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フィレンツェの絶景スポット「ミケランジェロ広場」の行き方!バスと徒歩の体験レポート!

ミケランジェロ広場からの「眺望」3

フィレンツェの絶景スポット「ミケランジェロ広場」の行き方!バスと徒歩の体験レポート!

今回は、フィレンツェを代表的な観光スポットである「ミケランジェロ広場」をご紹介したいと思います。「ミケランジェロ広場」からは、フィレンツェの旧市街を一望する眺望を楽しむことができるため、絶景スポットとして人気があります。ただし、丘の上に位置していることから若干アクセスが悪く、訪れるためには下調べが必要になります。そこで当記事では、「ミケランジェロ広場」の場所と行き方から、バスのルートと時刻表、バスを使って実際に行ってみた体験レポートまで、詳しくご紹介していきたいと思います。

フィレンツェの絶景スポット「ミケランジェロ広場」とは

フィレンツェの絶景スポットといえば「ミケランジェロ広場」です。

「ミケランジェロ広場」はフィレンツェ市街からちょっと離れた丘の上の高台に位置しており、アルノ川を挟んでドゥオーモやヴェッキオ宮殿など旧市街のオレンジの街並みを一望することができます。

テレビの旅行番組などのオープニングに使われているのも、この「ミケランジェロ広場」からの眺望となっており、いかにもフィレンツェ な一枚を撮影することができる人気の観光スポットとなっています。

また、「ミケランジェロ広場」の中央には、ブロンズ製の「ダヴィデ像」も鎮座しており、こちらも鑑賞することができます。

本物の「ダヴィデ像」は同じフィレンツェの「アカデミア美術館」に大切に保管されていますので、こちらはレプリカということになりますが、眺望と合わせてフィレンツェ感を堪能することができます。

 

ミケランジェロ広場の場所と代表的な行き方

「ミケランジェロ広場」の周辺地図は以下になります。前述のとおり、ドゥオーモやヴェッキオ宮殿などが位置する旧市街からは、アルノ川を挟んだ丘の上に位置しています。

 

「ミケランジェロ広場」へは、旧市街から徒歩でアクセスすることもできますが、丘を登る必要があるため体力を大きく消費します。

そのため、ウォーキングが趣味の方以外には、あまりオススメではありません。それ以外では、公共バス、タクシー、レンタカーなどが候補に上がります。

<ミケランジェロ広場への代表的なアクセス方法>

  • 徒歩
  • 公共バス
  • タクシー
  • レンタカー

 

タクシーは短時間でアクセスできるという利点がありますが、その分、料金が高めとなります。また、帰りのタクシーが見つけづらいため、行きはタクシー、帰りはバスなど、組み合わせも考慮する必要があります。

公共バスの場合は、待ち時間などを考慮するとアクセスする時間は長くなりますが、一番リーズナブルになります。

「ミケランジェロ広場」へのアクセス方法をまとめると以下のようになります。

<ミケランジェロ広場へのアクセス方法>

  所要時間 料金 備考
徒歩 30分程度 無料 丘の上へ登る必要があるため体力を消費する
公共バス 20分から30分程度 1.5ユーロから2.5ユーロ  
タクシー 15分程度 20ユーロから30ユーロ程度 帰りはタクシーを見つけるのが難しい

 

以上から、価格重視の場合は「公共バス」でのアクセスがオススメになります。私も今回、「ミケランジェロ広場」へのアクセスには「公共バス」を利用しました。

一方で、「ミケランジェロ広場」からフィレンツェ市街への帰り(戻り)については、丘の上からの下りとなり、それほど体力を消費しません。

そのため、帰り(戻り)については、今回「徒歩」を選択することにしました。

<私が採用したミケランジェロ広場へのアクセス方法>

  • 行き:公共バス
  • 帰り:徒歩

 

ミケランジェロ広場に公共バスで行く方法

バスで行くルート

「ミケランジェロ広場」に公共バスで向かう場合、主要なルートは2つあります。「12番ルート」と「13番ルート」の2つです。

どちらを利用しても所要時間は変わりませんが、景色のよい「12番ルート」の利用がオススメです。

12番ルート

「12番ルート」は以下になります。フィレンツェのターミナル駅である「SMN駅」近くのバス停からアルノ川の脇を通り、丘をゆったりと登っていくルートになります。終点が目的地である「ミケランジェロ広場」になります。

フィレンツェのバス「12番」ルート

 

始点となるバス停は「1:IL PRATO BARBETTI」、終点となるバス停は「23:PIAZZALE MICHELANGELO」となります。

 

13番ルート

「13番ルート」は以下になります。「SMN駅」近くのバス停(12番ルートとは始点は異なります)から旧市街の中心部をさけるように外周を周るルートになります。

終点は同じく目的地である「ミケランジェロ広場」になります。

フィレンツェのバス「13番」ルート

 

