高記(カオチー)台北の場所と行き方、メニューは?永康街で老舗の焼き小籠包をレポート!
「高記」は小籠包の老舗です。日本語では「カオチー」もしくは「ガオジー」と表記・発音されています。台湾(台北)のガイドブックの小籠包の紹介ページでは、必ず1ページ目で紹介されているような有名店であり、観光客に人気があります。台湾(台北)には4店舗を擁していますが、今回は、台北の中でもグルメストリートとして名高い「永康街」にある、本店(永康店)に伺ってみました。当記事では、そんな「高記(カオチー)」本店(永康店)の場所と行き方から、メニュー、看板商品である「焼き小籠包」まで、詳しくレポートしていきたいと思います。
目次
高記(カオチー)とは
「高記」は上海点心の老舗です。1949年から営業を開始しており、60年以上の歴史があります。日本語では「カオチー」もしくは「ガオジー」と発音されます。
台湾(台北)のガイドブックの小籠包の紹介ページでは、必ず1ページ目で紹介されているような有名店であり、観光客に人気があります。
日本のテレビメディアでもしばしば取り上げられており、最近では、NHK BSプレミアの「2度目の台湾」で、「高記(カオチー)」の看板料理の1つである「焼き小籠包」が紹介されていました。
我々もこちらの番組を見ており、今回伺ってみることにしました。
「高記(カオチー)」の公式HPはこちらになります。
高記(カオチー)永康店(本店):場所と行き方、営業時間
「高記(カオチー)」は、台湾(台北)には4店舗を擁しています。具体的には以下になります。
<「高記(カオチー)」の店舗一覧>
- 永康店(YongKang)<=今回伺ったお店
- 復興店(FuXing)
- 中山店(ZhongShan)
- 小團圓(TuanYuan)
グルメストリートとしても有名な「永康街」にある永康店が、「高記(カオチー)」の第1号店であり、本店ということになります。ということで、我々も、せっかくなのでということで、本店(永康店)に伺ってみました。
「高記(カオチー)」の本店(永康店)の詳細情報は以下になります。
<「高記(カオチー)」の本店(永康店)の詳細情報>
- 住所:106台北市大安區永康街1號
- 最寄駅:MRT東門駅から徒歩5分
- 営業時間:9:30-22:30(月-金)、8:30-22:30(土日)
「高記(カオチー)」の本店(永康店)の最寄駅は、MRT東門駅となっており、MRT東門駅からお店までは、徒歩5分ほどの距離になります。
「高記(カオチー)」の本店(永康店)の周辺地図はこちらになります。
高記(カオチー)永康店(本店):お店の外観と待ち時間
高記(カオチー)本店(永康店)のお店の外観はこんな感じです。
グルメストリートとして有名な「永康街」のメインストリートの中心部に位置しています。大型店で目を引く外観となっていますので、見逃すとこはなさそうです。
お店の外からは、コックさんたちが調理している様子を垣間見ることができます。実際作っているところを見ると、より美味しそうに感じますね。
また、お店の外には、メニューが掲示されていますので、事前に品揃えや価格帯を確認することができます。安心ですね。
我々が訪れたのは、日本でいうところのゴールデンウィーク期間中の平日、お昼の12時ごろでした。お昼としては、ちょうどピークと思われる時間のため、待ち時間があるかと思いきや、すんなりと店内に案内されました。
大型店舗だけあって、席数には余裕があるのかもしれませんね。
高記(カオチー)永康店(本店):お店の雰囲気
高記(カオチー)本店(永康店)のお店の雰囲気はこんな感じになっています。全体的に落ち着いた雰囲気の内装になっています。
先日ご紹介した「鼎泰豊(ディンタイフォン)」や「京鼎樓(ジンディンロウ)」に比べると、高級店といった風格を感じます。
また、店内は多くの人で賑わっているのがわかりますね。さすがは人気店です。待ち時間無しですぐに案内されたのは、たまたまラッキーだったのかもしれません。
