれをおさえておくことで、当日焦ることなく行動することができます。
また、所要時間については、私自身の経験に基づいた数字となりますので、あらかじめご了承いただければと思います。
<国際線利用の際に空港でやること一覧>
- 搭乗手続き(チェックイン)
- 保安検査(セキュリティチェック)
- 税関手続き(必要な場合のみ)
- 出国審査
- 免税店でのショッピングや空港ラウンジ利用(オプション)
- ゲートへの移動&搭乗
搭乗手続き(チェックイン)
搭乗手続き(チェックイン):概要
まずは「搭乗手続き(チェックイン)」です。JTBやHISなどのパッケージ旅行の際は、このステップの前に、旅行代理店のチェックインカウンターでチェックインを行い、航空券(eチケット)やスケジュールなどの必要書類を受け取っておく必要があります。
ここでいう「搭乗手続き(チェックイン)」は、実際に利用する航空会社のフライトに対するチェックインになります。フライトのチェックインは、自分自身で行う必要があるため、パッケージ旅行であっても、このステップは必須となります。
成田空港を例とすると、4階に出発ロビーがあり、この出発ロビーに各航空会社のチェックインカウンターが並んでいます。チェックインカウンターの場所は、空港内のマップなどで確認することができます。
チェックインの際は、航空会社のチェックインカウンターでパスポートと航空券(eチケット)を提示し、搭乗券(ボーディングパス)を受け取ります。この際、機内持ち込み手荷物以外の荷物はカウンターへ預け、手荷物引換証を受け取ります。
また、ハワイやニューヨークなど、米国に入国する際は「ESTA」も必要になりますので、忘れないように事前に申請しておきましょう。
搭乗手続き(チェックイン):必要なものと所要時間
所要時間は、カウンターが空いてる場合は5分程度、混雑している場合は30分以上必要になる場合があります。
<搭乗手続き(チェックイン):必要なものと所要時間>
- 必要なもの:パスポート、航空券(eチケット)、ESTA(米国に入国する場合)
- 所要時間:5分から30分前後
搭乗手続き(チェックイン):混雑を回避する方法
基本的に、旅行代理店が集合時間として定めているフライトの2時間前の前後が最も混雑します。混雑を回避したい場合は、早めに空港に到着するようにしましょう。
また、チェックインの混雑を回避するためには、航空会社の上級会員になるという手もあります。上級会員になると、エコノミークラスのチケット利用であっても、ビジネスクラスのチェックインカウンターを利用できるようになります。
もちろん、ビジネスクラスであればビジネスクラスカウンターが、ファーストクラスであればファーストクラスカウンターを利用することができますので、スイスイとチェックインを行うことができます。
搭乗手続き(チェックイン):チェックインの締め切り時間
ちなみに、航空会社ごとにチェックインの締め切り時間が定められています。この時間までにチェックインが行われない場合、航空会社側でフライトをキャンセルする場合があります。そういう意味では、このチェックイン締め切り時間が最初のデッドラインになりますね。
ANAとJALの場合は、フライトの60分前がチェックインの締め切り時間となっています。この締め切り時間は利用する航空会社によって異なりますので、都度、チェックしておくようにしましょう。
<チェックインの締め切り時間>
- ANA:60分前(羽田空港は40分前)
- JAL:60分前
次にご紹介する「保安検査(セキュリティチェック)」の前に、一般エリアでやる必要があることがあれば実施しておきましょう。例えば、両替やWiFiルータの引き取り、コートなどの荷物預け、などなどです。ちなみに、両替に関しては、保安検査後の制限エリアでも行うことができます。
保安検査(セキュリティチェック)
保安検査(セキュリティチェック):概要
続いては、ハイジャックなど危険防止のため、「保安検査(セキュリティチェック)」が行われます。ここでは、手荷物検査とボディチェックなどがあります。
「保安検査(セキュリティチェック)」の際は、まずは搭乗券を提示し、当日のフライト利用であることの確認が行われます。
続いて、機内持ち込み手荷物に対するX線検査と、人に対するセキュリティチェックのため、金属探知機のゲートをくぐります。この際、必要に応じて、ボディチェックもあります。
