アメックスのポイント交換は何がお得?おすすめの使い方・使い道を解説!
アメックスのポイントはカード利用や各種キャンペーンで貯めることができます。貯めやすいポイントである一方でポイント交換先が多く、使い方に悩んでいる方も多いのではないかと思います。そこで当記事では、交換先をお得度でランキングし、おすすめの使い道を解説していきたいと思います。
アメックスのポイントとは
アメックスのポイントプログラムの名称は「メンバーシップ・リワード」
アメックスのポイントプログラムは「メンバーシップ・リワード」という名称で運営されています。
「メンバーシップ・リワード」が貯められるカードは以下になります。いわゆる「プロパーカード」と呼ばれているものです。
<メンバーシップ・リワードが貯まるカード>
- アメリカン・エキスプレス・カード
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- プラチナ・カード
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
- アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
同じアメックスカードでも提携カードの場合、提携先のポイントが貯まるようになっているため注意が必要です。
アメックスのポイントは貯めやすく、多彩な使い方・使い道が用意
この「メンバーシップ・リワード」のポイントは、日々のカード利用で貯めることができます。貯められるのは「100円につき1ポイント」ということで、ポイント還元率は1%となっています。
ポイントの有効期限は「3年間」と比較的長い期間が確保されています。
また、「メンバーシップ・リワード」のポイントは、入会キャンペーンを利用すると条件クリアで大量にポイントを貯めることもできます。
貯めたポイントは、航空会社のマイルや各種商品、ギフト券などに交換することができます。また、年会費の支払いや、利用代金に後から充当するということもできます。
「メンバーシップ・リワード」のポイントは貯めやすく、多彩な使い方・使い道が用意されているのが特徴となっています。
「メンバーシップ・リワード・プラス」はポイントをより効率的に貯める&使うための有料オプション
「メンバーシップ・リワード」には、「メンバーシップ・リワード・プラス」という有料オプションも用意されています。
この「メンバーシップ・リワード・プラス」は、ポイントをより効率的に貯める&使うためのプログラムです。
ポイントの有効期限が「無期限」になる他、ポイント交換時のレート優遇や、ポイントを貯めやすくなる「ボーナスポイントプログラム」に参加できるようになります。
「メンバーシップ・リワード・プラス」の年会参加費は3,300円(税込)で、2年目以降自動更新になっています。
<メンバーシップ・リワード・プラスの特典>
- ポイントの有効期限が無期限に
- メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると、最長3年間のポイントの有効期限が無期限に。有効期限を気にせずポイントを貯めることができます。
- ポイント移行/ポイント交換レートがアップ
- マイルなど提携会社へのポイント移行レートや、お支払いにポイントを利用する際のポイント交換レートもアップするので、よりお得にポイントを使えます。
- 貯まるポイントが3倍に(追加登録が必要)
- メンバーシップ・リワード・プラスに登録すると、無料のオプションプログラム「対象加盟店ボーナスポイントプログラム」「海外利用ボーナスポイントプログラム」への登録が可能となります。
「メンバーシップ・リワード・プラス」の詳細はこちらの記事もご参照ください。
アメックスのポイント交換先
一番お得でおすすめの交換先は「マイル」
さて、そんなアメックスのポイントには、多様な交換先が用意されています。主なポイント交換先をリストアップすると以下のようになります。
<アメックスのポイント交換先>
- マイルに交換
- 提携ホテルのポイントに交換
- 楽天ポイントに交換
- 商品券に交換
- 商品に交換
- 旅行代金の支払いに利用(ポイントをその場で利用)
- カード利用代金の支払いに充当(ポイントで後払い)
- 年会費の支払いに充当(ポイントで後払い)
結論から申し上げると、アメックスポイントに一番お得な交換先は「マイル」で、続いて「旅行代金の支払い」や「年会費の支払い」が続くような形になっています。
トップ5をお得な順で並べると以下のようになります。
<アメックスポイントのお得な交換先>
- マイルに交換<=一番お得でおすすめ
- 旅行代金の支払いに利用(ポイントをその場で利用)
- 年会費の支払いに充当(ポイントで後払い)
- 提携ホテルのポイントに交換
- カード利用代金の支払いに充当(ポイントで後払い)
ここからは、これらポイント交換先への交換レートや現金換算での価値などを解説してきたいと思います。
マイルに交換
交換先は16の提携航空会社
アメックスのポイントは、16社の提携航空会社のマイルに交換することができます。
<提携航空会社>
- 全日空「ANAマイレージクラブ」
- 日本航空「JALマイレージバンク」
- スカンジナビア航空「ユーロボーナス」
- キャセイパシフィック航空「アジア・マイル」
- エティハド航空「エティハド ゲスト」
- エミレーツ航空「エミレーツ・スカイワーズ」
- エールフランスKLM「フライング・ブルー」
