「ふふ日光」に行ってきました。こちらのホテルは全室スイート&プライベート温泉付きの豪華な仕様となっています。また、宿泊者専用ラウンジや大浴場も備えており、ホテル内だけでゆったりと過ごすことができるのが特徴です。当記事では「ふふ日光」の宿泊記として、ホテルの外観からロビー、部屋(コンフォートスイート)まで詳しくご紹介していきたいと思います。
目次
ふふ日光とは
全室スイートでプライベート温泉を備える高級旅館
「ふふ」は、うどんチェーンで有名な「つるとんたん」を展開する「カトープレジャーグループ」と、不動産事業を展開する「ヒューリック」が共同運営している高級旅館です。
「日光」の他、熱海、河口湖、奈良、京都、箱根などに展開しています。
「ふふ日光」は、日光田母沢御用邸記念公園に隣接しており、美しい山々に囲まれ川のせせらぎが聞こえるロケーションとなっています。
客室は全室スイートでプライベート温泉を備えている豪華な仕様となっています。加えて館内には、宿泊者専用ラウンジや大浴場も備えており、四季折々の風景を愛でながらゆったりと過ごすことができます。
ふふ日光の場所とアクセス
日光田母沢御用邸記念公園に隣接で日光駅から車で10分の距離
「ふふ日光」は、その名前のとおり日本有数の観光地である「日光」に位置しています。東武およびJRの日光駅からはタクシーで約10分ほどでアクセスできます。
また、日光駅からは路線バスを利用してもアクセスできます。最寄りのバス停は「蓮華石」で、日光駅から蓮華石までは約10分、蓮華石からは徒歩1分の距離となっています。
<ふふ日光へのアクセス>
- タクシー:東武およびJRの日光駅から約10分
- バス:蓮華石下社で徒歩1分
「ふふ日光」の周辺地図は以下になります。日光駅から少し距離があるため静かなロケーションとなっています。
ふふ日光 ブログ宿泊記の構成
「ふふ日光」のブログ宿泊記は全部で3部構成になっています。
たくさんの写真を利用してどこよりも詳しくご紹介しています。ぜひ順番にご参照ください。
<ふふ日光 宿泊記の構成>
- ホテルの外観からロビー、部屋(コンフォートスイート)<=当記事
- 宿泊者専用ラウンジでのカクテルタイムと大浴場
- レストラン「節中」での朝食と夕食
ふふ日光 ブログ宿泊記:全室スイート&温泉付きの豪華客室をブログレポート
ホテルの外観
「ふふ日光」の外観はこんな感じです。黒をベースカラーにした3階建の低層の建物となっています。森の中にひっそりと溶け込むような上品な佇まいです。
こちらが正面エントランスになります。「ふふ」の文字がゴールドになっていて高級感がありますね。早速中に入ってみましょう。
ホテルのロビー
正面エントランスを抜けるとロビースペースになっています。正面にはガラス越しに庭園ビューが広がっており和な趣となっています。また、天井には煌びやかな照明が輝いていて華やかな雰囲気です。
こちらの照明は「梅」の花をモチーフにしているということで、レトロな可愛さもありますね。
ロビーのすぐ隣には「ふふラウンジ」と呼ばれる宿泊者専用ラウンジが配置されています。こちらのラウンジでは、チェックインやチェックアウトなどの手続きの他、夕方には無料でアルコールの提供なども行われます。
大正ロマン風の和洋折衷でモダンな内装になっていますね。とてもおしゃれですが、どこか懐かしく落ち着ける雰囲気です。
チェックイン&ウェルカムドリンク
宿泊者専用ラウンジは、三方向が窓になっているため明るく開放的な雰囲気です。窓からは素晴らしい日本庭園の眺望を楽しむことができます。
この日はこちら窓際の特等席でチェックインを行いました。
チェックインのタイミングではウェルカムドリンクが提供されます。この日は雪がちらつくような天候であったため、ホットのレモネードが提供されれいました。
檸檬の酸っぱさと蜂蜜の甘さでほっと一息つくことができました。座ってゆったりとチェックインが行えるのはやっぱり良いですね。
「ふふ日光」の客室数は24で、全てがスイートルームになっています。いくつかの客室タイプが用意されていますが、今回は「コンフォートスイート」というタイプの客室を予約していました。
「コンフォートスイート」は2階に配置されている客室で、「ふふ日光」の中ではスタンダードな客室となっています。
客室:コンフォートスイート
