ANAマイルの有効期限を延長する方法を徹底解説!
「ANAマイル」の有効期限は3年間と定められています。せっかく貯めた大切な「ANAマイル」ですから「有効期限を迎えて無くなってしまった」というような事態は避けたいものです。そこで当記事では「ANAマイルの有効期限を延長する(延ばす)方法」をまとめてご紹介したいと思います。記事の前半では「ANAマイルの有効期限」の基礎知識をまとめ、後半では「ANAマイルの有効期限を延長する方法」を3つのアプローチに分けてご紹介したいと思います。
目次
ANAマイルの有効期限の基礎知識
ANAマイルの有効期限を延長する方法をご説明する前に、まずは、ANAマイルの有効期限に関する基礎知識を整理したいと思います。
ANAマイルの有効期限は3年間
ANAマイルの有効期限は「3年間」です。
正確にいうと、獲得した月から数えて36ヶ月後の月末までということで、マイルの有効期限は「3年間+獲得月内の端数の日数」ということになります。
ANAマイルの有効期限の特徴
ANAマイルの有効期限の特徴としては、有効期限内にマイルを加算(追加で獲得)しても、マイルの有効期限は延長されないというところです。
具体的には以下図のようになります。2010年の5月、2011年6月、2012年7月と、有効期限内にマイルを追加で獲得しても、2010年5月に獲得した分のマイルの有効期限は、あくまで3年後の月末である2013年5月31日のままとなります。
ブリティッシュエアウェイズ(BA)の場合は、マイル有効期限内に一度でもマイル加算があると、マイル全体の有効期限が延長されます。そして、デルタ航空とユナイテッド航空(UA)は、そもそもマイルの有効期限は無期限となっています。
このように、外資系エアラインの場合はマイルの有効期限の考え方が、日系エアラインであるANAやJALと異なっているため注意が必要です。マイレージプログラムの選び方については以下の記事もご参照ください。
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ANAマイルの有効期限を無期限にできる例外もある
以上のように、ANAマイルの有効期限は「3年間」ですが、一部例外もあります。それは、ANA「ダイヤモンドサービスメンバー」とANA「ミリオンマイラー」になることです。この2つの資格を獲得すると、その特典としてANAマイルの有効期限を無期限にすることができます。
<ANAマイル有効期限を無期限にできる例外>
- ANA「ダイヤモンドサービスメンバー」
- ANA「ミリオンマイラー」
ANA「ダイヤモンドサービスメンバー」
ANA「ダイヤモンドサービスメンバー」は、ANAの会員制度の中で最上級のステータスです。
ANA(ANAのグループ運行便、およびスターアライアンス運行便)の飛行機に搭乗することでのみ獲得できるプレミアムポイント(PP)を、1年間に10万ポイント以上貯めることで到達することができます。
PPを獲得するための単価は一般的10円以上と言われていますので、ANA「ダイヤモンドサービスメンバー」になるためには、1年間で100万円以上のコストを費やす必要があります。それだけ、獲得するのが難しいステータスということになります。
ANA「ダイヤモンドサービスメンバー」になると、「マイル有効期限の延長」という特典が用意されています。この特典の内容は以下になります。
「ダイヤモンドサービス」メンバー期間中は、お持ちの未使用マイルの有効期限が延長され、マイルが失効しません。「ダイヤモンドサービス」メンバーでなくなった場合は、すべての未使用マイルの有効期限がその時点から36カ月後の月末までになります。
「ダイヤモンドサービス」の資格は1年ごとの更新になりますが、そのステータス期間中は未使用マイルの有効期限が延長され、マイルが失効されなくなる(=無期限になる)という形になります。
ただし、「ダイヤモンドサービス」メンバーでなくなった場合は、すべての未使用マイルの有効期限がその時点から36カ月後の月末までになります。
ですので、ANA「ダイヤモンドサービスメンバー」の場合は、ステータス期間中のみ「一時的」にマイルの有効期限がなくなるという扱いになります。
ANA「ミリオンマイラー」
一方で、ANA「ミリオンマイラー」の場合は、本当の意味でマイルの有効期限が無期限になります。この特典の内容は以下になります。