- カタール航空「プリビレッジクラブ」
- カンタス「フリークエントフライヤー」
- シンガポール航空「クリスフライヤー」
- タイ航空「ロイヤルオーキッドプラス」
- チャイナエアライン「ダイナスティ・フライヤー」
- デルタ航空「スカイマイル」
- フィンエアー「フィンエアープラス」
- ブリティッシュ・エアウェイズ「エグゼクティブ・クラブ」
- ヴァージンアトランティック航空「フライングクラブ」
ポイントからマイルへの交換レートは、交換先のプログラムと、「メンバーシップ・リワード・プラス」への登録有無によって変化します。
表にまとめると以下のようになります。
<ポイントからマイルへの交換レート>
登録済み | 未登録 | |
ANAマイル | 1,000ポイント=>1,000マイル (100%) |
2,000ポイント=>1,000マイル (50%) |
JALマイル | 2,500ポイント=>1,000マイル (40%) |
3,000ポイント=>1,000マイル (33%) |
その他提携航空会社 | 1,250ポイント=>1,000マイル (80%) |
2,000ポイント=>1,000マイル (50%) |
ANAマイル
まず「ANAマイル」の場合、メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の場合の交換レートは50%ですが、登録することで2倍の100%にアップします。
交換レート100%ということは「100円=1ポイント=1マイル」という図式が成り立ちます。マイル還元率が1%のカードになるということですね。マイル還元率1%というのは魅力的な数字です。
ただし、ANAマイルに交換する場合は、年間参加費「5,500円(税込)」のANAマイル交換プログラムに参加する必要があるため注意が必要です。
手数料を節約するるためには、ポイントが貯まってANAマイルに交換するタイミングで「メンバーシップ・リワード・プラス」と「ANAマイル交換プログラム」に参加し、1年限りで登録を解除するという方法が有効です。
プラチナ・カード(一般、ビジネスともに)の場合は、「メンバーシップ・リワード・プラス」と「ANAマイル交換プログラム」の登録料は無料となっています。
JALマイル
「JALマイル」の場合、メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の場合の交換レートは33%、登録後の交換レートは40%というように、ともに良くない数字です。
アメックスのポイントをJALマイルに交換するのはおすすめではありません。
その他提携航空会社
「その他航空会社」の場合、メンバーシップ・リワード・プラスに未登録の場合の交換レートは50%ですが、登録することで80%にアップします。
100%でないのは残念ですが、80%という高い値を実現できるのはかなり優秀です。
また、「その他航空会社」の場合、ANAマイルとは違ってマイル交換に特別な手数料は必要ありません。「メンバーシップ・リワード・プラス」に加盟していれば80%の交換レートをマイル交換を実現できます。
実は、ANAマイルの場合は、1年間(1月1日から12月31日)で、40,000マイルまでという交換制限が設けられています。一方で、「その他航空会社」の場合は交換制限が設けられていないのもメリットとなっています。
提携航空会社の中でマイル交換先としておすすめなのが、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)の「エグゼクティブ・クラブ」です。
BAはJALと同じワンワールドに加盟してるため、BAマイルを使ってJAL便の特典航空券を発券することができます。また、本人や家族以外の友達にも発券できるなど、JALにはない特徴もあります。
<BAマイルの主な特徴>
- JALの特典航空券が発券可能
- 本人以外の家族や友達にも発券できる
- BAマイルの有効期限は36ヶ月だがマイル数の変動があれば都度期間延長
- 特典航空券が3日前から予約可能、かつ、片道でもOK
アメックスのポイントからJALマイルへの交換レートは良くありませんでしたが、BAマイルに交換すれば間接的にJAL便を利用できるのは大きなメリットになりますね。
提携ホテルのポイントに交換
アメックスのポイントは提携ホテルである「ヒルトン(ヒルトンオナーズ)」と「マリオット(マリオットボンヴォイ)」のポイントに交換することができます。
交換レートを表でまとめると以下のようになります。
<ポイントから提携ホテルポイントへの交換レート>
登録済み | 未登録 | |
ヒルトンオナーズ | 1,000ポイント=>1,250ポイント (125%) |
2,000ポイント=>1,250ポイント (62.5%) |
マリオットボンヴォイ | 1,000ポイント=>990ポイント (99%) |
2,000ポイント=>990ポイント (49.5%) |
交換レートは、メンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの場合で「ヒルトンオナーズ」が125%、「マリオットボンヴォイ」が99%ということで、ヒルトンオナーズの方が優れているように見えます。
ただし、ポイントの価値は私の経験上、ヒルトンオナーズが「1ポイント=0.5円」ほど、マリオットボンヴォイが「1ポイント=1円」ほどなっています。
この部分を考慮すると、ホテル提携ポイントに交換するなら「マリオットボンヴォイ」の方がお得と言えますね。
