「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード、ANA TOKYUカード)」は、2020年からはANA陸マイラー必携のクレジットカードとなります。なぜなら、ANAマイルへの交換レート75%を実現する「TOKYUルート」には不可欠であるからですね。ANA東急カードと言えば「TOKYUルート」ばかりに注目されがちですが、実は単体でも非常に魅力的なクレジットカードでもあります。当記事では、そんなANA東急カードの特長とメリットを陸マイラー視点で解説していきたいと思います。
更新履歴(2022年4月1日):最新情報に更新しました!
「TOKYUルート」は2022年3月末で閉鎖(封鎖)されました。そのためANA東急カードは陸マイラーにとって必ずしも必須ではなくなりましたが、高機能で優秀なANAカードである点はかわりません。
目次
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)の基本情報
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)の特長とメリット
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)のお得な入会方法
- まとめ:ANA TOKYUカードはTOKYUルートだけじゃない!単体でも十分に魅力的なクレジットカード!
- ANAカード関連記事
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)の基本情報
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)は5つの機能が一体となったANA陸マイラー必須のクレジットカード
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」は、「三井住友カード」が発行するクレジットカードです。国際ブランドとしては、「マスターカード」を採用しています。
ANA東急カードは、以下5つの機能を1つにまとめた高機能のクレジットカードです。
<ANA東急カードの5つの機能>
- ANAマイレージクラブカード
- クレジットカード(マスターカード)
- TOKYU POINTカード
- PASMOカード
- PASMO定期券カード
この中でも、ANAカードとしての機能である「ANAマイレージクラブカード」「クレジットカード(マスターカード)」と、「TOKYU POINTカード」としての機能の相乗効果により、ANA陸マイラー必携のクレジットカードとなっています。
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」の基本情報をまとめると以下になります。年会費は「2,000円+税」ですが、初年度は無料となります。
また、年会費優遇特典を利用すると、年会費は「751円+税」にまで抑えることができます。
<ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの基本情報>
会費
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2,000円+税(初年度無料)
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家族会員年会費
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1,000円+税(初年度無料)
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年会費割引特典
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WEB明細サービス(割引後1,050円+税)
マイ・ペイすリボ(割引後751円+税) |
入会資格
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満18歳以上の方(高校生は除く)
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旅行傷害保険
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【最高補償額】海外旅行 1,000万円国内航空 1,000万円国内旅行 なし
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ショッピング補償
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年間100万円までのお買物安心保険※
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支払い方法
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1回払い/2回払い/ボーナス一括払い/リボ払い/分割払い
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支払日
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15日締め翌月10日払い
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国際ブランド
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MasterCard