この際、刃物などの危険物は当然ながら、液体物も機内持ち込みの制限を受けるため注意が必要です。基本的には、100ml以上の容量を超える液体物は機内へ持ち込むことはできません(注:チェックインカウンターでの預け荷物を覗く)。
<液体物の機内持ち込み制限>
また、100ml以下の容量の液体物であっても、透明のプラスチック製袋にパッケージングする必要があります。サイズも縦20㎝以下×横20㎝以下が目安となっています。透明のプラスチック製袋は空港で購入することもできますが、事前に用意しておくと、当日慌てずに済むためオススメです。
<液体物のパッケージング方法と注意点>
- 100ml(g)以下の容器に入った液体物で、容量1リットル以下のジッパーの付いた再封可能な透明プラスチック製袋に、余裕を持って入れてください。 ※100ml以下の容器であったとしても、透明のプラスチック製袋に入っていない場合は持ち込みができません。
- 持ち込みにご利用できる透明プラスチック製袋のサイズの目安は、縦20㎝以下×横20㎝以下になります。マチ付きの物は容量が1リットルを超えてしまいますので、使用はできません。
- 透明プラスチック製袋はお客様ご自身でご用意ください。コンビニ・ホームセンター等でも販売しております。 ※透明プラスチック製袋の持ち込みは、お客様お1人につき1つのみ。
保安検査(セキュリティチェック):必要なものと所要時間
所要時間は、空いてる場合は10分程度、混雑している場合は30分以上必要になる場合があります。特に、年末年始やGW(ゴールデンウィーク)、お盆などのホリデーシーズンは混雑する傾向にありますので注意が必要です。
<搭乗手続き(チェックイン):必要なものと所要時間>
- 必要なもの:搭乗券、透明のプラスチック製袋(液体物を持ち込む場合)
- 所要時間:10分から30分前後
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保安検査(セキュリティチェック):混雑の回避方法
利用する空港や航空会社にもよりますが、上級会員やビジネスクラス、ファーストクラス利用者の場合は、優先保安検査を利用できる場合があります。優先保安検査は一般の保安検査よりも、空いている場合が多いため、混雑を回避することができます。
税関手続き(必要な場合のみ)
税関手続き:概要
続いては「税関手続き」です。この「税関手続き」は必要な場合のみのオプションです。
対象者は以下のような条件に合致する方になります。
<税関手続き:必要な条件>
- 100万円(北朝鮮を仕向地とする輸出にあたっては10万円)相当額を超える現金などを持ち出す場合
- 現在使用している時計やネックレスなどの外国製品を外国に持ち出す場合
「現在使用している時計やネックレスなどの外国製品を外国に持ち出す場合」というのは、海外からの帰国時に関税が発生しないよう、あらかじめ自分が保有していたものであることを証明するために必要になります。
逆に言えば、これを実施しておらず、帰国時に申告漏れが指摘されても、文句が言えないということになってしまいます。
基本的には「海外旅行には高価な貴金属を身につけていかない」というのが、セキュリティー面、つまりは、海外で窃盗や盗難などのトラブルを回避するための鉄則になります。
しかしながら、どうしても高価なものを身につけていたい場合は、事前に申告しておきましょう。以下は、外国製品を外国に持ち出す場合の注意事項になります。
<外国製品を外国に持ち出す場合の注意事項>
- 海外旅行の際に現在使用している外国製品、例えば、時計、ネックレス、指輪などを外国に持出す場合は、「外国製品の持出し届」に持出す物の品名、数量、特徴などを記入し、現品を添えて税関の確認を受けて下さい。用紙は税関にあります。(英語版もあります。)
- スーツケースなどに外国製品を入れて「機(船)内預け」とする場合は、航空(船)会社へ荷物を預ける前に必ず税関の確認を受けて下さい。
- この確認を事前に受けてない場合は、帰国時に外国で購入したものと区別できずに課税されることがあります。
- また、この持出し届は、帰国の際に税関に提出する必要がありますので、紛失しないように大切に保管しておいて下さい。
