福岡空港 カードラウンジ「くつろぎのラウンジTIME」を訪問レポート!
今回は、福岡空港の国内線カードラウンジである「くつろぎのラウンジTIME」をレポートしたいと思います。「くつろぎのラウンジTIME」は非制限エリアにあるゴールドカードラウンジです。対象のクレジットカードと当日の搭乗券(もしくはその控え)を持っていれば無料で利用できるので、気軽に利用することができます。また、カードラウンジの場合、アルコールは有料であることが多いですが、こちらではソフトドリンクか、ビール1本を選択できますので、なかなか魅力的です。以下で詳細をレポートしていきます。
目次
福岡空港 カードラウンジ「くつろぎのラウンジTIME」とは
「くつろぎのラウンジTIME」はカードラウンジです。ゴールドカードもしくはそれ同等のグレードのクレジットカード保有者が利用できるラウンジです。ゴールドカードラウンジとも呼ばれています。
福岡空港 カードラウンジ「くつろぎのラウンジTIME」の場所とアクセス
場所は、福岡空港国内線旅客ターミナルビルの北1階にあります。以下の図は、福岡空港国内線旅客ターミナルビルの1階のマップですが、ちょうど、到着口/北の隣あたりにあります。誰でも入ることができる非制限エリアにあります。ANAなど航空会社のチェックインカウンターはブルーの南側にありますので、ちょっと距離がありますね。
福岡空港 カードラウンジ「くつろぎのラウンジTIME」の利用資格と利用料金
対象のクレジットカードを持っている場合、ラウンジを無料で利用することができます。一般的に、ゴールドカード(もしくはそれ同等)と呼ばれるグレードのクレジットカードが対象になっています。また、カードラウンジを利用できるのは、基本はカードを持っている本人のみです。同伴者は有料になります。ただし、アメリカン・エキスプレスカードの場合は、当日の搭乗内容がご確認できるものをお持ちの同伴者1名様まで無料で利用することができます。
本人名義のカードと当日の搭乗内容が確認できる搭乗券または控え等を、入り口のところの受付に提示することで利用することができます。料金は、前述のとおり無料です。
1. 無料で利用できるクレジットカードを持っている場合
無料で利用できるクレジットカードの種類は以下になります。ただし、無料で利用できるクレジットカードのグレードについては、保有しているカードごとに異なりますので、別途ご確認いただく必要があります。
私の場合は、私の現在のメインカードである「SPGアメックス」を提示してこちらのラウンジを利用しました。もちろん、無料で利用できました。
「SPGアメックス」で無料で利用できる空港ラウンジの一覧はこちらからご確認ください。
また、「航空会社ラウンジ」とゴールドカードで利用できる「カードラウンジ」の違いについては、こちらの記事をご参照ください。
2. 無料で利用できるクレジットカードをもっていない場合
無料で利用できるクレジットカードをもっていない場合は、有料でどなたでも利用することができます。料金は以下になります。
<利用料金>
- 大人:1,000円(税抜価格)
- 小人:500円(税抜価格)※3歳以上12歳未満
福岡空港 カードラウンジ「くつろぎのラウンジTIME」の営業時間とサービス内容
営業時間やサービス内容等、基本情報は以下になります。146席ということで、カードラウンジとしては、かなり大きな部類に入るのではないでしょうか。先日ご紹介した羽田空港国内線のカードラウンジ(AIRPORT LOUNGE)は、席数は70前後でした。倍の規模がありますね。
また、こちらの「くつろぎのラウンジTIME」の特徴は赤字の部分です。1本だけですが、ビールをいただくことができます。ソフトドリンクかビールの選択制なので、ビールを選択した場合はソフトドリンクはいただけなくなってしまいますが、ビールLOVEは人には嬉しいポイントです。
<場所>
- 国内線旅客ターミナルビル北1F
<営業時間>
- 6:30~20:30
- 年中無休
<座席数>
- 146席(禁煙133席、喫煙13席)
<提供サービス(対象のクレジットカード保有で無料で受けられるサービス)>
- フリーソフトドリンク又はビール1本(選択制)、小菓子提供
- 禁煙席、喫煙席、ビジネスコーナーの利用
- フライトインフォメーション設置 ※搭乗アナウンス等は行っておりません。
- 無線LANサービス、備え付きのPC有り
- 新聞および雑誌サービス
- ラウンジ専用化粧室
<有料サービス>
- FAX、コピーサービス
- 軽食サービス(弁当・おつまみ・ビール等)
羽田空港国内線のカードラウンジ(AIRPORT LOUNGE)の様子はこちらの記事をご参照ください。
福岡空港 カードラウンジ「くつろぎのラウンジTIME」の訪問レポート
くつろぎのラウンジTIME:ラウンジへの入場とビールメニュー
さて、ここからは、私が実際に「くつろぎのラウンジTIME」に伺った様子をレポートしたいと思います。
入り口はこんな感じです。黒と白でまとめられていて、シャープな印象です。
入り口には、無料で利用できるクレジットカードの説明がありますので、再度確認しましょう。
それでは中に入ってみましょう。中に入ると、まずは受付があります。こちらで、クレジットカードと、搭乗券(もしくはその控え)を提示します。私は前述のとおり、SPGアメックスを提示して、無料で入場しました。
こちらの「くつろぎのラウンジTIME」は、ビール1本かソフトドリンクの選択制になっています。私は、ビール大好き人間なので、ビールを選択。すると、ビールは種類が選択できるということで、こんな感じの「ビールメニュー」を提示されました。
