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デルタ航空マイルとマリオットアメックスで格安で豪華な香港・シンガポール旅行を実現!

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今年の年末年始は香港・シンガポール旅行に行ってきました。今回の旅行のテーマは「格安で豪華な香港・シンガポール旅行をマリオットアメックスとデルタ航空マイルで実現すること」です。

これまで、陸マイラーとしてコツコツ貯めてきたマイル(デルタ航空&シンガポール航空)と、マリオットのポイントおよび無料宿泊特典を使って、豪華な香港・シンガポール旅行を低コストで実現できるのかを検証してきました。

また、今回がSPGおよびマリオットのプラチナステータス獲得後の初めてのホテル宿泊となりましたので、プラチナ会員資格の威力を確認する旅でもあります。

今回の香港・シンガポール旅行は5泊6日のスケジュールでしたが、このテーマを検証するために、5泊をバラバラのブランドに宿泊することにしました。

セントレジス(シンガポール)、シェラトン(シンガポール)ザ・リッツカールトン(香港)、JWマリオット(香港)、コンラッド(シンガポール)にそれぞれ1泊ずつです。

結果として、どのホテルでも最上級会員として良い待遇を受けることができ、スイートを含むアップグレードが連発で、夢のような香港・シンガポール旅行を実現することができました。以下で詳しくご紹介していきます。

MEMO

SPGアメックスは「マリオットアメックス」にリニューアルされました。記事中はSPGアメックスの表記が残っていますが適宜「マリオットアメックス」に読み替えてください。

 

また、記事中のスターポイントは現在のマリオットポイントに比べると3倍の価値になっています。こちらも適宜読み替えていただけると幸いです。

目次

SPGアメックスとデルタ航空マイルで格安で豪華な香港・シンガポール旅行を実現:テーマ

2018年の年末年始の海外旅行のテーマは「SPGアメックスとデルタ航空マイルで豪華な香港・シンガポール旅行を格安で実現」すること」です。

私は、これまで、香港に通算で2回、シンガポールには3回訪れています。このうち、香港に関しては、最後に訪れたのが8年ほど前で、陸マイラーを始めるかなり前でした。ですので、当時は格安のパック旅行を利用しており、豪華な香港旅行とは無縁でした。

利用したフライトは当然エコノミークラスで、ホテルは価格重視のリーズナブルなもの。楽しくはあったものの、豪華とはとてもいえないものです。

また、シンガポール旅行に関しては、ホテルこそ「マリーナ・ベイサンズ」を利用した豪華なもの経験していましたが、フライトはエコノミークラスでした。また、支払いに関しては、当時はマイルもホテルのポイントも持っていなかったため、すべて自腹。豪華なものを目指すと、それなりのコストも必要となっていました。

そこで、今回の年末年始香港・シンガポール旅行では、これまで、陸マイラーとして、コツコツ貯めてきたデルタ航空のマイルと、SPGアメックスの無料宿泊を使って、豪華な香港・シンガポール旅行を格安で実現することをテーマとして設定することにしました。

2016年のシンガポール旅行の様子はこちらもご参照ください。

 

SPGアメックスとデルタ航空マイルで格安で豪華な香港・シンガポール旅行を実現:フライト

さて、まずはフライト計画についてです。豪華な海外旅行といえば、やはりファーストクラスやビジネスクラスの利用が思い浮かびますよね。

そこで、今回の年末年始の香港・シンガポール旅行では、ファーストクラスとビジネスクラスを組み合わせて利用することにしました。

すごく簡単にファーストクラスやビジネスクラスなんて単語を使っていますが、こんなに気楽に言えるのは陸マイラー活動を通して貯めたマイルを利用するからです。

現金利用であれば、こんな気軽にビジネスクラス、特に、ファーストクラスを利用するなんて、とても言えません(笑)。

 

ということで、今回の年末年始の香港・シンガポール旅行では、陸マイラーとしてコツコツとためたデルタ航空のマイル(一部シンガポール航空のマイル)を利用して特典航空券を発券しました。

