ホテル インペリアル ウィーン:レストラン朝食とプラチナ特典の適用結果を体験レポート!
ウィーン旅行の3泊目の宿泊にはマリオット系列である「ホテル インペリアル ウィーン」を選択しました。私は「Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)」のエリート会員となっているため、その特典として朝食レストランでの朝食ビュッフェを無料でいただくことができます。当記事では、「マリオット・ボンヴォイ」のプラチナ(チタン)特典の適用結果と合わせて、朝食会場となった「カフェインペリアル(Cafe Imperial Wien)」での朝食ビュッフェの様子を詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
ホテル インペリアル ウィーンとは
ホテル インペリアル ウィーンはウィーン随一の名門ホテル
「ホテル インペリアル ウィーン(Hotel Imperial, a Luxury Collection Hotel, Vienna)」は世界的なホテルグループであるマリオット系列のホテルです。公式HPでは以下のように紹介されています。
元はヴュルテンベルク王子の宮殿として使われた、ウィーンで最高級のホテルです。一流のサービスと装飾、そして当ホテルを象徴するインペリアルトルテをお楽しみください。
ホテル インペリアル ウィーン(Hotel Imperial Vienna)
ブランドは「ラグジュアリーコレクション」でカテゴリー6
ブランドとしては、「ラグジュアリーコレクション(Luxury Collection)」となります。
「ラグジュアリーコレクション」は、高級なホテルが多いマリオットグループの中でも、最高級のラグジュグアリーブランドに該当するものです。
マリオットでは、ホテルのグレードをカテゴリー(1から8)で表しています。「ホテルインペリアル ウィーン」は、やや高級レベルとなる「カテゴリー6」のホテルとなっています。
最高級ブランドである「ラグジュアリーコレクション」が「カテゴリー6」となっているのは、非常にリーズナブルな水準と言えます。
ホテル インペリアル ウィーン:場所とアクセス
ホテル インペリアル ウィーンの場所
「ホテル インペリアル ウィーン」は、ウィーンの中心部である「リンク」沿いに位置するホテルです。
「ホテル インペリアル ウィーン」の周辺地図は以下になります。
ホテル インペリアル ウィーンへのアクセス
「ホテル インペリアル ウィーン」の最寄り駅は、地下鉄の「Karlsplatz」となります。「Karlsplatz」の駅からは徒歩5分ほどの距離になります。
<「ホテル インペリアル ウィーン」の最寄り駅>
- 地下鉄:「Karlsplatz」から徒歩5分ほど
空港からのアクセスには、「トランスファータクシー」が便利です。定額制を採用しており、通常のメーター制のタクシーよりもリーズナブルかつ快適です。
私もウィーン空港からの送迎には「トランスファータクシー」を利用しました。詳細は以下の記事をご参照ください。
ホテル インペリアル ウィーン:予約した客室とコスト、アップグレード結果
私は、マリオットの会員ブログラムである「Marriott Bonvoy」の上級会員である「チタンエリート」になっています。
上級会員になると、チェックイン時に当日の空席状況に応じて客室のアップグレードを受けることができます。
今回の宿泊では、「クラシックルーム」を「Marriott Bonvoy」の「50,000ポイント」を利用して、ポイントでの無料宿泊として予約していました。
そして、当日アップグレード結果としては、「メゾネットスイート」という素晴らしいお部屋をアサインしていただくことができました。これは、5段階の大幅アップグレードを意味しています。
この当日アップグレードと「メゾネットスイート」のお部屋レポートの詳細は以下の記事をご参照ください。
ホテル インペリアル ウィーン:プラチナ特典と適用結果
Marriott Bonvoyのプラチナ特典と適用結果
私は、マリオットの会員プログラムである「Marriott Bonvoy」の上級会員である「チタンエリート」としてこちらのホテルに宿泊しました。
上級会員になると、ホテル宿泊時に様々な特典を得ることができるため、ホテル宿泊をより楽しむことができるようになります。
特に、「プラチナエリート」以上の会員レベルに到達すると、以下のような特に有用な特典を得ることができるようになります。(チタンエリートはプラチナエリートよりもワンランク上ですが、得られる特典はほぼ同じとなっています)