それではここからは、アサインされた客室の様子をご紹介していきたいと思います。
客室へのアクセス
チェックインの後はスタッフのエスコートの元、客室へと向かいます。
「ふふラウンジ」のある建物と客室のある建物は別の棟となっています。棟の間には庭園が配置されており、景色を楽しみながら移動します。
宿泊棟は3階建になっています。今回は「コンフォートスイート」ということで2階の客室となります。それでは中に入ってみましょう。
全体像と雰囲気
客室の扉を開けるとこんな感じで玄関スペースが用意されています。玄関には館内移動に利用できるサンダルも用意されています。
また、玄関スペースの一角には「ふふ日光オリジナルの香り」のアロマが用意されており、とても良い香りが出迎えてくれます。
玄関から奥に進むとちょっとしたアプローチがあります。このアプローチの正面がバスルーム、左手が寝室&リビングとなっています。
まずは寝室&リビングの方に進んでいましょう。左手が寝室、右手がリビングという配置になっており、襖によってお互いのスペースはセパレートできるようになっています。
こちらは寝室です。ベッドはツインでダブルサイズ (140cm × 200cm) のベッドが2台配置されています。リクエストに応じて2台をくっつけたハリウッドタイプにすることもできます。
ベッドは「SIMMONS(シモンズ)」のものとなっており、固すぎずやわらかすぎずのちょうど良い寝心地です。シーツにはシワのひとつもなく、とても綺麗なベッドメイクですね。
リビングはこんな感じです。長方形で奥行きのあるゆとりのスペースとなっています。内装は「ふふラウンジ」と同じく、大正ロマンを感じさせるレトロな雰囲気です。
窓側から見てみるとこんな感じです。一番奥には先ほどご紹介した寝室が配置されているのがわかりますね。こちら「コンフォートスイート」の客室の広さは56平米以上となっていますが、字面以上の広さを感じます。
壁一面は横長のソファーが配置されています。5人ぐらいで利用しても十分なほどのスペースがあります。場所によって異なる景色を楽しんだり、横になったりと思い思いに利用することができます。贅沢なつくりですね。
ソファーの反対側の壁一面にはキャビネットが配置されいます。正面の扉絵と所どころに配置されたアート、間接照明が綺麗ですね。
正面の扉を開けるとTVが現れます。雰囲気を重視したつくりは素晴らしいですね。TVは50インチありますが客室が広いため小さく見えます。
キャビネットの右端はデスクになっています。デスクは小さめなので仕事にはあまり向かないかもしれません。
ですが、こちらのホテルに来て仕事をする方は少ないでしょうから、これでも十分かもしれませんね。
デスクの飾り棚には日光名物の「三猿」のオブジェが飾られていました。日光ならではのアートが楽しめるのは旅情が高まって良いですね。
眺望
こちらの客室は一面が天井に届くような高さの窓になっており、明るい雰囲気になっています。また、窓際にはソファーとチェアが配置されており、ゆったりとくつろぎながら眺望を楽しむことができるようになっています。
窓からの眺望はこんな感じです。客室が2階に配置されているということもあり、ちょっと高めの視点から庭園と森の景色を楽しむことができます。
この日は外に雪が積もっていたため、冬の森特有の厳かな雰囲気を醸し出してしました。
ミニバー
ミニバーはキャビネットの左側に配置されています。
飾り棚にはウィスキーと水が置いてありますが、ウィスキーは有料、水は無料となっています。
ボトルに「PRICE TAG」がかかっているものは有料、それ以外は無料という見分け方になっています。
下段には冷蔵庫が収納されています。こちらの冷蔵庫の中も、「PRICE TAG」がかかっているものは有料、それ以外は無料となっています。
冷蔵庫の中には「瓶ビール」や「炭酸水」「アイスティー(マスカットティー)」なども用意されていますが、これらが無料で利用できるのは嬉しいところです。なかなか太っ腹ですね。
引き出しの中はこんな感じです。ポットやカップ、グラスなどが用意されています。当然ながら、どれもとても綺麗です。
ティーセットとしては、紅茶のティーバッグとコーヒーのドリップパックが用意されていました。紅茶は「ふふ」のオリジナルで、ジャスミン茶と緑茶、マリーゴールドをブレンドしたものになります。
