インターコンチネンタル横浜Pier 8のクラブラウンジをブログレポート!<アフタヌーンティー / カクテルタイム / ナイトキャップ>
クラブラウンジはクラブフロア宿泊者のみが利用できる特別な場所です。「インターコンチネンタル横浜Pier 8」では、4つの時間帯でのフードプレゼンテーションとドリンクのサービスを提供しています。実際体験してみると、クラブラウンジとは思えないほどのクオリティーの高さで、大満足の内容でした。当記事では、クラブラウンジの営業時間とタイムスケジュールから、全体像、アフタヌーンティー、カクテルタイム、ナイトキャップまでの様子を詳しくご紹介したいと思います。
目次
インターコンチネンタル横浜Pier 8とは
横浜「みなとみらい21新港地区」に新オープンしたIHGのホテル
「インターコンチネンタル横浜Pier 8」は、世界的なホテルチェーンである「インターコンチネンタルホテルズグループ (IHG)」のホテルです。
2019年10月に、横浜の「みなとみらい21新港地区」にオープンしました。
IHGの会員プログラム「IHG One Rewards(IHGワンリワーズ)」の詳細はこちらの記事をご参照ください。
客船ターミナル兼商業施設である「横浜ハンマーヘッド」に入居
「インターコンチネンタル横浜Pier 8」が入居するのは、新港ふ頭客船ターミナルが横浜市と連携して開発を進めた「ハンマーヘッド」と呼ばれる客船ターミナル兼商業施設です。
1階から5階および屋上までを占めています。
客船ターミナルということで、港に突き出たような構造となっており、建物の3方を海に囲まれているのが特徴です。建物自体も低層となっているため海との距離がとても近く、波のここち良い音や潮の匂いを感じることができます。
「インターコンチネンタル横浜Pier 8」の公式サイトはこちらになります。最新情報はこちらからもご確認ください。
参考 Topページインターコンチネンタル横浜Pier 8
インターコンチネンタル横浜Pier 8:クラブラウンジ「クラブインターコンチネンタル」とは
クラブインターコンチネンタルはクラブフロア宿泊者専用ラウンジ
「インターコンチネンタル横浜Pier 8」の最上階である5階はクラブフロアとなっています。そして、同じく5階には、クラブフロア宿泊者専用ラウンジであるクラブラウンジが用意されています。
こちらのクラブラウンジは「クラブインターコンチネンタル」という名称で運営されています。
こちらのラウンジでは、チェックインやチェックアウトなどの手続きが行える他、時間帯に応じたフードプレゼンテーションとドリンクのサービスを受けることができます。
<利用資格>
- クラブフロア宿泊者
インターコンチネンタル横浜Pier 8のクラブラウンジ:営業時間とタイムテーブル
朝食からアフタヌーンティー、イブニングカクテル、ナイトキャップまで4つの時間帯でフードプレゼンテーションを実施
「クラブインターコンチネンタル」の営業時間は、7時から21時までとなっています。
また、朝食、アフタヌーンティー、イブニングカクテル、ナイトキャップの4つの時間で、専用キッチンで調理したフードや、幅広い品揃えを誇るドリンクをいただくことができます。
営業時間とタイムスケジュールをまとめると以下のようになります。
<営業時間とタイムスケジュール>
- 営業時間:7:00 – 21:00
- 朝食:7:00 – 12:00
- アフタヌーンティー:15:00 – 17:00
- カクテルタイム:17:30 – 19:30
- ナイトキャップ:19:30 – 21:00(ラストオーダー 20:30)
ランチの時間帯は用意されていませんが、朝食が12時まで提供されていますので、ブランチとしても利用できるようになっているのが特徴となっています。
以前は朝食が「13時まで」提供されていましたが、11月からは12時までに変更になりました。また、アフタヌーンティーのスタートも以前は「14時から」でしたが、これも「15時から」に変更になっています。
インターコンチネンタル横浜Pier 8のクラブラウンジ:アフタヌーンティー、カクテルタイム、ナイトキャップをブログレポート
当記事では、クラブラウンジで実際に体験することができた「アフタヌーンティー」「カクテルタイム」「ナイトキャップ」の3つの時間帯の様子をご紹介します。
内容が盛り沢山になってしまいましたので、朝食については次の記事でまとめたいと思います。私が利用したのは、2020年11月上旬になります。
クラブラウンジ:全体像と雰囲気
