【改悪】ANA国内線特典航空券の必要マイル数がアップ!2024年10月27日から
ANA国内線特典航空券の必要マイル数がアップするという発表がありました。適用されるのは2024年10月27日搭乗分からとなります。ANAではつい先日、国際線特典航空券の必要マイル数がアップしたばかりです。特典航空券の負担増が続きますね。以下で詳しく確認していきましょう。
目次
【改悪】ANA国内線特典航空券の必要マイル数がアップ
2024年10月27日搭乗分から改定後の必要マイル数が適用に
ANAから国内線特典航空券の必要マイル数を改定するという発表がありました。
2024年10月27日以降搭乗分の特典航空券から、改定後の必要マイル数が適用になります。
改定といっても必要マイル数が減るということはなく、当然ながら増加するという流れになります。つまりはユーザーにとっては改悪となりますね。
ANA「ANA国内線特典航空券 必要マイル数の改定について」
2024年10月27日以降搭乗分の特典航空券は、2024年8月下旬頃からの販売が予定されています。そのため、実際の影響がで始めるのはそれ以降という形になります。
ANAでは2024年4月18日から国際線特典航空券の必要マイル数がアップしています。こちらはハワイや北米、欧州のビジネスとファーストクラスが対象となっています。
円安&物価高の中、悲しいニュースが続きますね。
スポンサーリンク
ANA国内線特典航空券の必要マイル数一覧(改悪前後)
ここでは、改定前後のANA国内線特典航空券の必要マイル数を一覧でまとめていくことで、影響の大きさを確認していきたいと思います。
ANA国内線特典航空券はシーズン制を採用しており、必要マイル数はシーズンによって異なります。そのため、必要マイル数一覧もシーズンごとにまとめていきたいと思います。
ちなみに、こちらの表の必要マイル数は「片道」のものです。往復の場合に必要なマイル数は「2倍」となります。
ローシーズン(L)
ローシーズン(L)における必要マイル数一覧は以下になります。今回の改定により一律1,000マイルが増加するという結果になります。
<必要マイル数一覧(ローシーズン)>
マイレージ(1区間) | 改訂前 | 改定後 | 増減 |
---|---|---|---|
0~300マイル区間 | 5,000 | 6,000 | +1,000 |
301~800マイル区間 | 6,000 | 7,000 | +1,000 |
801~1,000マイル区間 | 7,000 | 8,000 | +1,000 |
1,001~2,000マイル区間 | 8,500 | 9,500 | +1,000 |
レギュラーシーズン(R)
レギュラーシーズン(R)における必要マイル数一覧は以下になります。今回の改定により500マイルから1,000マイルが増加するという結果になります。
500マイル増加の区画が多く影響は少なめです。
<必要マイル数一覧(レギュラーシーズン)>
マイレージ(1区間) | 改訂前 | 改定後 | 増減 |
---|---|---|---|
0~300マイル区間 | 6,000 | 6,500 | +500 |
301~800マイル区間 | 7,500 | 8,500 | +1,000 |
801~1,000マイル区間 | 9,000 | 9,500 | +500 |
1,001~2,000マイル区間 | 10,000 | 10,500 | +500 |
スポンサーリンク
ハイシーズン(H)
ハイシーズン(H)における必要マイル数一覧は以下になります。今回の改定により一律1,500マイルが増加するという結果になります。
ハイシーズンは元々必要マイル数が多いわけですが、増加するマイル数も一番大きくなっています。影響が一番大きいとも言えますね。
<必要マイル数一覧(ハイシーズン)>
マイレージ(1区間) | 改訂前 | 改定後 | 増減 |
---|---|---|---|
0~300マイル区間 | 7,500 | 9,000 | +1,500 |
301~800マイル区間 | 9,000 | 10,500 | +1,500 |
801~1,000マイル区間 | 10,500 | 12,000 | +1,500 |
1,001~2,000マイル区間 | 11,500 | 13,000 | +1,500 |
改悪による陸マイラーへの影響
スポンサーリンク
トクたびマイル
ANA国内線特典航空券では「トクたびマイル」が人気です。
これは、週替わりで対象路線の中から通常のマイル数より少ないマイル数でANA国内線特典航空券を利用できるというものです。
こちらは搭乗期間は2024年7月11日から7月17日までの必要マイル数の例です。必要マイル数は3,000マイルから7,000マイルとなっています。
トクたびマイルでは、基本的にはそのシーズンに必要なマイル数から3,000マイルが減額される形になっています。そのため、今回の改定によってトクたびマイルの必要マイル数も増加することが予想されます。
もちろん、ANAが神対応を行なってトクたびマイルの必要マイル数は増加しないという可能性もあります。ですが、その可能性は低そうですね。
UAマイル
ユナイテッド航空マイル(UAマイル)を利用するとANA国内線を特典航空券として発券することができます。
そして、本家のANA国内線特典航空券よりも少ないマイル数で発券できることで人気があります。
UAマイルを利用した場合に必要マイル数は以下のようになっています。UAマイルの仕組みは比較的変更が多く、2024年7月時点の数字になります。
<国内線特典航空券の発券に必要なマイル数>
距離 | 必要マイル数(片道) |
800マイル以下 | 5,000マイル |
801マイル以上 | 8,000マイル |
今回の改定で本家であるANA特典航空券の必要マイル数が増加することを考えると、UAマイルのお得さが際立つ結果になりますね。
ただし、ANA側に合わせてUA側も2024年10月以降にアップしてくる可能性はなにきしもあらずです。今後の動向に注目ですね。
まとめ
今回は、ANA国内線特典航空券の必要マイル数がアップするというニュースをご紹介しました。2024年10月27日搭乗分から適用になります。
改定前後で必要マイル数を一覧にして比較した結果、ハイシーズン(H)における影響が最も大きいということがわかりました。
<必要マイル数の変化>
- ローシーズン(L):+1,000マイル
- レギュラーシーズン(R):+500から1,000マイル
- ハイシーズン(H):+1,500マイル
元々必要マイル数の多いハイシーズンで一気に1,500マイルも増加するのは影響が大きいですね。
陸マイラー界隈では「マイルは貯めるものではなく使うもの」という格言があります。改悪はつきものですので、マイルは早め早めに使っていきたいですね。
それでは、また!