ホテルニューグランドの朝食と発祥の伝統料理ナポリタンやシーフードドリアをブログレポート!
ホテルニューグランドでの朝食はレストラン「ル・ノルマンディー」を利用しました。横浜港を一望する素晴らしい雰囲気の中で美味しい食事をいただくことができました。また、こちらのホテルには発祥と言われる伝統料理があります。ナポリタンとシーフードドリア、プリンアラモードの3品です。現在は「ザ・カフェ」でいただくことができます。こちらの様子も合わせてご紹介したいと思います。
目次
ホテルニューグランド(Hotel New Grand)とは
1927年開業の日本を代表するクラシックホテル
「ホテルニューグランド(Hotel New Grand)」は1927年開業の歴史あるホテルです。本館は開業当時の姿を至るところに残しており、日本を代表するクラシックホテルの一つとなっています。
異国文化の窓口として横浜と共に歩んできており、マッカーサー元帥やチャーリー・チャップリン、ベーブ・ルースをはじめ、多くの著名人が宿泊しています。
また、1991年にオープンした18階建てのタワー館は国際都市横浜にふさわしい近代性を併せ持っています。客室からはベイブリッジや大桟橋など、横浜港の素晴らしい眺望を楽しめるのが特徴となっています。
プリファードホテルズ&リゾーツ「アイプリファー」に加盟
「ホテルニューグランド」は、国際的なホテルグループとして「プリファードホテルズ&リゾーツ」に加盟しています。
そのため、その会員プログラムである「アイプリファー」のエリート特典を利用することができます。
ホテルニューグランドの朝食をブログレポート
それではまずは朝食の様子をご紹介したいと思います。利用したのは2023年5月中旬になります。
朝食会場の選択肢
「ホテルニューグランド」にはダイニング施設が6軒用意されています。具体的には以下になります。
<ホテル内のダイニング施設>
- パノラミックレストラン「ル・ノルマンディ」
- イタリアンレストラン「イル・ジャルディーノ」
- コーヒーハウス「ザ・カフェ」
- ロビーラウンジ「ラ・テラス」
- バー「シーガーディアンII」
- 京料理「熊魚菴 たん熊北店」
このうち、朝食を提供しているのは「ル・ノルマンディ」と「熊魚菴 たん熊北店」の2軒となります。
今回私は「アイプリファー」のオーソリティー会員としてこちらのホテルに宿泊していました。その場合、特典として「無料朝食」が用意されてます。
「ホテルニューグランド」におけるオーソリティー会員の特典は以下になります。
<オーソリティー会員特典>
- 無料インターネット(Wifi)
- アーリーチェックイン、レウトチェックアウト ※到着時の状況により
- お部屋のアップグレード ※到着時の状況により
- 館内レストラン券3,000円分
- 小菓子盛り合わせ(部屋に用意)
- 無料朝食(滞在中1日1回2名)
- ラウンジアクセス ※ご到着時の状況により
この「無料朝食」の特典では朝食会場は「ル・ノルマンディ」が指定されていました。そのため今回はこちらの「ル・ノルマンディ」に朝食をいただくことになりました。
ホテルニューグランドのブログ宿泊記はこちらです。外観からロビー、チェックイン、客室までご紹介しています。
また、ホテルニューグランドのクラブラウンジはこちらの記事でご紹介しています。合わせてご参照ください。
朝食会場(ル・ノルマンディー)の雰囲気
「ル・ノルマンディ」はタワー館の5階に位置しています。宿泊者用エレベーターで直接レストランにアクセスすることができます。
エントランスはこんな感じになっています。ピカピカとしていてゴージャスな雰囲気です。
レセプションで受付を済ませて店内へと進みます。
内観はこんな感じになっています。「パノラミックレストラン」の文字通り2面が大きな窓になっていて明るく開放的な雰囲気です。
ヨーロピアンな内装でテーブル間隔も広めに確保されていて優雅な雰囲気です。
今回は運良く窓側かつコーナーに位置する特等席に案内いただきました。
窓からは山下公園に停留している「氷川丸」や「ベイブリッジ」の姿を捉えることができました。横浜港を一望する素晴らしい眺望ですね。
