SFC修行記7:プラチナ解脱フライト!基本のOKAタッチでSFC入会基準を達成!
今回は、ANA SFC修行記7回目として、記念すべきプラチナ解脱フライトの様子をご紹介します。ANA SFC修行のラストフライトに選んだのは、ANA SFC修行の花形であり、基本とも言える「羽田=沖縄」路線です。私自身も何度もこちらの路線を利用した思い出深い路線です。ANA SFC修行も今回で7回目になりますが、実はこれまで、ANA SFC修行の醍醐味とも言える「おかえりなさいませ攻撃」を受けてはいなかったんですよね。ですが、今回はANA SFC修行を最後にして、これもありがたく頂くことができました(笑)。そのあたりの様子も合わせてレポートしたいと思います。
目次
ANA SFC修行7回目:フライトスケジュールとPP単価
フライトスケジュール
ANA SFC修行も7回目です。ついに、プラチナ解脱に向けた最後のフライトになります。記念すべき、SFC修行最後のフライトに選んだのは、基本の「羽田=沖縄」です。
実は、ANA SFC修行の最初のフライト(1回目のSFC修行)も「羽田=沖縄」でしたので、基本に立ち返るという意味でも、ちょうどよかったかなあ、と思っています。
こちらは、SFC修行1回目の修行記になります。今見ると、初めてのANAプレミアムクラスで若干浮かれている様子が、自分のことながら初々しいですね(笑)。
往路および復路のフライトスケジュールは以下になります。5月下旬の土曜日を利用した、沖縄滞在1時間の、沖縄単純往復になります。いわゆる、OKAタッチというやつですね。
<往路>
- ANA995:東京(羽田)09:10 => 沖縄(那覇)11:55
- 普通席
<復路>
- ANA996:沖縄(那覇)12:55 => 東京(羽田)15:20
- ANAプレミアムクラス
チケットの種別は、往路が普通席、復路がANAプレミアムクラスになっています。
記念すべきプラチナ解脱フライトだったので、往復両方でANAプレミアムクラスを確保したかったんですが、プレミアム旅割28は予約が熾烈で、どうしても片道(復路)しか取れませんでした。無念・・。
運賃とPP、PP単価
この回の往路と復路における、それぞれの運賃とPP、PP単価は以下になります。
- 羽田ー那覇:運賃=18,190円、PP=1,476、PP単価=12.32
- 那覇ー羽田:運賃=24,990円、PP=2,860、PP単価=8.73
- 合計:運賃=43,180円、PP=4,336、PP単価=9.95
全体のPP単価は9.95円ということで、正直あまりよくありません。とくに往路のPP単価が12.32円ということで、全体の足を引っ張っています。
1月の段階では、同じ路線、同じような時間帯で、もう少し低いPP単価で確保できていました。
1月、2月に比べて、5月になって沖縄がハイシーズンになってきている分、午前中に羽田を出発するという、利便性のよい時間帯の便は、運賃も高くなってきているのかもしれませんね。
この回のSFC修行を含む、2017年5月のANA SFC修行計画は、こちらで詳しくご紹介しています。合わせてご参照ください。
SFC修行記7(往路):ANAプレミアムクラス搭乗記(羽田=>沖縄)
それではここからは、ANA SFC修行記をお送りしていきます。まずは、往路である「羽田=>沖縄」のフライトの様子になります。
羽田空港のANA側、第2ターミナルからスタート
まずは、羽田空港のANA側である、第2ターミナルからスタートです。この日は、9:10羽田発のフライトでしたが、ちょっと早めの7:20ぐらいに到着しました。
ちょっと早めに羽田空港に到着した理由は、ANAプレミアムクラスへの当日アップグレードに挑戦するためです。ということで、早速、非制限エリアのANAの有人カウンターで、当日アップグレードの相談をしてみました。
ANAプレミアムクラスへの当日アップグレードに挑戦
この日は、すでにANAプレミアムクラスは満席ということで、ANAプレミアムクラスの空席待ちをすることになりました。
自分的には、結構早めに空港に来たつもりでしたが、いただいた「空席待ち整理券」を確認すると、「A-6」番ということで、私の前に、「A」のカテゴリーだけでも5人いらっしゃるということです。
その上には「S」のカテゴリーもあるので、結構絶望的な数字です。まあ、アップグレードできたらラッキーということで、気楽に待ちましょう。
エアポートラウンジ(南)は大混雑で入場制限中
この日は、普通席の利用で、かつ、私はこの時、まだ「ブロンズ会員」だったので、ANAラウンジは利用できません。ですので、カードラウンジに向かうことにしました。