始点となるバス停は「1:ROTONDA BARBETTI」、終点となるバス停は「21:IL DAVID」となります。

12番ルートと13番ルートでバス停の名前が異なりますが、どちらも「ミケランジェロ広場」からすぐ近くのバス停になります。

 

バスの料金

バスの料金は、チケットの購入方法によって異なります。「TABACCHI(タバッキ)」などの売店で乗車前に購入する場合は「1.5ユーロ」、乗車後に運転手から購入する場合は「2.5ユーロ」になります。

<バス料金>

  • 事前に購入:1.5ユーロ
  • バス車内で購入:2.5ユーロ
  • ※共に90分間有効

 

1ユーロの差がありますので、急いでいる場合以外は、「タバッキ」などの売店で乗車前に購入しておくのがオススメです。タバッキは以下の写真のような形で、街角の至るところに存在しています。

フィレンツェの「タバッキ」

 

バスの時刻表およびルートの確認方法

バスの時刻表については、バス会社(ATAF社)の公式HPから確認することができます。

トップページを開くと以下のようになっていますので、画面中央左の「plan your route」で調べたいルート番号を入力します。今回でいえば、「12」もしくは「13」を入力します。

ATAF社の公式HP「Topページ」

 

以下の画面は「12」と入力した場合の画面例です。「12番ルート」の詳細が表示されます。

ATAF社の公式HP「12番ルート」の詳細

 

時刻表を確認したい場合が、画面右上から、該当する日付をクリックします。ルートを確認したい場合は、画面中央下の「Travel Planner」をクリックします。

ATAF社の公式HP「ルート」と「時刻表」の確認方法

 

バス会社(ATAF社)の公式HPは以下になります。

参考 Top PageATAF

 

ミケランジェロ広場にバスで行ってみた体験レポート

さて、それではここからは、実際に公共バスを使って「ミケランジェロ広場」に行ってみた体験レポートをお送りしたいと思います。

12番ルート「IL PRATO BARBETTI」のバス停に移動

まずは、バスに乗るために目当てのバス停に移動します。今回でいえば「12番ルート」の「IL PRATO BARBETTI」のバス停に向かいます。

フィレンツェのバス停はこちらのようになっています。バス停の名前の下にルートの番号が記載されていますので確認しましょう。(注:こちらは別のバス停の写真です)。

フィレンツェのバス停のイメージ

 

自分の乗りたいバスがやってきたら、軽く手を上げて乗りたいアピールをします。この乗りたいアピールをしないとスルーされてしまう場合もあるようなので注意しましょう。

 

バスに乗車後は打刻を忘れずに

バスに乗り込んだら、切符を持っていない場合は運転手さんから購入後、打刻機に切符を通します。あらかじめ切符を持っている場合はそのまま乗車後、同じく打刻機に切符を通します。

打刻機に切符を通さないと、切符を持っていても不正乗車と見なされる場合がありますので注意しましょう。

フィレンツェのバスの車内と切符

 

切符を打刻機に通した後は、座席に座って終点(目的地)である「ミケランジェロ広場」まで乗車します。

「12番ルート」の場合、「ミケランジェロ広場」が終点ですので、そのまま乗車しているだけで大丈夫です。終点になると自動的に停車します。

 

ミケランジェロ広場のダヴィデ像

「ミケランジェロ広場」はこんな感じになっています。広場の中央には、ブロンズ製の「ダヴィデ像」が鎮座しています。イメージよりも、たぶん小さく感じると思います(笑)。

ミケランジェロ広場の「ダヴィデ像」1

 

こちらは、前述のとおりレプリカで、本物は同じフィレンツェの「アカデミア美術館」で展示されています。

本物の「ダヴィデ像」はオーラが違いますので、まだ見たことがない方は、ぜひ「アカデミア美術館」に訪れることをオススメします。きっと感動します。

ミケランジェロ広場の「ダヴィデ像」2

 

ミケランジェロ広場からの眺望

ちょっと話が逸れましたが、「ミケランジェロ広場」の見どころは、その眺望です。

ミケランジェロ広場からの「眺望」1

 

アルノ川を挟んでドゥオーモやヴェッキオ宮殿など旧市街のオレンジの街並がとても綺麗ですね。ちょっと小さいですが、ヴェッキオ橋を見てとることもできます。

いかにもフィレンツェと言えるような、素晴らしい景色です。

ミケランジェロ広場からの「眺望」2

ミケランジェロ広場からの「眺望」3

 

この時は、夕方の時間帯を狙って行ったので、ちょっと夕日がかったフィレンツェの街並みも鑑賞することができました。写真だとちょっとわかりづらいですが、幻想的でとても美しかったです。

感動ものでした。

ミケランジェロ広場からの「眺望」4

 

サン・ミニアート・アル・モンテ教会

「ミケランジェロ広場」からちょっと丘を登ったところには、「サン・ミニアート・アル・モンテ教会」があります。

「ミケランジェロ広場」からは徒歩5分ほどの距離になりますので、こちらにも足を伸ばしてみるのがオススメです。

サン・ミニアート・アル・モンテ教会の「外観」1

 