今回の旅行は、香港とシンガポールの周遊となるため、フライトは以下の3つの区間で構成されています。このうち、東京発着にビジネスクラス、香港・シンガポール間でファーストクラスを利用することにしました。

<香港・シンガポール旅行のフライト計画>

  1. 東京(羽田)=>香港 <=中国東方航空のビジネスクラス
  2. 香港=>シンガポール <=シンガポール航空のファーストクラス
  3. シンガポール=>東京(成田) <=デルタ航空のビジネスクラス

 

以下で各フライトの詳細をご紹介していきます。

東京(羽田)=>香港:中国東方航空のビジネスクラス

東京(羽田)と香港間のフライトは、中国東方航空のビジネスクラスです。この区間の特典航空券の発券には、デルタ航空のマイルを利用しました。

中国東方航空を利用したのは、今回が初めての経験となりました。

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スケジュール

スケジュールは以下になります。日程の詳細はぼかしてありますが、羽田から上海を経由し、香港に到着するというフライトになります。

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使用したマイルとコスト

こちらのフライトで使用したマイルとコストは以下になります。ひとりあたり、30,000マイル+9,250円という形になります。夫婦2人では60,000マイル+18,500円となりました。

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<利用したマイルとコスト(夫婦二人)>

  • 運賃:60,000マイル
  • 諸税:18,500円

 

マイル単価

私が特典航空券を発券した当日のチケット価格を調べてみると以下のようになっていました。ビジネスクラスの価格としては3種類がありましたが、キャンセル条件が近い、真ん中の「169,100円」で考えてみたいと思います。

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すると、マイル単価は以下のようになりました。マイル単価は「5.6円」ということで、意外と良い結果となりました。

<マイル単価>

  • 利用したマイル:30,000マイル
  • チケット代金(現金で購入した場合):169,100円
  • マイル単価:5.6円

 

このフライトの搭乗記はこちらになります。

 

香港=>シンガポール:シンガポール航空のファーストクラス

続いての香港とシンガポール間のフライトは、シンガポール航空のファーストクラス(スイートクラス)です。この区間の特典航空券の発券には、シンガポール航空のマイルを利用しました。

今回の香港・シンガポール旅行のフライトの中でのメインイベントとも言えるものです。私自身、人生で初めてのファーストクラス利用ともなりました。

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スケジュール

スケジュールは以下になります。こちらも日程の詳細はぼかしてありますが、香港からシンガポールへの直行便になります。

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使用したマイルとコスト

こちらのフライトで使用したマイルとコストは以下になります。ひとりあたり、37,500マイル+325HKD(=約4,800円)という形になります。夫婦2人では75,000マイル+9,600円となりました。

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<利用したマイルとコスト(夫婦二人)>

  • 運賃:75,000マイル
  • 諸税:9,600円

 

マイル単価

私が特典航空券を発券した当日のチケット価格を調べてみると以下のようになっていました。1人あたり16,905HKDということで、約246,000円ということになります。

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すると、マイル単価は以下のようになりました。マイル単価は「6.6円」ということで、ファーストクラスとしては、意外と控えめな結果でしょうか。

<コストとマイル単価>

  • 利用したマイル:37,500マイル
  • チケット代金(現金で購入した場合):約246,000円
  • マイル単価:6.6円

 

チケットの詳細についてはこちらもご参照ください。

 

また、このフライトの搭乗記はこちらになります。

 

シンガポール=>東京(成田):デルタ航空のビジネスクラス

最後のシンガポールと東京(成田)間のフライトは、デルタ航空のビジネスクラスです。この区間の特典航空券の発券には、デルタ航空のマイルを利用しました。

デルタ航空は何度も利用したことがあったのですが、デルタ航空のビジネスクラスである「Delta One」は初体験となりました。

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フライトスケジュール

スケジュールは以下になります。こちらも日程の詳細はぼかしてありますが、シンガポールから東京(成田)への直行便を確保できました。

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使用したマイルとコスト

こちらのフライトで使用したマイルとコストは以下になります。以下はひとりあたりの数字ですが、90,000マイル+34SGD(=約2,900円)という形になります。夫婦2人では、180,000マイル+5,800円となりました。

