【2024年11月最新】ポイントサイトの入会特典ランキング!ここからの登録で最大1万円以上お得!

ANAマイルを貯めるクレジットカードは何がオススメ?比較結果を発表!

f:id:pipinobu:20160719162335p:plain

ANAマイルを貯めるクレジットカードは何がオススメ?比較結果を発表!

ANAマイルを効率的に貯められるクレジットカードの研究を、エクストリームカード、ANA VISAワイドゴールドカード、SPGアメックスカード、LINE Pay カードと、4回に渡って実施してきました。今回は、ANA陸マイラーである自分自身のケースに当てはめて、これまで研究してきたクレジットカードを比較し、ANAマイルを貯めるために最適な一枚を選択してみたいと思います。

ANAマイルを貯めるクレジットカードの研究:これまでの経緯

ANAマイルを効率的に貯められるクレジットカード研究の第1回目では、エクストリームカードを取り上げてます。

ANAマイル還元率1.35%を実現する非常に優秀なクレジットカードです。

また、こちらの第1回目では、なぜクレジットカードでANAマイルを貯めようとしているのか、そのきっかけについても記載しております。

 

第2回目では、ANA陸マイラー御用達とも言える、ANA VISAワイドゴールドカードを取り上げています。

最大で1.64%のANAマイル還元率を実現可能な、最強との呼び名も高いクレジットカードです。

 

第3回目では、SPGアメックスカードをご紹介しています。

1.25%という高いANAマイル還元率の実現と、SPGのゴールド会員としてのメリットを両取りできる、非常に魅力的なクレジットカードです。

 

第4回目では、LINE Pyaカードをご紹介しています。

LINE Pay カードは厳密にはクレジットカードではなく、プリペイドカードに分類されるものですが、1.62%という高いANAマイル還元率を実現する、ANA陸マイラーにとって非常に強力なツールです。

ただし、セキュリティや保証の面でリスクがあるため、利用する際は自衛が必要になります。

 

ANAマイルを貯めるクレジットカードを比較:前提条件

私自身の利用ケースを当てはめて、各クジレッットカードの比較を行いたいと思います。想定している利用ケースは以下になります。

  • 年間のクレジットカード利用金額:200万円/年
  • 海外・国内旅行の回数:3回/年

 

比較を行う上で、ランニング費用や獲得特典も考慮したいため、円の価値をマイルに換算して計算したいと思います。

コストとしてかかるものはマイル換算で「マイナス」、特典として得られるものはマイル換算で「プラス」して、プラス・マイナイス後のトータルのマイル数=ANAマイル獲得価値、として比較を行います。

この際の円の価値とマイルの換算レートは、一般的に言われる1マイル=2円とします。

また、初年度は入会特典で年会費が無料やボーナスマイル等、各クレジットカードによって条件にばらつきがでる上、継続して利益を受けられるものではないので、2年目以降の条件で比較したいと思います。

  • 円の価値をマイルに換算し、プラス・マイナス、トータルのマイル数=ANAマイル獲得価値で比較
  • 1マイル=2円で換算
  • 2年目以降の条件で比較

 

f:id:pipinobu:20160719162014p:plain

 

スポンサーリンク

ANAマイルを貯めるクレジットカード①: エクストリームカードの場合

注意

エクストリームカードは、2017年9月19日をもってサービスを終了しました。サービス終了の発表の詳細は以下公式HPをご参照ください。

Extreme Cardサービス終了およびReader’s Cardへの切替のご案内

エクストリームカードの場合、利用金額によってANAマイル還元率は変化しません。私のケースの年間200万円の決済の場合も、ANAマイル還元率は「1.35%」になります。

年間30万円以上のクレジット決済で、年会費は無料になるので、ランニングコストはゼロです。また、特記するような獲得特典はありません。よって、以下の計算になります。

  • クレジット決済で獲得できるANAマイル:+27,000 ANAマイル(200万円 x 1.35% )
  • ランニングコスト:なし(年間30万円以上のクレジット決済で年会費無料)
  • 獲得特典:なし
  • トータルの獲得価値:+27,000 ANAマイル

 

以上の評価結果より、トータルの獲得価値は27,000 ANAマイルとなります。

 

ANAマイルを貯めるクレジットカード②:ANA VISA ワイドゴールドカードの場合

ANA VISA ワイドゴールドカードの場合、利用金額および裏技をどこまで適用するかによってANAマイル還元率が変化します。

私のケースの年間200万円の決済の場合も「特徴5を適用できるか=マイ・ペイすリボの調整を毎月実施できるか」によって、ANAマイル還元率が大きく変化します。

(詳細は「ANA VISAワイドゴールドカード:特典からメリット・デメリットを徹底解説」をご参照ください)

