デルタ航空 ビジネスクラス搭乗記(DL166便):シンガポールから成田への機内食からシート、アメニティーまでレポート!
今回は、シンガポールから成田への復路に利用した、デルタ航空 ビジネスクラス(DL166便)の搭乗記をお送りしたいと思います。デルタ航空のビジネスクラスは「デルタ・ワン」というブランド名で展開されていますが、私は今回が「デルタ・ワン」初体験。嫌が応にも期待が高まります。当記事では、そんな「デルタ航空 ビジネスクラス」の搭乗前の様子から、搭乗後の機内食、シート、アメニティーまで詳しくレポートしていきたいと思います。
目次
デルタ航空 ビジネスクラス搭乗記(DL166便):シンガポールから成田へのフライトスケジュール
今回、デルタ航空のビジネスクラスで、シンガポールから成田まで移動することにしました。フライトスケジュールは以下になります。
<フライトスケジュール>
- DL166便:シンガポール(6:45発)=>成田(14:45着)、搭乗時間7時間
今回のフライトは、貯めたマイルを利用して特典航空券を発券しました。
こちらのフライトで使用したマイルとコストは以下になります。使用したマイルとコストはひとり「90,000マイル+34SGD(=約2,900円)」、我々は夫婦2人で利用しましたので、合計では「180,000マイル+5,800円」という計算になりました。
デルタ航空は、利用時期や利用する航空会社によって、必要マイル数が大きく変動するため、往路(東京=>香港)に比べて、たくさんのマイルが必要になってしまいました。
<利用したマイルとコスト(夫婦二人分)>
- 運賃:180,000マイル
- 諸税:5,800円
デルタ航空 ビジネスクラス搭乗記(DL166便):優先チェックインの様子
それでは、ここからは、当日の搭乗の様子を順番にご紹介していきたいと思います。
この日は早朝の出発便ということで、ホテルから空港までタクシーを利用しました。この日宿泊していたホテルは「シェラトン・タワーズ・シンガポール」というホテルでしたが、ホテルから空港までは約25シンガポールドル(=約2,000円)、所要時間は20分ちょいでした。シンガポールはタクシー代が安いのでとても助かります。
今回利用するデルタ航空は、チャンギ国際空港の第1ターミナルの利用になります。ですので、第1ターミナルの入り口前にタクシーでつけてもらいました。
デルタ航空のチェックインカウンターは、入り口から入ってすぐのところにありました。チェックインカウンターの前には「SKY PRIORITY」のマークがありますね。今回我々は、一応ビジネスクラスの利用ですので、こちらの「SKY PRIORITY」のマークのところから、優先チェックインを実施することができます。
早朝便とはいえ、エコノミークラスの列にはそこそこ人が並んでしましたので、優先チェックインできるのは助かりました。早くラウンジに移動してゆっくりしたいですからね。
そんなこんなで、チェックイン後は制限エリアにするするっと移動しました。ここからはラウンジを目指します。
ちなみに、チャンギ国際空港には、アーリーチェックイン専用のカウンターや、ビジネスクラスおよびファーストクラス利用者専用のカウンターがあったりします。ただし、今回利用したデルタ航空はどちらにも対応していないんですよね・・。ご興味のある方はこちらもご参照ください。
デルタ航空 ビジネスクラス搭乗記(DL166便):空港ラウンジの様子
デルタ航空のビジネスクラスの場合、指定されたラウンジは「dnata」ラウンジになります。このラウンジ、いつもどうやって読んだら良いかわかりません(笑)。「ディーナタ」もしくは「ディナタ」っていう感じでしょうか。
こちらの「dnata」ラウンジは、プライオリティパスでも利用することができるのですが、ラウンジの中は広くておしゃれで快適、食事やドリンクの品揃えも充実しており、お気に入りのラウンジです。チャンギ国際空港を利用する際は、何気に毎回利用しています。
こちらはラウンジ内の様子。これはほんの一部分ですが、広さに余裕があるのがわかりますね。ソファー席もたくさん用意されているので、ゴロゴロとくつろぐこともできます。
こちらはビュッフェカウンター。
ドリンクや食事の品揃えも非常に豊富です。ただ、この後は、すぐにビジネスクラスのフライトになるので、何も食べずに我慢しました。せっかくのビジネスクラスの機内食が食べられなくなってしまいますからね。
チャンギ国際空港内のプライオリティパスで利用できるラウンジは、以前ラウンジのはしごして、ほぼ制覇しています(笑)。詳細はこちらご参照ください。
デルタ航空 ビジネスクラス搭乗記(DL166便):フライトの様子
優先搭乗の様子
さて、そんなこんなで、搭乗開始時間ギリギリまでラウンジでくつろいだ後は、搭乗ゲートに移動します。搭乗ゲートにも「SKY PRIORITY」専用のエリアがあり、キャンディバスケットを持ったスタッフさんが出迎えてくださいました。
