アンダーズ東京の宿泊者専用ラウンジをブログレポート!<カクテルタイム/ティータイム/朝食>
「アンダーズ東京(Andaz Tokyo)」にはクラブフロアの設定がないため「クラブラウンジ」の用意はありません。一方で、宿泊者は無料で利用することができる「宿泊者専用ラウンジ(アンダーズラウンジ)」が用意されています。こちらのラウンジでは、チェックインやチェックアウトなどの手続きに加えて、フード(軽食)やドリンクをいただくことができます。当記事では、チェックインからティータイム、カクテルタイム、朝食まで、それぞれの時間帯の様子をご紹介していきたいと思います。
目次
アンダーズ東京とは
アンダーズはハイアット系列のラグジュアリーライフスタイルホテル
「アンダーズ東京(Andaz Tokyo)」は、世界的なホテルグループである「ハイアットホテルアンドリゾート」系列のホテルです。
ブランド名である「アンダーズ(Andaz)」は、はヒンディー語で「パーソナルスタイル」を意味しており、ハイアット の中では「ラグジュアリー ライフスタイルホテル」と定義されています。
また、ハイアットのホテルプログラムである「ワールドオブハイアット」では、「BOUNDLESS PORTFOLIO」というグループで最上位のホテルブランドに位置付けられています。
アンダーズ東京はアンダーズブランドとして日本初開業のホテル
「アンダーズ東京」は、2014年6月に、東京・虎ノ門の「虎ノ門ヒルズ」の高層階に開業しました。同ブランドのホテルとしては世界で12番目、日本では初の開業となっています。
「アンダーズ東京」の公式サイトは以下になります。
参考 Topページアンダーズ東京
アンダーズ東京:宿泊者専用ラウンジとは
宿泊者専用ラウンジは宿泊者であれば誰でも無料で利用可能
「アンダーズ東京」にはクラブフロアの設定がないため「クラブラウンジ」の用意はありません。一方で、宿泊者は無料で利用することができる「宿泊者専用ラウンジ」が用意されています。
こちらの宿泊者専用ラウンジは「アンダーズラウンジ」という名前で運営されています。
チェックインやチェックアウトの手続きの他、ドリンクやスナック(軽食)が提供
こちらの「アンダーズラウンジ」では、チェックインやチェックアウトの手続きを座って行うことができます。
また、時間帯に応じてやドリンクやスナック(軽食)が提供されており、自由にいただくことができるようになっています。
イメージ的には、「クラブラウンジ」の簡易版といった感じですね。
アンダーズ東京:宿泊者専用ラウンジの営業時間とタイムスケジュール
「アンダーズラウンジ」は、ホテルのロビー階に位置しており24時間利用可能
こちら「アンダーズラウンジ」は、ホテルのロビー階である51階に位置しています。
フロント(レセプション)からシームレスに繋がるオープンスペースに設置されており、扉などで仕切られているわけではありません。そのため、基本的には24時間利用することができます。
基本的にはスタッフの方がスタンバイされており、着席したタイミングに合わせてドリンクのオーダーをすることが可能です。
ただ、早朝や深夜など、スタッフの方が不在なタイミングでは、冷蔵庫から自分でドリンクをピックアップする形になります。
イブニングタイム(カクテルタイム)の時間帯にはワインとカナッペが提供
また、イブニングタイム(カクテルタイム)が設定されており、こちらの時間帯ではワインとカナッペが提供されます。まとめると以下のようになります。
<営業時間とタイムスケジュール>
- 営業時間:24時間
- 24時間:ドリンクサービス
- 18:00-20:00:イブニングタイム(ワインとカナッペ)
ちなみに、タイムスケジュールとしては設定がありませんが、ティータイムと朝食の時間帯には、ちょっとしたスナック(軽食)が提供されており、自由にいただくことができるようになっていました。
以下では、全体像に加えて各時間帯での提供内容をご紹介していきたいと思います。利用したのは2020年10月中旬となります。
アンダーズ東京:宿泊者専用ラウンジをブログレポート
全体像と雰囲気