前述の「メゾネットスイート」へのアップグレードも、この特典のひとつということになります。
<プラチナエリート以上の会員レベルで得られる特に有用な特典>
- 客室のアップグレード(スイート含む)
- クラブラウンジへのアクセス
- 無料朝食の提供(ウェルカムギフトから選択)<=今回ご紹介
- レイトチェックアウト(最大16時まで)
「ホテル インペリアル ウィーン」の場合は、残念ながら「クラブラウンジ」の用意がありませんが、これ以外の特典については適用いただくことができました。
プラチナ特典のウェルカムギフトから「無料朝食」を選択
プラチナ特典のウェルカムギフトとしては「ローカルギフト」「1,000マリオットポイント」「無料朝食」の3種類の中から好きなものを選択することができます。
<プラチナ特典のウェルカムギフト>
- ローカルギフト
- 1,000マリオットポイント
- 無料朝食<=今回選択
私はいつも、ホテルでの朝食を楽しみにしているため、「無料朝食」を選択できる場合はいつも選択するようにしています。
今回宿泊した「ホテル インペリアル ウィーン」でも、「無料朝食」を選択することにしました。当記事では、この「無料朝食」の様子をご紹介したいと思います。
ホテル インペリアル ウィーン:カフェインペリアルでの朝食を体験レポート
さて、前置きが長くなりましたが、ここからは「ホテル インペリアル ウィーン」で体験することができたレストランでの朝食の様子をレポートしていきたいと思います。
朝食レストランの会場は「カフェインペリアル(Cafe Imperial Wien)」
「ホテル インペリアル ウィーン」の場合、朝食会場となるレストランは、「カフェインペリアル(Cafe Imperial Wien)」が指定されています。
朝7時から11時までが朝食の時間となっています。
カフェインペリアルは、ホテルの1階ロビーに位置しています。テラス席も用意されている人気のカフェです。時間を問わず、多くの人で賑わっています。
「カフェインペリアル」では朝食ビュッフェを提供しており、料金は通常であれば「41ユーロ」が必要となります。日本円にすると「約5,200円」ということになりますね。
今回は前述のとおり、プラチナ特典として、夫婦2名ともに無料で利用することができました。
「カフェインペリアル」の全体像と雰囲気
「カフェインペリアル」の外観はこんな感じです。テラス席も用意されているため、ホテルの外から直接入館することができます。
テラス席はこんな感じです。通りを歩いていてもひときわ目立つ、豪華なカフェになっています。
こちらのカフェの入り口はホテルのロビー側にもあります。ホテル宿泊者の場合は、こちらからアクセスすることになります。
昨日のチェックイン時に、「Marriott Bonvoy(マリオット・ボンヴォイ)」のエリート特典として「レストランでの無料朝食」を選択しており、その際に以下のような「バウチャー」を渡されていました。
入館の際にこちらを提示すれば、無料で朝食ビュッフェをいただくことができるようになっています。
「カフェインペリアル」の内部は、大きく2つのエリアに分かれています。入り口を入って手前のエリアには、朝食ビュッフェのフードやドリンクが並べられている他、テーブル席が配置されています。
そして奥に進むと、テーブル席に加えてソファー席も現れます。天井にはシャンデリアも煌いている豪華な空間となっています。
朝食ビュッフェのドリンクの品揃え
我々は奥のエリアの窓際席に案内されました。朝の光が明るく、ウィーンの朝の街並みを眺められるとても良い席でした。
テーブルにはお花も添えられており、とても綺麗にセッティングされていますね。さすが「ホテル インペリアル ウィーン」内のカフェといった感じです。
こちらの朝食ビュッフェでは、ホットドリンクはテーブルオーダーとなっていました。カフェメニューで用意されているものは、何でも注文できそうな雰囲気でした。
我々は、パッと名前が出てきたウィーンのカフェの定番である「メランジェ」をオーダーしました。ふんわりとホイップされたミルクが良い感じです。
コールドドリンクについては、ビュッフェテーブルに並べられているものからピックアップもできますし、テーブルでのオーダーも可能になっていました。
ヨーロッパの朝食会場では、アルコールが提供されているところが多くあります。こちらの「カフェインペリアル」でもアルコールの提供がありました。
提供されていたのは、シャンパンとスパークリングワインだったのですが、シャンパンは驚くことに「ローラン・ペリエ(Laurent Perrier)」が用意されていました。