「インターコンチネンタル横浜Pier 8」のクラブラウンジである「クラブインターコンチネンタル」は、ホテルの5階に位置しています。エントランスには鍵がかけられており、ルームキーでアクセスする形になっています。
エントランスから中に入るとレセプションがあります。こちらで入館資格を確認することになりますが、基本的にはチェックインの際に顔を覚えてくださるので、そのままスルーで席の方に案内いただくことができます。
クラブラウンジの全体像はこんな感じです。窓に沿って縦に長い奥行きのある構造になっています。窓際にはペアシートや2人用のテーブルが、中央には4人掛けのテーブルが、奥にはソファー席が主に配置されています。
全体的にモダンでシンプルながらも、高級感のある内装になっていますね。
クラブラウンジは、窓が大きくとられているため、昼間は明るく開放感のある雰囲気です。窓からは、港町横浜のベイビューを楽しむことができます。正面には海上保安庁の施設、左手奥にはベイブリッジの姿も捉えることができます。
クラブラウンジの奥には、4人から5人で利用できそうな、ちょっと個室っぽいソファーエリアも用意されています。ファミリーで訪れた際もリラックスできそうですね。
また、ラウンジの中央にはダイニングテーブルとビュッフェカウンターが用意されています。
ビュッフェカウンターには、常時ドリンクが並べられています。ただ、コロナ禍の現状では、ドリンクもフードもテーブルでのオーダーとサーブになります。
そのため、基本的にはこちらのビュッフェカウンターに立ち寄ることはありませんでした。
クラブラウンジ:アフタヌーンティーの様子
それではまずは、アフタヌーンティーの様子をご紹介したいと思います。この時は、窓際のカップルシートを利用することができました。ベイビューの眺望が素敵です。
アフタヌーンティー:メニュー
まず、こちらはドリンクメニューです。アフタヌーンティーの時間では、紅茶、コーヒー、ソフトドリンクの提供になります。こちらは、アフタヌーンティーだけでなく、全時間帯で共通のメニューとなっています。
写真ではわかりづらいと思いますので、転記すると以下のようになります。
紅茶はシンガポールの紅茶ブランドである「TWG(ティーダブリュージー)」の提供となります。
また、ミネラルウォーターは、エビアンとアクア・パンナ、炭酸水はペリエとサンペレグリノ、というように好みに合わせて選択できるようになってます。
有料のバーのような充実した品揃えですね。
<ドリンクメニュー>
- 紅茶
- イングリッシュブレックファースト、ダージリン、アールグレイ、ハルムッティ(アッサム)、緑茶、カモミールティー、モロカンミントティー、ミッドナイトアワーティー(フルーツティー)、アイスティー
- コーヒー
- ブラックコーヒー、カフェインレスコーヒー、カフェ・ラテ、カプチーノ、フラットホワイト、エスプレッソ、マキアート、アイスコーヒー
- チョコレート&ミルク
- チョコレート(ホットまたはアイス)、ミルク(ホットまたまアイス)
- ソフトドリンク
- フレッシュオレンジジュース、フレッシュグレープフルーツジュース、フレッシュミックスジュース、アップルジュース、トマトジュース
- ペリエ、サンペレグリノ、エビアン、アクア・パンナ、コカ・コーラ、コカ・コーラゼロ、ジンジャーエール、セブンアップ、トニックウォーター、ウーロン茶
続いて、こちらがフードメニューになります。提供されているのはアフタヌーンティーセットが1種類で、デザート、オードブル、スコーンなどから構成されています。
<アフタヌーンティーセット>
- 本日のおすすめデザート6種
- 本日のおすすめオードブル3種
- ホテルメイドのスコーン2種
- お好きな紅茶、コーヒー
アフタヌーンティー:実食
そんなこんなで、いただいたものをご紹介していきたいと思います。
まずこちらはドリンクで、紅茶メニューからアールグレーをオーダーしました。ポットで提供されるのが嬉しいポイントです。銀色でピカピカと輝いています。
続いてこちらがフードです。アフタヌーンティー伝統の3段トレイでやってきます。2人分が盛られていますので、非常に豪華です。華やかな見た目にテンションが高まります。
拡大するとこんな感じです。1段目にはチョコレートとぶどうのゼリー、2段目には、マカロンとエクレア、リンゴと栗(モンブラン)のミニケーキ、というように、まずは6種類のデザートが並べられています。
3段目には、キッシュとチーズ&オリーブ、パテという感じで、3種類のオードブルとなってます。
そして、平皿の方には、プレーンとかぼちゃ、2種類のスコーンという形になっています。付け合わせとしてクリームとジャムも3種類が用意されています。