意外と種類がありますね。この日選択可能だったのは以下になります。
<ビールメニュー>
- アサヒスーパードライ
- アサヒドライブラック
- キリン一番搾り
- キリンラガービール
- バドワイザー
- サッポロ生ビール
私はプレモル党で、プレモルLOVEなのですが、残念ながら選択肢の中にはありませんね・・。ということで、飲んだことがなかった「アサヒドライブラック」を選択してみました。
くつろぎのラウンジTIME:ラウンジの雰囲気
こちらのラウンジは、前半でご説明したとおり、席数146席とかなり広いです。入り口近くにはソファーが並んだリラックススペース、奥にはカウンターが並んだビジネスエリアという構成になっています。全体的には、清潔なビジネスホテルのラウンジといった雰囲気です。
こちらは、奥側のビジネススペース。目隠しなども適度にあって、仕事に集中できるような工夫がされていますね。
こちらは、手前側のリラックススペース。意外と席の間隔もゆったりした感じになっています。私は、こちらのリラックススペースに陣取ることにしました。
ちなみに、受付の近くには、雑誌や新聞などの用意もありました。
くつろぎのラウンジTIME:食事とドリンクの品揃え
それでは、気になる食事とドリンクの品揃えを確認したいと思います。
まずはドリンク。ドリンクカウンターには、定番のコカコーラのベンディングマシーンと、コーヒーメーカーが用意されていました。ちなみに、私はビールを選択したので、こちらのソフトドリンクは利用できません。
冷蔵庫の中には、アイスコーヒーや野菜ジュース、ミルク、アセロラドリンク、ポカリスエットが用意されていました。ポカリスエットって珍しいですね。意外と、冷蔵庫の中は、それぞれのカードラウンジの特徴が出ますね。
食事については、こちらの「くつろぎのラウンジTIME」には残念ながら用意がありません。小菓子の提供のみです。受付の脇に、こんな感じで、ちょこっと用意されていますので、必要な分だけ頂いていきましょう。
くつろぎのラウンジTIME:頂いてきたビールとお菓子
今回私が頂いてきたビールとお菓子はこちらになります。アサヒのドライブラックと、小菓子3種類です。小菓子は、柿の種系とナッツ系、両方いただいてきました。
朝からいただくには、黒ビールはちょっと渋かったですね(笑)。
福岡空港 カードラウンジ「くつろぎのラウンジTIME」:航空会社ラウンジとの違いとメリットとデメリット
ここでは、航空会社ラウンジと比較した場合のメリットとデメリットをまとめたいと思います。比較するのは、同じ福岡空港の国内線ターミナルに位置しているANAラウンジです。
こちらのANAラウンジは、制限エリア内にあり、基本的にはANAの上級会員のみが利用できるラウンジです。カードラウンジではありませんので、クレジットカードの提示では利用できません・・。詳細はこちらご参照ください。
上記、ANAラウンジと比較して、私が感じたメリットとデメリットは以下になります。
<メリット>
- 間口が広い(対象のクレジットカードを保有する、もしくは有料であれば誰でも利用できる)
<デメリット>
- 非制限エリアに位置しているので、搭乗ゲートに移動するまで時間がかかる
- アルコールが有料(ただし選択式で、ビール1本は無料)
- 搭乗時間のアナウンスがない
- 間口が広い分、混雑しやすい
メリットは、間口が広いこと、これ一点ですね。ANAラウンジの場合、利用したくても、ANAの上級会員か、ANAのプレミアムクラスに搭乗するかしないと利用できません。その点、こちらの「くつろぎのラウンジTIME」であれば、対象のクレジットカードを保有していれば無料で利用できますし、持っていなくても有料で利用することができます。
最近、どのクレジットカード会社もゴールドカードを乱発しているので、ゴールドカード保有のハードルはかなり下がっているのではないかと思います。また、非制限エリアにあるので、お見送りの方も、お金を出せば利用できるというのも、良いと思います。逆を言えば、間口が広い分、時間帯によっては混雑することが予想されますね(私が利用したのは午前中だったので空いていましたが・・)。
一方、デメリットは、たくさんあります(笑)。まず、こちらのラウンジは非制限エリアにあるので、保安検査をこれから通過せねばならず搭乗ゲードまでの時間が読みにくい=あまりゆっくりできないというのが、最大のデメリットだと思います。ラウンジはゆっくりするためのものですが、時間が気になってしまうと、そうもいきませんからね・・。
また、ビール1本まで無料でいただけるのは嬉しいですが、呑んべいの場合はちょっと物足りないかもしれません。やはり、アルコールが無料で飲み放題のANAラウンジの方に軍配があがります。
「福岡空港 カードラウンジ「くつろぎのラウンジTIME」を訪問レポート!」のまとめ
今回は、福岡空港の国内線カードラウンジである「くつろぎのラウンジTIME」をレポートしました。ANAラウンジと比較した場合、あまりメリットは多くないので、ANAラウンジへのアクセス権も持っている場合は、わざわざ利用するほどではないと思います。しかし、ANAラウンジへのアクセス権を持っていない場合は、清潔で広さも十分あり、ソフトドリンクもしくはビール1本を飲みながら一息つける場所として、なかなか魅力的ではないかと感じました。福岡空港の出発ロビーは人で溢れていましたが、こちらのラウンジは、比較的空いていて落ち着いていましたからね。
それでは、また!