テーブルには白いクロスがピシッと張られていて気持ちが良いですね。テーブルセッティングもとても綺麗で期待が高まります。
朝食メニューと価格
「ル・ノルマンディー」の朝食メニューはこちらになります。
メニューを開けると見開きになっていて、左手に「洋朝食」、右手上に「モンテクリストブレックファスト」、右手下に「コンチネンタルブレックファスト」が記載されています。
無料朝食特典の場合、この3つから選択可能ということでした。
メニューと価格はそれぞれ以下のようになります。
洋朝食はいわゆる「アメリカンブレックファスト」でメインに卵料理がセットになった豪華な内容ですね。一方で「コンチネンタル ブレックファスト」は簡素な内容ですがその分価格が安くなっています。
<朝食メニューと価格>
- 洋朝食:4,174円(税サ込)
- オレンジジュース、グレープフルーツジュースもしくはトマトジュース
- プレーンヨーグルト
- グリーンサラダ
- フライドエッグ、スクランブルエッグ、プレーンオムレツ
- ハム、ベーコン、ソーセージ添え
- 各種パン盛り合わせ 又は トースト
- コーヒー 又は 紅茶
- モンテクリスト ブレックファスト:3,795円
- コーヒー 又は 紅茶
- オレンジジュース又はグレープフルーツジュース
- グリーンサラダ
- モンテクリストサンド/ヨーグルト・フルーツ添え
- コンチネンタル ブレックファスト:2,530円
- コーヒー 又は 紅茶
- オレンジジュース又はグレープフルーツジュース
- 各種パン盛り合わせ 又は トースト
テーブルの上には「モンテクリストサンド」の写真イメージが用意されていました。モンテクリストサンドはこちらのレストランの名物でオススメだということでした。
今回は夫婦2名で利用しましたので「洋朝食」と「モンテクリスト ブレックファスト」をそれぞれオーダーしてみました。
朝食の提供内容と感想
共通(コーヒーとジュース)
ジュースとコーヒーは「洋朝食」と「モンテクリスト ブレックファスト」で共通となっています。
こちらは「オレンジジュース」と「グレープフルーツジュース」。どちらもフレッシュ感があって良い感じです。
洋朝食(アメリカンブレックファスト)
こちらは洋朝食の「グリーンサラダ」です。野菜は新鮮できゅうりも綺麗にカットされています。あらかじめドレッシングがかけられており、やさしい味付けで美味しいです。
こちらは「ヨーグルト」。バターに加えて自家製のジャムがセットになっています。
自家製のジャムは「ブルーベリー」と「パイナップル」「マンゴー」の3種類になってました。どれも味が良くこだわりを感じます。
パンはバスケットに乗せられてやってきます。バスケットの中から好きなものをピックアップするというシステムです。この日は「クロワッサン」と「パンオショコラ」「ロールパン」の3種類をいただきました。
どれもホテルのベーカリーで焼かれているということでパリッとした食感としっとりした味わいを楽しむことができました。
そしてこちらがメインの卵料理です。この日は「オムレツ」と付け合わせとして「ソーセージ」を選択しました。
オムレツは卵の肌理が細かくて綺麗ですね。中は半熟のトロトロで絶妙な仕上がりになっていました。さすがは老舗ホテルという感じの丁寧な料理でとても美味しくいただきました。
モンテクリスト ブレックファスト
続いてこちらが「モンテクリスト ブレックファスト」です。モンテクリストサンドとヨーグルト、フルーツがセットになっています。
モンテクリストサンドは、フレンチトーストにベーコンとチーズを挟んで仕上げられた一品となっています。フレンチトーストの甘味と、ベーコンとチーズの塩味が相まった「あまじょっぱい」不思議な味わいになっています。
さすが名物といわれるだけありますね。チーズがトロトロでこちらも美味しくいただきました。
眺望抜群の気持ちの良い空間で美味しい食事をいただくことができて朝から幸せな時間を過ごすことができました。ごちそうさまでした。
ホテルニューグランド発祥の伝統料理ナポリタンやシーフードドリア
続いては発祥の伝統料理をご紹介したいと思います。利用したのは2023年5月中旬になります。
ホテルニューグランド発祥の伝統料理とは