どれも丁寧に作られており、見た目もさることながら味も最高でした。ラグジュグアリーホテルのロビーで提供されるレベルのもので、東京都心でいただけば1人5,000円はしそうなクオリティーです。
クラブラウンジで提供されるアフタヌーンティーとしては最高レベルではないでしょうか。
クラブラウンジのアフタヌーンティーとしては「ザ・リッツ・カールトン東京」や「ザ・リッツ・カールトン大阪」のものが定評がありますが、これらに匹敵するものと感じました。
クラブラウンジ:カクテルタイムの様子
さて、続いてはカクテルタイムです。この時間になると外はすっかり暗くなり、また、ラウンジ内の照明も暗めに調整され、ちょっと大人な雰囲気になります。
アフタヌーンティーの時間帯ではアルコールは提供されていませんでしたが、カクテルタイムになると本格的に解禁になります。ビュッフェテーブルの上には、シャンパンやワイン、洋酒などがずらずらっと並べられています。
カクテルタイム:メニュー
カクテルタイムのフードメニューはこちらになります。セットメニューでの提供になりますので非常にシンプルで、「前菜の盛り合わせ」と「本日の温製料理4種」となっています。
<フードメニュー>
- 前菜の盛り合わせ
- 本日の温製料理4種
続いてはドリンクメニューです。シャンパン、ワイン、ビールというような形で続いています。シャンパンは「ハイパー・エドシック ブリュット」ということで、こちらは市価だと1本5,000円ほどするものです。
さすが良いものを用意していますね。
その他、ワインも1本2,000円から3,000円ほどするものが中心で、クラブラウンジとしてはグレードが高いものが用意されているのがわかります。
こちらはカクテルや洋酒のメニューです。カクテルは、通常のアルコール入りのもの加えて、ノンアルコールのものも用意されています。アルコールが苦手な方には嬉しい心遣いですね。
ウィスキーやブランデーも「ローズモルト」や「レミーマルタン」など、なかなか良いものが用意されています。アルコール好きはたまりませんね。
カクテルタイム:実食
そんなこんなで、いだいたものはこちらになります。
夕方に観光に出かけて喉が乾いていたため、まずはビールで乾杯。
ビールは「アサヒプレミアム熟撰」。初めていただきましたが、最初は麦を強く感じますが後味はすっきりの、なかなか美味しいビールでした。
さすがプレミアムです。妻はアルコールが弱いので、ノンアルコールカクテルから「柚子モヒート」をいただきました。
ビールを飲んで一息ついていると、まずは「前菜の盛り合わせ」がやってきました。
中央には「バーニャカウダ」、その周りには「シマアジのカルパッチョ」や「鴨肉のハム」「フォアグラとうなぎのタルト」「生ハムとブルーチーズのムーズ」など、見た目鮮やかなオードブルが並んでいます。
味も本格的で、どれも絶品です。
料理が美味しいとお酒も進みますよね、ということで、ビールに続いては、シャンパンもいただきました。「ハイパー・エドシック ブリュット」は、香りは華やかですが味わいはさらっとしていて、料理にとても良く合います。
続いては、こちらがメインとなる「本日の温製料理4種」となります。
「鴨肉のロースト」を中心に、「フォアグラのブリュレ」や「サンマのコンフィ」「サンマのキッシュ」などが並べられています。どれもサイズは大きくはないですが質は高く、こちらもどれも絶品でした。
こちらのクラブラウンジのカクテルタイムは、パンやパスタ、ご飯ものの提供はありませんので、ディナーの代替として利用するのは難しそうです。
本格的なディナーの前にちょっと利用するというのが正しい使い方なのかもしれません。
ただし、アルコールの品揃えは豊富で、グレードの高さも合わせて素晴らしいものです。また、フードはどれも見た目は美しく、質も高いもので絶品の数々でした。
都内近郊でも、間違いなくトップレベルのカクテルタイムと言えるもので、大満足の内容でした。お酒好きであれば、フルに利用しても時間が足りないかもしれません(笑)。
クラブラウンジ:ナイトキャップの様子
最後は、ナイトキャップをご紹介したいと思います。ナイトキャップの時間帯なると、利用者もすくなく、さらに落ち着いた雰囲気になります。
ナイトキャップ:メニュー
ナイトキャップにはメニューはなく、通常時間帯と同じソフトドリンクの提供と、デザートプレートの提供となっていました。
ナイトキャップ:実食
ドリンクとしては、就寝前ということもあり「カフェインレスコーヒー」をいただきました。アルコールをいただいた後の温かい飲み物は落ち着きますね。