「サン・ミニアート・アル・モンテ教会」の内部はこんな感じです。「ミケランジェロ広場」からすぐ近くなのに、訪れる人が少ないのか、とても静かな教会です。厳かな雰囲気が漂っています。

サン・ミニアート・アル・モンテ教会の「内観」1

 

教会の内部は美しい装飾で彩られています。モザイク画も圧巻でした。

サン・ミニアート・アル・モンテ教会の「内観」2

サン・ミニアート・アル・モンテ教会の「内観」3

 

「サン・ミニアート・アル・モンテ教会」内部の見学を終えて外に出ると、そこはちょっと広場になっています。

サン・ミニアート・アル・モンテ教会の「広場」1

 

「サン・ミニアート・アル・モンテ教会」は、「ミケランジェロ広場」よりも、さらに高台に位置していますので、こちらからもフィレンツェの街並みの絶景を楽しむことができます。

サン・ミニアート・アル・モンテ教会からの「眺望」1

サン・ミニアート・アル・モンテ教会からの「眺望」2

 

「ミケランジェロ広場」よりも人が少ないので、こちらの方がゆっくりと街並みを鑑賞することができるかもしれません。

 

ミケランジェロ広場からの帰りは徒歩がオススメ

「ミケランジェロ広場」からの帰りについては、同じく「12番ルート」と「13番ルート」を利用する形になります。同じルートを逆順に進んで行く形になりますので、目的地に応じてルートを選択すると良いと思います。

ただ、歩くのがそれほど苦にならない方は、帰りは「徒歩」を選択するのもオススメです。行きは丘を登る必要があるためオススメしませんが、帰りは丘を下ることになるため、それほど大変ではありません。

ルート的には以下のようになります。「ミケランジェロ広場」から、アルノ川を目指して丘を下っていき、アルノ側にそって旧市街方面に移動するような形になります。

ミケランジェロ広場からの「徒歩」ルート1

 

「ミケランジェロ広場」から丘を下るルートはこんな感じです。ゆるやかな坂道になっています。同じく、歩きで帰る人が結構いると思いますので、後をついていけば基本大丈夫です。

ミケランジェロ広場からの「徒歩」ルート2

ミケランジェロ広場からの「徒歩」ルート3

 

途中、こんな感じの「砦」のような建物もあります。

ミケランジェロ広場からの「徒歩」ルート4

 

アルノ川まで降りてみると、ちょうど夕日が落ちるタイミングに間に合いました。

フィレンツェ「アルノ側」の風景1

 

こちらは、グラツィエ橋からベッキオ橋を撮影したものです。素晴らしい夕日に遭遇することができて、とても感動しました。

フィレンツェ「アルノ側」の風景2

 

こんな感じで、風景を楽しみながらの移動になるため、徒歩でもぜんぜん苦になりません。「ミケランジェロ広場」から旧市街までは、所要時間は20分ほどになります。ちょっとした散歩コースとしていかがでしょうか。

 

イタリア旅行2019のスケジュール

今回の記事は、2019年ゴールデンウィークの「イタリア旅行」の一部としてご紹介しました。「イタリア旅行2019」全体のスケジュールは以下のようになっています。

<イタリア旅行2019のスケジュール>

  • 1日目:東京(羽田)からイタリア(ローマ)に移動。セントレジス ローマに宿泊
  • 2日目:ローマ観光。セントレジス ローマに宿泊
  • 3日目:ローマからフィレンツェに移動。セントレジス フィレンツェに宿泊 <=今ここ
  • 4日目:フィレンツェからヴェネツィアに移動。ダニエリ(ヴェネツィア)に宿泊
  • 5日目:ヴェネツィア観光。ダニエリ(ヴェネツィア)に宿泊
  • 6日目:イタリア(ヴェネツィア)から東京(成田)に移動
  • 7日目:東京(成田)に帰国

 

今回のイタリア旅行はビジネスクラスと高級ホテルを利用した豪華なものですが、貯めたANAマイルとSPGアメックスのポイントで、ほぼ無料で実現しています。

陸マイラー的なANAマイルの貯め方SPGアメックスの特典とメリット・デメリットは以下の記事をそれぞれご参照ください。

 

まとめ

今回は、「ミケランジェロ広場」の場所と行き方から、バスのルートと時刻表、バスを使って実際に行って見た体験レポートまで、詳しくご紹介していきました。

海外旅行でバスに乗るのは若干勇気が必要ですが、慣れてしまえば観光スポットの近くまでアクセスできるためとても便利です。

特に、フィレンツェのバスは、日本のバスと利用方法がほとんど同じですので、それほど違和感がないのではないかと思います。

「ミケランジェロ広場」に訪れる際には、一度チャレンジしてみていただければと思います。

 

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それでは、また!

 

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