お持ちの未使用マイルの有効期限が延長され、生涯マイルが失効することはありません。ANAマイレージクラブご入会からのANAグループ運航便での総飛行マイルが100万LTマイル以上に到達された、ミリオンマイラーのお客様が対象になります。
ただし、マイルの有効期限が無期限になるのは、「ANAグループ運航便での総飛行マイルが100万LTマイル以上に到達された、ミリオンマイラー」と定められています。
つまり、提携航空会社便を除いたANAグループ便のみで、100万ライフタイムマイルを貯める必要があります。
私自身は、ANA「ダイヤモンドサービスメンバー」よりも1つ下の、ANA「プラチナサービスメンバー」となっていますが、現在(2019年3月)のLTマイルは以下のとおりです。
100万LTマイルまでは、20分の1以下の数字です。私自身は、年2回程度、ANAの国際線の飛行機を利用していますが、こんなものなんですよね。非常に遠い道のりです。
ANA「ミリオンマイラー」になるというのは、ANA「ダイヤモンドサービスメンバー」になる以上に高いハードルであるということが言えると思います。
逆に言えば、マイルの有効期限を無効化にできるという特典は、限られたもののみに提供される、非常に価値のあるものであるということが言えます。
ANAマイルの有効期限を延長する方法
ANAマイルの有効期限に関する基礎知識を整理できた後は、当記事の本題でもある「ANAマイルの有効期限を延長する方法」をご紹介していきたいと思います。
ANAマイルの有効期限を延長する方法は、大きく以下3つのアプローチに分類することができます。
<ANAマイルの有効期限を延長する方法>
- ANAマイルに交換するタイミングを遅らせる
- ANAマイルを別のポイントに交換する
- ANAマイルを現金化する
- ANAマイルをメトロポイントに交換してから再び戻す
ANA「ダイヤモンドサービスメンバー」にも、ANA「ミリオンマイラー」にもなることが難しいと思われる多くの方にとって、これらのアプローチがANAマイルの有効期限を延長する現実的な方法となります。
ANAマイルに交換するタイミングを遅らせる
前述のとおり、ANAマイルの有効期限は「3年間(獲得した月から数えて36ヶ月後の月末まで)」となっています。
獲得した月から有効期限のカウントダウンがスタートするため、ANAマイルを獲得するタイミングを遅らせることで、有効期限を「実質的に」後ろ倒しすることができます。
このアプローチは、クレジットカードのポイントや、ポイントサイトのポイントをANAマイルに交換する際に有効です。
例えば、ANAマイラーの多くが利用していると思われる「ANA VISAワイドゴールドカード」や「ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)」の場合、獲得したポイントをマイルに移行するためのコースを「手動」と「自動」から選択することができます。
「ANA VISAワイドゴールドカード」の特典からメリット、デメリットまでの詳細は以下もご参照ください。
「自動」を選択してしまうと、毎月自動でポイントからマイルに交換されるため、3年後には少ない単位のマイル数の有効期限が毎月発生してしまうような事態になります。
一方、「手動」を選択すれば、ポイントからANAマイルへの交換タイミングを自分でコントロールできるため、ポイントの有効期限ギリギリにまとめて交換するということもできます。
クレジットカードのポイントの有効期限はクレジットカードの種類とグレードによって異なります。
「ANA VISAワイドゴールドカード」の場合はゴールドカード扱いで「3年間」、「ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)」の場合は一般カードの扱いで「2年間」となっています。
そのため、ポイントの有効期限ギリギリにまとめて交換すれば、ポイントとANAマイルを合わせた有効期限は、「ANA VISAワイドゴールドカード」の場合は「6年間(=3年間+3年間)」、「ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)」の場合は一般カードの扱いで「5年間(=2年間+3年間)」というように考えることもできます。
<ポイントとANAマイルを合わせた有効期限>
- ANA VISAワイドゴールドカードの場合:6年間
- ワールドプレゼントポイント(ゴールドカード扱い)の有効期限である3年間+ANAマイルの有効期限である3年間
- ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)の場合:5年間