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ポイントサービス
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ワールドプレゼント/お買物利用1,000円(含む消費税等)
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ポイント移行コース
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10マイルコース:1ポイント=10マイル(移行手数料:6,
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ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)の特長とメリット
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」の特長とメリットは以下になります。
ANA東急カードの最大の特長は「TOKYUポイントは75%のレートでANAマイルに交換できる」という点です。これは、ANA東急カードの唯一無二のメリットになっています。
また、ANA一般カードよりも安い年会費で、ANA一般カードならではのメリットも併せて享受することができるのが魅力となっています。
<ANA東急カードの特長>
- 年会費割引特典で割引後751円+税で維持できる
- ANA一般カードとしての特典を利用できる
- クレジットカードの決済でANAマイル還元率
1.3%1.0%を実現できる - TOKYU POINT加盟店での利用でTOKYUポイントが貯まる
- TOKYUポイントは75%のレートでANAマイルに交換できる
これら、ANA東急カードの特長を以下で順番にご紹介していきたいと思います。
年会費割引特典で割引後751円+税で維持できる
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」の年会費は、標準では「2,000円+税」となっています。
もともと高い年会費ではありませんが、年会費割引特典により、格安な年会費で維持することができます。
WEB明細書サービスの利用
WEB明細サービス利用による年会費割引特典は2022年10月10日以降に廃止されました。ANAカード改悪についてはこちらの記事をご参照ください。
年会費割引特典の1つ目は「WEB明細書サービスの利用」です。これにより「本会員」の年会費が500円引きになります。残念ながら家族会員にはこの割引は適用されません。
<WEB明細書サービスの利用>
本会員 | 税抜2,000円+税 → 税抜1,500円+税 (税抜500円+税割引) |
---|---|
家族会員 | 税抜1,000円+税(割引対象外) |
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マイ・ペイすリボに設定+年に1回以上のカード利用
年会費割引特典の2つ目は「マイ・ペイすリボに設定+年に1回以上のカード利用」です。これにより「本会員」の年会費が1,249円引き、「家族会員」の年会費が475円引き、になります。
本会員 | 税抜2,000円+税 → 税抜751円+税 (税抜1,249円+税割引) |
---|---|
家族会員 | 税抜1,000円+税 → 税抜475円+税 (税抜525円+税割引) |
「WEB明細書サービスの利用」とは異なり、「家族会員」の年会費も割引になるのが特徴です。ただし、「マイ・ペイすリボ」に設定するだけでは駄目で、年1回以上のカード利用が必要になるため注意が必要です。
「マイ・ペイすリボ」の場合、設定金額を自分で決めることができるため、たとえばクレジットカードの設定金額(与信上限)と、月々の「マイ・ペイすリボ」の設定金額を同額にしておくことで、無駄なリボ手数料の発生を回避することができます。
「マイ・ペイすリボに設定+年に1回以上のカード利用」を利用することで、「751円+税」という格安の年会費でANA東急カードを維持できるため、ぜひ利用したい特典です。
2021年2月年会費お支払い分から、特典の条件が変更となります。改定後は年1回以上のリボ払い手数料の発生が必要となります。
<特典条件の変更>
- 改定前:「マイ・ペイすリボ」を登録のうえ、年1回以上のご利用がある
- 改定後:「マイ・ペイすリボ」を登録のうえ、年1回以上のリボ払い手数料のお支払いがある(毎月のお支払い・臨時のお支払い)
年会費割引特典は合算できない
「WEB明細書サービスの利用」と「マイ・ペイすリボに設定+年に1回以上のカード利用」は、どちらか割引金額の高い方のみが適用されます。割引金額の合算はできない仕組みになっています。
そのため、ANA東急カードの最低維持費用は「マイ・ペイすリボに設定+年に1回以上のカード利用」適用時の以下となります。
<ANA東急カードの最低維持費用>
- 本会員:税抜751円+税
- 家族会員:税抜475円+税
ちなみに、ANA一般カード(VISA/Mastercard)の最低維持費用は以下になります。
<ANA東急カードの最低維持費用>
- 本会員:税抜1,025円+税
- 家族会員:税抜475円+税
ANA東急カードは、ANA一般カード(VISA/Mastercard)にプラスアルファの機能を持っていながら、割引特典適用後の最低維持費用はANA一般カード(VISA/Mastercard)よりも抑えられています。
そういう意味でも、ANA東急カードはお得ということが言えます。
継続ボーナスで実質無料以上で維持可能
ANA東急カードは、入会時および継続時に「1,000マイル」のボーナスを獲得することができます。1マイルの価値は2円以上と言われいますので、毎年2,000円相当の価値を獲得できるということになります。