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デルタ航空は、利用時期や利用する航空会社によって、必要マイル数が大きく変動するため、往路(東京=>香港)に比べて、たくさんのマイルが必要になってしまいました。

<利用したマイルとコスト(夫婦二人)>

  • 運賃:180,000マイル
  • 諸税:5,800円

 

マイル単価

私が特典航空券を発券した当日のチケット価格を調べてみると以下のようになっていました。ひとりあたり「2,207.30ドル」ということで、日本円に直すと「約251,700円」となります。

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すると、マイル単価は以下のようになりました。マイル単価は「2.8円」ということで、ビジネスクラスとしてはあまり良くはありませんが、マイルの使い道としては悪くありませんね。

<マイル単価>

  • 利用したマイル:90,000マイル
  • チケット代金(現金で購入した場合):251,700円
  • マイル単価:2.8円

 

デルタ航空のマイルの貯め方、および、このチケットの詳細については、こちらもご参照ください。

 

また、このフライトの搭乗記はこちらになります。

 

SPGアメックスとデルタ航空マイルで格安で豪華な香港・シンガポール旅行を実現:ホテル宿泊

続いては、ホテル宿泊についてです。豪華な旅行と言えば、高級ホテルへの宿泊が憧れですよね。

香港およびシンガポールにはラグジュアリーホテルはいくつかありますが、今回は、SPG、マリオット、ヒルトンの3つのホテルグループの中からホテルを選択することにしました。

なぜなら、私はSPGアメックスを保有しており、自動的にSPGおよびマリオットのゴールド会員資格を獲得しています。

その後、プラチナチャレンジも実施し、SPGおよびマリオットのプラチナ会員資格を獲得しました。

 

また、SPGアメックスからのステータスマッチで、ヒルトンのダイヤモンド会員にもなっています。

 

つまり、私は現在、SPG、マリオット、ヒルトン、3つのホテルグループにおける最上級会員となることができています。

そのため、今回の香港・シンガポール旅行は5泊6日のスケジュールでしたが、これら3つのホテルグループの最上級会員の威力を確認すべく、5泊をバラバラのブランドに宿泊することにしました。

具体的には、SPG系のセントレジス(シンガポール)、シェラトン(シンガポール)、マリオット系のザ・リッツカールトン(香港)、JWマリオット(香港)、ヒルトン系のコンラッド(シンガポール)にそれぞれ1泊ずつです。

実際の宿泊順は以下になります。

<香港・シンガポール旅行での宿泊計画>

  • 1泊目:JWマリオット(香港)
  • 2泊目:ザ・リッツカールトン(香港)
  • 3泊目:コンラッド・センテニアル(シンガポール)
  • 4泊目:セントレジス (シンガポール)
  • 5泊目:シェラトン・タワーズ(シンガポール)

 

この中でも特に、香港の「ザ・リッツカールトン」やシンガポールの「セントレジス」などは、これまで宿泊するのを憧れていたようなラグジュアリーなホテルです。

こうやって書くと、全然低コストじゃないじゃん、と言われそうですが、実は、これらのホテルの多くには、ホテルのポイントを利用して無料宿泊しています。ですので、現金での持ち出しをかなり抑えることができています。

私が香港およびシンガポールでこれらのホテルを選定した、より詳細な理由については、こちらの記事もご参照ください。

 

それでは、以下で詳しく見て行きましょう。

JWマリオット(香港)

利用したポイントと現金

JWマリオット(香港)には、SPGアメックスのスターポイントを利用して無料宿泊しました。

実際には、SPGのスターポイントから、マリオットのリワードポイントに移行して利用していますが、この記事の中では混乱を避けるため、すべてスターポイント換算で記載していきます。

予約した客室のカテゴリーは「デラックスルーム(シティービュー)」で、利用したスターポイントは「15,000ポイント」でした。

<客室のカテゴリーと無料宿泊に必要なポイント数>

  • デラックスルーム(シティービュー):15,000ポイント

 