税関手続き:必要なものと所要時間
所要時間は、空いてる場合は10分程度、混雑している場合は30分以上必要になる場合があります。こちらも、年末年始やGW(ゴールデンウィーク)、お盆などのホリデーシーズンは混雑する傾向にありますので注意が必要です。
<税関手続き:必要なものと所要時間>
- 必要なもの:外国製品持出し届、支払手段等の携帯輸出・輸入申告書、出証明申請書、等
- 所要時間:10分から30分前後
税関手続き:混雑の回避方法
税関手続きの混雑の回避方法は「申告が必要なものは持ち出さない」という点に限ります。繰り返しますが、貴金属などの高価なものは、海外旅行中のセキュリティーのリスクにもなりますので、大事なものは家においておきましょう。
出国審査
出国審査:概要
続いては「出国審査」です。カウンターでパスポートと搭乗券を提示して審査を受けます。ここでは特に難しいことはありません。列に並んでひたすら待つのみのです。
ただ、審査を受ける際、マスクや帽子、サングラスなどは着用できませんので、あらかじめ外しておくようにしましょう。また、パスポートケースも外しておく必要があります。
出国審査:必要なものと所要時間
所要時間は、空いてる場合は5分程度、混雑している場合は30分以上必要になる場合があります。こちらも、年末年始やGW(ゴールデンウィーク)、お盆などのホリデーシーズンは混雑する傾向にありますので注意が必要です。
<出国審査:必要なものと所要時間>
- 必要なもの:パスポート、搭乗券
- 所要時間:5分から30分前後
出国審査:混雑の回避方法
最近では、出国審査の混雑回避のため「顔認証ゲート及び自動化ゲート」というものが用意されています。
自動化ゲートは、パスポートと指紋の照合により本人確認を行うことで、自動的に出入国手続きを行うことができるシステムです。
ディスプレイの表示に従って簡単な操作をするだけ完了します。また、利用登録はフライトの当日に空港で行うことができます。
ただし、自動化ゲートを利用した場合は、パスポートにスタンプ(証印)がされません。スタンプを希望する場合は、自動化ゲートの職員にお願いする必要があります。
免税店でのショッピングや空港ラウンジ利用(オプション)
ここまでで、出国時に必要な手続きはひととおり完了しましたので、あとは、免税店でのショッピングや空港ラウンジを利用して、自由時間を満喫しましょう。
空港ラウンジには、「カードラウンジ」と「航空会社ラウンジ」の2種類があります。
カードラウンジはその名前のとおり、ゴールドカード保有などの条件を満たしたカード会員が利用できるラウンジです。通常、ソフトドリンクとスナックが無料で提供されています。
基本的には、保安検査前の一般エリアに設置されている場合が多いのですが、羽田空港の「スカイラウンジ/スカイラウンジアネックス」のように、保安検査後の制限エリアに設定されているものもあります。
航空会社ラウンジは、航空会社の上級会員、もしくは、ビジネスクラス、ファーストクラス搭乗者が利用できるラウンジです。通常、アルコールを含むドリンクと、食事、シャワーなどが無料で提供されています。
航空会社ラウンジは、カードラウンジに比べて、提供されるサービスの種類も質も高いため、搭乗時間まで優雅な時間を過ごすことができます。
成田空港国際線の航空会社ラウンジの利用例は以下になります。
また、羽田空港国際線の航空会社ラウンジの利用例は以下になります。
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ゲートへの移動&搭乗
ゲートへの移動&搭乗:概要
最後に、搭乗時間になりましたら搭乗ゲートに移動します。搭乗時間は搭乗券に記載されているはずですので、その指示に従いましょう。
航空会社によって異なりますが、基本的には、出発時刻の30分前の時刻が指定されているはずです。
ただし、まれに(海外の空港ではしばしば)出発時刻の変更が発生することがありますので、出発時刻が近づきましたら、空港内に設置してある電子掲示板を再度確認するようにしましょう。
ゲートへの移動&搭乗:必要なものと所要時間
国際空港は巨大であるため、現在地から搭乗ゲートまでの移動時間を把握しておくことも重要です。空港の端から端まで移動するような場合には、30分以上必要な場合もあります。