「ローラン・ペリエ」と言えば、有名な高級シャンパンです。小売り価格で7,000円から10,000円ほどするもので、レストランであれば1杯2,000円以上はするのではないでしょうか。それが朝から飲み放題というは嬉しいですね。
ということで、私もさっそくいただいてみました。朝から高級シャンパンを堪能することができて感無量です。
その他、お水やフルーツジュースについては、ビュッフェテーブルにも用意されていました。
朝食ビュッフェのフードの品揃え
続いては、フードの品揃えを確認していきましょう。
こちらはコールドミール。サーモンやチーズ、ハム、などなど。ピクルスやソースなどのトッピングも豊富に用意されています。
続いてこちらは、朝食の定番であるシリアルやパン、などなど。シリアルには、木の実やドライフルーツなどのトッピングも豊富です。
パンの種類も圧巻です。クロワッサンを始め、ドイツ系のハードなパンや、デニッシュ系の甘いパンまで、充実した品揃えとなっています。
パンに合いそうな、ジャムや蜂蜜も種類豊富に用意されていました。
フルーツやヨーグルトも用意されています。
こちらは、ホットミールのコーナー。蓋をしてありますが、中にはベーコンやソーセージ、ポテトなど、朝食の定番が用意されていました。また、エッグステーションの用意もありました。
朝食ビュッフェでいただいたものと感想
コールドミールに比べて、ホットミールの品揃えがさみしいなあ、と思っていたのですが、卵料理はテーブルでのオーダー制になっていました。入店時に、そのような説明はなかったので要注意です。
私の場合、エッグステーションでオーダーしようとしたら、テーブルでオーダーするようにと案内されて気づくことができました。
そんなこんなで、テーブルはミックスオムレツとエッグベネディクトをオーダーしてみました。
こちらはミックスオムレツ。日本のオムレツとは見た目はちょっと違いますが、具沢山でボリュームのあるオムレツでした。彩も良く美味しくいただきました。
続いてこちらはエッグベネディクト。バーナーで表面を炙ってあるのか、オランデーソースがカリッとした状態でやってきました。
中身はこんな感じで、卵がトロッとしたベストな状態で仕上げられていました。絶品です。
こちらは、ビュッフェでいただいてきた、サラダやサーモン、ハムなどなど。
サラダはレタスなどの葉野菜がなかったのがちょっと残念ですが、サーモンやハムは品質の良いものが用意されており、美味しくいただくことができました。
パンは、どれも焼きたて感あり。レベル高いです。
最後は、フルーツをいただいていてフィニッシュ。フルーツも新鮮なものばかりで美味しくいただきました。
以上でご紹介したように、「ホテル インペリアル ウィーン」の朝食ビュッフェは品数豊富の非常に充実した内容でした。
特に、レベルの高い卵料理をテーブルでオーダーできるという点と、高級シャンパンである「ローラン・ペリエ」が飲み放題であるという点は、特筆すべきものですね。
朝から優雅な時間を過ごすことができました。ひとり「41ユーロ」というと高く感じますが、結果からすると、納得できるレベルです。
繰り返しになりますが、今回こちらの朝食ビュッフェは、「Marriott Bonvoy(マリオット・ヴォンボイ)」のエリート特典として無料でいただくことができました。
ひとり「約5,200円」、夫婦2名では「約10,400円」となるものを無料でいただけるというのは本当にありがたいことですね。
マリオットの上級会員(ゴールド&プラチナ)に簡単になる方法
マリオットアメックス(プレミアム)保有でゴールド会員資格をもれなく獲得
マリオットの上級会員資格である「ゴールドエリート」を簡単に獲得する方法があります。それは「マリオットアメックス(プレミアム)」を保有することです。
マリオットアメックス(プレミアム)は、年会費は「49,500円(税込)」と高額ながらも、その費用を上回る豊富な特典によりホテル好き必携のクレジットカードになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)の主な特徴は以下になります。無料宿泊特典(5万円相当)だけでも年会費負担を相殺することができてしまいます。
また、ポイント還元率やマイル還元率の高さから陸マイラーからも絶大な人気を誇っています。
<マリオットアメックス(プレミアム)の主な特長>
- マリオット の「ゴールド会員資格」を自動的に獲得
- カード決済でポイント還元率3%&マイル還元率1.25%を実現
