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ヒルトンの「新型コロナウィルス」対応のまとめ!キャンセル料金、ステータス延長は?

新型コロナウィルス(COVID-19)への対応がヒルトン(Hilton)より発表になりました。日本時間の2020年3月17日の夜に会員向けメールで配信されています。当記事ではこの内容をもとに、多くの方が気になるであろう「キャンセルポリシー(キャンセル料金)」と「ステータス延長(会員資格)」のそれぞれの最新状況について確認していきたいと思います。

注意:当記事は2020年3月18日時点の情報で構成しております。詳細はリンク先の公式ウェブサイトの情報をご確認ください。

更新履歴(2020年3月27日)

3月25日に発表された内容を受けて以下2点追記しました。

  1. 予約の変更・キャンセルの期限を4月30日から6月30日に変更
  2. ポイント有効期限の延長を5月31日から12月31日に変更
  3. ステータス延長の対応を追記

ヒルトンの「新型コロナウィルス」対応のリンク

ヒルトンの「新型コロナウィルス」対応の概要については、公式ウェブサイトで発表になっています。公式ウェブサイトの情報は「英語」となっていますが、会員向けには日本語でメール配信もされました。

具体的なリンクは以下になります。こちらのリンクは適宜アップデートされることが予想されますので、まずはこちらの情報を確かめるのがオススメです。

<ヒルトンの「新型コロナウィルス」対応の概要>

 

こちらのリンクでは、主にヒルトンの「感染予防対策」と「キャンセルポリシー」「ポイントと会員資格」についての情報が記載されています。

MEMO

ヒルトンオナーズ」の入会方法から特典、エリートメンバーになる方法などの詳細はこちらの記事でまとめています。合わせてご参照ください。

 

新型コロナウィルス対応:キャンセルポリシー(キャンセル料金)

MEMO

3月25日に発表された内容で、予約の変更・キャンセルの期限が4月30日から6月30日に延長になりました。

新型コロナウィルスに対応した「キャンセルポリシー」は以下のようになっています。会員向けメール(日本語版)を引用したものです。

まず、基本的に、政府による渡航制限の影響を受ける地域では、無料で予約の変更、キャンセルを行うことができます(黄色下線)。これは以前から発表になっていました。

そして、今回追加になったのが、「青字」の既に予約を持っている場合のポリシーと、「赤字」のこれから予約を行う場合のポリシー、になります。

当社では、引き続きお客様に柔軟な予約オプションをご提供できるよう努めています。今回の特別な状況を鑑み、よりいっそう安心してご旅行いただけるよう、個人予約のお客様向けのご予約ポリシーを以下のとおり調整いたします。

  • 政府による渡航制限: 政府が発令した渡航制限の影響を受ける地域について、引き続き無料で予約内容の変更およびキャンセルが可能です。最新情報は、こちらをクリックしてご覧ください。
  • 既存のご予約:2020年4月30日6月30日(火)までにご到着予定のすべてのご予約は、キャンセル不可(「ヒルトン早期割引」)との記載がある場合でも、ご到着予定時刻の24時間前までであれば無料で予約内容の変更およびキャンセルが可能です。
  • 新規のご予約: 2020年4月30日6月30日(火)までにお申し込みいただいたすべてのご予約は、キャンセル不可(「ヒルトン早期割引」)との記載がある場合でも、ご到着予定時刻の24時間前までであれば無料で予約内容の変更またはキャンセルが可能です。

ヒルトンのウェブサイト、アプリまたはコールセンターを通じてお申し込みいただいたご予約の変更をご希望の場合は、 ヒルトン・リザベーションズ&カスタマー・ケアまでご連絡ください。旅行代理店や他の予約サイト等上記以外の方法でご予約をされたお客様は、ご予約をされた会社やサイト等に直接お問い合わせください。

 

既存の予約については、2020年4月30日6月30日までに到着予定のものは、キャンセル規程にかかわらず、到着予定の24時間前までであれば「無料」で予約の変更およびキャンセルが可能になっています。

新規の予約については、2020年4月30日6月30日までに実施したものについては、こちらもキャンセル規程にかかわらず、到着予定の24時間前までであれば「無料」で予約の変更およびキャンセルが可能になっています。

 

既存の予約だけでなく、新規の予約についても保護してもらえるということで、夏休みの予定が組みやすくなります(GWは情勢的にちょっと難しいかな・・)。

4月30日6月30日までに予約しておけば、その後の状況を見て、予約の変更やキャンセルを柔軟に行うことができるため安心ですね。

 

ちなみに、こちらのキャンセルポリシーはヒルトンの公式(サイトもしくは電話)からの予約のみに適用されます。旅行代理店やホテル宿泊予約サイトを利用している場合は、そちらのキャンセルポリシーに従うことになります。

MEMO

ライバルである「マリオット」でも新型コロナウィルスに対応したキャンセルポリシーが発表になっていますが、こちらも2020年4月30日を基準にした同等の内容になっています。ホテル業界では「4月30日」というのが今のところの当面の基準になっているようですね。

 

新型コロナウィルス対応:ポイントおよび会員資格

MEMO

3月25日に発表された内容で、ポイント有効期限が5月31日から12月31日に延長されました。

新型コロナウィルスに対応した「ポイントと会員資格」は以下のようになっています。会員向けメール(日本語版)を引用したものです。

「青字」がポイントの有効期限、「赤字」が会員資格への対応となります。

ヒルトン・オナーズ・ポイントおよび会員資格の付与は、お客様への感謝を示すための重要なものであることを認識しています。また、現在の状況により、当社ホテルでのご宿泊が困難になる場合があることも承知しています。