「アンダーズラウンジ」は、ロビーフロアの中心に位置してます。1階から51階までエレベーターで上がってくると、こんな感じのロビーフロアに出ます。
「アンダーズラウンジ」はこちらのすぐ隣に位置してます。
通常のクラブラウンジなどとは異なり宿泊者全員が利用できるため、扉などで区切られていないオープンスペースとなっているのが特徴です。
「アンダーズラウンジ」の全体像はこんな感じです。木目を生かした落ち着く雰囲気のスペースになっています。ロビーフロアの中央に位置しているため眺望はありませんが、天井がとても高いため開放感があります。
座席数は全部で20から30ほどと思われ、宿泊者全員を収納できるほどのキャパシティはありません。
ただ、基本的には、短時間での利用がメインとなるため回転が良く、どの時間帯もそれほど混んでいるという印象はありませんでした。
ラウンジ内には、こんな感じのソファー席や、ボックス席も用意されています。カップルなどで利用した場合も、適度にプライバシーが保つことができます。
「アンダーズラウンジ」の中央には円形のテーブルからなるカウンターが用意されています。こちらのカウンターには、時間帯に応じてドリンクやスナックが提供されます。
また、ラウンジの裏手には冷蔵庫が用意されています。通常はスタッフの方が常駐しており、テーブルでドリンクをオーダー可能ですが、深夜や早朝など、スタッフの方が見当たらない場合は、直接ピックアップすることも可能です。
冷蔵庫の中はこんな感じで、ミネラルウォーターや炭酸水、牛乳、日本茶などが用意されています。
こちらは、また別の冷蔵庫です。こちらには、コーラやジンジャーエール、フルーツジュースなどが用意されているのがわかりますね。アルコールについては、イブニングタイム(18:00-20:00)のみでの提供になります。
また、コーヒー、紅茶については、マシンを操作する必要があるため、どの時間帯でもスタッフの方に依頼する形になっています。気をつけましょう。
チェックイン
さて、そんなこんなで、ここからは各時間帯の様子を順番にご紹介していきたいと思います。まずはチェックイン時です。
チェックインのタイミングでは、まずはこちらの「アンダーズラウンジ」に案内されます。こちらでは、まずは「お茶」が提供され、座った状態でチェックインの手続きを行うことができます。
列に並ぶ必要なく、座ってチェックインできるというのは優雅で気持ち良いですね。チェックイン後は、スタッフの方のエスコートの元、客室まで移動します。
ティータイム
開始時間は定かではありませんが、14時ごろからイブニングタイムが始まる18時ごろまでは、ティータイムとしてお茶菓子が提供されています。
この日はこちらのように「あられ」が提供されていました。こちらのお菓子は客室内に用意されていたのと同じもので、老舗の和菓子屋さんである「虎ノ門 きや」のものです。「わさび」と「ごま」の2種類で、特に「わさび」は好みの味で、とても美味しかったですね。
カクテルタイム(イブニングカクテル)
18時になると、イブニングカクテル(カクテルタイム)がスタートします。この時間帯では、アルコールが提供されるようになります。また、合わせてカナッペも提供されます。
イブニングカクテルの時間になるとラウンジ内も照明がぐっと落とされ、大人っぽい雰囲気に様変わりします。
ラウンジ中央のカウンターには、この日提供されるアルコールが展示されます。この日用意されていたのは、「KUSUMANO(クズマーノ)」というイタリアブランドの赤ワインと白ワイン、あとは、洋梨のお酒でした。
洋梨のお酒は「子宝 山形ラフランス」という国産のものとなっていました。銘柄の説明がきがあるのは嬉しいですね。お酒に詳しくなくても、雰囲気が伝わってきます。
そんなこんなで、いただいたものはこちらになります。私はサウナ利用の後で喉が乾いていたためビールを、妻は洋梨のお酒をロックでいただきました。ビールはカウンターの上には置かれていませんが、聞くとちゃんと出してくれます(笑)。カナッペとしては、ソーセージが挟まれた「フォカッチャ」が提供されました。
洋梨のお酒は、甘さ控えめのジュースのような口当たりの良さで、アルコールが苦手の妻も、するするといただいていました(その後、ちょっと酔っ払っていましたが・・)。