- マリオットのホテル利用でポイント還元率6%を実現
- ポイント有効期限は実質無期限
- 貯めたポイントはホテルの無料宿泊や世界40以上の航空マイルに交換可能
- 年15泊分の宿泊実績を獲得
- 年150万円以上の決済で無料宿泊特典を獲得(5万円相当)
- 年400万円以上の決済で「プラチナ会員資格」を獲得
マリオットアメックス(プレミアム)の特典からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事をご参照ください。
プラチナチャレンジでプラチナ会員へのステップアップも容易
私の場合は、マリオットの「ゴールドエリート」となった後に「プラチナチャレンジ」を実施することで、マリオットの「プラチナエリート」も獲得しました。
また、年400万円以上の決済が可能な方であれば、マリオットアメックス(プレミアム)の特典で「プラチナエリート」を獲得できるのもメリットですね。
プラチナ会員になるとマリオットのホテルでクラブラウンジや無料朝食の特典などが利用できるようになります。
加えて、スイートルームへのアップグレードの可能性も高まりレイチェックアウトも午後4時まで可能になるなど、マリオットのホテル宿泊を最大限に満喫することができます。
ゴールドエリートとプラチナエリートの主なステータス特典は以下になります。
<ステータス特典(ゴールド&プラチナ)>
ゴールド | プラチナ | |
ポイントボーナス | ◯(25%) | ◯(50%) |
レイトチェックアウト | ◯(14時) | ◯(16時) |
ウェルカムギフト | ◯(250 or 500ポイント) | ◯(500 or 1,000ポイント、無料朝食、アメニティから選択) |
客室のアップグレード | ◯ | ◯(スイート含む) |
ラウンジへのアクセス | ◯ |
入会キャンペーンで年会費負担も軽減可能
マリオットアメックス(プレミアム)では、条件クリアで大量ポイントを獲得できる入会キャンペーンを実施中です。
初年度の年会費負担をほぼ相殺できるというお得さになっています。
マリオットアメックス(プレミアム)に興味のある方にとっては大チャンスと言えますね。
マリオットアメックスの入会キャンペーンの詳細はこちらの記事をご参照ください。
ウィーン旅行2019のスケジュール
今回の記事は、2019年夏休みの「ウィーン旅行」の一部としてご紹介しました。「ウィーン旅行2019」全体のスケジュールは以下のようになっています。
<ウィーン旅行2019のスケジュール>
- 1日目:東京(成田)からドバイに移動
- 2日目:ドバイからウィーンに移動、ル・メリディアンに宿泊
- 3日目:ウィーン観光、ザ・リッツ・カールトンに宿泊
- 4日目:ウィーン観光、インペリアルに宿泊 <=今ココ!
- 5日目:ウィーン観光、ブリストルに宿泊
- 6日目:ウィーンからドバイに移動
- 7日目:ドバイから東京(成田)に移動
今回のウィーン旅行はエミレーツ航空のファーストクラスと高級ホテルを利用した豪華なものですが、
貯めたJALマイルとSPGアメックスのポイントで、ほぼ無料で実現しています。
陸マイラー的なJALマイルの貯め方と、JALマイルでエミレーツ航空のファーストクラスを発券した経緯、SPGアメックスの特典とメリット・デメリットは以下の記事をそれぞれご参照ください。
最近でも約182万円が必要となるハワイ旅行を18万円ほどの手出しだけで実現しています。ハワイ旅行の費用はこちらに公開しておりますのでぜひご参照ください。
まとめ
今回は、「Marriott Bonvoy(マリオット・ヴォンボイ)」のプラチナ(チタン)特典の適用結果と合わせて、朝食会場となった「カフェインペリアル(Cafe Imperial Wien)」での朝食ビュッフェの様子を詳しくご紹介しました。
「カフェインペリアル」での朝食は、朝から高級シャンパンを楽しむことができ、優雅な気分に浸ることができます。テーブルでオーダーできる卵料理を始め、フードの品揃えも充実したものでした。
朝食を無料でいただくことができるという、「マリオット・ヴォンボイ」のエリート特典は本当にありがたいものです。2人で1万円を超える朝食というのは、自腹だとちょっと勇気が必要ですからね。
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マリオットのベストレート保証のやり方の詳細はこちらの記事をご参照ください。
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