  • 2020年5月31日12月31日(木)までの間に失効する予定のすべてのポイントの有効期限を保留します。
  • 2021年の会員資格獲得条件を変更します。状況は今もなお変化しているため、具体的な変更内容を発表するには時期尚早であると考えますが、できる限り早期に詳細をお知らせできるよう努めてまいります。

 

ポイントの有効期限

ポイントの有効期限については、2020年5月31日12月31日までの間に失効する予定のポイントの有効期限が保留されます。つまりは、2020年5月31日までに失効するポイントについては、有効期限が実質的に2020年5月31日12月31日まで延長されるのと同等の効果があるということですね。

ヒルトンのポイントの有効期限は通常は「15カ月間」となっています。意外と短く設定されていますので、この有効期限の失効停止の恩恵を受けられる方も多いかもしれません。

 

ちなみに、ヒルトンのポイントは、口座のポイント数に変動があると、その都度有効期限が延長される仕組みになっています。

参考 ヒルトン・オナーズ会員規約ヒルトン

 

会員資格(ステータス延長)

2020年3月25日に「ステータス延長」に関する対応が発表になりました。内容的には、既にステータスを保持している方向けと、これからステータスを獲得する方向けの、大きく2つに分かれています。

まずは、2019年に既に獲得している分のステータスに関してです。2020年3月31日に期限を迎えるステータスについては、有効期限が2021年3月31日まで延長されます。つまり、1年間の延長ということになりますね。

2019年の会員資格の延長: 2020年3月31日(火)に2019年の会員資格(ダイヤモンド、ゴールド、シルバー)がダウングレードされる予定のすべてのお客様に対して、2021年3月31日(水)まで会員資格を自動的に延長します。

 

続いてこちらが、2020年に獲得する予定のステータスに関してです。こちらは、通常であれば有効期限は2021年3月31日までとなりますが、2022年3月31日までに延長になります。こちらも、1年間の延長ということになりますね。

2020年の会員資格の延長: 2020年の会員資格を2022年3月31日(木)まで延長します。これにより、現在お持ちのダイヤモンド、ゴールド、シルバー会員資格の特典を今後 24ヵ月間お楽しみいただけることになります。

 

既存のステータス、新規のステータス、ともに1年間の延長ということで、非常に太っ腹な対応ということが言えますね。

 

MEMO

マリオットも、2019年中に獲得したステータスは、2022年2月まで1年館の延長になるという発表がなされました。

ライバルである「マリオット」は、会員ステータスの延長については「時期尚早」として詳細は未定という状況になっています。ステータスの延長になるのか、獲得基準の緩和になるのか、発表が待たれるところです。

 

ただ、マリオットについては、こちらの記事でご紹介させていただいたように、既に2020年度のステータス更新を実施しています。ステータス延長となった場合、再度ステータスを元に戻すという作業が必要になるため、個人的には、ステータス延長となる確率は少ないのではないかと思っています。

 

ちなみに、ライバルの「IHG」については、ステータス獲得基準を20%から30%ほど引き下げる対応を既に発表しています。マリオットもこんな感じになるのかな・・。

コロナウィルスに対応したステータス獲得基準(IHG)

コロナウィルスに対応したステータス獲得基準(IHG)

 

IHGの新型コロナウィルス対応については、以下公式ウェブサイトからご確認いただけます。

参考 渡航情報に関する方針IHG

 

まとめ:ヒルトンの「新型コロナウィルス」対応のまとめ!キャンセル料金、ステータス延長は?

今回は、ヒルトンにおける「新型コロナウィルス(COVID-19)」への対応を、「キャンセルポリシー(キャンセル料金)」と「ステータス延長(会員資格)」の観点でまとめてみました。

既存の予約だけでなく、新規の予定についても保護されるということで、夏休みの予定を前向きに検討することができそうです。ステータス獲得基準についても、早く明確化されると安心できて良いですね。

何にしても、ホテル宿泊好きとしては、早くコロナウィルスによる騒動が収まり、安心してホテル宿泊できるようになるのを祈るばかりです。

 

それでは、また!

 

補足:新型コロナウィルス対応「感染予防対策」

最後に補足として、ヒルトンの新型コロナウィルスにおける「感染予防対策」を掲載しておきます。合わせてご参照ください。

安全なご旅行のために

当社では、お客様とチームメンバー(従業員)の健康と安全を最重視しており、施設の衛生環境を最高水準に保つよう全力で取り組んでいます。新型コロナウイルス対策として、WHO(世界保健機関)、CDC(米国疾病予防管理センター)および厚生労働省を含む世界および各国の保健当局からのガイダンスに従い定めた追加措置を導入し、以下のとおり清掃・衛生管理を厳格化しました。

  • ホテルスタッフへの状況説明を継続的に行い、予防対策における業務手順を強化しています。
  • 公共スペース(ロビー、エレベーター、ドアハンドル、化粧室を含む)の清掃頻度を増やし、アルコール消毒剤を継続して使用しています。
  • 食品安全に関する最新の推奨事項に従い、今後も料飲サービスを調整してまいります
  • 手指用アルコール消毒剤をより多くの場所に設置しています。

地域およびグローバル対応チームを始動し、24時間体制で当社のホテルへのサポートを提供し、当社のホテルのいずれかで新型コロナウイルス感染が発生したという報告を受けた場合には、迅速に対応できるよう準備をしています。