- OkiDokiポイント(一般カード扱い)の有効期限である2年間+ANAマイルの有効期限である3年間
マイルを貯めるクレジットカードとして、ポイントの有効期限が実質的にないものを選択するとより有効です。これを実現する代表的なクレジットカードは「マリオットアメックス」と「ANAアメリカン・エキスプレスカード」です。詳細は以下をご参照ください。
ANAマイルを別のポイントに交換する
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提携ポイントやクーポン、利用券への交換
ANAマイルは、提携ポイントやANAマイレージモールのクーポン、ANAご利用券などに交換可能です。このようなポイントに交換すると、交換後のポイントの有効期限が適用されるため、ANAマイルの有効期限から逃れることができます。
<ポイントに交換>
- 提携ポイントへの交換
- ANAショッピングポイント特典
- ANAマイレージモールクーポン
- ANAご利用券
提携ポイントとしては「楽天スーパーポイント」や「Tポイント」「ナナコポイント」「楽天Edy」などが用意されており、使い勝手が良いのも事実です。
<提携ポイントへの交換レート(例)>
ただし、こちらのポイントの多くは「1マイル=1円」の価値(レート)での交換となります。一般的に、マイルの価値は2円以上と言われていますので、「1マイル=1円」で交換するのは、ある意味「損」をしているということも言えます。
また、ポイントへの交換単位も、最低10,000マイルからと定められているものが多く、端数マイルの有効期限対策としては有効に機能しません。
そのため、基本的には、ANAマイルをポイントに交換するというのはオススメではありません。
マイルの価値とANAマイルのお得な交換先の詳細についてはこちらもご参照ください。マイルの価値としては、国際線ファーストクラスの特典航空券の発券に利用した場合が最も高く、1マイル15円にもなります。次いでビジネスクラスの10円、エコノミークラスの6円となります。
ANAマイルを現金化する
ANAマイルは、「Tポイント」と「SBIネオモバイル証券」を利用することで現金化することもできます。
具体的には以下の図のようになります。ANAマイルを「Tポイント」に交換した後に、「SBIネオモバイル証券」でその「Tポイント」を利用して株を購入します。その後、株を売却しその代金を銀行口座に出金することで現金化できるというわけです。
<ANAマイルを現金化するルート>
ただし、こちらのルートで実現できる交換レートは、最大「95%」ほどです。先ほどご紹介した提携ポイントへの交換の場合、交換レートは100%になりますので、これよりもレート的には劣っているということになります。
そのため「どうしても現金化したい」という場合を除いて、オススメできない方法となります。「ANAマイルを現金化する方法」の詳細は以下の記事も合わせてご参照ください。
ANAスカイコインへの交換
ANAマイルのポイントへの交換先としてオススメなのが「ANAスカイコイン」です。
「ANAスカイコイン」は、ANAのサービスで利用できる電子クーポンです。ANAホームページで航空券や旅行商品の支払いに10円単位(10コイン=10円分)で利用することができます。
また、1マイルから「ANAスカイコイン」に交換可能となっているため、端数で有効期限を迎えてしまったANAマイルの救済措置として非常に有効です。
ANAマイルから「ANAスカイコイン」に交換する場合のレートは、交換マイル数や、ANAマイレージクラブの会員ステイタス、保有しているANAカードの種類に応じて変動します。
具体的には、以下のチャートのようになります。もっとも条件が良いのは、ANA「ブロンズサービス」以上の上級会員が50,000マイル以上を交換した場合の「1.7倍」です。この場合は1マイル=1.7スカイコインに交換できることになります。
<スカイコインへの交換レートの早見表>
次点はANAゴールドカードやANA SFC保有者が50,000マイル以上を交換した場合の1.6倍です。それ以降は、1.5倍、1.2倍と、だんだんと条件が悪くなっていきます。
条件はありますが、最大で「1マイル=1.7スカイコイン=1.7円相当」に交換可能ということで、提携ポイントに交換するよりもお得になります。一般的なマイルの価値として言われる「1マイル=2円以上」にかなり近づけることができますね。