まず最初に向かったのは、保安検査場の出口からほど近い、「エアポートラウンジ(南)」です。
ただ、この日の「エアポートラウンジ(南)」は激混み状態。入場制限がかかっているレベルでした・・。
「飛行機の搭乗までゆっくりしたいからラウンジに来たのに、入場待ちするのもなんだかなあ・・」、ということで、ここはすっぱり「エアポートラウンジ(南)」の利用は諦めて、別のラウンジに向かうことにしました。
新しくオープンした、POWER LOUNGE(パワーラウンジ)を利用
目指したのは、新しくオープンしたという噂の「POWER LOUNGE(パワーラウンジ)」です。エアポートラウンジ(南)からは、第2ターミナルを、ほぼほぼ縦断する形になります。
「POWER LOUNGE(パワーラウンジ)」は、第2ターミナルの北側の端っこ、3階にあります。北側の端っこあたりまで移動したら、エスカレーターで3階にあがりましょう。
すると、3階の結構目立つ場所に「POWER LOUNGE(パワーラウンジ)」はありました。とてもおしゃれな外観です。
「POWER LOUNGE(パワーラウンジ)」は中に入ってみても、とっても明るくておしゃれ、広くて席の余裕もあります。
「エアポートラウンジ(南)」は入場制限をしているレベルだったのに、こちらは3割ぐらいの混雑度でした。距離が離れているからなのか、それとも、できたばかりであまり知られていないのか・・。
どちらにしても、穴場であることに変わりはなさそうです。ドリンクは、黒酢ドリンクや青汁なども用意されており、健康志向を感じさせます。
ゆったりくつろげる、ふわふわのソファー席なども用意されており、搭乗時間まで快適に過ごすことができました。
「POWER LOUNGE(パワーラウンジ)」の詳細なレポートはこちらをご参照ください。
ANAプレミアムクラスの空席待ちの結果発表
さて、搭乗時間が近くになりましたので、搭乗ゲートに移動します。この日は、ANAプレミアムクラスの空席待ちをしていましたので、その結果発表もこちらのカウンターで行われます。
ドキドキしながら空席待ちのアナウンスを待っていてもなかなか始まらず・・。
優先搭乗終了後の、一般搭乗が開始されたタイミングになって、やっとアナウンスが開始されました。
かなり遅いタイミングですので、どうやらこの日は、ノーショーによるキャンセルがあったようです。キャンセルは2席です。
ANAプレミアムクラスへの当日アップグレードに成功
空席待ちのアナウンス開始が、かなり遅いタイミングだったことが幸いしたようで、私よりも優先順位が高い方は、誰も現れず、無事、ANAプレミアムクラスへの当日アップグレードに成功しました!
ANA国内線における当日アップグレードの方法や、メリット、デメリットについては、こちらに詳しくまとめておりますので、合わせてご参照ください。
ANAプレミアムクラスへ搭乗開始(往路便)
さて、無事にANAプレミアムクラスにアップグレードできましたので、意気揚々と、飛行機に乗り込みます。
ただ、優先搭乗はとっくに終了していたので、一般の方と一緒に、列に並んでの搭乗になります。まあ、大差ないんですけど・・。
ANAプレミアムクラスの座席の様子(往路便)
今回利用した座席はこちらです。一列目の3人がけの通路側です。キャンセル待ちで席を事前に選択できませんでしたので、3人がけの真ん中じゃなくてよかったと、ほっとひと安心(笑)。
一列目の通路側なので、ギャレー側にスペースがあって、意外と開放感がありました。
ANAプレミアムクラスの機内サービスの様子(Premium GOZENの朝食)
飛行機が安定飛行に移行すると、お楽しみの機内サービスの時間です。
ドリンクは、朝からスパークリングワインを選択しました。飲む気満々です。
この日の「Premium GOZEN」は和食の提供でした。朝食という位置付けなので、量も控えめ、味も良くて、ペロリといただくことができました。
温かいスープが付いてくるのが嬉しいところです。ほっと一息つくことができます。
食事の後は、コーヒーとともに、クッキーもいただきました。
この日は「くまもん」のクッキーになっていました。中を開けると、くまもん型になっていました。とてもかわいいので、ちょっと食べるのに躊躇します(笑)。
味的には、ANAプレミアムクラスで定番だった「フォンダンショコラ」の方が好みでしたね。また、元に戻るのなかあ・・。
この日はさらに、アイスクリームの提供もありました。味は「シークワーサー x マンゴー」ということで、沖縄っぽいセレクション。