楽天ポイントに交換
アメックスのポイントは「楽天ポイント」に交換することができます。交換レートは以下になります。
<ポイントから楽天ポイントへの交換レート>
登録済み | 未登録 | |
楽天ポイント | 3,000ポイント=>1,400ポイント (46.7%) |
3,000ポイント=>900マイル (30%) |
交換レートは、メンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの場合で46.7%、未登録の場合は30%とともに低い数字になっています。
アメックスのポイントを楽天ポイントに交換するのはおすすめできませんね。
商品に交換
アメックスのポイントは、「メンバーシップ・リワード」のカタログサイトから商品に交換することができます。
商品は「限定コレクション」から「ホテル・体験」「チャリティー」「食品・飲料・お酒」「家電・カメラ・AV機器」「ホーム・キッチン・日用雑貨」など、多種多様なものが用意されています。
例えば、こちら「家電・カメラ・AV機器」のカテゴリーの商品を参照してみたものです。MacBookやiPad、iPhoneといった人気のApple製品も用意されています。
商品の定価と比較すると、「1ポイント=0.3円から0.4円」ほどで換算されていることがわかります。
また、商品券も一部用意されています。1,000円分が3,300ポイントということこで「1ポイント=0.3円」の価値になっています。
アメックスのポイントを商品に交換するのはあまりお得ではありませんね。交換レートをまとめると以下のようになります。
<ポイントから楽天ポイントへの交換レート>
登録済み | 未登録 | |
商品 | 1ポイント=>0.3円から0.4円 (30%-40%) |
1ポイント=>0.3円から0.4円 (30%-40%) |
交換商品の詳細はこちら公式サイトからご確認いただけます。
アメックスリワードの商品交換では、しばしば必要ポイントが40%オフになるキャンペーンを実施しています。
これを利用した場合、ポイントからの交換レートは0.5円から0.6円ほどにアップします。目当ての交換商品がある場合はこのようなキャンペーンのタイミングを狙っていきましょう。
商品券に交換
アメックスのポイントは、「ヨドバシカメラ」および「髙島屋」の店頭で、ポイントを利用してそれぞれの店舗の商品券に交換することができます。
交換レートは以下になります。
<ポイントから商品券への交換レート>
登録済み | 未登録 | |
ヨドバシカメラ | 2,000ポイント=>1,000円分 (50%) |
3,000ポイント=>1,000円分 (33%) |
高島屋 | 2,000ポイント=>1,000円分 (50%) |
3,000ポイント=>1,000円分 (33%) |
交換レートは、メンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの場合で50%、未登録の場合は33%となっています。
メンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの場合、先ほどご紹介した「商品」に交換するよりかは幾分お得になっています。しかしながら、積極的に利用するほどのお得さはありませんね。
旅行代金の支払いに利用(ポイントをその場で利用)
アメックスのポイントは、旅行代金の支払い時にポイントを利用することができます。支払いの一部、もしくは全額をポイントで支払うようなイメージです。
対応しているのは「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」と「HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク」「日本旅行」の3社になります。
交換レートは以下になります。
<ポイントを旅行代金の支払いに利用する際の交換レート>
登録済み | 未登録 | |
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン | 1ポイント=>1円分 (100%) |
1ポイント=>0.4円分 (40%) |
HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク | 1ポイント=>0.8円分 (80%) |
1ポイント=>0.4円分 (40%) |
日本旅行 | 1ポイント=>0.8円分 (80%) |
1ポイント=>0.4円分 (40%) |
交換レートは、メンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの場合で「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」が100%、「HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク」と「日本旅行」がともに80%となっています。
その場でポイントを「1ポイント=1円」の価値で利用できるというのは利便性もお得度も高くなっていますね。
ホテルや航空券の手配などの旅行手配には「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」を積極的に利用したいところです。