そのため、さきほどご紹介した年会費割引特典と組み合わせると、実質無料以上(つまり、実質プラス!)でANA東急カードを維持していくことができます。
<ANA東急カードの実質的な維持費用(初年度)>
- ①年会費:初年度無料
- ②ボーナスマイル:2,000円相当(=1,000マイル)
- 実質的な維持費用(②-①):+2,000円
<ANA東急カードの実質的な維持費用(次年度以降)>
- ①年会費:税抜751円+税
- ②ボーナスマイル:2,000円相当(=1,000マイル)
- 実質的な維持費用(②-①):+1,429円
ANAマイルの価値は使い方によって変動します。特に、国内線特典航空券に利用するのがお得になっています。詳細は以下の記事をご参照ください。
ANA一般カードとしての特典を利用できる
「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」は、ANA一般カードの一種となります。そのため、ANA一般カードの特典を共通して享受することができます。主な特典は以下になります。
<ANA一般カードとしての特典>
- 搭乗ごとのボーナスマイル
- ANAカードマイルプラス
- ANAカード会員割引
搭乗ごとのボーナスマイル
ANA東急カードを保有していると、ANA一般カードの特典として搭乗ごとに10%ボーナスマイルを獲得することができます。具体的には以下になります。
<搭乗ごとのボーナスマイル>
- 区間基本マイレージ×クラス・運賃倍率×10%
ANAカードマイルプラス
ANAカードマイルプラスとは、ANAカードマイルプラス加盟店での支払いで、クレジットカード会社のポイントとは別に、さらに100円または200円(税込み)につき1マイルが貯まるサービスです。
獲得したマイルは、本会員の口座に直接加算されます。ポイントから交換する手間がないためとても便利でお得です。
例えば、ANA・ANAグループおよびANA国内線・国際線の機内販売は、ANAカードマイルプラスの加盟店になっています。そのため、ANA国内線、国際線の航空券の購入や機内販売の利用で、100円(税込)につき1マイルを貯めることができます。
クレジットカードのポイントとは別に、マイル還元率1%でマイルを貯められるのは嬉しい特典ですね。
その他、ANAカードマイルプラスの主な加盟店には以下のようなところがあります。日常使いのコンビニやドラッグストアなども対応しているのは嬉しいポイントです(マイル還元率は0.5%のものが多くなっています)。
<ANAカードマイルプラスの主な加盟店>
- セブン-イレブン
- マツモトキヨシ
- 大丸・松坂屋
- 高島屋
- 阪急百貨店
- 阪神百貨店
- スターバックス
- bills
- 出光興産
- ENEOS
- ヤマダ電機LABI
- ラオックス
詳細は以下公式HPからご確認いただけます。
参考 ANAカードマイルプラスANAカード
ANAカード会員割引
ショッピング時にANA東急カードで決済することで、割引を受けることができます。具体的には以下のような機会に割引を受けることができます。
<ANAカード会員割引(一般カード)>
- 空港内免税店での割引(5%)
- 高島屋SHILLA&ANAでの割引(5%)
- 国内線・国際線の機内販売割引(10%)
- 空港内店舗「ANA FESTA」での割引(5%)
- 成田空港でのパーキング割引
- 「ANAショッピング A-style」での割引 (5%)
- ANAスカイホリデー・ANAハローツアー・ANAワンダーアース割引販売 (5%)
この中でも私がよく利用するのが赤字のものです。対象店舗は限られますが、空港内の免税店や店舗、機内でのショッピングが割引になるのは地味ですが嬉しい特典です。詳細は以下公式HPからご確認いただけます。
参考 会員ご優待割引ANAカード
クレジットカードの決済でANAマイル還元率1.3%を実現できる
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クレジットカード決済で200円に1ポイントの通常ポイントが貯まる
ANA東急カードの場合、クレジットカード決済で「200円につき1ポイント」を貯めることができます。ここで貯められるのは、三井住友カードの「Vポイント」の通常ポイントと呼ばれているものです。
通常コース(無料)のANAマイル還元率は0.5%
この貯めた「Vポイント」の通常ポイントは、ANAマイルに交換することができます。交換レートは「1ポイント=1マイル」です。
この場合、「200円決済=1ポイント=1マイル」という図式になるため、ANAマイル還元率としては「0.5%」という計算になります。
まとめると以下のようになります。
<通常コースのANAマイル還元率>
- 通常コース:200円決済=1ポイント=1マイル
- 移行手数料:無料
- ANAマイル還元率:0.5%
2倍コース(有料)のANAマイル還元率は1.0%
加えて、移行手数料として「年6,
2倍コース場合、「200円決済=1ポイント=2マイル」という図式になるため、ANAマイル還元率としては「1.0%」という計算になります。
まとめると以下のようになります。
<2倍コースのANAマイル還元率>
- 2倍コース:200円決済=1ポイント=2マイル
- 移行手数料:年6,
000円+税 - ANAマイル還元率:1.0%
クレジットカード決済でANAマイルを貯めようという場合には、倍のペースで貯められる「2倍コース」の利用が必須と言えます。
ただし、「年6,
そのため、移行手数料を節約したいという方は、「2年に1度だけ移行手数料を支払ってANAマイルに交換する」というテクニックがオススメです。