後でいただきましたが、マリーゴールドの良い香りが特徴なとても美味しい紅茶でした。
ウェルカムギフト
客室の中央テーブルにはウェルカムギフトが用意されていました。
この日用意されていたのは、いちごのドライフルーツとマシュマロとホワイトチョコレートのお菓子でした。
冷蔵庫の中に用意されていたマスマットティーと共にいただきましたが、どちらも甘さ控えめな上品な味わいとなっており、とても美味しくいただきました。
ウェルカムギフトが用意されていると、高級ホテル感がグッと高まります。特に美味しいお菓子やドリンクであれば尚更ですね。
バスルーム
続きいては気になるバスルームです。バスルームはこちのように、手前が洗面台兼脱衣所となっています、脱衣所の一角にはクローゼットも用意されています。
正面奥は浴室となっています。
浴室はこんな感じです。こちらのお風呂は自家源泉から引いた天然温泉となっています。客室で天然温泉を堪能できるというのは贅沢の極みですね。
一面は窓になっており、窓の外には森の眺望が広がっており、窓を開けることで半露天風呂のような雰囲気で利用することができます。とても幸せです。
浴室の一角にはシャワーも用意されています。シャワーはハンドシャワーとレインシャワーの2種類が用意されています。
バスアメニティーはボトルでの用意になっています。こちらは「ふふ」のオリジナルブランドでベルガモットベースのとても良い香りになっていました。
さらっとした使い心地で洗い上がりも良好でした。
洗面台はこんな感じです。シングルボウルですがカウンターは広く確保されおり機能的です。
また、カウンターの上には持ち運び可能なTVも用意されており、TVを視聴しながらメイクやドライヤーなどを使えるようになっています。
アメニティーはこちらもボトルでの用意で「ふふ」オリジナルのものとなっています。洗顔料と化粧水、乳液の3点セットですね。
カウンター下の引き出しには、歯ブラシやヘアブラシ、ボディータオル、コットンなど細々としたアメニティーも用意されていました。必要なものは一通り用意されている印象です。
ドライヤーは「Dyson(ダイソン)」ですね。圧倒的な風量でした。
クローゼット
クローゼットはバスルームの一角、洗面台の背面に用意されていました。こちらのクローゼットはオープンハンガー式になっており、あらかじめ館内着が用意されていました。
こちら「ふふ日光」の館内着は非常におしゃれです。まずこちらが館内着のベースとなるもので上下セパレートでパジャマのようになっています。
「たびソックス」も用意されているのは面白いところです。奥には小さなバッグも用意されています。温泉棟などに行く際に鍵やスマホなどを入れるのに便利です。
そして、ガウンが2種類用意されています。右手が薄手のもの、左手がパーカー式の厚手なものです。どちらもベルベットのような艶やかな見た目と肌触りになっており高級感があります。
「ふふ日光」では、ホテル館内どこでもこの館内着(およびガウン)でアクセス可能となっています。ホテルでありながら温泉旅館のようなリラックスした雰囲気を味わうことができますね。
ちなみに、パジャマとバスローブは館内着とは別に用意されています。パジャマはこちらのような柔らかな肌触りのもの、バスローブもふわふわでどちらも上質なものが用意されていました。
トイレ
トイレはバスルームとは別に個室で用意されています。こちらのようにウォシュレット付きで手洗い場まで用意されていました。とても快適です。
その他設備
最後に、気になったその他設備をご紹介したいと思います。
こちらはルームキーです。最近ではカードタイプが多いと思いますが、こちら「ふふ日光」では昔ながらの物理キーになっていました。
レトロ感を重視してのことかもしれません。
こちらは窓際のテーブルの上にセットされていたスピーカー。右手の切れ込みにスマホを入れて音楽をかけると、蓄音機を利用したようなレトロな音を楽しめるというものです。
実際に利用してみましたが、これを利用すると味わいのある音質になって雰囲気がグッと良くなりました。自宅にひとつ欲しいぐらいです。
こちらはTV。インターネット対応になっており、YouTubeやHuluなどを視聴することもできます。