スターポイントを利用した無料宿泊の場合は、税金等はかかりません。香港やシンガポールの場合は、ハワイと違ってリゾートフィーも必要ないため、完全無料で宿泊することができます。

客室のアップグレード結果

詳細は旅行記の中で書いていこうと思いますが、こちらJWマリオットではチェックイン時に、客室のアップグレードを受けることができました。

「デラックスルーム(シティービュー)」から「JWスイート(ハーバービュー)」への超絶アップグレードです。

なんと、いきなりスイートへのアップグレードとなりました。もちろん、プラチナ会員資格の特典による無償アップグレードです。

ゴールド会員の時代に、マリオットのホテルで何度かアップグレードは経験していましたが、スイートへのアップグレードは初めての経験になります。さっそく、プラチナ会員の威力をまざまざと見せつけられた感じです。

JWスイート(ハーバービュー)のお部屋の様子をチラ見するとこんな感じです。リビングとベッドルームの2部屋で構成されており広さも十分、香港の港を望めるハーバービューの、高級感溢れるお部屋でした。アメニティーはなんとブルガリです。アメニティーも、スイートは一味違いますね。

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全額現金で支払った場合の試算

私が宿泊した日付で「JWスイート(ハーバービュー)」のお部屋を現金で予約しようとした場合、税込で「7,520HKD」となっていました。日本円では「約105,280円」です。

<全額現金で支払った場合>

  • 客室のカテゴリー:JWスイート(ハーバービュー)
  • 必要な現金(税込):7,520HKD(=約105,280円)

 

「約105,280円」の価値がある素晴らしいお部屋に、完全無料で宿泊できてしまいました。本当に驚きです。

プラチナ会員の威力は凄まじいと実感することができました。

スイートに無料で宿泊できるなんて、本当に夢のようです。

 

このホテルの宿泊記はこちらになります。

 

ザ・リッツカールトン(香港)

利用したポイントと現金

ザ・リッツカールトン(香港)にも、SPGアメックスのスターポイントを利用して無料宿泊しました。

予約した客室のカテゴリーは「クラブデラックスルーム(眺望指定なし)」、利用したスターポイントは「23,333ポイント」、クラブレベル指定のため、1,900HKD(=約26,600円)を別途支払いしています。

客室のアップグレード結果

こちらの、ザ・リッツカールトン(香港)でも、JWマリオットに続き、チェックイン時に、客室のアップグレードを受けることができました。

「クラブデラックスルーム(眺望指定なし)」から「クラブグランドシービュールーム」への大幅アップグレードです。

同じクラブルームのカテゴリー内ではありますが、「グランドシービュー」という、眺望の特に素晴らしい広いコーナールームにアップグレードしていただきました。ランク的には3段階のアップグレードになります。

そして、もちろんこちらも、プラチナ会員資格の特典による無償アップグレードです。

クラブグランドシービュールームのお部屋の様子をチラ見するとこんな感じです。ザ・リッツカールトン(香港)は世界一高い場所に客室があるホテルとして有名ですが、その中でも最上階である117階のお部屋をアサインしていただきました。どこまでも見渡せるような、ため息の出る絶景でした。

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全額現金で支払った場合の試算

私が宿泊した日付で「クラブグランドシービュールーム」のお部屋を現金で予約しようとした場合、税込で「7,260HKD」となっていました。日本円では「約101,640円」です。

<全額現金で支払った場合>

  • 客室のカテゴリー:クラブグランドシービュールーム
  • 必要な現金(税込):7,260HKD(=約101,640円)

 

「約101,640円」の価値がある素晴らしいお部屋に、クラブレベル指定料金である「約26,600円」で宿泊できてしまいました。

JWマリオットに続いて、こちらでも大幅アップグレードもしていただいて、夢のような気分です。

 

このホテルの宿泊記はこちらになります。

 

コンラッド・センテニアル(シンガポール)

利用したポイントと現金

ここからは、場所が香港からシンガポールに移動します。コンラッド・センテニアル(シンガポール)には、ヒルトンのセールを利用して予約しました。ポイントは利用せず現金での予約です。