「ホテルニューグランド」には、こちらのホテル発祥と言われる伝統料理があります。具体的には以下3品となります。
<ホテル発祥の伝統料理>
- ナポリタン
- シーフードドリア
- プリンアラモード
現在ではどこのカフェやレストランでいただくことができるような定番料理ばかりですね。これらの料理が「ホテルニューグランド」発祥というのは驚きです。
これらホテル発祥の伝統料理は本館1階に位置するコーヒーハウス「ザ・カフェ」でいただくことができます。
今回せっかく「ホテルニューグランド」に宿泊したわけですから、こちら「ザ・カフェ」でホテル発祥の伝統料理をいただいてみることにしました。
コーヒーハウス「ザ・カフェ」の場所と営業時間
コーヒーハウス「ザ・カフェ」の営業時間は以下になります。毎日「10:00~21:30」の営業となっています。
<ザ・カフェの営業時間>
- 10:00~21:30(L.O. 21:00)
こちらの「ザ・カフェ」は基本的には予約制のお店ではありません。利用する際は直接店舗に伺って受付をするシステムになっています。
ただし、ドリンクだけでなく食事をする場合は若干数にはなりますが予約席も用意されています。予約はホテルの公式サイトから可能になっています。
コーヒーハウス「ザ・カフェ」の雰囲気
コーヒーハウス「ザ・カフェ」は本館1階に位置しています。正面エントランスから中に入って左手側に入口があります。
「The Cafe」と書かれた看板が目印です。また、こちらのカフェは非常に人気があるため週末などは入店待ちの多くの方で賑わっています。
こちらの「ザ・カフェ」の店頭にはテイクアウト可能なスイーツや焼き菓子、パンなどが販売されています。
また、伝統料理である「ナポリタン」を含むレトルトセットなんかも販売されています。横浜観光のお土産にも良いですね。
店頭から少し奥に進むとカフェエリアのレセプションがあります。そちらで受付をして順番待ちをする形になります。
私は週末のディナー利用(18時ごろに受付)で40分ほどの待ち時間でした。人気の高さが伺えますね。
「ザ・カフェ」の店内はこんな感じになっています(写真は公式サイトから借用)。
コーヒーハウスということでカジュアルな雰囲気ですが、混雑した店内で多くのスタッフがキビキビと働いていて活気があります。
テーブルセッティングはこんな感じです。ホテルのシンバルマークである「フェニックス」がモチーフとなった紙ナプキンがカッコ良いですね。
ちなみに、私はこの時ホテルに宿泊しておりクラブラウンジのアクセス権がありましたので、クラブラウンジで入店待ちをしました。
クラブラウンジでは夕方の時間帯にはアルコールやおつまみが提供されており、楽しく順番待ちをすることができて助かりました。
伝統料理(ナポリタンやシーフードドリアなど)のメニューと価格
「ザ・カフェ」のメニューはこちらになります。
メニューを開くと一番最初のページに「伝統の3品」といういうことでホテル発祥の伝統料理が紹介されています。それぞれの料理の歴史が書かれていますので、オーダー前後に勉強しておくと気分が高まります。
伝統料理の価格は以下のようになっています。ホテル内のコーヒーハウスということで安くはない価格設定になっていますね。
<伝統料理の価格(税サ込)>
- ナポリタン:2,277円
- シーフードドリア:3,162円
- プリンアラモード:2,024円
この時は、せっかくなのでということで3品ともにオーダーしてみることにしました。
伝統料理(ナポリタンやシーフードドリアなど)の提供内容と感想
オーダー後しばらくまっているとお待ちかねの料理がやってきました。
まずこちらが「ナポリタン」です。水煮のトマトやトマトペーストに加えて生のトマトが使われているということでフレッシュな味わいが特徴です。
麺は太めでベーコンもたくさんはいっていて食べ応えもあります。全体的に優しい味付けになっていますが奥深い味わいに歴史を感じます。
こちらは「シーフードドリア」です。ベースはバターライスになっており、その上に海老のクリーム煮、およびグランタンソースとチーズを乗せて焼き上げられています。
出来立ての状態で提供されるため熱々です。具材もたっぷりでソースにコクがあり全体的にボリューミーで満足度の高い一品になっています。