  • 特徴4+ソラチカルート適用:1.12%
  • 特徴5+ソラチカルート適用:1.52%

 

私の場合、毎月まめに調整を実施する自信がないので、ANAマイル還元率としては、「特徴4+ソラチカルート適用」の場合の、「1.12%」としたいと思います。

年会費については、WEB明細書とマイ・ペイすリボの登録+利用後の年会費である、「9,500円」をベースにします。よって、以下の計算になります。

  • クレジット決済で獲得できるANAマイル:+22,400 ANAマイル(200万円 x 1.12% )
  • ランニングコスト:-4750 ANAマイル(WEB明細書とマイ・ペイすリボの登録+利用後の年会費9,500円を、ANAマイル換算)
  • 獲得特典:なし
  • トータルの獲得価値:+17,650 ANAマイル

 

以上の評価結果より、トータルの獲得価値は17,650 ANAマイル相当となります。

また、比較のため、「特徴5+ソラチカルート適用」の場合の、ANAマイル還元率を「1.525%」とした計算結果を示したいと思います。

  • クレジット決済で獲得できるANAマイル:+30,500 ANAマイル(200万円 x 1.525% )
  • ランニングコスト:-4750 ANAマイル(WEB明細書とマイ・ペイすリボの登録+利用後の年会費9,500円を、ANAマイル換算)
  • 獲得特典:なし
  • トータルの獲得価値:+25,750 ANAマイル

 

以上の評価結果より、トータルの獲得価値は25,750 ANAマイル相当となります。

スポンサーリンク

ANAマイルを貯めるクレジットカード③:SPGアメックスカードの場合

SPGアメックスカードの場合、利用金額によってANAマイル還元率は変化しません。私のケースの年間200万円の決済の場合も、ANAマイル還元率は「1.25%」になります。

年会費については、2年目以降は優遇措置はありませんので、年31,000円が必要になります。一方で、2年目以降は無料宿泊特典が1泊分獲得できます。

私のケースでは、国内・海外旅行に年3回程度出かけるので、無料宿泊特典の利用は余裕で可能です。

宿泊料金は、年会費の31,000円を超えると想定しますが、いくらになるかは旅行先や時期によっても変動するので、ここでは保守的に年会費と同額の31,000円/1泊とします。

よって、以下の計算になります。

  • クレジット決済で獲得できるANAマイル:+25,000 ANAマイル(200万円 x 1.25% )
  • ランニングコスト:-15,500 ANAマイル(年会費31,000円を、ANAマイル換算)
  • 獲得特典:+15,500 ANAマイル(宿泊費31,000円を、ANAマイル換算)
  • トータルの獲得価値:+25,000 ANAマイル

 

以上の評価結果より、トータルの獲得価値は25,000 ANAマイル相当となります。

MEMO

SPGアメックスは「マリオットアメックス」にリニューアルされています。詳細はこちらの記事をご参照ください。

 

ANAマイルを貯めるクレジットカード④:LINE Pay カードの場合

注意

LINE Payカードは2%というポイント還元率の高さが特徴でした。しかしながら2018年5月31日をもって、この2%のポイント還元を終了する予定であることが発表されました。2016年6月1日からは新制度である「マイカラー」が導入されました。

LIEN Pay カードの場合、利用金額によってANAマイル還元率は変化しません。私のケースの年間200万円の決済の場合も、ANAマイル還元率は「1.62%」になります。

年会費については、初年度も2年目以降も無料になります。よって、以下の計算になります。

  • クレジット決済で獲得できるANAマイル:+32,400 ANAマイル(200万円 x 1.62% )
  • ランニングコスト:なし(年会費無料)
  • 獲得特典:なし
  • トータルの獲得価値:+32,400 ANAマイル

 

以上の評価結果より、トータルの獲得価値は32,400 ANAマイル相当となります。

 

f:id:pipinobu:20160719161948p:plain

 

スポンサーリンク

ANAマイルを貯めるクレジットカード:ANAマイル獲得価値での比較結果

ここまでの評価結果を比較すると以下のようになります。

  • エクストリームカードの場合:27,000 ANAマイル
  • ANA VISAワイドゴールドカードの場合(特徴4+ソラチカルート適用):17,650 ANAマイル
  • 【参考】ANA VISAワイドゴールドカードの場合(特徴5+ソラチカルート適用):25,750 ANAマイル
  • SPGアメックスカードの場合:25,000 ANAマイル
  • LINE Payカードの場合:32,400 ANAマイル

 

結果としは、LINE Pay カードが頭一つ抜け出ていることがわかります。他のクレジットカードに比べて、5,000から7,000ANAマイル程度の差が発生します。