予約したカテゴリーは「グランドデラックスキング」というお部屋で、351.92SGDでした。日本円では約29,600円となります。

<客室のカテゴリーと支払った料金>

  • グランドデラックスキング:351.92SGD(=約29,600円)

 

ヒルトンはセールを定期的に実施しているので、あらかじめ旅行の日程が決まっている場合は、セールの利用が圧倒的にお得です。

 

客室のアップグレード結果

さて、こちらコンラッド・センテニアル(シンガポール)でも、ホテルでのチェックイン時に、客室のアップグレードを受けることができました。

「グランドデラックスキング」から「プレミアムキング」へのアップグレードとなりました。

こちらももちろん、ヒルトンオナーズのダイヤモンド会員特典による無償アップグレードです。

プレミアムキングのお部屋の様子をチラ見するとこんな感じです。シンガポールのパワースポットである「富の泉」と海を同時に望むことができる、なかなか眺望の良いお部屋でした。コンラッドは、ダックやベアなどのプレゼントが嬉しいですね。

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全額現金で支払った場合の試算

私が宿泊した日付で「プレミアムキング」のお部屋を現金で予約しようとした場合、「472SGD」となっていました。日本円では「約40,120円」となります。

<全額現金で支払った場合>

  • 客室のカテゴリー:プレミアムキング
  • 必要な現金(税込):472SGD(=約40,120円)

 

もともと予約していた、グランドデラックスキングのお部屋は351.92SGDでしたので、アップグレードの価値は約120SGD分、日本円では約10,200円ほどになります。アップグレードの価値としてはそれほど大きいものではありませんでした。

ただ、我々が宿泊した日は上層階が改装工事中ということもあり、スイートを含めて上位のお部屋に空きがなかったそうで、その中でも良いお部屋を工面していただき、ダイヤモンド会員の価値を確認することができました。

 

このホテルの宿泊記はこちらになります。

 

セントレジス (シンガポール)

利用したポイントと現金

セントレジス (シンガポール)には、SPGアメックスの2年目以降の更新時に得られる無料宿泊特典を利用しました。

予約した客室のカテゴリーは「エグゼクティブデラックス」です。

<客室のカテゴリーと無料宿泊に必要なポイント数>

  • エグゼクティブデラックス:なし(SPGアメックスの2年目以降の更新時に得られる無料宿泊特典を利用)

 

SPGアメックスの2年目以降の更新時に得られる無料宿泊特典を利用した場合、税金等はかかりません。完全無料で宿泊できてしまいます。とってもお得です。

客室のアップグレード結果

こちらセントレジス (シンガポール)でもチェックイン時に、客室のアップグレードを受けることができました。

「エグゼクティブデラックス」から「グランドデラックスルーム」への大幅アップグレードです。

セントレジス (シンガポール)は、アップグレードに関してなかなか厳しいという噂を聞いていましたが、2段階ほどアップグレードしていただきました。しかも、グランドデラックスルームの中でも角部屋で眺望のとても良いお部屋でした。

グランドデラックスルームのお部屋の様子をチラ見するとこんな感じです。クラシカルな内装が印象的なお部屋でした。24時間のバトラーサービス(お茶やコーヒーなどを好きな時にいただける)もついており、至れりつくせり。また、プラチナ会員の特典で利用できる無料朝食も高級レストランでいただくことができ、素晴らしいものでした。

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全額現金で支払った場合の試算

私が宿泊した日付で「グランドデラックスルーム」のお部屋を現金で予約しようとした場合、税込で「580SGD」となっていました。日本円では「約49,300円」です。

<全額現金で支払った場合>

  • 客室のカテゴリー:グランドデラックスルーム
  • 必要な現金(税込):580SGD(=約49,300円)

 

「約49,300円」の価値がある素晴らしいお部屋に、SPGアメックスの2年目以降の無料宿泊特典を利用し、完全無料で宿泊できてしまいました。

SPGアメックスの年会費は、33,480円(税込)ですが、今回のような無料宿泊特典の使い方をすれば、年会費の元は余裕でとることができますね。

 

このホテルの宿泊記はこちらになります。

 