「Vポイント」のポイント有効期限は2年間(=24ヶ月)のため、この有効期限を迎える2年に一度のタイミングでまとめてポイントからANAマイルに交換するというものです。
ただし、移行手数料は年額での請求ですが自動継続になるため、2年に一度のANAマイルへの交換後は、2倍コースを解約する必要があるため注意が必要です。
マイ・ペイすリボの手数料発生によるボーナスポイントでANAマイル還元率を0.3%上乗せ
マイ・ペイすリボの手数料発生によるボーナスポイントは2022年8月10日以降に廃止されました。ANAカード改悪についてはこちらの記事をご参照ください。
三井住友カードの場合、「マイ・ペイすリボ」の手数料を発生させることで、その月の利用額に応じた「ボーナスポイント」を貯めることができます。
獲得できるのは通常ポイントと同じく「200円につき1ポイント」となります。
ただし、ANAマイルへの交換レートは「5ポイント=3マイル」となります。つまり、「1,000円決済=5ポイント=3マイル」という図式が成り立つため、ANAマイル還元率としては「0.3%」となります。
先ほどご紹介した「2倍コース」を利用することで、ANAマイル還元率「1.0%」を実現できるため、合計(=トータル)でのANAマイル還元率は「1.3%」ということになります。
<ボーナスポイントを加味したANAマイル還元率>
- 2倍コースのANAマイル還元率:1.0%
- ボーナスポイントのANAマイル還元率:0.3%
- 合計のANAマイル還元率:1.3%
これにより、ANA東急カードのANAマイル還元率は最大で1.3%になる、ということが言えます。
ただし、この1.3%というANAマイル還元率を実現するには、「マイ・ペイすリボ」で手数料を発生させる必要があるため注意が必要です。
マイ・ペイすリボでは手数料が高額にならないよう毎月調整が必要
「マイ・ペイすリボ」とは、ショッピング1回払いご利用分が自動的にリボ払いになる支払い方法です。
こうやって書くと怖そうですが、自分で支払い金額を設定し、それを超えた場合分のみリボ払いになります。
また、この設定金額は自分で自由に変更(増額もしくは減額)することができます。
そのため、基本的には、「マイ・ペイすリボ」の設定金額を高めに(例:クレジットカードの利用限度額と同等など)設定しておき、毎月締め日の前に減額で対応する方が、高額なリボ払い手数料の発生を回避するという観点では安全です。
ただし、「増額」は1,000円単位でできますが、「減額」は10,000円単位でしかできないという制約があるため注意が必要です。
<マイ・ペイすリボの設定金額の変更>
- 増額:1,000円単位
- 減額:10,000円単位
例えば、「マイ・ペイすリボ」の設定金額を3万円にしておき、59,800円の支払いがあった場合、「増額」対応で59,000円を一括払い、800円をリボ払い、というように調整できます。リボ払いの金利は年15%のため、手数料は約10円(=800円 x0.15 /12)という計算になります。
一方で、「マイ・ペイすリボ」の設定金額を10万円にしておき、59,800円の支払いがあった場合、「減額」対応で50,000円を一括払い、9,800円をリボ払い、というようになります。この場合の手数料は約122円(=9,800円 x0.15 /12)という計算になります。
このように、「増額」対応するか「減額」対応するかで、リスクと手数料の関係が天秤(トレードオフ)になっています。基本的には、初心者の方は「減額」対応で、慣れてきたら「増額」対応にシフトするのがオススメです。
私の場合は基本めんどくさがり屋なので、「マイ・ペイすリボ」の設定金額は、クレジットカードの利用限度額と同等に設定しています。
その上で、利用金額が多い月だけ「減額」対応で手数料を発生させるようにしています。つまり、利用金額が少ない月は面倒なので、ボーナスポイントは捨てているという形ですね。
「マイ・ペイすリボ」で手数料を最低限に抑える方法については、以下で詳しくご紹介しております。合わせてご参照ください。
TOKYU POINT加盟店での利用でTOKYUポイントが貯まる
TOKYUポイントは「ワールドプレゼント」のポイントと「W」で貯められる
ANA東急カードは「TOKYU POINT CARD」としての機能を持っています。そのため、東急グループの鉄道や店舗での利用で「TOKYUポイント」を貯めることができます。
この「TOKYUポイント」は、先ほどご紹介したクレジットカード決済で貯められる「ワールドプレゼント」のポイントとは別枠となりますので「W」でポイントを貯められるということになります。
「TOKYU POINT加盟店」の詳細については以下公式HPをご確認ください。
参考 TopページTOKYU POINT/TOKYU CARD
TOKYUポイントの付与率は最大10%
東急グループの「TOKYU POINT加盟店」の中でも特に注目すべきは「東急百貨店」です。東急百貨店では年間の利用金額に応じて、ポイント付与率が3%から10%までアップします。
年間10万円以上で「5%」、50万円以上で「7%」、100万円以上で「10%」という具合です。
10%のポイント付与率というのは、かなりインパクトがありますね。「東急百貨店」が生活圏内にある方であれば、ザクザクとポイントを貯められそうです。
対象店舗は以下になります。東急東横線沿線と渋谷近辺に集中していますね。
<対象店舗>
- 渋谷・本店
- 渋谷駅・東横店
- 渋谷ヒカリエ ShinQs〈シンクス〉
- HINKA RINKA 〈ヒンカリンカ〉 銀座
- 吉祥寺店
- たまプラーザ店
- さっぽろ店
- 町田東急ツインズ イースト1階(レ・シ・ピ町田)
- 日吉東急アベニュー 本館1階 食品売場
- 二子玉川 東急フードショー
- レ・シ・ピ青葉台
- 武蔵小杉 東急フードショースライス