味もさっぱりしていて、なかなか美味しかったですよ。
そんなこんなで、約2時間45分の、ANAプレミアムクラスによる快適なフライトを経て、飛行機は那覇空港に到着しました。
SFC修行記7(復路):ANAプレミアムクラス搭乗記(沖縄=>羽田)
今回はいわゆる「OKAタッチ」というもので、那覇空港の外にでることはありません。
那覇空港国内線、ANAラウンジも混雑
那覇空港での滞在は1時間なので、ANAラウンジで時間を潰すことにしました。復路便は、初めからANAプレミアムクラスでの予約なので、ちゃんとANAラウンジを利用することができます。
この日は、那覇空港のANAラウンジも混雑していました。
入場制限がかかるほどではありませんでしたが、席は、ほぼほぼ満席の状態でしたね。そんななか、なんとか席をゲットして、沖縄の「オリオンビール」で乾杯しました(一人ですが・・)。
那覇空港のANAラウンジの詳細については、こちらの記事を合わせてご参照ください。
ANAプレミアムクラスへ搭乗開始(復路便)
ラウンジでビールを飲みながらグダグダしていると、あっという間に復路の搭乗時間になりました。搭乗ゲートに移動します。
搭乗ゲートに移動すると、さきほど降りたのと同じ搭乗ゲートであることがわかります。これってきっと、同一機材、同一クルーってやつですよね・・。嫌な予感・・。
今度は、優先搭乗を利用して、機内に乗り込みました。
ANA SFC修行の醍醐味「おかえりなさいませ攻撃」が炸裂
機内に乗り込むと、嫌な予感のとおり、同一クルーの方々のお出迎えがありました。
軽い笑いの後、
「おかえりなさいませ!」
のご挨拶。
「はい、またよろしくお願いします・・」
とお答えするのがやっとでしたね。
たぶん、CAさんの方は、特に気にしてはいらっしゃらないと思うんですが、やっぱりちょっと恥ずかしいです。
実は、私はSFC修行フライトは今回で7回目、そして最後なわけですが、「おかえりなさいませ攻撃」、を受けたのは今回が初めてでした。
これまで、同一機材、同一クルーの便にあたったのは、ANA SFC修行フライトの1回目、同じOKAタッチの時だったのですが、その時は、往路がANAプレミアムクラス、復路が普通席でした。
通常、ANAプレミアムクラスと普通席では、担当されるCAさんが異なるので、その場合は、「おかえりなさいませ攻撃」を避けることができるんですよね・・。
ANA SFC修行の最後のフライトで、ANA SFC修行の醍醐味(醍醐味?)である「おかえりなさいませ攻撃」を受けることができて、記念になりました。
ありがとうございます(笑)。
ANAプレミアムクラスの座席の様子(復路便)
そんなこんなで、「おかえりなさいませ攻撃」で若干のダメージを受けつつ、席につきました。
この日は幸い、ANAプレミアムクラスの中では一番後方の窓際、一番目立たない席にしていました。計算したわけではなく、本当にたまたまですが・・。
ちょっと落ち着くことができます。
ANAプレミアムクラスの機内サービスの様子(Premium GOZENの昼食)
飛行機が安定飛行に移行し、機内サービスの提供が開始されました。ドリンクは、相変わらずのスパークリングワインです。
今回は「Premium GOZEN」の昼食の提供になります。往路に続き、和食の提供でした。私の中では、「Premium GOZEN」は和食の方が美味しいと思っていますので、往路に続き、復路でも当たりを引いた感じです。
ご飯は、温かい場合と冷たい場合があるのですが、この回はご飯も温かくてふんわり、いつもよりも美味しく感じました。やっぱり、ご飯は温かい方が良いです。
昼食ということで、朝食に比べてボリュームもあり、大満足です。
復路のフライトは、往路よりも若干短い、約2時間30分のフライトです。
「おかえりなさいませ攻撃」で受けたダメージも、フライト後半ではすっかり回復し、ANAプレミアムクラスを満喫できました。
飛行機は、予定の到着時刻通りに羽田空港に到着。ANA SFC修行7回目であり、記念すべきSFC修行最後のフライトも、無事に終了することができました。
実は今回、記念すべきプラチナ解脱のフライトだったので、CAさんにお願いして、搭乗証明書をいただきました。
ANAプレミアムクラスの搭乗証明書
こんな感じで、かわいく書いていただきました。
メッセージの中には
「1日2便のフライトお疲れ様でした」
ということで、この日2度目の、念押しの羞恥攻撃までいただきました(笑)。
本当にありがとうございます。