ただし、注意点がひとつあります。それは、「ANAスカイコイン」の有効期間は「1年間」と短いことです(正確には、交換月から12カ月後の末日)。
「ANAスカイコイン」はANAのサービス利用に限定されているため、「ANAスカイコイン」に交換する際は、直近の1年間でANAのサービスを利用する予定があるかどうか、検討する必要があります。
ANAスカイコインにマイルから交換することのメリットとデメリットの詳細についてはこちらもご参照ください。
ANAマイルをメトロポイントに交換してから再び戻す
最後にご紹介するのが、ANAマイルをメトロポイントに交換してから、再びANAマイルに戻すという方法です。これは通称「メトロ返し」と呼ばれています。
ANA陸マイラーであれば「ソラチカルート」もしくは「LINEポイントルート」というのを聞いたことがあると思います。
これは、ポイントサイトなどで獲得したポイントを「ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)」のメトロポイントに集約し、ANAマイルに交換するというものです。
<LINEポイントルート全体像>
この際、注目されるのは「ソラチカカード(メトロポイント)=>ANAマイル」という方向性ですが、実は、「ANAマイル=>ソラチカカード(メトロポイント)」というように、逆方向にポイントを交換することも可能となっています。
<ソラチカカード(メトロポイント)とANAマイル間の交換図>
「ANAマイル=>ソラチカカード(メトロポイント)」へは100%の交換レートとなっていますが、「ソラチカカード(メトロポイント)=>ANAマイル」への90%の交換レートとなります。
ですので、ANAマイルをメトロポイントに交換してから、再びANAマイルに戻すという作業を実施することで、元のマイル数が「90%」に目減りするということになります。
例えば、10,000マイルだったものが9,000マイルに減少するということですね。
その代わり、ANAマイルとしては新規獲得した扱いになりますので、有効期限は再び3年間となります。有効期限を伸ばす手数料として、10%分を支払うようなイメージになりますね。
さらに、「メトロポイント」の有効期限は最長2年間であるため、これにANAマイルに有効期限である3年間を加えると、実質的には最大で5年間の延長となるという効果もあります。
<ポイントとANAマイルを合わせた有効期限>
- メトロポイントに戻した場合:最長5年間
- メトロポイントの有効期限である最長2年間+ANAマイルの有効期限である3年間
ここでの注意点としては、「ANAマイル=>ソラチカカード(メトロポイント)」への交換数量には制限がありませんが、「ソラチカカード(メトロポイント)=>ANAマイル」への交換数量は、月間20,000ポイントまでと制限が設けられていることです。
これは「ソラチカルート制限」として広く知られているものです。
そのため、ANA陸マイラー活動を積極的にしており、毎月「ソラチカカード(メトロポイント)=>ANAマイル」の上限である20,000ポイントを交換できている場合は、「ANAマイル=>ソラチカカード(メトロポイント)」と逆方法の交換を行うと、ポイントが渋滞してしまう可能性があるということになります。
ただし、メトロポイントの有効期限は「最長2年間」となっていますので、この間にポイントのやりくりは十分可能ではないかと思います。
<メトロポイントの有効期限の考え方>
また、ANAマイルからメトロポイントへの交換単位は10,000マイルからとなっています。この辺りは提携ポイントと同じ扱いになります。10,000マイルに満たないような端数マイルの対策としては、「ANAスカイコイン」への交換が同じく有効になりますね。
「ソラチカルート」および「LINEポイントルート」自体は既に封鎖されており利用することはできません。
ただし、ANAマイルとメトロポイント間のポイント交換はソラチカカードを保有していれば利用可能です。そのため、ここでご紹介している方法も変わらず利用可能となっています。
ANA特典航空券をとりあえず発券しておく方法
ANAマイルの有効期限を延長できるわけではありませんが、ANAマイルの有効期限対策としては、ANA特典航空券をとりあえず発券しておくという方法も有効です。
ただし、ANA特典航空券の発券には、まとまった数のマイルが必要となります。ですので、まとまった数のマイルがなんらかの理由で有効期限が近くなってしまった場合のみ、適用できるアプローチになります。
