「三井ガーデンホテル豊洲プレミア」は、2020年8月にオープンしたばかりの新しいホテルです。人気の商業施設である「ららぽーと豊洲」に隣接しており「豊洲市場」にも近く、観光にもビジネスにも便利な立地となっています。また、33階以上という高層階に設定された客室からはベイエリアの眺望を楽しむことができ、外湯を備える大浴場も併設されるなど、設備も充実しています。当記事では宿泊記として、外観からロビー、客室、大浴場、コインランドリーまで、詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
三井ガーデンホテル豊洲プレミアとは
三井ガーデンホテル系列のホテル
「三井ガーデンホテル豊洲プレミア」は、2020年8月にオープンしたばかりの新しいホテルです。
その名前のとおり、全国にビジネスホテルを展開している「三井ガーデンホテル」系列のホテルで東京・豊洲に位置しています。
以前は「三井ガーデンホテル豊洲プレミア」という名称でしたが、2022年10月から「三井ガーデンホテル豊洲プレミア」に変更になりました。
三井ガーデンホテル豊洲プレミア:基本情報
施設概要
「三井ガーデンホテル豊洲プレミア」は、人気の商業施設である「ららぽーと豊洲」に隣接しています。
既存の「ららぽーと豊洲1・2」を拡張する形で新オープンした「ららぽーと豊洲3(ベイサイドクロスタワー)」の高層階である33階から36階に入居しています。
客室数は全225室で、高層階からの東京ベイエリアへのパノラミックな眺望が特徴となっています。また、ホテル内にはレストランやバーの他、外湯を完備した大浴場も備えています。
場所とアクセス
「三井ガーデンホテル豊洲プレミア」は、人気の商業施設である「ららぽーと豊洲」に直結しています。
「豊洲市場」までもモノレールで2駅、タクシーで1メーターほどでアクセスすることができ、ショッピングや観光に最適な立地となっています。
また、豊洲周辺にはオフィスビルが林立しており、東京メトロ「豊洲駅」へも直結していますので、ビジネスにも便利な立地となっています。
<電車でのアクセス>
- 東京メトロ有楽町線:豊洲駅(2番出口)直結
加えて、ホテル正面のバスロータリーには、羽田空港および成田空港とを接続するリムジンバスが運行しています。飛行機を利用して都外からアクセスする方にもスムーズなアクセスを確保しています。
<バスでのアクセス>
- 羽田空港からリムジンバス:約20分
- 成田空港からリムジンバス:約70分
「三井ガーデンホテル豊洲プレミア」の周辺地図はこちらになります。
チェックイン&チェックアウト時間
「三井ガーデンホテル豊洲プレミア」の標準的なチェックイン時間とチェックアウト時間は以下になります。
<チェックイン&チェックアウト時間>
- チェックイン時間:15:00
- チェックアウト時間:11:00
「三井ガーデンホテル豊洲プレミア」の公式サイトはこちらになります。
参考 Topページ三井ガーデンホテル豊洲プレミア
三井ガーデンホテル豊洲プレミア ブログ宿泊記:客室(スーペリアクイーン)をレポート
さて、前置きが少々長くなりましたが、ここからは「三井ガーデンホテル豊洲プレミア」に実際に宿泊した様子をご紹介していきたいと思います。
外観
「三井ガーデンホテル豊洲プレミア」が入居する「ベイサイドクロスタワー」は写真右手の高層階ビルとなります。こちらのビルは、低層階は「豊洲ららぽーと3」として商業施設が、中層階には企業のオフィスも入居しています。
「三井ガーデンホテル豊洲プレミア」のエントランスは1階と地下1階に設置されています。地下1階のエントランスは地下鉄出口すぐのところに設置されており、とても便利です。
こちらの写真は1階のエントランスになります。
エントランスを抜けるとホテル専用の内廊下が設置されています。
こちらには、「雫(しずく)」をイメージさせるようなライトアップと幻想的な音楽が流されています。海の近くに位置するこちらのホテルのイメージを演出しているようです。
内廊下を抜けるとエレベーターホールに出ます。こちらから、36階にあるロビーフロアまでエレベーターで直通となっています。早速、ロビーフロアに向かいましょう。
ロビー
36階はこちらのビルの最上階になります。ロビーフロアには、レセプションの他、バーやレストラン、大浴場などの共用施設が配置されています。
ロビーはこんな感じです。壁一面がハイサッシの窓になっており、明るく開放的な空間となっています。
窓の外に広がる眺望を鑑賞できるように、ロビーにはソファー席が並べられています。ソファーもおしゃれです。
また、ロビーの一角には、バーカウンターが設置されています。その奥に位置するのがレストランの「THE PENTHOUSE with weekend terrace」です。
