ANA国内線で「ボーナスプレミアムポイントキャンペーン」が発表されました。2022年4月25日から7月31日までの期間限定で、搭乗1区間につきボーナスプレミアムポイントが1,000ポイント加算されるというものです。国内全路線が対象となっていますので、短距離路線でもSFC等のステータス修行が捗りますね。以下で詳しくご紹介していきます。
2022年8月1日からは「プレミアムポイント2倍キャンペーン」がスタートします。国内線と国際線の全路線が対象で対象路線で500PP追加の特典もあります。SFC修行する方には大チャンス到来ですね。
目次
ANA国内線「ボーナスプレミアムポイントキャンペーン」は4月25日スタート!概要と注意点
ボーナスプレミアムポイントキャンペーン:概要
ANA国内線で「ボーナスプレミアムポイントキャンペーン」が発表されました。
ANAおよびANAグループ運航国内線の搭乗1区間につきボーナスプレミアムポイント1,000ポイントが積算されるというものです。
参加登録等のエントリーは不要で、キャンペーン期間は「2022年4月25日(月)から2022年7月31日(日)まで」となっています。
ANAおよびANAグループ運航の国内線全路線が対象となっている一方で、加算されるボーナスプレミアムポイントは一律ですので、短距離路線の方がよりお得度が高いと言えますね。
ただし、対象運賃は「マイル積算率75%以上の国内線運賃」となっています。積算率50%のパックツアーやタイムセール等の一部のセール料金は対象外となるため注意が必要です。
キャンペーン内容をまとめると以下のようになります。
<キャンペーン内容>
- 概要:ANAおよびANAグループ運航国内線のご搭乗1区間につき、ボーナスプレミアムポイント1,000ポイントを積算いたします。
- 参加登録:参加登録は不要です。
- 対象搭乗期間:2022年4月25日(月)から2022年7月31日(日)まで
- 対象路線:ANAおよびANAグループ運航の国内線全路線
- 提携航空会社が運航するコードシェア便は、ANA(NH)便名で予約・搭乗した場合のみ対象です。
- 対象運賃:マイル積算率75%以上の国内線運賃
- 対象者:期間中に対象運賃でご搭乗されたすべてのANAマイレージクラブ会員
ANAの場合、プレミアムポイント(PP)を対象ものとしては2020年と2021年に「PP2倍」となるキャンペーンを実施していました。
<ANAのPP2倍キャンペーン>
- 2020年:2020年1月1日から6月30日まで
- 2021年:2021年7月1日から11月30日まで(9月30日までの予定が2回延長)
2022年は今回の「ボーナスプレミアムポイントキャンペーン」はこの代替と考えられますね。2022年は「PP2倍」キャンペーンを期待するのは難しいかもしれません。
PP2倍キャンペーンの詳細はそれぞれ以下をご参照ください。
スポンサーリンク
ボーナスプレミアムポイントキャンペーン:注意点
マイル積算率50%のパックツアーやタイムセールは対象外
キャンペーンの注意点としては、前半でもご紹介しましたが「マイル積算率75%以上の国内線運賃」となっているところです。
以下は、国内線運賃別積算率の一覧になります。赤字の積算率50%となっている運賃は対象外となりますので注意しましょう。
区間基本マイレージに対する積算率 | 積算対象運賃 |
---|---|
150% |
プレミアム運賃 |
125% |
ANA VALUE PREMIUM 3 |
100% |
ANA FLEX |
75% |
ANA VALUE 1 |
50% |
個人包括旅行運賃 |
通常のプレミアムポイントとキャンペーンによるボーナスプレミアムポイント積算日にはズレがある
次の注意点は、通常のプレミアムポイントと、今回のキャンペーンによるボーナスプレミアムポイント積算日にはズレがあるというところです。
ボーナスプレミアムポイントがすぐに加算されないと慌てないようにしましょう。
搭乗日 | フライトマイル積算日 | ボーナスプレミアムポイント積算日 |
---|---|---|
2022年4月25日~5月31日 | ~2022年6月15日 | 2022年6月下旬 |
2022年6月16日~2022年8月15日 | 2022年8月下旬 | |
2022年6月1日~6月30日 | ~2022年7月15日 | 2022年7月下旬 |
2022年7月16日~8月15日 | 2022年8月下旬 | |
2022年7月1日~7月31日 | ~2022年8月15日 | 2022年8月下旬 |
フライトマイルの事後登録は8月15日までがキャンペーン対象
その他注意事項は以下になります。事後登録をした場合、キャンペーン対象となるのは8月15日までとなっていますので注意が必要です。
<注意事項>
- 2022年8月16日(火)以降にフライトマイルを事後登録された場合は、本対応の対象外となります。
- マイル積算率50%の国内線運賃をご利用で、料金のお支払いやアップグレードポイントの減算によって、プレミアムクラスへアップグレードした場合はキャンペーン対象外です。
- 欠航や機材変更等のため、ご予約の便・運賃が変更になった場合には、実際にご搭乗いただいた便・運賃が本キャンペーンの対象となります。また対象路線にご搭乗されなかった場合は、積算の対象外となります。あらかじめご了承ください。
- 新たに国または都道府県により新型コロナウイルス感染拡大防止の対策が講じられた場合など、キャンペーンを中止させていただく場合があります。何卒ご理解いただきますようお願いいたします。
その他、キャンペーンの詳細はこちら公式サイトをご参照ください。
ANAマイレージクラブ「ANA国内線ボーナスプレミアムポイントキャンペーン」
スポンサーリンク
ANA国内線「ボーナスプレミアムポイントキャンペーン」で2022年は短距離路線でのSFC修行が捗る!