空港ラウンジやカフェ、レストランなど、時間を費やす場所が決まりましたら、そこから搭乗ゲートへの移動に必要な所要時間を必ず確認しておくようにしましょう。
そして、最後の最後にダッシュしなくても良いように、余裕を持って搭乗ゲートに移動するようにしましょう。
<ゲートへの移動&搭乗:所要時間と必要なもの>
- 必要なもの:パスポート、搭乗券
- 所要時間:30分前に到着しておく
ゲートへの移動&搭乗:混雑の回避方法
上級会員やビジネスクラス、ファーストクラス利用者の場合は、優先搭乗を利用することができます。エコノミークラスの長い行列を横目に、優先して機内に搭乗することができるため、混雑を回避することができます。
優先搭乗すれば、機内で荷物入れをいち早く確保できますし、ビジネスクラスやファーストクラスであれば、シャンパンをいただきながら、優雅に出発を待つという体験も可能です。
空港でやることとと所要時間のまとめ
国際線でやることと所要時間の合計
ここまでの、国際線利用の際に空港で行う必要がある手順(=やること)の所要時間をまとめると以下のようになります。
税関手続きありの場合で「60分から2時間半」、税関手続きなしの場合で「50分から2時間」となりました。
<国際線でやることと所要時間の合計>
- 搭乗手続き(チェックイン)
- 5分から30分前後
- 保安検査(セキュリティチェック)
- 10分から30分前後
- 税関手続き(必要な場合のみ)
- 10分から30分前後
- 出国審査
- 5分から30分前後
- 免税店でのショッピングや空港ラウンジ利用(オプション)
- 任意(空き時間を利用)
- ゲートへの移動&搭乗
- 30分前
- 合計
- 税関手続きありの場合:60分から2時間半、中間値=1時間45分
- 税関手続きなしの場合:50分から2時間、中間値=1時間25分
こうやってまとめてみると、国際線での空港での手続きには、意外と時間が必要なことがわかります。
旅行代理店の多くが設定している「2時間前」という集合時間も、それほど余裕があるわけではありません。それぞれの中間値で考えた場合、自由時間は税関手続きありの場合で15分、なしの場合で35分程度となります。
パターン別オススメ時間
パターン別の空港への到着時間のオススメを再掲いたします。空港での過ごし方と海外旅行への経験に合わせて、ご自身にぴったりのパターンを選択していただければと思います。
<空港への到着時間:パターン別オススメ>
- パターンA:3時間前
- 海外旅行が初めての方
- 空港内の免税店でゆっくり買い物をしたい方(Bにプラス30分程度)
- 空港内のレストランで食事をしたい方(Bにプラス30分程度)
- 空港ラウンジをホッピングしたい方(Bにプラス30分程度)
- 空港内でシャワーを利用したい方(Bにプラス30分程度)
- 繁忙期に税関手続きを行う必要がある場合(Bにプラス30分程度)
- パターンB:2時間半前(標準)<=多くの方へのオススメ!
- 海外旅行経験がある方
- 空港内のショッピングはそこそこでよい方(30分程度)
- 空港内での食事はカフェでの軽食でよい方(30分程度)
- 空港ラウンジの利用はそこそこで良い方(30分程度)
- パターンC:1時間40分前
- 海外旅行経験が豊富で、万が一の場合はご自身で対応できる方
- 利用する空港内の移動に熟知している方(Bからマイナス20分程度)
- 空港内では寄り道しない方(Bからマイナス30分程度
まとめ
今回は、私自身の実体験をベースに、国際線利用の場合は何時間前に空港に到着するのがオススメなのかをまとめてみました。
旅行中には、思わぬアクシデントや忘れ物など、想定外の事態が発生するものです。また、年末年始やGW(ゴールデンウィーク)、お盆などのホリデーシーズンは空港へ行くまでのルートでも混雑が予想されます。
パターン別のオススメ時間を目安にしながら、空港への到着時間は、早め早めに計画していきましょう。万が一、早く到着しすぎてしまっても、最近では、空港内のショッピングモールやレストランなども充実していますので、十分楽しめるのではないかと思います。
今回は国際線についてまとめさせていだきました。国内線についてはこちらでまとめておりますので、合わせてご参照ください。
それでは、また!