そしてこちらが「プリンアラモード」です。バニラのアイスクリームを中心にフルーツと生クリームがトッピングされています。見た目も華やかで美しいですね。
ナポリタンやシーフードドリアといった洋食との相性は当然ながらにピッタリで、デザートとして楽しく食事を締めくくってくれました。
ホテル発祥の伝統料理はどれも美味しくて満足度の高いディナーになりました。
伝統料理(ナポリタンやシーフードドリアなど)のお会計
そんなこんなで、伝統料理3品でお会計は「7,463円」となりました。ただし、宿泊者は10%引きになる特典があるため、割引後は「6,717円」となりました。
そしてこの時はプリファードホテルズ&リゾーツ「アイプリファー」のオーソリティー会員の特典として「館内レストラン券3,000円分」を持っていました。
これも合わせて利用したため最終的には「3,717円」となりました。美味しい食事をいただいた上に各種割引まで適用いただき感謝感謝ですね。
アイプリファーのオーソリティー会員の特典は以下になります。
<オーソリティー会員特典>
- 無料インターネット(Wifi)
- アーリーチェックイン、レウトチェックアウト ※到着時の状況により
- お部屋のアップグレード ※到着時の状況により
- 館内レストラン券3,000円分
- 小菓子盛り合わせ(部屋に用意)
- 無料朝食(滞在中1日1回2名)
- ラウンジアクセス ※ご到着時の状況により
ラグジュアリーカードには、プリファードホテルズ&リゾーツ「アイプリファー」へのステータスマッチの他、各種ホテル優待が用意されています。
プライオリティパス付帯で保険も充実しており旅行好きには強い味方になります。
ラグジュアリーカードの特典からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事で解説しています。
また、ラグジュアリーカードは入会キャンペーンを実施しており最大50,000円分の割引を受けることができます。こちらも合わせてご参照ください。
ホテルニューグランドの場所とアクセス
山下公園の向かいに位置しており横浜観光に最適な立地
「ホテルニューグランド」は横浜のランドマークの1つである「山下公園」の向かい位置しています。道を一本挟んだだけの徒歩1分の距離となっています。
また、「横浜マリンタワー」や「横浜中華街」「港がみえる丘公園」といった主要な観光スポットにも徒歩数分でアクセス可能など、特に観光に優れた立地となっています。
最寄駅は地下鉄みなとみらい線「元町・中華街駅」で、「山下公園口出口」より徒歩1分の距離となっています。
<鉄道でのアクセス>
- 地下鉄みなとみらい線「元町・中華街駅」 1番・山下公園口出口より1分
- JR根岸線「石川町駅」より13分
「ホテルニューグランド」の周辺地図はこちらになります。横浜港を正面に見据える一等地に立地しているのが確認できますね。
まとめ
今回は、ホテルニューグランドでの朝食と発祥の伝統料理をご紹介しました。
まず朝食には「ル・ノルマンディー」を利用しました。こちらは「パノラミックレストラン」の文字通り、横浜港を一望する素晴らしい眺望が特徴となっています。
今回は洋朝食とモンテクリストサンドをいただきましたが、どちらも美味しく幸せな時間を過ごすことができました。
また、こちらのホテルには発祥と言われる伝統料理としてナポリタンとシーフードドリア、プリンアラモードがあります。現在は「ザ・カフェ」でいただくことができます。
今回は3品ともにいただいてみましたが、どれも老舗ホテルらしい丁寧な料理で美味しくいただくことができました。
現在では全国的に定番と言えるメニューですがその発祥と言われる場所で体験できるというのは感慨深いものがありますね。
「ザ・カフェ」は宿泊時ではなくても当然ながら利用できますので、近くに立ち寄りの際にはぜひ体験してみていただければと思います。
ホテルニューグランドは山下公園の目の前と立地も最高ですので観光の合間の休憩にもピッタリですね。
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それでは、また!
横浜のホテル宿泊記