フィレンツェのおすすめレストラン「クアトロレオーニ(4 Leoni)」を体験レポート!
今回は、フィレンツェのおすすめレストランとして「クアトロレオーニ(4 Leoni)」をご紹介したいと思います。クアトロレオーニ(クワトロレオーニ)は、フィレンツの老舗であり人気の有名レストランです。観光地の中心である旧市街からは、アルノ川を挟んだ対岸の静かなエリアに位置しています。トラットリアとして営業しており、フィレンツェの伝統料理をリーズナブルな価格でいただくことができるのが特徴です。当記事では、そんなクアトロレオーニの場所と営業時間から、メニュー、ドリンク&料理、予約方法まで、口コミ レポートしていきたいと思います。
目次
クアトロレオーニ(4 Leoni)とは
「クアトロレオーニ(4 Leoni)」はフィレンツェの有名レストランです。1550年開業という老舗であり、フィレンツェの伝統的な料理をいただくことができます。
クアトロレオーニは、日本のガイドブックでもしばしば紹介されており、また、その知名度の高さから、ハリウッドの有名スターなどが訪れている人気店でもあります。
クアトロレオーニは、正確にはカジュアルなレストランの部類である「トラットリア」として営業しており、有名店、人気店でありながら高級すぎない、比較的リーズナブルな価格設定になっているのが特徴となっています。
クアトロレオーニ(4 Leoni)の場所
「クアトロレオーニ(4 Leoni)」は、ドゥオーモやヴェッキオ宮殿が位置する旧市街からアルノ川を挟んだ対岸の下町エリアに位置しています。
対岸のヴェッキオ宮殿からは徒歩10分ほどの距離となっています。観光エリアの中心部からすこし距離が離れていることで、その分静かな雰囲気を味わうことができます。
クアトロレオーニの周辺地図は以下になります。「パッセーラ広場」という小さな広場に面した立地となっています。
クアトロレオーニ(4 Leoni)の営業時間
「クアトロレオーニ(4 Leoni)」の営業時間は以下になります。お昼の12時から夜の12時までの通し営業となっています。ランチにもディナーにも利用できるのは嬉しいポイントです。
<営業時間>
- 毎日:12時から24時
- 定休日:なし
クアトロレオーニ(4 Leoni)の体験レポート
それではここからは、実際に「クアトロレオーニ(4 Leoni)」を利用してみた体験レポートをお送りしたいと思います。我々は午後7時ごろに予約して伺いました。
クアトロレオーニ(4 Leoni):外観
「クアトロレオーニ(4 Leoni)」の外観はこんな感じです。「パッセーラ広場」に面しており、春や夏などの暖かい季節にはテラス席も利用できるようになっています。
我々が訪れたのは5月でしたので、テラス席にはちょうど良い季節です。この日もほぼ満席の盛況ぶりでした。
我々は落ち着ける店内席をリクエストしていましたので、名前を告げると店内席の方に案内されました。
クアトロレオーニ(4 Leoni):店内の雰囲気
「クアトロレオーニ(4 Leoni)」の店内はこんな感じです。1550年開業という歴史ある名店ですが、1995年に改装されてますので、モダンで清潔な内装になっています。
イメージ的には、教会の中のレストランといった感じです。
写真だとちらほら空席がありますが、食事をしている間にすぐに満席になりました。人気のほどを伺うことができます。
店内には、ハリウッドの人気スターがお店を訪れた時の写真も掲示されています。有名店感が出ていますね。
ちなみに、クアトロレオーニのサービスは、全体的にカジュアルです。親戚の家に遊びにいったような、親しみのあるようなフランクな感じになっています。
お店全体も、非常ににぎやかで活気があります。地元の方が多く通うような、気取らないレストランといった雰囲気です。
クアトロレオーニ(4 Leoni):メニュー
続いては、「クアトロレオーニ(4 Leoni)」のメニューを確認していきましょう。
この日のメニューはこんな感じで、イタリア語になっていました。以前伺った時は英語メニューもあったように思いましたが、なくなったのかもしれません。
日本語メニューは見たことがないので、多分ありません。
こちらは「Antipasti」部分をアップにしたものです。前菜は6ユーロから14ユーロまで幅広く用意されています。「ブルスケッタ」や「クロスティーニ」あたりが定番ですね。