ANAのステイタス修行は年間プレミアムポイント数が基準
ANAのステイタスを獲得するためのルートとしては、2022年は従来ベースのものとステイタス獲得チャレンジの2通りが用意されています。
具体的には以下になります。
<従来基準>
ブロンズ | プラチナ | ダイヤモンド | |
年間プレミアムポイント数 | 30,000(うちANAグループ運行便15,000) | 50,000(うちANAグループ運行便25,000) | 10,000(うちANAグループ運行便50,000) |
<ステイタス獲得チャレンジ基準(2022年)>
ブロンズ | プラチナ | ダイヤモンド① | ダイヤモンド② | ダイヤモンド+more | |
条件1:プレミアムポイント数(ANAグループ運航便利用分) | 15,000 | 30,000 | 50,000 | 80,000 | 150,000 |
条件2:対象サービスの利用数 | 4サービス以上 | 7サービス以上 | 7サービス以上 | 7サービス以上 | 7サービス以上 |
条件3:ANAカード・ANA Payの決済額 | 300万円 | 400万円 | 500万円 | 400万円 | 600万円 |
内容は異なるものの、どちらも年間プレミアムポイント数が基準になっていることがわかります。
そのため、ANAの場合は効率的にプレミアムポイント(PP)を獲得できる、沖縄線や札幌線など長距離路線がステイタス修行では定番になっています。
一方で、JALの場合は搭乗回数でもステイタスを獲得できるルートがあるため、短距離路線をメインとした回数修行も人気があります。
ボーナスプレミアムポイントキャンペーンで2022年は短距離路線でのステイタス修行も
ここでは、「ボーナスプレミアムポイントキャンペーン」を利用した場合の、獲得できるプレミアムポイント(PP)とPP単価について確認してみたいと思います。
長距離路線(羽田-那覇)でのPP単価例
まずは、長距離路線の代表としてステイタス修行のルートとして人気の「羽田-那覇」の例です。GW明けの5月21日(土)の価格となります。
一番リーズナブルな「スーパーバリュー」で午前中の便利な時間の便が「15,610円」、午後の最安値の便が「9,710円」となっていました。
このルートと価格で獲得できるプレミアムポイント(PP)は片道で「1,476ポイント」となります。
今回の「ボーナスプレミアムポイントキャンペーン」ではこれに1,000ポイントが加算されますので、合計で「2,476ポイント」を獲得できるという計算になりますね。
それぞれの運賃の場合のPP単価は以下になります。
<PP単価の例>
- ルート:羽田-那覇
- プレミアムポイント:2,476ポイント(=1,476+1,000)
- 運賃とPP単価(例):
- 15,610円=>6.3円
- 9,710円=>3.9円
PP単価は一般的に10円以下であれば効率的と言われていますので、どちらも優秀ですね。特に、3.9円というのは驚異的ですね。
SFC修行の場合はプラチナの50,000PPが目標になりますが、PP単価3.9円であれば20万円ほどでクリアできるという計算になります。
今回の試算は土曜日で行いましたが、平日動ける方であればさらにリーズナブルに達成することも可能かもしれませんね。
スポンサーリンク
短距離路線(羽田-伊丹)でのPP単価例
続いては、短距離路線の代表として出張の定番である「羽田-伊丹」の例です。こちらもGW明けの5月21日(土)の価格となります。
一番リーズナブルな「スーパーバリュー」で午前中の便利な時間の便が「12,710円」、早朝の最安値の便が「9,210円」となっていました。
このルートと価格で獲得できるプレミアムポイント(PP)は片道で「420ポイント」となります。
今回の「ボーナスプレミアムポイントキャンペーン」ではこれに1,000ポイントが加算されますので、合計で「1,420ポイント」を獲得できるという計算になりますね。
このように短距離路線ではベースで獲得できるプレミアムポイント数よりもボーナスポイントの方が多くなりますので、去年・一昨年に実施されていたPP2倍キャンペーンよりもお得度が高いと言えます。
それぞれの運賃の場合のPP単価は以下になります。
<PP単価の例>
- ルート:羽田-伊丹
- プレミアムポイント:1,420ポイント(=420+1,000)
- 運賃とPP単価(例):
- 12,710円=>8.9円
- 9,210円=>6.5円
思ったよりも沖縄路線との価格差が大きくありませんでしたが、どちらもPP単価は10円以下となり効率的と言えますね。
従来、これら短距離路線でのPP単価は20円や30円といった数字になってしまい、ステイタス修行には不向きと言われてきました。
これが、2022年は「ボーナスプレミアムポイントキャンペーン」を利用することで、短距離路線でもステイタス修行に活用することができそうです。
特に回数修行派の方(=たくさん搭乗したい方)には朗報と言えますね。
まとめ
ANA国内線で「ボーナスプレミアムポイントキャンペーン」が発表されました。
2022年4月25日から7月31日までの期間限定で、搭乗1区間につきボーナスプレミアムポイントが1,000ポイント加算されるというものです。
1,000ポイントと言えば、羽田-福岡間で獲得できるプレミアムポイント数と同じぐらいの値になりますので、短距離路線では、去年・一昨年に実施されたPP2倍キャンペーンよりも大きな効果が得られます。
一方で沖縄線や札幌線などの長距離路線では、従来のPP2倍キャンペーンに比べると効果は若干見劣りはするものの、十分にお得な水準となっています。
2022年には長距離路線だけでなく、短距離路線でもステイタス修行が捗りますね。特にたくさん搭乗したい方には朗報と言えそうです。
それでは、また!