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ヒルトンのステータスマッチが条件緩和!最短14泊でダイヤモンド、8泊でゴールドに到達可能!<2024年最新>

ヒルトンのステータスマッチ(2023年最新)

ヒルトンのステータスマッチは近年継続されていますが、年によって条件が変更になります。2024年は例年よりも若干基準が緩和されており、最短14泊でダイヤモンド、8泊でゴールドのステータスを獲得することができます。ステータスの有効期限は2026年3月末までと余裕があるのも嬉しいところです。ヒルトンの上級会員に興味のある方にとってはチャンス到来と言えますね。以下で詳しくご紹介していきます。

更新履歴(2024年5月11日):最新のキャンペーン情報に更新しました。

目次

ヒルトンおよびヒルトン・オナーズとは

ヒルトン・オナーズはヒルトンホテルの会員プログラム

ヒルトンは世界的に有数のホテルグループです。世界118カ国に18のブランドと6,000軒を超えるホテルを展開しています。

ヒルトンオナーズの加盟ブランド

 

「ヒルトン・オナーズ」は、そのヒルトンホテルにおける会員プログラムの名称です。

マリオットの会員プログラムの名称が「マリオットボンヴォイ」、ハイアットの会員プログラムの名称が「ワールドオブハイアット」であるのと同じ関係となっています。

  • マリオットの会員プログラム:マリオットボンヴォイ
  • ハイアットの会員プログラム:ワールドオブハイアット
  • ヒルトングループの会員プログラム:ヒルトン・オナーズ

 

「ヒルトン・オナーズ」に入会した状態でヒルトンホテルに宿泊すると、宿泊ごとにステータス獲得に必要な宿泊実績やポイントを獲得できる他、ステータスに応じて各種特典を受けることができるようになります。

ヒルトン・オナーズ」の会員プログラムおよび特典の詳細はこちらの記事をご参照ください。

 

ステータスマッチとは

他社の顧客を自社に引き込むサービス戦略

ステータスマッチとは、2つのプログラムの会員資格のステータス(=レベル)を高い方に合わせる(=マッチする)ことです。

一般的に、上級会員資格の保有者は、超優良顧客です。飛行機でもホテルでも、その会社のサービスを年に数十回利用しないと、そのステータスを獲得できないわけですからね。

他社からすれば、そんな超優良顧客が奪えるものなら奪いたいわけで、そんな事情から「ステータスマッチ」というものが実施されています。

ということで、ステータスマッチというのは

サービスをお試しで体験してもらってファンになってもらい、自社の顧客に引き入れようという戦略ということが言えます。

 

今回ご紹介するヒルトンの例であれば、他社のステータス保有者にヒルトンのステータスを与えることで、ヒルトン のファンになってもらおうというわけですね。

 

ヒルトンのステータスマッチ:概要

最短8泊でゴールド、14泊でダイヤモンドを獲得可能

ヒルトンのステータスマッチはここ数年継続して実施されており、年によって条件が変更になります。

2023年は例年よりも若干条件が緩和されており、ステータスマッチ承認後から90日以内に8泊することで「ゴールド」、14泊することで「ダイヤモンド」のステータスを獲得することができます。

ヒルトンのステータスマッチ概要(2024年)

 

仕組みとしては、ステータスマッチで最初に承認されるステータスは「ゴールド」で、その有効期限は「90日間」となっています。お試しの「ゴールドステータス」といった感じになっています。

その後、90日間に8泊することで、正式な「ゴールドステータス」を獲得することができます。このステータス有効期限は「2026年の3月末まで」となっています。

また、この90日間に追加で合計で14泊することで、正式な「ダイヤモンドステータス」にアップグレードされます。こちらのステータス有効期限も「2026年の3月末まで」となっています。

どうせ獲得するなら、最上位のステータスである「ダイヤモンド」を獲得したいところですね。まとめると以下のようになります。

<ヒルトンのステータスマッチ概要(2024年)>

  • 最初に付与されるステータスは「ゴールド」
  • お試しの90日間で8泊することで2026年3月末まで「ゴールド」を維持
  • お試しの90日間で14泊することで2026年3月末まで「ダイヤモンド」にアップグレード

 

2024年に必要な宿泊数は2020年から30%減

ちなみに、2020年のステータスマッチに必要な宿泊数は、ゴールドで10泊、ダイヤモンドで18泊でした。2024年は2020年比で20%減の宿泊数でエリートステータスを獲得できるということになります。