搭乗開始前ということで、搭乗ゲート付近のベンチは人で一杯になっていました。そんな中、プライオリティエリアがあり、ベンチが確保されているのは嬉しいですね。
その後、しばらくすると優先搭乗が開始され、機内に乗り込みました。
ちなみに、私は「デルタアメックス ゴールド」を保有しており、デルタ航空のエリート会員資格である「ゴールドメダリオン」を獲得しています。ですので、たとえエコノミークラスの利用であったとしても、今回ご紹介しているような、優先チェックインやラウンジ利用、優先搭乗などの特典を利用することができます。詳細はこちらの記事もご参照ください。
座席の様子
今回利用したビジネスクラスの座席はこんな感じです。ビジネスクラスにしては、意外とこじんまりとした印象です。隣の座席との間隔も狭めですね。
機材は「B767-300ER(G)」というものです。
座席前には、液晶モニターがありますが、今時のビジネスから考えると、ちょっと小さめですね。
座席のサイドテーブルには、いろいろなボタンが用意されており、電動で座席をリクライニングすることができるようになっていたり、座面の柔らかさが調整できるようになっていました。エアマットなのでしょうか、なかなか面白かったです。
こちらのように、フルフラット(実際には10%ぐらい?の傾斜あり)にもすることができます。
また、サイドテーブルの下には、食事用のテーブルも格納されています。
テーブルを引き出すとこんな感じになります。
座席に関しては、悪くはないのですが、B789などのゆとりのある作りのビジネスクラスと比べてしまうと、窮屈な感じは否めませんね・・。
アメニティーの様子
座席に関しては、ちょっと期待はずれ感はありましたが、アメニティーはなかなか充実していました。アメニティーセットの全体像はこんな感じ。座席の上に、布団とまくら、スリッパ、アメニティーポーチが用意されています。
まずは、布団とまくら。こちらは、ウェスティンホテルと共同開発の「heavenly(ヘブンリー)」。ヘブンリーベッドをイメージしていると思われます。ふわっふわで、使い心地はとっても良いです。
こちらはスリッパ。デルタ航空のビジネスクラスのブランド名である「DELTA ONE」の記載があります。オリジナル感があって良いです。
続いてはアメニティーポーチ。こちらは「TUMI」のものが採用されています。男性には嬉しいですよね。私は持って帰って、会社用カバンの小物入れとして、ノートパソコンの電源なんかを収納しています。
ポーチの中はこんな感じです。歯ブラシ、アイマスク、耳栓、靴下など、定番のアメニティーが詰め込まれています。ボールペンやアイマスクはTUMIのロゴ入り。機内で嬉しいハンドクリームなどは人気のキールズ(KIEHL’S)でした。
あと、ヘッドフォンは「LSTN」のものでした。木目調のデザインがなかなかおしゃれです。こちらは、もちろん持ち帰り不可です(笑)。
機内食の様子
機内食のメニュー
機内食に関しては、フライト中2回の提供になります。離陸後しばらくして提供されるのが「メインコース」、到着前に提供されるのが「到着前のお食事」となっています。
この日の「メインコース」および「到着前のお食事」としては、以下の品揃えとなっていました。
<メインコース>
- フレンチトースト
- ドライシーフードラクサ
- グラノーラシリアル
- 季節の新鮮なフルーツと各種パン、バターとジャム付き(共通)
<到着前のお食事>
- 鶏の照り焼き
- ブーフンゴレン
- ミックスグリーンサラダ(共通)
- オレオチーズケーキ(共通)
また、ドリンクメニューは別になっており、こんな感じでした。ワインについては、CAさんに聞いてね、って感じです。
とりあえず、食前酒として、ビジネスクラスっぽく、スパークリングワインをいただきました。
機内食:メインコースの様子
メインコースとしては、私は「ドライシーフードラクサ」、妻は「フレンチトースト」をオーダーしました。
こちらの写真は「ドライシーフードラクサ」です。シンガポールっぽくて良いかな、と思ってのオーダーでした。ドライのラクサってなんだろう?と思ったのですが、いわゆるまぜそばみたいな感じです。短いタイプの麺に、ラクサのフレーバーのソースとシーフードをミックスしています。味としては・・。微妙な感じでしたね。選択ミス。
こちらの写真は「フレンチトースト」です。こちらは、普通に美味しかったようです。デルタ航空の場合は、洋風っぽい料理の方が無難なのかもしれません。
ドリンクに関しては、スパークリングワインから定番の「プレモル」にチェンジしました。間違いのない、安定の美味しさです。
機内食:到着前の食事の様子