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ANA特典航空券の有効期限
ANA特典航空券の有効期限は、国内線、国際線ともに1年間となっています。正確には以下になります。
<ANA特典航空券の有効期限>
- 国際線:
- 旅行開始日から1年間(発券から1年以内に旅行を開始することが必要です)
- ※特典航空券の有効期間内にご利用になれない期間が含まれている場合でも、有効期間は延長できません。
- 国内線:
- 発行日および発行日の翌日から起算して1年間有効です。
- ※航空券の発行日は、ご予約お申し込み日となりますのでご注意ください。
- ※キャンペーンご利用の場合、有効期限の日付は異なることがあります。
ANA特典航空券は、有効期限内であれば日付を変更できますので、ANAマイルが有効期限切れを迎える前に、とりあえず発券しておいて、後で日付を変更するという作戦になります。(もちろん、日付が確定していれば、初めからその日で発券するに越したことはありません)
ANA特典航空券は、国際線は355日先、国内線も半年以上前から発券が可能となっています。そのため、ある程度、先の日程まで見越して発券することができます。
<ANA特典航空券の予約期間>
- 国際線:
- 355日前(ご出発日含まず)の午前9:00(日本時間)から第一区間出発の96時間前まで
- 国内線:
- 運航ダイヤ期間ごとの一斉予約開始後から搭乗前日まで
運航ダイヤ期間は、夏ダイヤと冬ダイヤの2つに分けられています。夏ダイヤは1月下旬頃、冬ダイヤは8月下旬頃の発売となります。
- 年2回、運航ダイヤ期間ごとに一斉発売を行います。
- 夏ダイヤ(3月の最終日曜日~10月の最終日曜日の直前の土曜日)ご搭乗分:1月下旬頃発売予定
- 冬ダイヤ(10月の最終日曜日~翌年3月の最終日曜日の直前の土曜日ご搭乗分):8月下旬頃発売予定
ANA特典航空券の注意点
ただし、注意点としては、日付の変更は可能であっても、経路の変更は経由地も含めてできないということです。そのため、仮の日付で発券しておくとしても、出発地と経由地、目的地は確定している必要があります。
また、ANA特典航空券の発券後に、ANA特典航空券の発券のために使用したマイルが有効期限を迎えた場合は、ANA特典航空券をキャンセルしても、マイルは戻ってきません。
そのため、有効期限が近いマイルを使ってANA特典航空券の発券した場合は、意地でも利用するしかありません。キャンセルしてもマイルは戻ってきませんので、丸損になってしまいます・・。
加えて、ANA特典航空券は利用枠が限られているため、希望の日程で必ず確保できるとは限りません。繁忙期であればなおさらです。
そういう意味では、この作戦が適用できるのは、特典航空券の空き状況に合わせて、ある程度旅行日程を融通できる方、ということになりますね。
まとめ:ANAマイルには有効期限を延長する裏技がある!端数マイルはANA SKYコインに交換するのもオススメ!
今回は、「ANAマイルの有効期限を延長する方法」をまとめてご紹介しました。
いくつか方法をご紹介しましたが、まとまったマイル数がある場合には「ANAマイルをメトロポイントに交換してから再び戻す」方法がオススメです。
この方法を利用すれば、ANAマイルの有効期限を実質的に「5年間」延長することが可能となります。5年間延長できることを考えれば、ANAマイル数が10%目減りする分は、手数料として納得できるのではないかと思います。
一方で、10,000マイルに満たない端数マイルについては「ANAスカイコイン」に交換するのがオススメです。ただし、有効期限は1年間と限られますので、利用用途の目処を立てておくことが重要です。
いずれにしても、せっかくためた大切な「ANAマイル」ですから、「有効期限を迎えて無くなってしまった」というような事態だけは避けられるよう、日頃から有効期限には目を配っておくようにしましょうね。
陸マイラーを基本から理解したという方はこちらの記事もオススメです。陸マイラーのメリットから始め方、ポイントの稼ぎ方まで初心者向けにやさしく解説しております。
「ANAマイルの貯め方」と「JALマイルの貯め方」については以下の記事をご参照ください。大量マイルを貯めるのは、コツさえつかめば意外と簡単です。
それでは、また!
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