ただし、2022年に比べると必要な宿泊数は微妙に増加しています(2023年とは同じ)。コロナ禍による条件緩和が解消される流れになっています。

ヒルトンの上級会員に興味がある方にとっては2024年が条件緩和でステータスマッチできるラストチャンスとなるかもしれませんね。

<ヒルトンのステータスマッチに必要な宿泊数>

  ゴールド ダイヤモンド
2020年 10泊 18泊
2021年 5泊 9泊
2022年 7泊 12泊
2023年 8泊 14泊
2024年
8泊 14泊

 

ヒルトンのステータスマッチ:詳細

ステータスマッチに必要な他社ステータス

ヒルトンのステータスマッチを利用するためには、ヒルトン以外の他社でステータスを保有している必要があります。利用できるステータスは以下になります。

<ステータスマッチに必要なステータス>

  • マリオットボンヴォイ
    • アンバサダー
    • チタン
    • プラチナ
    • ゴールド<=狙い目
  • IHG
    • スパイア
    • プラチナ
    • ゴールド
  • ワールドオブハイアット
    • ライグタイムグローバリスト
    • グローバリスト
    • エクルプローリスト
  • ベストウェスタン・リワーズ
    • ダイヤモンドセレクト
    • ダイヤモンド
  • チョイス・プリビレッジ
    • ダイヤモンド
  • その他

 

MEMO

2022年までは「ル・クラブ・アコー・ホテルズ」のゴールド以上、「ラディソン・リワーズ」のゴールド以上、「ウィンドハム・リワーズ」のダイヤモンドもステータスマッチ元として表示されていました。2023年からは無くなってしまいましたが「その他」で申請すればOKかもしれません。

 

ステータスマッチに必要なステータスの獲得方法

今現在、ホテルのステータスを保有していない方にとって狙い目なのは、マリオットボンヴォイの「ゴールドステータス」です。

このマリオットボンヴォイのゴールドステータスは、「マリオットアメックス(プレミアム)」というクレジットカードを発行することでもれなく獲得することができます。

つまり、「マリオットアメックス(プレミアム)」で獲得したマリオットボンヴォイの「ゴールドステータス」から、ヒルトンにステータスマッチするという作戦ですね。

私自身も以前にこの作戦を実行して成功しています。

 

マリオットアメックは入会キャンペーンを実施しており、既存ホルダーからの紹介で発行することで年会費の価値を上回る特典を獲得することができます。

初年度の年会費の負担を抑えることができますので、せっかく「マリオットアメックス(プレミアム)」を発行するのであれば利用するのがオススメです。

 

マリオットアメックス(プレミアム)の特典からメリット、デメリットの詳細はこちらの記事でまとめております。併せてご参照ください。

 

ヒルトンのステータスマッチ:申請方法(実施手順)

ここでは、ヒルトンのステータスマッチを行う申請方法をステップを踏んで順番にご紹介したいと思います。

<ステータスマッチの手順>

  • ステップ1:専用Webサイトに移動
  • ステップ2:必要事項の記入
  • ステップ3:他社ステータスの選択
  • ステップ4:ステータス証明書類の添付
  • ステップ5:申請書の送付
  • ステップ6:申請結果の確認

 

ステップ1:専用Webサイトに移動

ヒルトンのステータスマッチでは、専用のWebサイトが用意されています。まずはこちらのWebサイトにアクセスします。

ステータスマッチのステップ1:専用Webサイトへ移動

ステータスマッチのステップ1:専用Webサイトへ移動

 

ステータスマッチ専用WebサイトのURL(リンク)は以下になります。

参考 ステータスマッチヒルトンオナーズ

 

ステップ2:必要事項の記入

先ほどのWebサイトを下にスクロールすると、ステータスマッチに必要なWebフォームが登場します。

まずは、氏名やメールアドレス、ヒルトンオナーズのアカウント番号などの必要事項を入力します。この際、英語で入力するように気をつけましょう。

ステータスマッチのステップ2:必要事項の記入

ステータスマッチのステップ2:必要事項の記入

 

この段階で、まだ「ヒルトンオナーズ」に入会してないという方は、先に入会を済ませておきましょう。

「ヒルトン・オナーズ」への入会はこちら公式HPから行うことができます。入会金や維持費用など、一切無料で利用できますので安心です。

 

ステップ3:他社ステータスの選択

続いては、ステータスマッチの「元」となる他社ステータスを選択します。申請可能なステータスがプルダウン式になっています。

ステータスマッチのステップ3:他社ステータスの選択

ステータスマッチのステップ3:他社ステータスの選択

 