続いては、到着前の食事の様子です。 このタイミングでは、私は「ブーフンゴレン」、妻は「鶏の照り焼き」をオーダーしました。私は懲りもせず、アジア飯をリベンジです。
こちらの写真は「ブーフンゴレン」です。見た目のとおり、ちょっとピリ辛のビーフン。具材は再びシーフードです(笑)。味の方は、こちらはなかなか良かったです。ビーフンをイメージして、そのまま期待通りの味でした。
こちらの写真は「鶏の照り焼き」です。和食ですね。こちらも、見たままイメージどおりの味でした。可もなく不可もなく、無難な感じでした。ちなみにナプキンホルダーやソルト&ペッパーなどはイタリアのアレッシィ(ALESSI)でした。
そんなこんなで、約7時間のフライトを経て、飛行機は成田空港に到着しました。
デルタ航空 ビジネスクラス搭乗記(DL166便):利用した感想
今回、初めてデルタ航空のビジネスクラスである「デルタ・ワン」を体験しました。総評としては「期待はずれではあったけど及第点」という感じでした。
座席に関しては、機材によって違うので一概には言えないと思いますが、古さと狭さを感じてしまいました。ただ、フルフラットにはなりますので、食後しばらくの間はゆっくり睡眠をとることができました。
一方で、アメニティーは、ウェスティンやTUMIとコラボしており、品質にこだわりを感じました。
機内食に関しては、エコノミークラスとの差があまりないように感じました。複数のお皿で提供されるので、ビジネスっぽくはもちろんあるのですが、正直、味の方には違いを感じられませんでしたね・・。
CAさんのサービスは、欧米系独特のさっぱりしたものです。ANAやJALのような、うやうやしさは一切ありません(笑)。ここは、最初から期待しないほうが良いです。
いづれにしても、貯めたマイルの特典航空券の利用として、ビジネスクラスのシートでシンガポールから成田までゆったりと帰ってこられたのはありがたかったです。
香港・シンガポール旅行2018のスケジュール
今回の香港・シンガポール旅行のスケジュールは以下になります。全体としては、5泊6日のスケジュールで、香港に2泊、シンガポールに3泊というスケジュールになります。
今回の記事は、旅行6日目の、シンガポールから成田への移動の様子になります。
<スケジュール概要>
- 1日目:羽田から香港に移動(MU576、MU503便)、JWマリオット(香港)宿泊
- 2日目:ザ・リッツカールトン(香港)宿泊
- 3日目:香港からシンガポールに移動(SQ863)、コンラッド(シンガポール)宿泊
- 4日目:セントレジス(シンガポール)宿泊
- 5日目:シェラトン・タワーズ(シンガポール)宿泊
- 6日目:シンガポールから成田に移動(DL166)<=今ココ
今回の、香港・シンガポール旅行の全体的な計画についてはこちらをご参照ください。SPGアメックスと陸マイラー活動で貯めたマイルで、高級ホテルのスイートやビジネスクラスを利用した豪華な海外旅行を低コストで実現しています。
「デルタ航空 ビジネスクラス搭乗記(DL166便):シンガポールから成田への機内食からシート、アメニティーまでレポート!」のまとめ
今回は、シンガポールから成田への復路に利用した、デルタ航空 ビジネスクラス(DL166便)の搭乗記をお送りしました。私は今回が「デルタ・ワン」初体験であったため、かなり期待して利用しました。
結果として「期待はずれではあったけど及第点」という感じでした。期待が高過ぎた分、がっかりしたところもありましたが、貯めたマイルの特典航空券の利用として、ビジネスクラスのシートでシンガポールから成田までゆったりと帰ってこられたのはありがたかったです。
ちなみに、何回かに分けてお届けしてきた「香港・シンガポール旅行2018」の旅行記も今回で最後になります。最後まで読んでくださりありがとうございました。
今回も、貯めたマイルとSPGアメックスを活用し、低コストで豪華な海外旅行を実現することができました。陸マイラーを始めていなければ、こんな体験はできなかったわけで、陸マイラー生活をしていて本当によかったと思っています。
陸マイラー生活を始めたい!という方は、ぜひこちらの記事をご参照ください。陸マイラーの基本的な考え方から、年21万ANAマイルの貯め方まで解説しています。
また、デルタ航空のマイルの貯め方については、こちらの記事でまとめております。デルタ航空のマイルを貯めるには、キャンペーン利用が近道です。
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<香港・シンガポール旅行記の目次>
香港・シンガポール旅行記2018:全体の目次、記事一覧はこちら!
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それでは、また!
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