どちらもモダンなデザインで眺望抜群です。デートなどにも良さそうですね。
私が訪れたのは12月上旬ということで、ロビーには立派なツリーが飾られていました。華やかな雰囲気です。
また、ロビーの一角には展望スペースも用意されています。中央には、「かもめ」をモチーフとしたオブジェも展示されています。
自由に空を飛んでいるようなイメージですね。かっこいいです。
こちら展望スペースからの眺望はこんな感じです。「晴海大橋」や「豊洲大橋」、そして「豊洲市場」の姿を捉えることができます。
また、その先には「レインボーブリッジや「芝浦埠頭」も見えます。「ザ・湾岸ビュー」といった感じです。
そして、さらにその先には富士山の姿を捉えることもできます。肉眼だと、写真よりも大きく見えます。素晴らしい眺望です。
チェックイン
ロビーの中央にはレセプションが用意されており、こちらでチェックインやチェックアウトの手続きを行います。私が訪れたのは、ちょうど15時を過ぎたところで、数組の行列ができていました(写真は早朝のものです)。
今回は、ホテル予約サイトの「一休」を通じて「スーペリアクイーン」の客室を予約していました。「三井ガーデンホテルズ」では、何のステータスも持っていませんので、予約した通りの客室のアサインとなりました。
ちなみに、こちらのホテルの客室をグレード順に並べるとこんな感じになります。「スーペリアクイーン」は、こちらのホテルでは中間的なグレードの客室ということになりますね。
<客室のグレード>
- モデレートダブル(18平米)
- コンフォートダブル(19.3平米)
- スーペリアクイーン(22.4平米)<=今回予約
- スーペリアツイン(26平米)
- スーペリアビューバスキング/ツイン(28.8平米)
- デラックスビューバスコーナーキング(32.1平米)
- エグゼクティブビューバスコーナーキング(39平米)
客室(スーペリアクイーン)
さて、フロントでのチェックイン後は客室に移動しましょう。
今回アサインされたのは34階の客室になります。こちらのホテルでは、最上階である36階が共用施設になりますので、客室は33階から35階に配置されています。
全体像と雰囲気
「スーペリアクイーン」の客室の扉を開けるとこんな感じになります。右手にクローゼット、左手にバスルーム、奥に寝室という配置になります。
寝室はこんな感じです。中央にはクイーンサイズのベッドが、窓側にはデイベッドとチェア、テーブルが配置されています。内装はスタイリッシュでモダンな印象です。
大人な落ち着いた雰囲気でまとめられています。
ベッドの正面には壁掛けTVが設置されています。サイズは「43インチ」で程よい大きさですね。
窓側から客室の奥を見てみるとこんな感じになります。「スーペリアクイーン」の客室の広さは「22.4平米」ということで、窮屈な感じはしませんが、こじんまりとまとまっている印象となっています。
眺望
それでは、気になる眺望を確認してみましょう。
窓を開けると、ベイエリアの眺望が広がっています。どこもかしこもマンションばかりです。とりわけ高いマンションが並んでいるのは、東雲方面ですね。
なかなか壮観な眺めです。
こちら側には、運河を超えて、有明の高層マンションの姿も見えます。この日は曇り空だったのがちょっと残念ですが、夕日も少し楽しむことができました。
夜になると、マンションの明かりがキラキラと、とても綺麗でした。豊洲の高層マンションに住んでいると、こんな感じの眺望を毎日楽しめるのでしょうね。
高層マンションの暮らしを疑似体験することができました。
ミニバー
客室の一角にはミニバーが用意されています。
上段の棚の中にはポットが入っていました。
また、下のキャビネットには、グラスやカップが用意されていました。
お茶は、「煎茶」と「紅茶」のティーバッグが用意されていました。コーヒーについては用意はありません。珍しいですね。
キャビネットの下部には冷蔵庫が収納されています。中はこんな感じで、基本的には「空」になっていますが、無料でいただけるお水が用意されていました。
用意されていたのはKIRINの「おいしい天然水」の缶で、全部で4本用意されていました。多分、1人2本で2人分ですね。
水はペットボトルで用意されているところが多い中、缶というのはなかなか新鮮でした。
バスルーム
続いては、バスルームを確認したいと思います。バスルームはバスタブとシャワー、トイレが一室にまとめられたユニットバスとなっています。
トイレはウォシュレット付きです。
洗面台は当然ながらシングルボウルで、アメニティーやカップ、ドライヤーなどが棚に配置されています。