マリオットボンヴォイの「ゴールドステータス」を選択した場合は以下のようになります。

マリオットボンヴォイの「ゴールドステータス」選択例

マリオットボンヴォイの「ゴールドステータス」選択例

 

ステップ4:ステータス証明書類の添付

続いては、ステップ3で選択したステータスを証明する書類を添付します。提出が必要な書類は2種類でWebフォームからファイルを添付する形になります。

ステータスマッチのステップ4:ステータス証明書類の添付

ステータスマッチのステップ4:ステータス証明書類の添付

 

必要な書類は「ステータス画面」と「過去12ヶ月の宿泊実績」の2種類です。

いずれも、PC(もしくはスマホ)画面のスクリーンショットでOKですが、ファイル形式は「.jpg」である必要があるため注意しましょう。

<提出書類>

  • ステータス画面
  • 過去12ヶ月の宿泊実績

 

ステータスマッチの審査を行う方は日本語がわかりませんので、表示される言語を日本語から「英語」に変更してからスクリーンショットを取得するのがオススメです。

また、個人情報(電話番号、住所、社会保障番号、生年月日、ユーザー名、パスワード、クレジットカード情報など)はマスクしてもOKとなっています。気になる方は事前に対処しておきましょう。

 

ステップ5:申請書の送付

ここまで記入すれば、後は申請書を提出するだけです。画面を一番下までスクロールすると、いくつかチェックボックがあります。内容を確認の上、「REQUEST STATUS MATCH NOW」ボタンを押しましょう。

ステータスマッチのステップ5:申請書の送付

ステータスマッチのステップ5:申請書の送付

 

ステップ6:申請結果の確認

後は、ステータスマッチの申請結果を待つだけです。規約上は、審査には「7から12営業日」が必要と記載されています。

私が2016年に実施した際には、審査結果のメール送信などは特になく、申請から3日後にヒルトンオナーズにログインすることで、ステータスマッチが成功したことを確認できました。

ステータスマッチのステップ6:申請結果の確認

ステータスマッチのステップ6:申請結果の確認

 

数日してもメールが来ない場合は、ヒルトンオナーズにログインしてステータスを確認してみるのがオススメです。

MEMO

コロナ禍では従来よりも判定までに時間が必要となっているようです。辛抱強く待ちましょう。

 

ヒルトンのエリートステータス特典

ここでは、ヒルトンオナーズのエリートステータス特典を簡単にまとめておきたいと思います。

ステータスのランクは4段階

ヒルトンオナーズのステータスのランクは4段階となっています。

ヒルトンオナーズに入会するともれなく獲得できるのが「メンバー」で、その後、獲得条件を満たすことで「シルバー」「ゴールド」「ダイヤモンド」という具合にステータスがアップしていきます。

ヒルトンオナーズのステータス:概要

 

エリートステータス獲得のための条件

ヒルトンオナーズの場合、エリートステータス獲得のための条件は「①滞在数」「②宿泊数」「③ベースポイント数」の3つがあり、1年間のうちにいずれか1つが条件を満たせばOKとなっています。

具体的な獲得条件は以下のようになっています。

<エリートステータスの獲得条件(通常)>

  シルバー ゴールド ダイヤモンド
①滞在数 4回 20回 30回
②宿泊数 10泊 40泊 60泊
③ベースポイント数 25,000ポイント 75,000ポイント 120,000ポイント

 

2023年のステータスマッチでは、ゴールドに8泊、ダイヤモンドに14泊で到達することができます。

2023年は、通常必要な宿泊実績に比べて、ゴールドで5分の1、ダイヤモンドで約4分の1でOKということになります。

もちろん、ステータスマッチでは90日間で条件クリアが必要という期間的な縛りがありますが、驚異的なお得さであることは間違いありませんね。

 

エリートステータスの特典

ヒルトンオナーズのエリートステータス特典の一覧は以下のようになります。

この中で特に重要なのは「客室のアップグレード」と「無料朝食」「エグゼクティブラウンジの利用権」の3つとなります(いずれも赤線)。

<エリートステータス特典の一覧>

ヒルトンオナーズのステータス:特典一覧

 

まず、「客室のアップグレード」はゴールドエリートから利用することができます。

ただし、ゴールドの場合、アップグレードされるのは「エグゼクティブまで」ですが、ダイヤモンドになると「1ベッドスイートまで」となります。スイートルームまで視野に入るというのは夢がありますね。