シェラトン・タワーズ(シンガポール)

利用したポイントと現金

シェラトン・タワーズ(シンガポール)には、SPGアメックスのスターポイントを利用して無料宿泊しました。

予約した客室のカテゴリーは「デラックスルーム(キング)」で、利用したスターポイントは「12,000ポイント」でした。

<客室のカテゴリーと無料宿泊に必要なポイント数>

  • デラックスルーム(キング):12,000ポイント

 

スターポイントを利用した無料宿泊の場合は、税金等はかかりません。そのため、完全無料で宿泊することができます。

客室のアップグレード結果

こちらシェラトン・タワーズ(シンガポール)でもチェックイン時に、客室のアップグレードを受けることができました。

「デラックスルーム(キング)」から「エグゼクティブスイート」への超絶アップグレードです。

なんと、今回の旅行で2回目のスイートへのアップグレードです。もちろん、プラチナ会員資格の特典による無償アップグレードです。

SPGのプラチナ会員の特典として、スイートルームへのアップグレードがあることは記載されていますが、あくまでも当日の空室状況によりけりです。

その点、今回は自分自身の経験として、スイートへのアップグレードが本当にあることを確認することができました。素晴らしい!

エグゼクティブスイートのお部屋の様子をチラ見するとこんな感じです。リビングとベッドルームの2部屋で構成されており持て余すほどの広さに感動です。絵画がいたるところに飾られており、高級感もありますね。

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SPGのプラチナ会員資格の特典とメリットについては、こちらの記事もご参照ください。

 

全額現金で支払った場合の試算

私が宿泊した日付で「エグゼクティブスイート」のお部屋を現金で予約しようとした場合、税込で「696SGD」となっていました。日本円では「約59,160円」です。

<全額現金で支払った場合>

  • 客室のカテゴリー:エグゼクティブスイート
  • 必要な現金(税込):696SGD(=約59,160円)

 

「約59,160円」の価値がある素晴らしいお部屋に、完全無料で宿泊できてしまいました。

しかもスイートへのアップグレードですよ。素晴らしすぎて申し訳ない気分です。

プラチナチャレンジをしてまでプラチナ会員資格を取ってよかったな、と実感した瞬間でした。

SPGおよびマリオットのプラチナ会員にならなければ、スイートに泊まれることなんて、きっとなかったと思います。人生の良い経験になりました。

 

このホテルの宿泊記はこちらになります。

 

SPGアメックスとデルタ航空マイルで格安で豪華な香港・シンガポール旅行を実現:スケジュール

ここまでご紹介した、フライトとホテル宿泊の予定をまとめると以下になります。全体としては5泊6日のスケジュールで、香港に2泊、シンガポールに3泊となります。

<スケジュール概要>

  • 1日目:羽田から香港に移動(MU576、MU503便)、JWマリオット(香港)宿泊
  • 2日目:ザ・リッツカールトン(香港)宿泊
  • 3日目:香港からシンガポールに移動(SQ863)、コンラッド(シンガポール)宿泊
  • 4日目:セントレジス(シンガポール)宿泊
  • 5日目:シェラトン・タワーズ(シンガポール)宿泊
  • 6日目:シンガポールから成田に移動(DL166)

 

毎日、ホテル間移動、もしくは、国間移動があるので、結構慌ただしいスケジュールとなります。

ただし、ホテルを移動する旅に、新しいホテルのお部屋はどんな感じか、アップグレードを受けられるかどうか、というワクワク感があるので、個人的にはとても楽しむことができました。

旅行の楽しみが、いくつも増えた感じです。

 

SPGアメックスとデルタ航空マイルで格安で豪華な香港・シンガポール旅行を実現:利用したマイルとポイント、コスト

今回の年末年始の香港・シンガポール旅行で利用したマイルとポイント、コストをまとめると以下になります(繰り返しますが、ポイントはすべてSPGのスターポイント換算です。また、夫婦二人分の合計です)。