サウナの後のビールは最高ですね。一気に飲み干して白ワインもいただきました。白ワインはジューシーな辛口で、とても美味しくいただきました。
フォカッチャもほんのりと温かく、こちらも美味しくいただきました。ボリュームがもうちょっとあると嬉しいですね。
続いては、赤ワインにもチャレンジしました。そのタイミングでは、カナッペの2皿目となる「チーズ」もご提供いただきました。チーズは3種類ほどの盛り合わせで、こちらもボリュームは少ないものの、味はとてもよかったです。ワインとの相性も抜群でした。
実はこの日は、ホテル内のレストランでディナーの予約をしてあったため、イブニングカクテル(カクテルタイム)の利用はここで終了となりました。
他の方の様子を見ていると、この後には「アンダーズ東京」のペストリーの名物でもあるエクレア(ミニサイズ)の乗ったデザートのお皿も提供されていたようでした。
私は滞在時間30分ほどでしたが、デザートまで堪能するには1時間ぐらいの時間をとっておかないと難しいかもしれません(提供スピードがとてもゆっくりなので・・)。
いずれにしても、ボリュームはとても少ないので、ディナー前の空き時間を利用して軽くアルコールをいただくぐらいの利用方法が正しそうです。間違っても、ディナーの代わりにはなりませんね(笑)。
朝食
最後に、朝食の時間帯をご紹介したいと思います。朝8時ごろに訪れてみると、カウンターの上には「マフィン」と野菜ジュース、フルーツバーが用意されていました。
こちらもボリュームは決して多くないため、朝食代わりにはなりませんが、朝一のエクササイズ前後のエネルギー補給に使えそうです。
アンダーズ東京:予約した客室と費用(コスト)
アンダーズ東京の宿泊は予約サイトである「一休」経由がお得
今回、こちらの「アンダーズ東京」の宿泊には、予約サイトである「一休」のプライベートセールを利用しました。
「ポイント最大7倍!朝食付24時間ステイ/ディナーまたは1万円ホテルクレジット付」というプランで、「ザ タヴァン グリル&ラウンジ」での4コースペアディナーと朝食がセットになった贅沢なものです。
元値は「 69,576円」となかなかに高額でしたが、ポイントの即時利用と「GoToTravel割引」で「41,229円」で利用することができました。
朝食&夕食付きプランを思ったよりリーズナブルに利用することができ、感謝感謝です。
<宿泊コスト>
- 宿泊料:69,756円
- ポイント即時割引:-5,212円
- GoToTravel割引:-23,135円
- 差し引き:41,229円
- 地域共通クーポン:+10,000円
ホテルの宿泊価格は複数の予約サイトを比較するのが節約の秘訣です。最新情報はそれぞれ以下からご確認ください。
アンダーズ東京の宿泊記はYouTubeでも公開中!
「アンダーズ東京」の宿泊記は動画にまとめてYouTubeでも公開しております。ホテルの空気感や雰囲気は動画の方が伝わると思います。ぜひこちらも合わせてご鑑賞ください。
まとめ
今回は、「アンダーズ東京」の宿泊者専用ラウンジである「アンダーズラウンジ」をご紹介しました。
こちらのラウンジは宿泊者全員が利用できるということで、クラブラウンジの簡易版といった趣になっています。時間帯に応じて、ドリンクとスナック(軽食)を自由にいただくことができます。
特に、イブニングタイム(カクテルタイム)の時間帯には、ワイン(およびビール)とカナッペが提供されるのが特徴です。ボリュームは少ないものの、ワインやカナッペの味は良いので、お酒好きであれば満足度は高いのではないかと思います。
ただ、どの時間帯も、フードのボリュームはとても少なくなっています。そのため、夕食や朝食の代替として利用するのは難しそうです。
エクササイズの合間や、夕食の予約時間までの待ち時間に、さくっと短時間で利用するというのが適しているのではないかと思います。
次回は、「アンダーズ東京」の設備の中でも特に評判の良い、充実した内容のプールとスパの様子をご紹介したいと思います。
==>次の記事
<==前の記事
それでは、また!
東京のラグジュアリーホテル関連記事