プラチナ・カード(一般、ビジネスともに)の場合は、「ファインホテルリゾート(FHR)」のサービスが利用できますが、このFHRに対してもメンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの場合は「1ポイント=1円」の価値でポイントを利用できます。
カード利用代金の支払いに充当(ポイントで後払い)
アメックスのポイントは、カード利用代金の支払いに充当することができます。カード利用実績に明細が上がってきた段階で、後からポイントを充当するようなイメージです。
交換レートは以下になります。
<ポイントをカード利用代金の支払いに充当する際の交換レート>
登録済み | 未登録 | |
航空会社/ホテル/旅行代理店 | 1ポイント=>0.8円分 (80%) |
1ポイント=>0.3円分 (30%) |
旅行関連以外の代金 | 1ポイント=>0.5円分 (50%) |
1ポイント=>0.3円分 (30%) |
交換レートは、メンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの場合で「航空会社/ホテル/旅行代理店」が80%、「旅行関連以外の代金」が50%となっています。
航空会社/ホテル/旅行代理店といった旅行関連は優遇されているのがわかりますね。
ただし、先ほどご紹介した「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」にポイントをその場で利用した方が交換レート的には有利になっています。
そのため、旅行代金の支払いとしては「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」での先払いを優先し、そこで対応していない場合は航空会社/ホテル/旅行代理店で後払いにするというのが良さそうです。
年会費の支払いに充当(ポイントで後払い)
アメックスのポイントは、年会費の支払いに充当することも可能です。
交換レートは以下になります。
<ポイントをカード利用代金の支払いに充当する際の交換レート>
登録済み | 未登録 | |
カード会費 | 1ポイント=>1円分 (100%) |
1ポイント=>0.3円分 (30%) |
メンバーシップ・リワード・プラスに登録済みの場合は、交換レートは100%になっています。
カードを利用する限り年会費は必ず必要になります。この年会費の100%の交換レートで充当できるというのは合理的ですね。
カード会費のポイント交換レートは、2022年10月31日(月)までは「1ポイント=1.5円」と優遇されています。とてもお得です。
アメックスポイントのおすすめの使い方・使い道
アメックスのポイント価値を高く使える順ランキング
アメックスのポイント価値を高く使える順で交換先を並べると以下のようになります。
マイルは一般的に「1マイル=2円以上」と言われていますので、その価値で換算しています。また、マリオットポイントは「1ポイント=1円」、ヒルトンポイントは「1ポイント=0.5円」としています。
また、交換レートについては「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録済みである前提としています。
<アメックスのポイント価値を高く使える順ランキング>
順位 | 交換先 | 交換レート | 1ポイントの価値 |
1 | ANAマイル | 100% | 2円以上 |
2 | 提携航空会社(ANAとJAL以外) | 80% | 1.6円以上 |
3 | 年会費(10月31日まで) | 150% | 1.5円 |
4 | アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン(前払い) | 100% | 1円 |
年会費(11月1日以降) | 100% | 1円 | |
5 | マリオットポイント | 99% | 0.99円 |
6 | JALマイル | 40% | 0.8円以上 |
7 | 航空会社/ホテル/旅行代理店(後払い) | 80% | 0.8円 |
HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク/日本旅行(前払い) | 80% | 0.8円 | |
8 | ヒルトンポイント | 125% | 0.625円 |
9 | 商品券(ヨドバシカメラ、高島屋) | 50% | 0.5円 |
旅行代金以外の支払い | 50% | 0.5円 | |
10 | 楽天ポイント | 46.7% | 0.467円 |
11 | 商品交換 | 30%から40% | 0.3円から0.4円 |
上記表で1ポイント1円以上の価値を「青字」、0.8円以上の価値を「赤字」にしています。せっかく貯めた大事なポイントですから、できれば「青字」の範囲で利用するのが理想的です。
まずは「青字」で有効活用できるところを探してみて、それでも使いきれない場合は「赤字」の範囲を検討してみるのがおすすめです。
まとめ
今回は、アメックスのポイント交換は何がお得なのかという観点で、おすすめの使い方・使い道を解説していきました。
アメックスポイントの一番お得な交換先は「マイル」です。まずは「ANAマイル」そして「提携航空会社マイル」に交換することをおすすめします。
また、アメックスのポイントは、旅行代理店でのポイント利用、および、航空会社/ホテル/旅行代理店への支払いのポイント充当で高いレートが確保されています。
アメックスが旅行関連に強いこだわりを持っていることを伺い知ることができます。アメックスカードは旅行好きとの相性が抜群ですね。
それでは、また!