こちらは、メイン部分をアップしたもの。「Primi Piatti」は第1の皿として、パスタやリゾットなど、「Pietanze」にはフィレンツェの家庭料理が並んでいます。
「Il nostro pesce」は魚料理でしょうか。「Alla girglia」はグリル料理ということで、肉料理が主に並べられています。フィレンツェ名物の「ビステッカ」もこの中に含まれていますね。
「ビステッカ」は1kgあたり55ユーロという価格設定になっています。「Contorni」というのは、肉料理の付け合わせですね。
「Del forno」というのがオーブン料理、「Le insalate」というのが、サラダになります。生野菜が食べたい場合はこちらから選択することになります。
「Per finire in dolcezza」というのが食後のドルチェ。ティラミスなどのデザートが用意されています。「クアトロレオーニ(4 Leoni)」はデザートに力を入れているそうで、なかなかの充実ぶりです。
「Da bere」が飲み物ということで、「水」や「ビール」「コーヒー」などが並べらています。「Vini」というのがワインで、「Vini della casa」がハウスワイン、「Vini a bicchiere」がグラスワインになります。
我々は今回、以下のドリンクと料理をオーダーしました。第1の皿から1品、メインの肉料理から1品注文して2名でシェア、最後にデザートを追加しようという作戦にしました。
ただ、これでもお腹いっぱいになってしまい、デザートまでたどり着けませんでした(笑)
<オーダーしたドリンクと料理>
- Acqua in carrafa 1 lt(水1リットル):2ユーロ
- Rosso Toscano 1/2 lt(トスカーナの赤ワイン0.5リットル):8ユーロ
- Fiocchetti di pera in salsa di taleggio e asparagi(タレッジョチーズソースとアスパラガスの洋梨):16ユーロ
- Tagliata di manzo(牛薄切りステーキ):23ユーロ
- Carciofi alla romana (ローマ風アーティチョーク):7ユーロ
- Pane, coperto e servizio(パン):3ユーロ(x2名)
フィレンツェに限らずイタリア料理は量が多いので、利用する場合はあまり注文しすぎないのがコツです。
2名で利用する場合は、前菜、第1の皿、メイン(肉もしくは魚)から1品ずつ注文してシェアするか、前菜はパスして第1の皿とメインから1品ずついただいて、最後にデザートシェアを注文するぐらいがちょうどよいと思います。
ちなみに、フィレンツェ名物の「ビステッカ」は、何度チャレンジしても食べきれないので、最近は最初から諦めて「Tagliata(タリアータ)」を選択するようにしています。
フィレンツェが初めての方は、一度は「ビステッカ」にチャレンジされることをオススメします。
クアトロレオーニ(4 Leoni):いただいたドリンクと料理
さて、そんなこんなで、この日いただいたドリンクと料理をご紹介していきたいと思います。
「クアトロレオーニ(4 Leoni)」の場合、食前酒として「スプマンテ(スパークリングワイン)」のグラスがサービスで提供されます。嬉しいサービスに気分が高まりますね。
こちらは、「Pane, coperto e servizio(パン)」。人数分が自動的に提供されます。有料で、ひとり「3ユーロ」となっています。
こちらは、「Rosso Toscano 1/2 lt(トスカーナの赤ワイン0.5リットル)」。カラフェでどんと提供されます。肉料理にぴったりの力強さですが、渋みは少ないので、するすると進んでいきます。
ハウスワインのため、0.5リットルで「8ユーロ」というリーズナブルさです。
こちらは、「Fiocchetti di pera in salsa di taleggio e asparagi(タレッジョチーズソースとアスパラガスの洋梨)」。リボン状のパスタの中にアスパラガスと洋梨のペーストが入っています。
これがちょっと酸味のあるタレッジョチーズソースとマッチして最高の仕上がりになっています。間違いのない一品です。