我々は、店内の中2階のような、落ち着いたエリアに案内されました。
テーブルセッティングも綺麗にされていますね。
高記(カオチー)永康店(本店):メニューと値段
「高記(カオチー)」本店(永康店)のメニューは、こんな感じになります。
メニューを開くと、点心メニューがずらずらっと並んでいます。中国語に加えて、英語と日本語が併記されているのは嬉しいポイントです。落ち着いてメニューを吟味することができます。
点心の価格帯としては、100TWD(=約380円)から300TWD(=1,140円)の間のものが多く、200TWD(=約760円)程度のものが中心価格帯のようです。
メニューを見ていくと、「焼き小籠包」が写真付きで大きく紹介されていました。やはり、「高記(カオチー)」の名物料理は、こちらの「焼き小籠包」のようです。
ということで、今回我々は以下の2品を注文しました。名物の「焼き小籠包」に加え、ベーシックな「小籠包」も注文しました。
<高記(カオチー)本店(永康店)で注文したもの>
- 上海鉄鍋焼き肉まん <=焼き小籠包
- 高記小籠包 <=ベーシックな小籠包
高記(カオチー)永康店(本店):焼き小籠包のレポート
オーダーした後は、料理がやってくるのをしばし待ちます。中国茶は特にオーダーしなくても無料で提供されます。
しばらくすると、小籠包用の「生姜」がやってきますので、醤油とお酢を使って、小籠包のソースなどを作ったりしましょう。
そんなこんなで、待つこと10分弱、まずは、ベーシックな「小籠包」がやってきました。
「高記(カオチー)」の小籠包は、どちらかというと皮も厚めで、もちもちしているのが特徴です。お肉の餡の味付けもしっかりしており、食べ応えのある小籠包となっています。見た目もとても綺麗ですね。
肉汁もたっぷり、ジューシーです。味がしっかりしているので、何もつけなくても美味しくいただくことができます。また、あらかじめ作成しておいた、小籠包のタレをつけていただくと、変化も楽しむことができます。
続いてやってきたのは、「高記(カオチー)」の名物とも言える「焼き小籠包」です。写真ではわかりづらいですが、ひとつひとつの大きさは、小籠包の1.5倍ほどあります。とてもボリューミーな一品です。
こちらの「焼き小籠包」、メニューの中では「上海鉄鍋焼き肉まん」と記載されているとおり、小ぶりな肉まんを鉄鍋で焼いて仕上げたものになります。
焼いて仕上ているため、表面の皮はカリっとサクサクに仕上がっています。また、中のお肉の餡も、小籠包よりも味付けが強めで、醤油など何もつけなくても、美味しくいただくことができます。
さすが名物と言われるだけあって、絶品です。
とにかく熱々なので、一度お皿に移して、しばらくしてからいただかないと、口の中を火傷しますので注意しましょう(笑)。
とても美味しかったのですが、焼いてあるという特徴から、ちょっと脂っこいのと、ボリュームがとにかくあるので、2人の場合は、半分ぐらいをいただくのが限界でした。
ちょっともったいなかったです・・。
高記(カオチー)永康店(本店):お会計
今回我々は、「焼き小籠包」とベーシックな「小籠包」をそれぞれ1品ずつ、合計2品を注文したわけですが、合計では、サービル料も含めて484TWD(=約1,840円)となりました(1TWD=3.8円で計算)。
<高記(カオチー)本店(永康店)のお会計>
- 上海鉄鍋焼き肉まん:220TWD(=約840円)
- 高記小籠包:220TWD(=約840円)
- サービス料:44TWD(=約160円)
- 合計:484TWD(=約1,840円)
「高記(カオチー)」はどちらかというと高級店という部類のお店になるため、ちょっと高めの価格設定、かつ、サービス料も10%徴収されるようになっています。
ですので、点心2品だけにしては高めのお会計になりました。この辺りは、好みの分かれるところかもしれません。
ちなみに、お会計は入り口付近のレジで行うのですが、レジの後ろには「お土産コーナー」も用意されています。