アメニティーはこんな感じです。歯ブラシ、ヘアブラシ、髭剃り、シャワーキャップ、コットン、ボディータオルが用意されていました。
化粧水や乳液の用意はありませんので要注意です。必要に応じて持参するようにしましょう。
ドライヤーは安心の「Panasonic」製です。
バスタブはこんな感じです。広々とはいきませんが、成人男性が窮屈なことなく寛ぐことができます。
バスアメニティーは「REANA」という「花王」の業務用ブランドとなっていました。泡立ちも良く、使い心地もさらっとしていてなかなか良かったです。
タオルはバスタオルとハンドタオルが二枚ずつ用意されていました。ちなみに、バスローブの用意はありません。このあたりはビジネスホテルっぽい仕様ですね。
クローゼット
クローゼットは客室の扉を入ってすぐのところに用意されています。扉が姿見を兼ねていて機能的です。
クローゼットの中はこんな感じです。奥行きはそれほどなくコンパクトな感じです。使い捨てのスリッパも用意されています。
スリッパは、ペラペラでもなく、ふわふわでもなく、その中間な感じです。使いやすいタイプです。
隣のスペースには、金庫も用意されていました。消臭スプレーもありますね。
また、金庫の下の引き出しの中には、ビニールバッグ(Public Bath Bag)とパジャマが収納されていました。
こちらのビニールバッグは大浴場に行く際に利用します。大浴場にはタオルの用意がありませんので、客室内のタオルをこちらのバッグに入れて移動する形になっています。
パジャマはこんな感じです。やわらかい厚手の生地で、上下セパレートとなっています。
こちらのパジャマは館内着も兼ねていて、大浴場にはこちらのパジャマとスリッパのセットで利用することができます。リラックスできて良いですね。
その他設備
最後に、細かい設備をご紹介したいと思います。
こちらは、ベッドサイドのボタンおよび電源です。照明はこちらのボタンで集中コントロールできるようになっています。また、電源は、プラグとUSBの両方が用意されていました。
このあたりはオープンして間もないということで、今時の設備となっていますね。
ベッドサイドの引き出しの中には、マルチプラグタイプのUSBケーブルも用意されていました。携帯やスマホの充電ケーブルを忘れても安心ですね。
なかなかに親切です。
こちらは、テレビのインフォメーション画面です。大浴場やレストラン、コインランドリーの混雑状況はこちらのインフォメーション画面から確認できるようになっています。
コロナ禍では便利な機能ですね。
また、面白いことに、客室からの眺望を見取り図で確認できるようになっていました。今回宿泊した「スーペリアクイーン」は「南東方面」ということになります。
東京タワーの姿を拝むためには「南西方面」の客室である必要があるようです。該当するのは「エグゼクティブビューバスコーナーキング」となっています。
一番グレードの高い客室が眺望も恵まれるように設計されているようです。合理的ですね。
ちなみに、富士山は「南西方面」で「スーペリアビューバスツイン」が、東京スカイツリーは「北西方面」で「デラックスビューバスコーナーキング」が、東京ディズニーリゾートは「東方面」で「エグゼクティブビューバスコーナーツイン」が、それぞれ該当します。
客室名に「ビューバス」と入っているものは、やはり眺望が良いようです。眺望にこだわる方は参考にしていただければと思います。
こちらは「貸出備品」のリストです。ズボンプレッサーや加湿空気清浄機、毛布などを貸していただくことが可能です。必要に応じてフロントにリクエストしましょう。
こちらは、客室のルームキーです。こちらのルームキーは大浴場のアクセスキーにもなっており、右手の「茶色」が男性用、左手の「白色」が女性用になっています。
間違えないように要注意ですね。
三井ガーデンホテル豊洲プレミア ブログ宿泊記:大浴場とコインランドリーをレポート
大浴場
さて、続いては、こちらのホテルの特徴ともなっている「大浴場」をご紹介したいと思います。大浴場はロビーフロアである36階に位置しています。
利用料金と営業時間は以下のようになっています。宿泊者は無料で深夜1時まで利用できるのは嬉しいポイントです。ただ、朝の時間は9時でクローズしてしまうため、朝湯を利用する場合は早起きが必要になりますね。
<利用料金と営業時間>
- 利用料金:宿泊者無料
- 営業時間:06:00~09:00 / 15:00~25:00
大浴場のエントランスはこちらのようになっています。男女別で、さきほどご紹介したルームキーでアクセスすることができます。
ロッカールームの中はこんな感じです。ロッカールームになっており、鍵のかかるロッカーが複数用意されています。