ANA SFC修行7回目:獲得できたプレミアムポイント(PP)とPP単価
今回のANA SFC修行7回目で獲得できたプレミアムポイント(PP)は、「5,320ポイント」となりました。
もともとは、「4,336ポイント」の予定でしたが、往路でANAプレミアムクラスへの当日アップグレードに成功したことで、獲得できたPPも増加しました。
また、PP単価も、最終的には「9.81」となり、若干の改善を見せました。
<当初の予定>
- 羽田ー那覇:運賃=18,190円、PP=1,476、PP単価=12.32
- 那覇ー羽田:運賃=24,990円、PP=2,860、PP単価=8.73
- 合計:運賃=43,180円、PP=4,336、PP単価=9.95
<当日アップグレード後の結果>
- 羽田ー那覇:運賃=27,190円、PP=2,460、PP単価=11.05
- 那覇ー羽田:運賃=24,990円、PP=2,860、PP単価=8.73
- 合計:運賃=52,180円、PP=5,320、PP単価=9.81
ANA SFC修行:プラチナ解脱でSFC入会基準をクリア
最終的なプレミアムポイント(PP)数
今回のANA SFC修行7回目のフライトで、「5,320ポイント」を獲得できました。
このフライト前のプレミアムポイント(PP)は47,355ポイントでしたので、今回のフライトにより、目標であったプラチナ解脱に必要となる、50,000ポイントを達成することができました。パチパチ。
<最終的なプレミアムポイント(PP)数>
- 今回のフライト前のプレミアムポイント(PP)数:47,355
- 今回のフライトで獲得したプレミアムポイント(PP)数:5,320
- 合計のプレミアムポイント(PP)数:52,675
プラチナ解脱に必要となるのは、50,000ポイントなのに、若干それをオーバーする52,675になってしまいっていますよね。実は、これは意図的だったりします。
ANAグループ運行分のプレミアムポイント(PP)数とアップグレードポイントの関係
以下の画面で「ANAグループ運行分」というカテゴリーがありますが、この部分の40,000ポイント超えを狙っていたんですよね。
なにを言っているかといいますと、「ANAグループ運行分」のプレミアムポイント数によって、来年度獲得できる「アップグレードポイント数」が変動する仕組みになっています。
こちらの図にありますように、40,000ポイント未満の場合は「10ポイント」しかもらえませんが、40,000ポイントを越えると、一気に倍の「20ポイント」をもらうことができます。これを狙っていたいんです。
アップグレードポイントとは|プレミアムメンバーサービス|ANAマイレージクラブ
ということで、結果として、プラチナ解脱に必要な全体のプレミアムポイント数の50,000ポイントと、アップグレードポイント獲得(20ポイント)に必要なANAグルーブ便分のプレミアムポイント数の40,000ポイントを、同時に達成することができました。
数日後、ANAマイレージクラブのアプリの画面も「Platinum」になっていました!
カッコイイですね。
まとめ
今回は、ANA SFC修行記7回目として、記念すべきプラチナ解脱フライトの様子をご紹介しました。
この後、プラチナを達成した勢いで、一気にダイヤまで行かれる方も多いと思いますが、私自身は、SFC会員になることが目的でしたので、今回のプラチナ解脱、SFC修行解脱を持って、ANAの飛行機修行は卒業したいと思います。
ANA SFC修行最後にして、ANA SFC修行の醍醐味とも言える「おかえりなさいませ攻撃」も受けることができ、もう思い残すことはありませんし(笑)。
ということで、今後は、SFC会員特典と貯めたマイルを活かして、国内旅行、海外旅行をより楽しむ方向にシフトしていきたいと思っています。
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ANA国内線当日アップグレードの方法!プレミアムクラスへの料金とメリット、デメリットは?
<SFC修行全体の目次、記事一覧>
それでは、また!
ANA SFC関連記事
これまでにまとめたANA SFC関連記事はこちらになります。
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SFC取得に必要な費用(コスト)は?SFC取得に必要になるプレミアムポイントって何?PP単価って何?という方はこちら。
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