こちらは、「Tagliata di manzo(牛薄切りステーキ)」。薄切りといっても侮れないほどの厚切りのボリューミーな一品です。
焼き加減は「ミディアムレア」でお願いしました。外はカリッと、中はほぼレア状態の絶妙な焼き加減です。
日本だとレアすぎてちょっと躊躇しますが、これがフィレンツェであれば不思議なほど美味しくいただくことができます。
お肉もやわらかくて、するするといただくことができました。
こちらは、「Carciofi alla romana (ローマ風アーティチョーク)」お店の方のオススメで、お肉への付け合わせでお願してみました。
ちょっと苦味のあるところが、お肉とマッチしていて美味しくいただくことができました。オーダーしてみてよかったです。
以上、品数は少なく見えますが、一品一品がボリュームがあるため、2名でシェアするとこれでもお腹いっぱいになります。
デザートまで辿りつけなかったのがちょっと残念ですが、どの料理も美味しくいただくことができて、大満足のディナーになりました。
クアトロレオーニ(4 Leoni):お会計
お会計は以下のように、2名合計で「60ユーロ」となりました。フィレンツェを代表するような有名店であることを考えると、比較的リーズナブルな価格設定になっていると思います。
観光の中心部である旧市街から、ちょっとだけ離れているのが良いのかもしれません。
ちなみに、日本人率はそれほど高くありません。私はこちらのクアトロレオーニに、計3回伺っていますが、日本人に遭遇したのは我々の他には2組だけです。
日本語メニューがないのでハードルは若干高めですが、海外に行ってまで日本語を聞きたくない方にもオススメです(笑)。
クアトロレオーニ(4 Leoni)の予約方法
公式HPを利用する場合
「クアトロレオーニ(4 Leoni)」は人気レストランのため、ディナーの時間帯はいつも混雑しています。そのため、訪れるのであれば事前に予約しておくのがオススメです。
クアトロレオーニは、公式HPから簡単に予約することができます。
参考 Prenota4 Leoni
上記のリンクをクリックいただくと、公式HPの予約のページに直接アクセスすることができます。すると、以下のようなフォームが表示されると思います。
あとは、こちらのフォームに、氏名やメールアドレス、電話番号、人数、日時などの必要事項を入力後、送信すればOKです。後日お店の方から、予約可能かどうかのメールが返信され、予約確定となります。
イタリア旅行2019のスケジュール
今回の記事は、2019年ゴールデンウィークの「イタリア旅行」の一部としてご紹介しました。「イタリア旅行2019」全体のスケジュールは以下のようになっています。
<イタリア旅行2019のスケジュール>
- 1日目:東京(羽田)からイタリア(ローマ)に移動。セントレジス ローマに宿泊
- 2日目:ローマ観光。セントレジス ローマに宿泊
- 3日目:ローマからフィレンツェに移動。セントレジス フィレンツェに宿泊 <=今ここ
- 4日目:フィレンツェからヴェネツィアに移動。ダニエリ(ヴェネツィア)に宿泊
- 5日目:ヴェネツィア観光。ダニエリ(ヴェネツィア)に宿泊
- 6日目:イタリア(ヴェネツィア)から東京(成田)に移動
- 7日目:東京(成田)に帰国
今回のイタリア旅行はビジネスクラスと高級ホテルを利用した豪華なものですが、貯めたANAマイルとSPGアメックスのポイントで、ほぼ無料で実現しています。
陸マイラー的なANAマイルの貯め方とSPGアメックスの特典とメリット・デメリットは以下の記事をそれぞれご参照ください。
まとめ
今回は、フィレンツの老舗であり人気の有名レストラン「クアトロレオーニ(4 Leoni)」の、場所と営業時間から、メニュー、ドリンク&料理の体験レポート、予約方法まで詳しくご紹介していきました。
クアトロレオーニは、私自身のお気に入りで、フィレンツェ旅行の度にリピートしているレストランです。何をオーダーしても外れがなく、美味しいワインと料理を安心していただくことができます。
フィレンツェのような観光地で、リーズナブルな価格で確かな料理を提供するレストランは貴重な存在です。ぜひ予約してから訪れていただければと思います。
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