チルドになった肉まんなどの他、台湾の朝食の定番である「豆漿(トウジャン)」なんかも販売されています。おいしそうですね。
高記(カオチー)永康店(本店):利用した感想
小籠包としては、今回の台湾旅行では、「鼎泰豊(ディンタイフォン)」、「京鼎樓(ジンディンロウ)」と食べ比べてきました。
同じ小籠包でも、お店によって特徴があり、味や食感が微妙に違うのが面白いところです。
味付けとしては、今回うかがった「高記(カオチー)」が一番しっかりしており、また、皮も厚めでもちもちしているため、食べた後の満足度は高いのではないかと思います。
また、名物の「焼き小籠包」は、名物だけあって絶品ですので、「高記(カオチー)」に訪れたのなら、ぜひオススメしたい一品です。
ただし、レポートの中でも書かせていただきましたが、とにかくボリュームが多いので、2人だとたぶん、食べきれないと思います。4-5人でいただくぐらいが、ちょうど良いように感じました。
以上から「高記(カオチー)」は、4-5人のグループの場合に、ディナーで伺うというのが一番適したお店のように感じます。
「鼎泰豊(ディンタイフォン)」と違って事前予約もできますので、そういう意味でも、グループで利用する場合は使い勝手が良いと思います。
高記(カオチー)と同じ小籠包の有名店である「鼎泰豊(ディンタイフォン)」および「京鼎樓(ジンディンロウ)」のレポートについては、以下をご参照ください。
台湾旅行でオススメの観光ツアー
台湾旅行では「九份」観光ツアーが一番人気です。個人ではちょっと行きにくい場所でもツアーならバスに乗っているだけで連れていってもらうことができます。
おすすめはこちらの「九份」を散策した後に「夜市」を堪能するツアーです。台湾の見どころを効率良く巡ることができます。
九份に向かうツアーにはいくつかバリエーションがあります。十分「天燈上げ体験」をするツアーも人気がありますね。
予算と内容を比較しながら好みのものをぜひ見つけてみてください。
台湾「九份」観光ツアーに参加してみた体験レポートはこちらにまとめています。ぜひ合わせてご参照ください。
台湾旅行2018のスケジュール
今回のゴールデンウィークの台湾旅行のスケジュールは以下になります。全体としては、4泊5日のスケジュールとなります。
今回の記事は、台湾旅行3日目の昼食の様子になります。
<スケジュール概要>
- 1日目:羽田から台北(松山)に移動(JL97便)、ル・メリディアン台北宿泊
- 2日目:龍山寺観光、W台北宿泊
- 3日目:九份観光、ウェスティン台北宿泊 <=今ココ
- 4日目:101観光、シェラトン・グランド台北宿泊
- 5日目:台北(桃園)から成田に移動(CI104便)
今回の台湾旅行は、陸マイラー活動で貯めたマイルとSPGアメックスのポイントを駆使して、ほぼほぼ無料で豪華な旅を実現しています。詳細はこちらの記事をご参照ください。
最近では2022年にもANAマイルとマリオットポイントを駆使してほぼ無料のハワイ旅行を実現しました。約182万円のプランを18万円ほどまで節約できています。ハワイ旅行の費用はこちらに公開しておりますのでぜひご参照ください。
まとめ
今回は、小籠包の老舗、有名店である「高記(カオチー)」をご紹介しました。
ベーシックな「小籠包」と名物の「焼き小籠包」、両方をいただいてみましたが、どちらも絶品、美味しくいただくことができました。
ただ、全体的に味付けは強めで、ボリュームがありますので、ランチよりはディナー、少人数よりは大人数での利用に適したお店だと感じました。
グループでたくさんの種類の料理を、少しずついただくという使い方ができれば、最高ですね。
台湾(台北)の「小籠包」おすすめランキングはこちらでまとめております。合わせてご参照ください。
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それでは、また!
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