<利用したマイルとポイント>

  • フライト(羽田=>香港):60,000 デルタ航空マイル
  • フライト(香港=>シンガポール):75,000 シンガポール航空マイル
  • フライト(香港=>成田):180,000 デルタ航空マイル
  • ホテル宿泊(JWマリオット(香港)):15,000スターポイント
  • ホテル宿泊(ザ・リッツカールトン(香港)):23,333スターポイント
  • ホテル宿泊(コンラッド(シンガポール)):なし(現金)
  • ホテル宿泊(セントレジス(シンガポール)):なし(無料宿泊特典)
  • ホテル宿泊(シェラトン・タワーズ (シンガポール)):12,000スターポイント
  • 合計:240,000 デルタ航空マイル+75,000 シンガポール航空マイル+50,333スターポイント

 

<利用した現金>

  • フライト(羽田=>香港):18,500円
  • フライト(香港=>シンガポール):9,600円
  • フライト(香港=>成田):5,800円
  • ホテル宿泊(JWマリオット(香港)):なし(ポイントのみ)
  • ホテル宿泊(ザ・リッツカールトン(香港)):26,600円
  • ホテル宿泊(コンラッド(シンガポール)):29,600円
  • ホテル宿泊(セントレジス(シンガポール)):なし(無料宿泊特典)
  • ホテル宿泊(シェラトン・タワーズ (シンガポール)):なし(ポイントのみ)
  • 合計:90,100円

 

これまでの陸マイラー活動で貯めたマイルとSPGアメックスのスターポイントを利用することで、現金の持ち出しはたった「90,100円」で豪華な香港・シンガポール旅行を実現することができました。

仮に、これら全てのフライトとホテル宿泊を現金で支払った場合には、「1,689,100円」が必要になります。

とても自腹では払いきれない金額です。

割合的には、約95%引きの価格、つまりは、格安で豪華な香港・シンガポール旅行を実現できたことになります。

以上から、陸マイラー活動とSPGアメックスの組み合わせの凄さを改めて確認することができました。

また、SPGおよびマリオットのプラチナ会員の威力を実感できた香港・シンガポール旅行となりました。

以下はご参考までに、すべて現金で支払った場合の試算になります。

<現金で支払った場合の試算>

  • フライト(羽田=>香港):338,200円
  • フライト(香港=>シンガポール):492,000円
  • フライト(香港=>成田):503,400円
  • ホテル宿泊(JWマリオット(香港)):105,280円
  • ホテル宿泊(ザ・リッツカールトン(香港)):101,640円
  • ホテル宿泊(コンラッド(シンガポール)):40,120円
  • ホテル宿泊(セントレジス(シンガポール)):49,300円
  • ホテル宿泊(シェラトン・タワーズ (シンガポール)):59,160円
  • 合計:1,689,100円

 

まとめ

今回は、SPGアメックスと陸マイラー活動で貯めたデルタ航空のマイルを利用することで、豪華な香港・シンガポール旅行を格安で実現できることをレポートしました。

仮に現金で支払った場合は「1,689,100円」が必要となる旅行プランを、約95%割引の「90,100円」だけで実現することができました。

私自身が今回体験したような、ファーストクラスの利用やザ・リッツカールトンでの宿泊を組み合わせた豪華な香港・シンガポール旅行ができるとは、陸マイラー活動を始めるまでは想像すらしかなったことです。

それが、陸マイラー活動を始め、SPGアメックスを手に入れたことで、現実のものになっています。

今回の旅行を通して、日頃陸マイラー活動をしていて、そして、SPGアメックスを持っていて本当に良かったと思いました。

これを読んでくださっている皆さんも、陸マイラー活動を開始し、SPGアメックスを利用することで、低コストで豪華な海外旅行を実現しませんか?

私のような陸マイラーが、年20万マイルを超えるようなマイルを貯める方法については、こちらでまとめさせていただいております。

年20万マイルを貯めるのは、決して難しいことではありません。初心者であればあるほど、初年度は簡単に大量マイルを獲得することができます。

 

また、今回の香港・シンガポール旅行の旅行記は、こちらに目次、記事一覧をまとめております。合わせてご参照ください。

 

それでは、また!