そして、こちらがデザートプレートになります。「柚子のタルト」「洋梨のチーズケーキ」に加えて、チョコレートが3種類ほど並べられています。デザートとしては十分すぎる品揃えですね。
味の方は、どれも間違いのないもので、とても美味しくいただくことができました。
今回はお腹いいっぱいでいただきませんでしたが、これ以外にもミックスナッツやジャーキー、粒チョコレートなども提供可能だそうです。
ナイトキャップでデザートの品揃えが充実していると、クラブラウンジのトータルでの満足度がグッと高くなりますね。ごちそうさまでした。
インターコンチネンタル横浜Pier 8:ルームサービスの夜食
和食から「牛すきうどん」をオーダー
こちらのクラブラウンジは内容は素晴らしかったのですが、腹持ちという観点ではちょっと心許ないところがありましたので、夜食としてルームサービスもオーダーしてしまいました。
ルームサービスとしては「オールデイメニュー」として、野菜&サラダ、スープ、サンドイッチ&ハンバーガー、パスタ&カレーといった感じで、定番のフードが並べられています。
価格は1品2,000円から3,000円といったところですね。
メインディッシュや和食なんかの用意もあります。今回はお酒をいただいた後の夜食ということで「牛すきうどん」をオーダーしてみることにしました。
「牛すきうどん」の実物はこんな感じになります。お盆に土鍋が乗ってやってます。
土鍋の中はこんな感じなっています。お肉(牛肉)がたっぷりと乗せられた煮込みうどんとなっています。すき焼きベースということで甘い味付けで、お肉もやわらかく、とても美味しくいただきました。
お酒を飲んだ後にはぴったりのチョイスでしたね。
インターコンチネンタル横浜Pier 8:予約した客室と価格
予約サイトである「一休」経由の宿泊がお得
今回、こちらの「インターコンチネンタル横浜Pier 8」の宿泊には、予約サイトである「一休」を利用しました。
「【最大20%オフ!】いますぐ予約&あとで支払い(クラブ&スイート)」というもので、客室のグレードとしては「クラブ ダブル シティビュー」を選択しました。
元値は「66,300円」でしたが、ポイントの即時利用と「GoToTravel割引」で「41,438円」で利用することができました。
また、地域共通クーポンとして「10,000円」分も獲得できましたので、実質31,438円ほどで利用できたということになります。人気高級ホテルのクラブフロアとしてはリーズナブルな価格で利用することができました。
<宿泊コスト>
- 宿泊料:66,300円
- ポイント即時割引:-1,657円
- GoToTravel割引:-23,205円
- 差し引き:41,438円
- 地域共通クーポン:+10,000円
最新価格は以下のリンクからご確認ください。複数の予約サイトを比較しながら利用するのがオススメです。
IHG One Rewards会員の方はベストプラス保証がありステータス特典が適用可能な公式サイトからの予約がオススメです。詳細はこちら。
IHGのホテルをよく利用する方なら宿泊で様々な特典を受けられる「インターコンチネンタルアンバサダー」の入会がオススメです。詳細はこちらの記事をご参照ください。
インターコンチネンタル横浜Pier 8の宿泊記はYouTubeでも公開中
「インターコンチネンタル横浜Pier 8」の宿泊記は動画にまとめてYouTubeでも公開しております。
こちらの動画では、ホテルの外観からロビー、客室、ルーフトップ、クルーズまでまとめてご紹介しております。
ホテルの空気感は動画の方が把握しやすいと思いますので、こちらもぜひ併せてご鑑賞ください。
まとめ
今回は、「インターコンチネンタル横浜Pier 8」のクラブラウンジについて、営業時間とタイムスケジュールから、全体像、アフタヌーンティー、カクテルタイム、ナイトキャップまでの様子を詳しくご紹介しました。
こちらのクラブラウンジについては、ネットの情報から評判が良いのは知っていましたが、実際に体験してみると、その期待を良い意味で裏切るレベルの高さでした。
東京近郊のクラブラウンジとしては、間違いなくトップレベルのクオリティーを誇っているのではないかと思います。このホテルおよびクラブラウンジを利用することを目的に横浜を訪れる価値は十分にあると感じました。
次の記事では、今回の記事の続きとして、同じくクラブラウンジでいただいた「朝食」の様子をご紹介したいと思います。朝食では「ブランチ」も提供されており、2度おいしい体験をすることができました。
==>次の記事
<==前の記事
それでは、また!
横浜のホテル宿泊記