照明もハイテクで登録されている番号セットでコントロールできるようになっていました。「1」でオールオン、「3」でムーディー、といった感じです。とても便利でした。
こちらはベッドサイドのコントロールボタン。照明のオンオフの他、USB電源もあってスマホ充電に便利です。
加湿清浄機は寝室にあらかじめ用意されていました。ホテルはなにかと乾燥しやすいため助かります。
金庫もちゃんと用意されています。
そして、玄関脇にはバトラーボックスも用意されていました。濡れたタオルや使用済みのグラスなどを入れておくと定期的な巡回の際に綺麗なものと交換していただけます。
また、朝方には新聞も届けられていました。コロナ禍では人との接触を避けられる工夫がされているのは嬉しいですね。
追加アメニティー
追加アメニティーに「L’OCCITANE(ロクシタン)」のアメニティーセットがあったため頂いてみました。
ヴァーベナおよびプロヴァンスアロマというラインの組み合わせで、石鹸からシャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディーローションとひとおり用意されていました。サイズも大きくてたっぷりと使えるのも嬉しいですね。
ちなみに、今回はオーダーしませんでしたが、男性用と女性用スキンケアセットとして以下も用意されていました。至れりつくせりですね。
<スキンケアセット>
- 男性性用:ポールスチュアート
- 化粧水、ヘアジェル、ヘアトニック
- 女性用:薬用雪肌精
- 化粧水、乳液、洗顔石鹸
ルームサービス(メニュー)
「ふふ日光」の客室ではルームサービスも利用することができます。
こちらはドリンク。客室に用意されていたドリンクの明細が記載されています。ビールは最初に2本は無料ですが、追加は1本につき500円必要になるため要注意です。
こちらはフードです。おつまみに加えて、おにぎりやうどん、蕎麦、カレーライスなど、軽食を中心とした品揃えになっています。
種類は多くないものの、高級ホテルのルームサービスとしてはリーズナブルな価格設定になっているのは嬉しいところです。小腹がすいた時には気軽に利用できますね。
ふふ日光の宿泊料金
ホテル予約サイト「一休」を経由して夕朝食付きプランを予約
今回こちらの「ふふ日光」にはホテル予約サイトの「一休」を経由して利用しました。夕朝食付きのプランを利用しましたが「75,240円から」という価格設定になってしました。
決して安くはないですが、全室スイート&温泉付きの客室で、夕朝食付きとなれば納得の価格感ですね。夕食と朝食の様子は別記事でご紹介しますが、ともに素晴らしい内容でした。
「ふふ日光」の宿泊料金の最新情報は、以下のリンクからご確認ください。
<ふふ日光の宿泊料金>
ふふ日光の宿泊記は動画にまとめてYouTubeでも公開中!
「ふふ日光」の宿泊記は動画にまとめてYouTubeにもアップしています。
ホテルの空気感は動画の方が感じやすいと思いますのでぜひ合わせてご参照ください。
まとめ
今回は、「ふふ日光」の宿泊記として、ホテルの外観からロビー、客室(コンフォートツイン)まで詳しくご紹介していきました。
こちらのホテルは全室スイートでプライベート温泉付きの豪華な仕様となっています。客室は広々としており大正ロマンを感じさせるレトロな内装も和洋折衷で素敵ですね。
プライベート温泉も外の景色を楽しめるビューバスとなっており、窓をあければ半露天風呂として利用することができました。開放的で快適そのものでした。
館内着やアメニティーも品質が高く、ウェルカムギフトや冷蔵庫の中は基本的に無料で利用できるなど、ゲストがリラックスできるように各所で工夫されているのも良いですね。
スタッフのサービスも親身で温かみを感じもので、心身ともにリラックスすることができました。
今回の滞在ですっかり「ふふ」のファンになってしまいました。日光以外の熱海や河口湖、奈良、京都、箱根などにも伺ってみたくなってしまいました。
次の記事では、宿泊者専用ラウンジと大浴場といった館内施設についてご紹介していきたいと思います。
==>次の記事
<==前の記事
それでは、また!
日光旅行 関連記事
今回の日光旅行では「中禅寺金谷ホテル」と「ザ・リッツ・カールトン日光」にも宿泊していました。こちらの宿泊記もぜひ合わせてご参照ください。