- 東急フードショースライス 目黒駅店
- 東急フードショースライス 自由が丘駅店
- mikke〈ミッケ〉東急プラザ蒲田店
- 東急百貨店ネットショッピング(クレジットでのご利用に限る)
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TOKYUポイントは75%のレートでANAマイルに交換できる
75%は「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」のみの特別レート
貯めた「TOKYUポイント」は、75%のレートでANAマイルに交換することができます。具体的には、1,000ポイントを750マイルに交換することができます。
これは、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」のみの特典です。
他の東急カードでも貯めた「TOKYUポイント」をANAマイルに交換することができますが、交換レートは50%になってしまいます。間違えないように注意が必要です。
<ANAマイルへの交換レートが75%のカード>
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
<ANAマイルへの交換レートが50%のカード>
- TOKYU CARD ClubQ
- その他TOKYU CARD
- スーパーICカード TOKYU POINT PASMO 「三菱UFJ-VISA」
- TOKYU POINT CARD
TOKYUポイントはポイントサイトからも交換できる
冒頭でご紹介したとおり「TOKYUルート」は2022年3月末で閉鎖(封鎖)されました。
「TOKYUポイント」が貯められるのは、東急グループの鉄道や店舗での利用だけではありません。「TOKYUポイント」は、ポイントサイトで貯めたポイントを交換することで獲得することもできます。
ポイントサイトでポイントを貯められるスピードは、「TOKYU POINT加盟店」での利用よりも圧倒的に早いため、大量のANAマイルを貯めるのに効果的です。
具体的なルートは以下になります。これが陸マイラーの間で「TOKYUルート」と呼ばれているものですね。
<TOKYUルートの全体像>
各ポイントサイトで貯めたポイントを、ポイント交換サイトである「ドットマネー(.money)」に一度交換し、そこから「TOKYUポイント」に交換します。その後、「TOKYUポイント」をANAマイルに交換するというステップになります。
各ポイントサイトからドットマネー(.money)、ドットマネー(.money)からTOKYUポイントへは「等価交換」が可能です。
また、TOKYUポイントからANAマイルへの交換レートは、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」を保有することで「75%」となります。
そのため、ルート全体の交換レートとしては「75%」を実現できるという流れになります。
この「TOKYUルート」を実現するためには、ANA東急カードが必要となっています。これが、ANA陸マイラーにとってANA東急カードが必携のクレジットカードになっている理由となります。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)のお得な入会方法
クレジットカードに入会する場合、ポイントサイトを経由するというのが陸マイラーの常識です。
せっかく「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」に入会するならば、ポイントサイトぜひ活用しましょう。
こちらは、ポイントサイトの「モッピー」の例です。タイミングが合うと、以下のように2,000円相当のポイントを獲得することができます(獲得ポイント数は時期によって変動します)。
ただし、ANA東急カードがポイントサイトに登場してくるタイミングは多くはありません。ポイントサイトにおけるANA東急カードの最新情報は以下の記事でまとめております。合わせてご参照ください。
ただし、「新ソラチカルート(LINEポイントルート)」は2019年12月27日に封鎖されており、2020年からは「TOKYUルート」がメインのルートとなっています。
「TOKYUルート」を実現するにはANA東急カードは必須となっていますので、早めに入手する必要があります。うまくポイントサイトで募集されているタイミングに合わない場合は、公式HPから入会されることをオススメします。
参考 ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードANAカード
モッピーへの入会がまだの方は入会キャンペーンをぜひご利用ください。2,000円相当のポイントを獲得することができて圧倒的にお得です!
まとめ:ANA TOKYUカードはTOKYUルートだけじゃない!単体でも十分に魅力的なクレジットカード!
今回は、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」の特長とメリットを陸マイラー視点で解説していきました。
ANA東急カードと言えば「TOKYUルート」ばかりに注目されがちですが、実は単体でも非常に魅力的なクレジットカードであることがご理解いただけたのではないかと思います。
陸マイラーの基本である「ANAマイルの貯め方」は以下の記事をご参照ください。初心者でも20万マイル以上を貯められるようになります。
それでは、また!
ANAカード関連記事
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ANAカードの入会キャンペーンはこちらにまとめています。ぜひ合わせてご参照ください。