また、ロッカールームの中には、パウダールーム(グルーミングコーナー)も併設されています。ドライヤーなども用意されていますので、身嗜みを整えることができるようになっています。
ただ、こちらの大浴場には、タオル類の用意はありません。
客室から持ち込む必要がありますので注意が必要ですね。うっかりタオルを忘れて入浴してしまうと大変な事になります(笑)。
大浴場の中はこんな感じになっています。こちらは、公式サイトからお借りした写真です。内湯と外湯の2種類があり、外湯は天井が半分開放されており、外気が入ってくるようになっていました。
また、外湯は壁一面がハイサッシになっており、外の眺望を楽しめるようになっています。方角としては、ロビーと同じになっており、レインボーブリッジや、晴れていれば富士山の姿も拝めるようになっていました。
外湯はオープンエアで眺望も良好ということで、ちょっとした露天風呂気分です。エリア全体にはヒーリングミュージックもかけられており、ゆったりとしたリラックスタイムを過ごすことができました。
ただ、こちらの大浴場にはサウナの用意がありません。せっかくの広いスペースですので、サウナも用意していただけたら最高だったのに、とサウナ好きからするとちょっと残念です。
三井ガーデンホテル系列は、どのホテルも大浴場はあってもサウナの用意はないので、これを言ってもしょうがないのですけどね・・。
コインラインドリー&自動販売機、喫煙コーナー
さて、最後にコインランドリーと自動販売機、喫煙コーナーをご紹介したいと思います。これらの施設は客室フロア(33階から35階)に設置されています。
自動販売機はこんな感じで、水やソフトドリンクが販売されています。料金としては、市販価格のプラス20円から30円といった感じで良心的な設定となっていました。
また、併せて「製氷機」も用意されています。氷は当然ながら無料です。
コインラインドリーはこんな感じです。ドラム式の洗濯乾燥機が2台用意されていました。
洗濯のみの場合は300円から、洗濯乾燥の場合は400円から利用することができます。ファミリーや長期滞在の方には嬉しい設備ですね。
喫煙コーナーはこんな感じです。ソファーと灰皿が用意されています。意外と余裕のあるスペースです。
こちらの喫煙コーナーには大きな窓が用意されています。しかも、ロビーと同じレインボーブリッジや富士山が望める方角となっていました。
素晴らしい眺望を楽しみながらタバコが吸えるなんて贅沢ですね。
三井ガーデンホテル豊洲プレミア:予約した客室と宿泊料金(コスト)
今回、こちらの「三井ガーデンホテル豊洲プレミア」には、ホテル予約サイトの「一休」を利用しました。客室のグレードは「スーペリアクイーン」で、1泊2名で朝食付きプランを利用しました。
元値は「18,310円」でしたが、ポイントの即時利用と「GoToTravel割引」で「10,987円」で利用することができました。
オープン間もない話題のホテルへの宿泊を割安に実現することができ、感謝感謝です。
<宿泊コスト>
- 宿泊料:18,310円
- ポイント即時割引:-915円
- GoToTravel割引:-6,408円
- 差し引き:10,987円
- 地域共通クーポン:+3,000円
ホテルの宿泊料金は複数の予約サイトを比較するのが節約するコツです。最新価格はこちらのリンクからそれぞれご確認ください。
まとめ
今回は、「三井ガーデンホテル豊洲プレミア」宿泊記として、外観からロビー、客室、大浴場、コインランドリーまで、詳しくご紹介していきました。
「三井ガーデンホテル豊洲プレミア」は2020年8月にオープンしたばかりの新しいホテルということで、館内はどこもまだピカピカで、とても気持ちよく滞在することができました。
特に、最上階(36階)に設定されたロビーからの眺望は素晴らしく、時間を忘れて楽しむことができました。館内のデザインもスタイリッシュで、非日常感を存分に堪能することができます。
また、外湯を備える大浴場は、サウナがないのは残念ながらも十分な広さがあり、リラックスした時間を過ごすことができました。
客室の広さは狭めですが「ビジネスホテル+アルファ」ぐらいのリーズナブル価格設定となっており、コストパフォーマンスに非常に優れたホテルではないかと思います。
カップルや女子会などで利用する場合は、眺望の良い「ビューバスルーム」を選択するのがオススメです。気分が盛り上がること間違いなしです。
次の記事では、館内のレストランである「THE PENTHOUSE with weekend terrace」でいただいた朝食の様子をご紹介したいと思います。
==>次の記事
それでは、また!
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