「無料朝食」については、ゴールドとダイヤモンドともに利用することができます。こちらは特に違いはありませんが、宿泊の度に無料で朝食をいただけるというのは非常に助かります。魅力的な特典です。

最後の「エグゼクティブラウンジの利用権」については、ダイヤモンドのみが利用できます。

エグゼクティブラウンジでは、通常、朝食やアフタヌーンティー、カクテルタイムなど、時間帯に応じたフードプレゼンテーションが実施されています。

特に、カクテルタイムではアルコールも提供されるようになり、リラックスした時間を過ごすことができます。このエグゼクティブラウンジを利用できるというのは、最上位のステータスであるダイヤモンドの特権ですね。

<重要なエリートステータス特典>

  ゴールド ダイヤモンド
客室のアップグレード
エグゼクティブまで

1ベッドスイートまで
無料朝食
エグゼクティブラウンジの利用権  

 

ヒルトンのステータスマッチ:魅力とメリット

最初にゴールドステータスを獲得できるため特典を享受した状態で宿泊実績を貯められる

ヒルトンのステータスマッチの魅力はなんといっても、最初に「ゴールド」のステータスを獲得できることです。

「ゴールドエリート」の状態で、ステータス獲得に必要な宿泊(ゴールドで7泊、ダイヤモンドで12泊)をすることができますので、宿泊の度に「無料朝食」をいただくことができます。

また、「客室のアップグレード」もされるチャンスがあります。ノンステータスでホテル宿泊を行うとでは、楽しさに雲泥の差があります。

 

ヒルトンのステータスマッチ:注意点と考慮点

ここでは、ヒルトンのステータスマッチを行う上での注意点をいくつかご紹介したいと思います。

ヒルトンオナーズのゴールドステータス以上を保有している場合は承認されない

ヒルトンのゴールドステータス以上を既に保有している場合は対象外となります。仮にステータスマッチを申請しても承認されません。

アメックスプラチナ」などクレジットカードの特典で既にヒルトンのゴールドステータスを獲得している場合などは注意しましょう。

 

宿泊数を満たすためには公式サイトから予約する必要がある

ステータスマッチ後、必要な宿泊数を満たすためには、公式サイトから予約するようにしましょう。

一休や楽天トラベルなど、外部のサイトから予約した場合は「宿泊実績」にカウントされないため注意が必要です。

 

キャンペーンとの併用がお得

ヒルトンでは、定期的にお得なキャンペーンを実施しています。

直近では「ダブルポイント」というキャンペーンを発表しており、宿泊ごとに2倍のポイントを獲得できというお得な内容になっています。

ヒルトン「ダブルポイント」キャンペーン:概要

 

キャンペーン期間は2024年5月2日から9月2日までとなっています。キャンペーン参加にはエントリーが必要となっていますので、事前にエントリーだけでも済ませておきましょう。

ヒルトンキャンペーンの最新情報はこちらの記事ご紹介しております。合わせてご参照ください。

 

ヒルトンのダイヤモンド特典:体験レポート

最後に、実際に私が体験したヒルトン・オナーズのダイヤモンド特典のレポートをいくつかご紹介したいと思います。

国内・海外問わず、たくさんのヒルトンホテルでダイヤモンド特典を享受することができています。

エグゼクティブラウンジの利用

エグゼクティブラウンジの体験レポートはこちらになります。海外・国内問わず、エグゼクティブラウンジを利用可能です。ホテルでの飲み放題、食べ放題のカクテルタイムは最高です!

 

部屋のアップグレード

こちらも、国内・海外問わず、部屋のアップグレードに成功しています。一番下のカテゴリーの部屋を予約しても、多くのケースで、エグゼクティブルームへのアップグレードに成功しています。

 

中でも、セールでの格安予約からコンラッド東京のスイートルームにアップグレードいただいたのには感動しました。ダイヤモンド特典の威力発揮といったところですね。

 

まとめ

今回は、2024年最新版となる、ヒルトンのステータスマッチについてご紹介しました。

ヒルトンのステータスマッチは近年継続されていますが、2024年は、最短14泊でダイヤモンド、8泊でゴールドのステータスを獲得することができます。

従来基準(2020年)から比較すると20%削減となるお得な水準となっています。

コロナ禍による条件緩和もそろそろ打ち止め感があります。2024年が条件緩和でステータスマッチできるラストチャンスになるかもしれません。

ヒルトンの上級会員に興味のある方はぜひ検討してみていただければと思います。

 

それでは、また!