一方で、年間のクレジットカードの決済額が200万円程度では、エクストリームカードとANA VISAワイドゴールドカード、SPGアメックスカード間で、大きな差は発生しないことがわかります。

差は2,000ANAマイル程度。年間のマイル数の差としては大きくないですね。

一方で、ANA VISAワイドゴールドカードに関しては、「特徴4+ソラチカルート適用」どまりでは、獲得できるANAマイルが、他のクレジットカードに比べて大きく劣ることがわかります。

逆に言えば、ANA VISAワイドゴールドカードを利用するのであれば、「特徴5+ソラチカルート適用」まで実施しないと持っている価値がないということですね・・。つまりは、私のケースでは宝の持ち腐れです。

 

ANAマイルを貯めるクレジットカード:私のメインカードを選択

まず、ANA VISAワイドゴールドカードは、私の利用方法(特徴4+ソラチカルート適用どまり)では宝の持ち腐れになるので、選択肢から落とします。

次に、ANAマイル還元率だけを見れば、LINE Pay カードが一番魅力的にはなりますが、こちらの記事(「LINE Pay カードはポイント還元率2%!特徴から使い方、メリット・デメリットまで徹底解説!」)で書かせていただいたように、セキュリティや保証の面で不安が残ります。

また、決済ネットワークにJCBカードを利用しているので、海外での利用にも不安が残りますし、そもそも、電気やガス等の光熱費の口座振替には利用できません。

そのため、メインカードにLINE Pay カードを利用するのは、現時点では難しいと感じています。

ただし、1.62%となる高いANAマイル還元率を全く捨ててしまうのももったいないので、コンビニやファーストフードなどの小額決済用のサブカードとして利用したいと思っています。

以上から、メインカードの選択肢として最終的に残るのは、エクストリームカードとSPGアメックスカードになります。

 

数字だけを見れば、エクストリームカードの方が優れていますが、

「数字では表せない付加価値」を考えると、SPGアメックスカードの方が優れていると私は感じるため、私のメインカードとしてはSPGアメックスカードを選択したいと思います。

私が感じている、SPGアメックスカードの「数字に表せない付加価値」は以下になります。

SPGアメックスカードの場合、国内クレジットカード会社のゴールドカード相当の特典および保証が付与されています。

また、SPGのゴールド会員としての特典も受けることができます。ソラチカルートを圧迫しないのも非常にポイントが高いです。

  • アメックスカードとしてのトラベルサービス(カードラウンジ利用や空港からの手荷物無料宅配、旅行障害保険、等)
  • アメックスカードとしてのプロテクション(ショッピング・プロテクションやキャンセル・プロテクション、オンライン・プロテクション、等)
  • SPGのゴールド会員資格(無料アップグレード、レイトチェックアウト、チェックイン時の特典、等)
  • 無料宿泊特典(前述の計算では保守的に31,000円の価値にしましたが、実際は50,000円から60,000円の宿泊料金のところを狙うので、プラスで20,000円から30,000円の価値があると感じています)
  • ソラチカルートを利用しないので、ソラチカルートのANAマイル移行上限を圧迫しない。また、状況に応じて、ANA意外の航空会社のマイルへも交換可能

 

以上の検討結果から、私のクレジットカード編成を以下のように決定したと思います。

  • メインカード:SPGアメックスカード
    • 国内での高額決済・固定費決済・旅行費用決済・Webショッピング決済、海外旅行での決済全般)
  • サブカード:LINE Pay カード
    • 国内実店舗での小額決済

 

ちなみに、年間決済額200万円のうち、150万円をメインカードであるSPGアメックスカードで、50万円をサブカードであるLINE Pay カードで支払った際の、トータルのANAマイル還元率は以下になります。

  • 150万円 x 1.25% = 18,750 ANAマイル
  • 50万円 x 1.62% = 8,100 ANAマイル
  • 合計:26,850 ANAマイル
  • トータルのANAマイル還元率:26,850 ANAマイル / 200万円 x 100 = 1.3425%

 

SPGアメックス単体利用の場合との差額は約1700 ANAマイル。LINE Pay カードを組み合わせて利用することで、若干ですが獲得ANAマイル数を底上げすることが可能となります。

f:id:pipinobu:20160719161858p:plain

 

まとめ

今回は、ANA陸マイラーである自分自身のケースに当てはめて、これまでご紹介してきたクレジットカードを比較し、メインカードとサブカードの選択を行いました。

私自身の利用ケースに当てはめ、メインカードとしてSPGアメックスカード、サブカードとしてLINE Pay カードを選択しました。

この選択が正しいのかどうか、メインカードとしてSPGアメックスカード、サブカードとしてLINE Pay カードを当面(1年ぐらい?)利用してみて、状況に応じて見直ししていきたいと思います。

 

それでは、また!